パルクールのZENが世界大会で優勝「結果を残せたこと、とてもうれしい」

Photo by Jason Halayko
 都市型スポーツの国際大会「FISE(エクストリーム・スポーツ国際フェスティバル)」のオンライン版「E-FISEモンペリエ」で、20日、パルクール男子フリースタイルの部で、ZEN(島田善/LDH JAPAN所属)が優勝した。日本人では初。大会では、ZENのほか、ギリシャのDimitris KYRSANIDIS、イランのYasin HEMATINEZHADも同点となり、3人で優勝を分け合う結果になった。

 審査は一般投票と審査員の採点で行われ、ZENは一般投票では獲得票数3657で1位、審査員採点では21ポイントで4位となり、総合ランクではほか2名とならんで1位となった。

 ZENは「強豪が集う中、日の丸を背負って結果を残せたことをとてもうれしく思っています。今大会は一般投票参加型ということもあり、決して僕1人の力ではなく応援してくださったみんなで掴み取ったタイトルです。ここまで自分を押し上げてくれた全ての方とこの喜びを分かち合いたいですし、感謝の気持ちを伝えたいです。最終結果が同点優勝3名と、歴史的なリザルトとなりましたが、同時に来年以降また競うことが一層楽しみになりました」。

 大会には27カ国から選手がエントリー。ZENが優勝したパルクール男子プロフェッショナル部門は46名がエントリーした。ZENは予選を5位で通過し、決勝に進んだ。

「E-FISE」は、「FISE」が新型コロナウイルスの影響で通常開催を断念したことで、選手支援のために考えられた企画。東京五輪で新採用されるスケートボードや自転車BMX、2024年パリオリンピックでの採用が期待されているパルクールやブレイキングを含む7種の競技で行われた。

 日本パルクール委員会の委員長も務めるZENは「完全オンラインに移行して行われた新たな試みが満載の競技大会でしたが結果として、世界中 場所・時間を問わずより多くの方にパルクールを楽しんで貰える素晴らしい機会になったのではと感じています。アスリートとしても、日本パルクール委員会の委員長としても、今後もこういった新しいスポーツの楽しみ方をどんどん模索していきたいです」と、語った。


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