大鹿統毅が決勝で大夢を破り第2代王者に「世界と戦えるようにもっと強くなりたい」【Krush】

大夢(左)は準決勝では長野に判定勝ち(撮影・須山杏)

 大夢は準決勝第2試合で長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦。1R、ともにオーソ。大夢が右カーフ。長野は左ジャブ。長野は左ジャブから連打につなげる。大夢は右カーフ、右ミドル。大夢のローがローブローとなり一時中断。再開後、大夢が左ジャブから組み立て。長野も右カーフ。長野の右カーフが強烈。大夢は右ミドル、右カーフ。大夢の右カーフに長野がパンチの連打。大夢はヒザを顔面に。ジャブから前に出た長野に大夢が右フック。

 2R、大夢は関節蹴り。長野はカーフ。距離が詰まり組み合う展開となり、大夢にホールディングの注意。長野のカーフが切れる。長野はカーフからパンチにつなげる。大夢もパンチを返すが距離が詰まり組み合う展開に。長野にもホールディングで注意。ともにパンチが単発に終わってしまう。

 3R、大夢が右カーフ。大夢が詰めて左ボディー。リングの滑りを気にする長野。大夢が圧をかけパンチ。長野も反撃するが、距離が詰まり組み合う展開に。長野にホールディングの注意が出る。長野がボディーを放つと大夢もボディーを返す。しかし度重なる組み合いに、長野に今度はホールディングの警告が出る。終了間際、大夢が右フックも長野が組み止め。もつれたまま試合終了。

 判定は30-29、30-29、30-28の3-0で大夢が勝利を収め決勝に駒を進めた。

「Krush.149」(5月20日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合 Krushウェルター級/3分3R
○水上陽生(ポゴナ・クラブジム)(2R38秒、KO)オカハン バラ(リーブルロア)●

◆プレリミナリーファイト第2試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R
○松本和樹(T-GYM)(2R2分54秒、KO)下村泰平(K-1ジム総本部チームペガサス)●

◆第1試合 第2代Krushフライ級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
○橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)(不戦勝)石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning)●
※石郷が体調不良によりドクターストップ

◆第2試合 第2代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
●山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)(1R1分23秒、KO)大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)○

◆第3試合 第2代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
○大夢(WIZARDキックボクシングジム)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)長野 翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)●

◆第4試合 -58.5kg契約/3分3R・延長1R
○立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(3R30秒、KO)林 眞平(SOLARE KICKBOXING GYM)●

◆第5試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○佑典(月心会チーム侍)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=28-30、30-27、30-30)宮崎勇樹(FLYSKY GYM)●

◆第6試合 Krushスーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R
●丸山公豊(宮田ジム)(判定0-3=27-29、27-29、27-30)木村太地(TEAM RHAPSODY)○

◆第7試合 Krushライト級/3分3R・延長1R
●堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)(2R2分50秒、KO)SEIYA(POWER OF DREAM)○

◆第8試合 -61kg契約/3分3R・延長1R
●増井侑輝(真樹ジムAICHI)(1R3分5秒、KO)提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆セミファイナル(第9試合)Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(1R1分56秒、KO)松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)○

◆メインイベント(第10試合)第2代Krushフライ級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
○大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)大夢(WIZARDキックボクシングジム)●
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