【田口桃子の「SOD女子社員は脱がなきゃだめですか?」】第6回 「女性が集まって性の話しちゃだめですか?」

こんなイベントでした
 イベント後半は、ティアラのキャストさん、体験された方々のお話。

 ティアラには男性がキャスト二人のプレイを見る鑑賞コース、カップルで鑑賞したり女性がレズプレイに混ざったりするカップルコースなど、変わったコースがあります。

「世の中には女性同士のセックスの方法を教えてくれる教材が全然ない、だからそれを知りたくて利用してくれるお客様がいる」というお話には確かにその通りだなと感じました。

 我々が普段扱っている女性向けAVですら、男性向けと比べて作品数は非常に少ないですし、女性同士の女性向けコンテンツとなると、さらに数が絞られそうです。

 また、観賞コースで初めて女性がどうされたいかを確認できたという男性の話、カップルコースでキャストを通じてようやく彼に要望を伝えられた女性の話なども。

 女性にとって、「セックスのときに自分がこうされたい」ということを伝えるのはとても難しいことのように思います。

 先にも挙げたコンテンツの少なさと、現代の日本において言えば、女性が何かを主張しにくい雰囲気がまだまだ残っているからです。

 だからこそ、同じ気持ちを持つ女性同士の空間では、世間体を気にする必要がなくなり、その分ようやく自分の本心に目を向けることができるようになるのではないでしょうか。

 レズっ娘クラブのサイトに「常連のお客様のうち、7割が【レズビアン以外】のお客様です。」という記載がある通り、レズビアン以外の女性にとっても、この女性同士の空間というのは必要なのだと思います。


 今回トークを聞いて、キャストさんの働くきっかけとして、「レズっ娘クラブを利用した方がキラキラした目でお店の良さを語ってくれて、自分も誰かのキラキラになりたいと思った」「誰かの栄養剤になりたかった」というキャストさんがいたことがとても印象的でした。

 私たちがキャストさんに肯定されていると同じく、もしかしたらキャストさんたちも、この仕事を通して自分自身を肯定しているのではないか……そんなことを思いました。

 もしそうであれば、女性同士はもっともっと、お互いを肯定して生きていくことが必要なのだと思った、今年の夏休みなのでした。

 ちなみに、レズっ娘クラブ東京店(https://lesbian.tokyo)は今年の7月オープンしたばかり。

 興味がある女性はホームページを覗いてみてください。
田口桃子(たぐち・ももこ)
GIRL’S CHプロデューサー。2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。
営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL’S CHの立ち上げに携わる。
以来現在まで、GIRL’S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。
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