PSYCHIC FEVERがジャパンツアーファイナル!「想像を超えるような景色を見に行こう」

会場の“PSYFE”コールに答えたアンコールでは、ステージ上を照らすスポットライトと同時に満を持してのイントロが鳴り始めると、場内を大歓声が包み込んだ。やがてツアーTシャツとスウェットの衣装で7人が再登場し歌われたのは、PSYCHIC FEVERの世間的な認知度を大きく引き上げるきっかけとなったヒット曲「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」だ。先のUSツアーでもシンガロングが起きていたという同曲は、この日本公演でももちろん大合唱に。後半の剣と中西によるダンスソロ等のライブアレンジでも大いに客席を沸かせており、ヒット以降積み重ねてきた場数を思わせる堂々としたパフォーマンスを見せつけた。
正真正銘のラストソングは、軽快なビートにエモーショナルなメロディが同居するポップチューン「PROMISE」。PSYCHIC FEVERのファン=ForEVERへの真摯な思いが綴られた同曲を、7人それぞれが優しい笑顔で歌い上げた。
幕引きを前に、各メンバーからの言葉が送られた。ホームの関西公演で大いに活躍した剣は「皆さん楽しかったですか?ほんまに?やっぱ大阪最高やな!」とここでも盛り上げた後「引き続きまだ知らない、想像を超えるような景色を見に行こうと思うので、一緒についてきてください!」と締めた。また、海外での活動拡大により国内活動の間が空くことについてJIMMYは「ちょっと寂しいなと思うかもしれないですけど、僕らは日本から始まったグループなので!皆がいてこそ僕らが居るので、ずっと応援していてください。また会いましょう」と力強く呼びかけ、ファンを喜ばせた。そしてツアーの今後については中西が「止まることなく進み続けます。色んな国、色んな場所で進化を重ねて、次また皆さんにお会いする時にはもっとレベルアップした姿をお見せできるよう頑張るので、僕達を信じてほしい。絶対後悔させないので!」と宣言した。
最後は改めて小波津から、「6月7日の宮城公演から始まり、あっという間にこのファイナルを迎えることになりました。まだまだ僕達は“EVOLVE”を継続させていきますので、これからも僕達の楽曲を聴いて、僕達のライブエンタテインメントを思い出して、一緒に夢に向かって進んでいけたら。また、必ずお会いしましょう!」と語られ、7人に向けた温かい拍手が鳴り続く中、日本公演最終日が終了した。
常に世界基準での活動を志し、現行のトレンドをおさえた楽曲と一人ひとり個性の異なるパフォーマンスを武器に進化を続けるグループ・PSYCHIC FEVER。このツアー“EVOLVE”のグローバル展開については今後順次発表予定であるとのことだが、来月にはパリで開催される『Japan Expo Paris(※7月4日のみ)』への出演と、ベルリンとロンドンでの単独ファンミーティングの開催が予定されている。また国内での活動としては8月13日に大阪・関西万博で開催される音楽フェス『U-NEXT MUSIC FES』DAY-2内の『LDH DAY SPECIAL LIVE』に参加、そして8月16日・8月17日には東京・大阪それぞれでの『SUMMER SONIC 2025』出演も控えている。