MIYAVI、岡田准一との初めての会話は「見て、ムレムレ」

 

 映画『ヘルドックス』公開直前イベントが13日、都内にて行われ、キャストの岡田准一、坂口健太郎、MIYAVI、金田哲(はんにゃ)、吉原光夫が登壇。若きカリスマヤクザを演じたMIYAVIが、キャラクターのユニークな裏話を明かした。

 深町秋生による人気小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を原田眞人監督が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続いて三度目のタッグとなる岡田准一を主演に迎えて映画化したバイオレンスアクション大作。

 岡田が演じる潜入捜査官・兼高と共鳴し合う若きカリスマヤクザを演じたMIYAVIは「彼が思う理想社会を築いていく中で、同じような匂いを持った兼高と出会って引かれ、自分もどんどん変わっていく。そういう部分を意識して演じました」とクールな役どころを振り返りつつ「終始ゴム手袋をしていたんですけど、ずっとムレてました」。

 すると岡田が「初めて話しかけてくれたのが“見て、ムレムレ”って」と、ゴム手袋のムレ具合についての会話だったと明かし、MIYAVIも「言ってから、これじゃなかったなと思いました(笑)」と苦笑。

 さらにMIYAVIは「あの手袋の下にマニキュアをしてるんです。する意味あるのかなと。しかもゴム手袋の上に指輪をしているという謎の多い役でした」と振り返り、笑いをさそった。

 MIYAVIは「岡田くんのアクションに対する思いを感じました。自分の出番が終わっても残って全部のアクションを見てくれた。“軽くやるんで”と言われたけどバキバキにやられました(笑)」と岡田をたたえると、一方の岡田も「現場でのカリスマ感がすごかった」と絶賛しながら「カリスマも手はムレるんですね」と冗談めかし、会場も笑いに包まれた。

 映画『ヘルドックス』は9月16日より公開。

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