王者・朝久泰央がノンタイトル戦で与座優貴に不覚。与座はタイトル戦を要求【K-1】

2人のパンチが交錯(撮影・蔦野裕)

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」(2月27日、東京・東京体育館)のスーパーファイトに出場したK-1 WORLD GPライト級王者の朝久泰央(朝久道場)が王座戴冠後の初戦で与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定負けを喫した。

 朝久は2019年にレオナ・ペタスに敗れたのを最後に6連勝を飾り、昨年7月の福岡大会で王者ゴンナパー・ウィラサクレックに挑戦し、延長にもつれ込む激戦の末、判定勝ちを収め悲願の王座を獲得した。

 与座は極真会館の2016年第33回全日本ウエイト制軽量級と2017年第6回世界ウエイト制軽量級で優勝。2019年にキックボクシングに転向し、INNOVATION、REBELSなど国内の他団体で活躍していたが「K-1のチャンピオンになるために」と昨年3月の「KNOCK OUT ~The REBORN~」での宮越慶二郎戦を最後にK-1ジャパングループへの参戦を決め、所属ジムも移籍した。昨年12月のKrushでK-1ジャパングループに初参戦を果たすと蓮實光を2RKOで下し、今回、王者との対戦に抜擢された。

1 2 3 4>>>