夏だ、やっぱりフェスだ!「FUJI ROCK FESTIVAL ’19」

 新しい時代の到来とともに、夏を先取りする天候が続き、一気に夏モードだ。終わってみれば「長すぎた」という声も聞こえてきた10連休の記憶も薄れて、そろそろ夏のプランを本気で練り始めるころ。さまざまなイベントが目白押しのなかで、夏を象徴するイベントのひとつが野外での音楽フェス。定番ともいえるこのプラン。今年は少し趣向を変えて、「+1」でゆったり楽しみませんか。

リポート! フジロックで本紙記者が「+1」してきた



 フジロックにはかなりの回数通っている。注目のアーティストのライブで盛り上がったり、まったく知らなかったグループや音楽に出くわして興奮したり、参加するたびに音楽漬けの週末を楽しんでいる。

 ここ数年、夏フェスの日程にプラス1したり、フェスは1日だけにして1日観光するというスタイルで楽しむ人が目につくようになった。多くの人が、休暇をどうにか調整し安くはないチケットを購入して参加している夏フェスで、少数派かと思いきやそうでもないらしい。たいていの場合、見たいアーティストが決まっている場合か、「夏フェスに参加してみたい」という初心者を連れていったりすることが多い。これまで、会場には始まる直前入り、最終日のヘッドライナーを見たら会場から夜行バスで帰京するという集中プランで来ていた記者だが、もう一泊してみた。
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