橘ケンチ、新政酒造との新しいコラボ日本酒『涅槃龜橘』完成!



 新政酒造とのコラボは、初年度の『亜麻猫橘』、昨年の『陽乃鳥橘』に続き3シーズン目。橘は再び新政酒造を訪れ、蔵元の佐藤祐輔氏、蔵人とともに作業した。

 橘は「オリジナルの涅槃龜は確か2017年から本格的にリリースされ始めたと思うんですが、新政酒造さんとして挑戦中の銘柄だと思います。そこに取り組ませていただくのは意義深いと感じて、例年よりも早い2月に仕込みに入らせていただきました」。

 今シーズンも、これまで同様ラベルデザインについてもディスカッションし、橘が日本文化に従事していく際のキーワードである〈橘〉の名称を冠した『涅槃龜橘』が完成。「デザインとしては、今季刷新されたPRIVATE LABシリーズのボトルになっていて、ラベルの龜に通常描かれていない髪型が追加されるなど個人的にも好きな1本になっています」と、橘。

「過去に造った低精白の酒の中でも上位に位置する出来になりました」と、佐藤氏。「ケンチさんと我々が最難関のお酒に取り組んだ結果が形になりました。懐の深い酒ですので、冷たいままはもちろん温めてもいいと思います。ぜひいろいろな飲み方を楽しんでみてください!」とアピールしている。

『涅槃龜橘』はの本数はかなりの限定量で、シリアルナンバーを付記しGINZA SIXのIMADEYA GINZAなどIMADEYA SUMIDAの系列4店で発売する。

 さらに、お披露目の場としても『涅槃龜橘オンラインの会』が11月28日に開催される。このイベントでは、佐藤氏と橘のトークを楽しめる。イベント参加の申し込みは6日から。

 6日発売の雑誌『Discover Japan』12月号の橘レギュラー連載では、造りに触れたインタビューなどを掲載している。