橘ケンチが京都の松本酒造とコラボ日本酒! 「守破離橘」を9月から提供開始

飲食提供のほか、指定酒店での販売もある
「守破離橘」は、守破離IDシリーズとして形にしている。このシリーズは、日本酒のアイデンティティ(ID)を表す重要なエレメンツのひとつである米に特化し、田んぼ別に醸した松本酒造を象徴する銘柄のひとつで、酒米の育った田んぼの環境を含めて存在証明を可能にした日本酒。「守破離橘」は兵庫県産の山田錦を使用、この作品のみに与えられた番地=〈ID-597〉を冠している。

「守破離橘」は、橘プロデュースによる新店舗「LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI」で飲食提供する。日本酒とそばをテーマにした「NEO角打ち」を標榜した店で、LDH kitchenによる新ブランドとして9月8日にグランド・オープン。8月27日からソフト・オープンし、先行して飲食提供を始める。今後同店では松本酒造の松本日出彦杜氏を招き「守破離橘」の酒の会の開催も予定されている。詳細は『Discover Japan』10月号(9月6日発売)で発表される。
 
 そのほかには、はせがわ酒店(東京)、酒のやまもと(大阪)で9月8日からボトル販売がスタートする予定。



橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)コメント
「日本酒にハマッて最初に買ったお酒が松本酒造さんの澤屋まつもとSAIDOであり、当初からいつか一緒に取組ができたらとの想いを持っていました。そんな気持ちをお伝えしながらお会いする機会を重ねて、昨年いい田んぼが確保できたとのご連絡をいただき、今回の造りに入らせていただくことになりました。チーム一丸となった酒造りにひとりの蔵人として参加させていただくのは緊張感のあるものでしたが、でき上がったお酒は杜氏の日出彦さんから今季一番かもしれないとの太鼓判をいただくほど美味しく仕上がっています。昨年は飲食提供のみでしたが、今年からより多くの方々に手に取ってご家庭でも飲んでいただけるようになっています。IDシリーズとして別の番地とともに店頭に並びますので、松本酒造さんが目指されている田んぼ由来の日本酒という取組を体感してみてください。そして、日本酒の美味しさや奥深さに触れるきっかけの1本になれたらと望んでいます。また、この〈守破離橘〉のリリースと時を同じくして、新たに日本酒に注力するお店LDH kitchen IZAKAYA AOBADAIが生まれます。ここでの記念すべき第1回目の酒蔵の会が〈守破離橘〉の会になりますので、併せてご期待いただけたらと思います」


松本日出彦(松本酒造杜氏)コメント
「当蔵ではこのような形で造りに入っていただくコラボレーションはこれまで行っていませんでしたが、今回は私のDJの師匠でもある方との御縁も含めて実現いたしました。そんなコラボの肝となった兵庫県産山田錦はID-597になります。毎年使わせていただく田んぼが少しずつ増えている中で、とてもいい区画の田んぼがまとまってきました。その内のひとつのロットであり、ケンチさんにはいい場所を選んでいただけたと思います。酒造りも、ほぼすべての工程をやっていただきました。その上で、弊社スタッフもケンチさんに説明しながら従事することで、普段の仕事を言語化できるようになったことはありがたい経験になりました。実作業では動きが早く綺麗で仕事も丁寧であり、何よりも私が言葉で説明している内容を現場で体感していただいたことで、守破離の持つ日本酒に対する切り口を共有していただけたように思います。また、私は日本酒造りの中でチーム力を大切にしているのですが、ケンチさんもチームの一員だと思っています。完成した〈守破離橘〉をテイスティングしたところ、いい酸味と旨味が乗っていてかなり美味しいです。ぜひ多くの方にこの1本を堪能していただけたらと思います」



■澤屋まつもと:https://sawayamatsumoto.com
■LDH kitchen:https://ldhkitchen.co.jp/
<<< 1 2