佐藤健、山田孝之ら“ドラクエ好き俳優”が選んだのはビアンカとフローラどっち?



 佐藤をはじめ男性陣は、いずれもドラクエ好きぞろい。わがままな王子ヘンリーを演じた坂口健太郎が「『Ⅴ』は何度も繰り返し遊んだタイトル」と明かせば、サンチョ役のケンドーコバヤシは「僕はナンバリングシリーズはすべてプレイしていて、ゲーム第1作目のころから関係者気取りで、みんなの意見を集めて“じゃ、上に伝えておくわ”みたいなことを言っていた」と、思い入れは並々ならぬ様子。

 映像を見て熱くなったシーンはと質問されると、リュカの父パパスを演じた山田孝之は「剣が抜けた瞬間ですね。幼少期に、ゲームをしたときも鳥肌立った場面。ストーリーを知っていても、ギリ泣かなかったですけど、泣く寸前までいきました」、ケンコバは「ビアンカが1人で階段を降りるシーンで一瞬、顔がアップになるんです。ゾクゾク来ました」と興奮気味に語った。佐藤は「やっぱり結婚式、というかプロポーズのシーンは、演じるうえでも難しく印象に残っています。映画で見たときはエモかったですね」。原案のゲームでは、主人公が幼なじみのビアンカか大富豪の娘フローラ、どちらかを選んで結婚することになるが、映画ではどう描かれるのかも見どころ。佐藤は、左右に座るビアンカ役の有村架純と、フローラ役の波瑠を見つつ「この2人に挟まれて座るのはけっこう酷(笑)。ただ、僕はビアンカが好きな人もフローラが好きな人も両方が満足できる結末は存在しないと思っていたんですけど、存在しました」と映画をアピール。