ニューヨーク・屋敷が #ヤシキ版画で初個展「暇やな!と思って」



 屋敷は、自粛期間中に何かしようと「ライバルが誰もいない」「見た時にこいつ暇やなと思ってくれるんじゃないか」という理由で、版画制作をスタート。You Tubeの動画やインターネットで版画作品を見て学びながら制作し、1作品は平均3時間程度で仕上げるという。完成した作品は「#ヤシキ版画」としてSNSで発表しており、成長っぷりも注目を集めている。

 作品のモデルとなっているのは自分自身や自身のコンビであるニューヨークはもちろん、千鳥、霜降り明星の粗品、EXITのりんたろー。、すゑひろがりず、渡辺直美といった同じよしもと芸人を筆頭に、ヒロミ、爆笑問題、サンドウィッチマン、大人気の韓国ドラマ『梨泰院クラス』のチャン・デヒ、IWGPのキングなども。さらに柴犬やディープインパクト、お気に入りだという東京タワーまでさまざまだ。

 作品を作り続けるなかで手応えを感じたのは「ガンバレルーヤのよしこ」を完成させたときだそうで、「すごく上手にできたんで」と、屋敷。お気に入りは、初めて風景に挑戦した東京タワーの夜景だという。

展示方法にもこだわり「なるべく彫った順番」。黒と白の割合も加味したという
 展覧会は入場無料。すでに版木や紙など材料費で10万円ほど赤字だという。会場では、版画やグッズも販売する。展覧会の最後には購入をお願いするメッセージもしっかりある。おすすめは「一番は版画なんですけど、Tシャツは5000円なんですけど、自分で一枚ずつ刷っているので」と、アピールしていた。
 
 31日まで毎日開催。平日は17~21時、土日祝は13~21時。30分入れ替え制。定員は各回15名。サイトから予約できる。

捨てようと思っていたという下書きの絵! 捨てないでよかった!
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