小池都知事、フワちゃん、ティモンディらが節電アクション呼びかけ 合言葉は「HTT」

左から、ティモンディ・前田裕太、高岸宏行、フワちゃん、小池百合子都知事

 都が、都民・事業者に向けて、今夏の節電アクションの加速を呼びかけるイベント『Tokyo Cool Home & Biz』が29日、都庁で行われた。イベントには、YouTuberで芸人のフワちゃん、お笑いコンビのティモンディらがゲスト出演し、小池百合子都知事とともに節電について考え、呼びかけた。

 自然災害や国際情勢を踏まえ、エネルギーを安定的に確保していくため、都が「へらす(H)」「つくる(T)」「ためる(T)」観点から取り組みを強化・加速していくことをアピールするイベント。

フワちゃんは「根っからのクールビズ女が来ました!」と登場

 小池都知事とフワちゃんのトークセッションでは、「HTT」について具体的な例を挙げて話した。

 小池都知事に自身の「へらす」行動について聞かれたフワちゃんは「電力も大きい小さいがあるから、テレビとかドライヤーはすごい大きいっていうのを学んだから、テレビはつけっぱなしにしないようにしているし、ながら見をせずに好きな番組を録画したり。今はスマホでもテレビ番組を見られるのでわざわざテレビではなくスマホで見たりとかもしている。ドライヤーも長い時間にならないように……ちょっと高いタオルを買っちゃった! 水気がとれるタオル。美容にも地球にもいい」

「つくる」については、小池都知事が説明。最もやりやすい方法として太陽光発電を例に挙げ、国も東京もデベロッパーに対して太陽光パネルを設置する補助をしていること、太陽光発電など発電をする人に対して補助金を出しているとした。また、「つくる」のあとは「ためる」こと、蓄電についてがポイントになってくると続け、「規模や適した場所というのもあると思うが、家庭用の蓄電にも補助金を出しバックアップしている」と強調。また、このイベントの電力も自動車に「ためた」電力でまかなわれていると付け加えた。

 小池都知事は、「電力を“へらす・つくる・ためる”、HTTを合言葉にして、東京の電力もみなさんの生活も守っていきたい」としたうえで、「都民のみなさんが自分自身が当事者だということで参加いただけるようないろんな工夫をしていきたい」と話した。

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