AEWの“スーパースター”志田光が2年5カ月ぶりの凱旋試合で乃蒼ヒカリに勝利【東京女子プロレス】

フィニッシュは志田のファルコンアロー

 志田は「私、AEWのベル獲ったときノーDQ戦だったんですよ。そんな私に“ハードコアやりたい?”。いやあ、危険な発言なんじゃないのかなって最初は思ったんですけどね。ただ今日、試合してみてその心意気、いいじゃないですか。乃蒼ヒカリ、カッケーじゃないですか。今日、日本で久々に試合させていただいて、この両国っていう大きな舞台で日本復帰させていただいたこと本当に感謝してます。これから志田光は、世界中で活躍していきます。米国、日本、どこでも飛んでいきますよ。いつか乃蒼ヒカリが私を捕まえて、またもう1回試合するときは今度こそハードコアルールでやりましょう」と余裕を見せた。

 乃蒼は「何も出せなかったなっていうのが一番ですかね。決まってから対策はしてきたんですけど。自分が想像してた距離よりホントに遠いくらい強くて。ただただ悔しいなっていうのが大きいです。もっとかっこいい選手がいるってことを知ってもらいたかったです」と肩を落とした。ハードコアでの再戦については、「最初に握手を求めたときから、全然相手にされてないなっていうのを感じてて。だからこそ自分の得意分野というか、好きなものでアピールしたいなっていうのはあったんですけど。志田さんがハードコアな試合をしてくれたのはうれしくて。1回戦ったからこそ、もっともっと志田さんを研究して、(次は)ハードコアしてほしいです」と語った。

東京女子プロレス「GRAND PRINCESS ’22」(3月19日、東京・両国国技館)
◆オープニングマッチ 長野じゅりあデビュー戦 20分一本勝負
○鈴芽&遠藤有栖(9分43秒、片エビ固め)宮本もか●&長野じゅりあ
※リングアベル

◆第二試合 東京女子プロレスvsガンバレ☆プロレス 20分一本勝負
角田奈穂&●桐生真弥&猫はるな&鳥喰かや(12分19秒、片エビ固め)まなせゆうな○&春日萌花&HARUKAZE&YuuRI
※ラリアット

◆第三試合 エニウェアフォールマッチ 15分一本勝負
●高木三四郎(12分0秒、体固め)ハイパーミサヲ○
※アイアム・ア・ヒーロー

◆第四試合 15分一本勝負
●上福ゆき(9分37秒、片エビ固め)朱崇花○
※ムーンサルト・プレス

◆第五試合 15分一本勝負
●天満のどか(9分23秒、片エビ固め)愛野ユキ○
※UBV

◆第六試合 20分一本勝負
○沙希様&メイ・サン=ミッシェル&マーサ&ユキオ・サン=ローラン(10分51秒、片エビ固め)小橋マリカ●&らく&原宿ぽむ&ラム会長
※アカデミー賞

◆第七試合 スペシャルシングルマッチ 20分一本勝負
○志田光(8分46秒、片エビ固め)乃蒼ヒカリ●
※ファルコンアロー

◆第八試合 インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉○伊藤麻希(16分14秒、伊藤デラックス)荒井優希●〈挑戦者〉
※第7代王者が2度目の防衛に成功。

◆セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
〈王者組〉○坂崎ユカ&瑞希(17分2秒、片エビ固め)辰巳リカ●&渡辺未詩〈挑戦者組〉
※魔法少女にわとり野郎。第9代王者組が2度目の防衛に成功。

◆メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉●山下実優(19分4秒、片エビ固め)中島翔子○〈挑戦者〉
※ダイビング・セントーン。山下が5度目の防衛に失敗、中島が第10代王者となる。
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