11月開園の「ジブリパーク」最新情報&公開イメージ図で期待ふくらむ!

まだ工事中だがすでにジブリ感ただよう「ジブリの大倉庫」 ©2022 Studio Ghibli

「ジブリの大倉庫」は、もとは屋内温水プールだった施設を改修した屋内エリア。過去の展覧会で作った制作物などをはじめ、スタジオジブリが手掛けてきたさまざまな作品を収蔵・展示する。ジブリの「倉庫」を覗くワクワク感はもちろん、和洋折衷の不思議な建築空間をめぐり歩けば、いろいろなジブリ作品の世界観に迷い込んだような体験ができそうだ。このエリアには、『借りぐらしのアリエッティ』に登場するアリエッティと家族が暮らす家や、彼女たちが見た植物の茂る家を大きなセットで表現するほか『天空の城ラピュタ』に登場する廃墟となった庭園や、6メートルサイズの空飛ぶ巨大な船も設置。
 他にも展示室、猫バスなどが置かれる子どもの遊び場、売店やカフェ、収蔵設備などが整備される。建設中の段階でも、タイルアーティストが手掛けた色とりどりのタイルが貼られた壁面や、大きな目玉がデザインされた建物などが見て取れ、早くも完成が待ち遠しい。

「どんどこ森」は、愛・地球博(2005年)の際に作られた「サツキとメイの家」を中心とした、昭和の田園の景観が広がるエリア。小学校低学年までの子供が中に入って遊べる「どんどこ堂」や散歩道など、映画の世界観を、よりさまざまに楽しめる演出が登場する。