Tリーグ「2020-2021シーズン」は11月に開幕。松下チェアマン「無観客でも」

Tリーグの松下浩二チェアマン。写真は弊紙インタビュー時のもの(撮影・蔦野裕)

新型コロナの動向次第も「試合を行わないという考えはない」


 卓球のTリーグが5月15日、オンラインによる会見を行い、松下浩二チェアマンが「ノジマTリーグ 2020-2021シーズン」を今年11月に開幕することを発表した。

 スケジュールの詳細については新型コロナウイルスの終息の具合をみながらの発表となる。

 当初は東京オリンピック・パラリンピックの終了後の開催を目指していたが、オリンピック・パラリンピックが延期になったことと世界選手権が9月末の開催に変更となったこと、そして新型コロナの終息時期がまだみえないことから11月の開催となった。終了時期については延期されたオリンピックに出場する選手のコンディションを考慮し、3月末ないしは4月にプレーオフ ファイナルの開催を予定している。

 新型コロナの動向いかんでは無観客での開催も視野に入っているとしたが、松下氏は「試合を行わないという考えはない」とリーグ戦開催への強い意思を見せた。