メトロンズの新作はコメディーでありながらも人間ドラマ。脚本・池田一真の「ウケたのはちょっと不本意」に田所仁は「俺の役は笑ってほしい」とぽつり

ライスの田所仁(中)
脚本を担当した池田は「メトロンズでは初めての試み、挑戦したところがあった。今回は人の死を扱うというセンシティブなところがあった。しかも芸人が死を扱うとなると“それはどうなんだ?”“そこはどうなんだろう?”みたいなことをほうぼうから言われた。でも死って普遍的ではある。皆さんにあることだと思うので、それをいかにコメディーにできるかが苦戦したところ。ゲネをやってみて完成したという感じ」と語った。
また「人間ドラマとして書いている。一応、コメディーって言ったほうがいいだろうなと思っているのでコメディーと言っているが、僕が見る側だったら、そこまでわっはっはとは笑わない。真剣に見て、もしかしたら僕の中では泣いている可能性もあるくらいの話ではあるので、ウケたのはちょっと不本意」とも。これには田所が「いや、俺の役は笑ってほしいよ」とぽつり。