「ジャパンインターナショナルボートショー2022」が今年はリアル2会場とオンラインで開催

日本マリン事業協会の柳弘之会長

 一般社団法人 日本マリン事業協会が3月1日、都内で会見を開き「ジャパンインターナショナルボートショー2022」(3月31日~4月3日、神奈川・パシフィコ横浜、横浜ベイサイドアリーナ 他)の開催概要を発表した。

 この「ジャパンインターナショナルボートショー」はマリンレジャーへの理解促進・普及・拡大、そして海に対する理解と関心を深めることを目的に行われる日本国内では最大級となるマリンイベント。1962年に第1回が行われた歴史あるイベントなのだが、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大といった事情もあり中止、2021年は前年から続く新型コロナの影響も鑑みリアル会場とバーチャル会場の2本立てで行われた。

 今回はパシフィコ横浜、横浜ベイサイドアリーナの2つのリアル会場とオンラインで開催される。

 今回のテーマは過去2年と同様「海・ここが夢の入口…」。コンセプトは「リアル(陸/海)&デジタルの融合」というもので、それぞれの価値を提供しつつ、それぞれできないことを補完し合い、全国のマリンファンにマリンレジャーや海の魅力といったものを伝えていく。

 リアル会場は3月31日から4月3日まで、オンラインは3月18日にプレオープンし、本番はリアル会場と同じ日程で配信。その後、8月31日までアーカイブが視聴することができる。

 屋内のパシフィコ横浜では開会式、屋内展示、ステージイベント、講習会が行われ、屋外の横浜ベイサイドアリーナではフローティング展示や各種の体験プログラムが行われる。また補完的な第3会場である「みなとみらい ぷかりさん橋」では帆船一般見学、体験航海といったプログラムが用意される。

 パシフィコ会場では「海ゼミ」と称し「マリンフォトの魅力」「包丁教室選び方・研ぎ方」「天気アプリの賢い使い方」「DIYで無人島航海計画」といったビギナーからベテランまで幅広く対象にした20講座を開催。また「MARINE KIDS PROGRAM」ではロープワーク体験、海のポスターを書いてみる、といった親子で楽しめるワークショップ型のプログラムが用意されている。

 ステージイベントでは3月31日に「日本マリン事業協会 特別賞」のベストファミリーボートオーナー賞に選ばれたタレントの杉浦太陽への贈呈式とトークショー、4月3日には太平洋ヨット単独往復横断に成功したジャーナリストの辛坊治郎氏のトークイベントも行われる。

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