ブラピ、ポケットから日本札を出して中尾明慶に手渡す「ギャラ?」

 

 映画『F1/エフワン』(6月27日公開)の舞台挨拶が26日、都内にて行われ、来日中の主演ブラッド・ピットが登壇。ゲストとして駆け付けたF1ファンの俳優・中尾明慶に日本札を手渡し、会場を沸かす一幕があった。

 F1の全面バックアップを得て制作。世界各国の本物のサーキットコースを使い、映画史上類を見ない規模で撮影された体感型リアル・アクション。

 最初に登場したのは、長年モータースポーツ番組のMCも担当しているF1ファンの中尾。「僕でごめんなさいね」と恐縮しつつ「僕もドッキリだと思ったんですけど。本当にブラッド・ピットさんいらっしゃいます。先ほど舞台袖でお会いしたんですけど、めちゃくちゃいい人でした」と大興奮。

 続いてファンの大歓声に迎えられて登場したブラッドは「日本はF1の聖地の1つ。レーサーたちも鈴鹿は一番のお気に入りと言っている」と日本での公開を喜んだ。

 本作の感想を聞かれた中尾が迫力のレースシーンを絶賛し「僕らの背中を押してくれる映画」と熱く語ると、ブラピはズボンのポケットから取り出した1万円札を中尾の手に握らせ、中尾は「え、ギャラ?頂きました」とビックリ。

 さらに中尾がレース中のシーンについて「見ながらブレーキを踏みそうになりました。…このコメントだと1万円もらえないですか?」と催促すると、ブラピもニヤリと笑ってさらにお札を取り出し“ギャラ”を追加。

 ところが今度はブラピが中尾に「一緒にF1チームを作りましょう」と呼びかけて中尾からさっきのお札を取り上げ、会場は爆笑。中尾は「1万5000円でチームを組めました(笑)」。

 この日は、豪華な映画グッズを会場の“F列1番”に座っていた女性の観客にプレゼント。3人で記念撮影となったがブラピの大ファンという女性に、中尾は「あとで(中尾の部分を)切れるように離れておきますね」と気遣いを見せる一幕も。

 トーク中、中尾とお札のやり取りで会場を沸かせたブラピ。最後のフォトセッションでは中尾がカメラマンから頼まれお札を取り出して見せたところブラピがそれを取り上げ、コントのようなやり取りに会場は大盛り上がり。最後に中尾は、戻してもらったお札を「返さなくていいですか」と念押しし笑いを誘っていた。

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