早田ひなが延長戦を制して優勝!女子ファイナル、日本生命が3連覇【Tリーグ】

延長戦のビクトリーマッチ。「強い気持ちを持って臨んだ」と早田。(©T.LEAGUE)

勝負の行方は延長戦へ


 勝負のビクトリーマッチ。第3試合で対戦した木村香純と早田ひなが、再びコートに立った。1ゲームのみの戦いとなる緊張感の中、勝負を制したのは10-12で早田。気迫あふれるプレーで第3マッチのリベンジを果たした。この試合で最終マッチポイントは2-3となり、日本生命レッドエルフが「プレーオフ ファイナル」を3連覇。優勝を決めた早田がシーズンMVPを獲得した。


 試合後のインタビューで早田は「レギュラーシーズンでは、エースとしての仕事ができず悔しかった。今日は最後まで私らしく勝ち切ることできたので良かったです」と喜びを語った。持ち味のフォアハンドは「入る感覚がなくて。これが入らなかったら、そりゃ勝てないよなと自分でも思っていました。でも、フォアハンドが入れば必ず勝てると思っていたので、しっかりできて良かった」と安堵の表情。「今日は私にとって、お客さんが入って初めての試合でした。皆さんの応援の中で優勝することができて、恩返しできたと思う」と笑顔を浮かべた。