プレーオフ ファイナルで琉球が木下に3-0のストレート勝ちで優勝【Tリーグ】

吉村真がシーズンMVPに輝く(©T.LEAGUE)

琉球の張監督「木下さんに3-0で勝てるとは思っていなかった」


 琉球の張一博監督は「紙一重だった。ダブルスから2番と3番のシングルスとどっちが勝つか分からない展開。最後は選手たちが頑張って、勝って良かった」と試合を振り返った。


 オーダーについては「攻撃性を出さずに、バランスをよく組んだ。結果的に良かった。勢いがある大学生2人を前半に出したら攻撃性が強いかなと思ってバランスよく組んだ」とし、木下が張本を4番に置いたことについては「(張本が)4番になっていても宇田選手がやってくれると信じていた。勝てない選手ではないからいい勝負になっていたと思う。木下さんに3-0で勝てるとは思っていなかった」と語った。


 吉村真については「頼りがいのあるキャプテン。しっかり仕事をしてくれるし、チームもまとめてくれる。悪いところはほぼない。キャプテンにして良かった」と称賛。


 今季については「開幕戦はリーグ初の完封負け。逆にこれ以上悪いことにはならないのでみんな気持ちを切り替えた。0-4スタートで次に連勝は難しい。気持ちを切り替えた選手たちは素晴らしい」などと語った。



「2020-2021シーズン プレーオフ ファイナル」(2月26日、東京・アリーナ立川立飛)
●木下マイスター東京(0-3)琉球アスティーダ○
◆第1マッチ
●及川瑞基、田添健汰(1-2=11-9、9-11、7-11)木造勇人、吉村和弘〇

◆第2マッチ
●大島祐哉(2-3=14-16、11-3、11-8、8-11、8-11)戸上隼輔○

◆第3マッチ
●及川瑞基(2-3=4-11、7-11、11-7、11-9、7-11)吉村真晴○

◆第4マッチ
張本智和(0-0)宇田幸矢
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