松山ケンイチ「時代劇で“マジで”って。僕もびっくり」新感覚時代劇への海外の反応に興味津々

 

 映画『大名倒産』の公開直前イベントが11日、都内にて行われ、俳優の神⽊隆之介、松⼭ケンイチ、桜⽥通が登壇。時代劇コメディーに対する海外の反応に興味津々の様子だった。

 浅⽥次郎による同名時代⼩説を実写映画化。徳川家康の⾎を引くプリンス、そしてその仲間たちが藩の借⾦100億円を返すために奮闘する姿を描く。

 冒頭、登壇した神木は、試写会を鑑賞した観客に「強制ではないですからね、映画いかがでした?」と尋ね、大きな拍手をもらうと「こうして拍手や声を頂いて初めて、撮影が報われた気持ちになるので、ぜひ皆さん、この後も感想などをつぶやいていただけたら」とアピール。すると、松山が「つぶやきは強制? 半強制ということにしときましょうか」と茶々をいれ、桜田も「ぼくはいいヤツなんですけど少しおかしな役なんですけど。できれば音声のほうで喜三郎のような感じでつぶやいていただけたら」と、自身が演じる“奇声”キャラを引き合いにし、会場も大笑い。

 そんなポップな時代劇コメディーである本作が、上海国際映画祭の日本映画週間で明日、上映されると伝えられると、神木は「どう見えるんですかね。ナイフをなめるシーンとか」と首をかしげると、松山も「“マジで”とか、どう訳されるんですかね。皆さんもびっくりしたと思うんですよね。時代劇で“マジで、ちょっとやめて”とか(笑)。ぼくもあそこはびっくりしたんですけどね」と言い、神木も「確かに、時代劇でコメディーで、なおかつ現代的な言葉も入っているという作品を、上海の、海外の方がどう見えるのか」と興味津々。

 すると松山が神木に「明日、行ったほうがいいんじゃない? そして半強制じゃないけどつぶやいてくださいって言ったほうがいいんじゃない?」と無茶ぶり。神木が「明日、撮影なんで。(松山が)行ったらいいじゃないですか」と言えば松山も「明日は違うイベントなので」と押し問答の末、2人は「じゃあ1人しかいない」「行っちゃう?」と桜田に視線。桜田も「じゃあ行っていいですか」とまんざらでもない様子を見せ、会場の笑いをさそっていた。

『大名倒産』は6⽉23日より公開。

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