芦田愛菜、母への思いは「歳を重ねないと分からないことも」手紙ナビゲーター就任発表で

 女優の芦田愛菜が21日、都内で「日本郵便 2021年度 手紙 新コミュニケーション発表会」に登場した。

「日本郵便 2021年度 手紙 新コミュニケーション発表会」に登場した女優の芦田愛菜

 現代において手紙を贈ることの価値や意味を考える「手紙ナビゲーター」の就任が発表された芦田。手紙を書くのは「お誕生日だったり、母の日だったり、記念日の時に贈ることが多いですね」といい、「いただいた手紙は、全部大事に箱に入れて取ってあるんです。便箋を選んだり、切手を選んだり、どんなふうに手紙を書こうかと考えて、私のために時間を割いてくれたというのがうれしい。一人ひとり書く文字も違うので、文字からその人を近くに感じられるような気がして、どの手紙も印象深いです」と思い入れたっぷりに語った。

 読書量に裏打ちされた豊富な語彙力でも注目を集める芦田。今年のキャッチフレーズ「誰かを想う日がやってくる。」についても「手紙を書いている間は、その人のことをずっと考えて思いが詰まっている。普段面と向かっては恥ずかしくて言えないようなことも、手紙だったらちょっと書いてみようかなという気になったり。そういう特別な思いや、書き手の思いが詰まっている手紙の意味を表現した素敵なキャッチフレーズ」と自分の言葉で紹介して笑顔に。

 OKAMOTO’Sのハマ・オカモトと共演した新CMに「実際に母の日に贈る手紙を書きながら撮影したんですけど、改めて母について考える時間になりましたし、私にとってもじっくり考えられる時間をいただけた撮影でした」と感想を述べ、「本編には使われていないんですけど、ハマさんが『手紙は手に紙って書くから、書き手のぬくもりや温度が宿ると思う』とおっしゃっていて、手紙や文字を書くって時間のかかることだけれど、じっくり丁寧に書くからこそ手から紙に思いが伝わっていくのかなと感じて、素敵な言葉だなと思いました」と撮影秘話を明かした。

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