【根本宗子×GANG PARADE】ミュージカル『プレイハウス』で異色タッグが実現

ナルハワールド
 根本作品はあてがきをすることが多いのだが今回ももちろん?
根本「今回、全員とご飯をたべさせてもらって、チラシの撮影の時も、最近あったことなんかをみんなから聞きました。あとはライブのMCの動画とかを見ながら、誰がどういう人かということを考えました。あてがきはしているけど、“そういうことをしそう”ではなくて、“そういう雰囲気がうまそう”とか、“10人いてこの人はこういうキャラクターかな”ということを書いています」

 書かれた側からは? よく見てるなって?
根本「サキちゃんは特殊なパターンかもしれない。私の中で勝手にギャンパレはサキちゃんのグループという印象が強くて、何かあった時にまとめるポジションというイメージを強く持っていて。だけ持っていた。サキちゃんは確かに設定は結構変わっているかも」

カミヤ「私はあまり自覚がないんですが、根本さんがすごくいいイメージで書いてくださっている(笑)」
 一同(笑)。
カミヤ「でも逆に、自分に近い部分だったり…。マイカなんて、めっちゃ“マイカだ”というシーンがあるんですが、そういう部分もそれぞれのメンバーにあるから、自分のキャラを改めて自覚するというか考えるいい機会になったのかなと思います。“こういうところあるんだ”というふうにお互いの個性をより分かることができたというか」

根本「ミキちゃんが一番大変かも。一番お芝居をしなければいけない瞬間が多い。これは私の印象なんですが、ミキちゃんは10人でいる時に一番喋らない。MCでもあんまり喋っている印象がない。でも歌になるとガラッとイメージが変わる。喋らない人って何を考えているんだろうって思うじゃないですか(笑)。たくさん喋る人って全部喋ってるから(笑)。ココ(・パーティン・ココ)ちゃんとかドクちゃんってすごくしゃべるので、だいたいのことを喋ってくれたなっていう印象がある(笑)。だから本編でも喋る役にはなっているけど、ポジションとしてはお喋りな人。ミキちゃんに関してはあまり何を考えているのか分からない。この舞台も楽しみなのか楽しみじゃないのか(笑)。なんで芝居しなきゃいけないんだろうって思っている可能性もあるし(笑)。でも喋らないなかで、情熱的なミュージカルへのチャレンジの気持ちを強く持ってくれている可能性もある。なんだかたくさん可能性が考えられたので、何を考えているんだろうということを想像していく中で物語の真ん中に置くのがミキちゃんになりました」

ナルハ「私はいい役もらってしまったなって感じです(笑)。私がやる役も共感できるところが結構あったりします」

根本「ナルハは加入したばかりという、お客さんも知っている事実があったので、ちょっとそこにもリンクするというか、そういうエモさを担当してもらうシーンもあります」

 ギャンパレをそのまま出す感じ? それとも根本宗子による何らかの味付けがなされる感じ?
根本「一緒に作ってもらうという感覚。私が全部の正解を持っているとも思っていないし、ステージに立つということに関してはプロですから。普段やっているステージに立つ技術に私が持っている技術を足すことで、見たことのないギャンパレになって、見たことのないミュージカルになればいいなと思っています。自分がお客さんだったらそれがみたいと思いますし。それに、これは今後、稽古でも言おうと思っていたことなんですが、アイドルグループの人が舞台をやるとなると、“頑張ってたね”みたいな感想になりがちなんです。それって悔しいじゃないですか。そんなのみんな頑張ってるわ、って。“頑張ってたね”で終わらせない。“こんなものは想像していなかった”というところまでいきたいというのはあります」