東京選挙区で立候補の鈴木大地氏が「スポーツで人生が変わった。これからは政治で社会を変えたい」 応援の小池都知事は「スポーツの力で東京都も元気にしてほしい」

水泳界から岩崎恭子さん(左)と伊藤華英さんが駆け付けた

 岩崎さんは鈴木氏と自身の子どもが同じ学校に通っていること、そして鈴木氏がPTAでも活動していることを明かし「私は立候補しませんが(笑)。大地さんの活躍を支えていけたらと思っています」などと激励。オリンピアン3人で一枚の写真に納まった。

 また井上氏は「先週末のマスコミの世論調査の報道などでは“鈴木大地が今、トップを争う勢い”といった報道が出ていた。これはこれでありがたいが、選挙は最後の最後まで何が起きるかは分からない。油断は一番の大敵。都議会議員選挙の時にも1週間前に“自民党、都議会第一党の勢い”といった報道が出てしまったことで、どうしても、そこに油断が生まれてしまったのではないかと思っている」、森山幹事長は「初代のスポーツ長官として、体育からスポーツへ大きな切り替えをやった。スポーツが健康産業として、また体力の向上、高齢化にしっかり貢献をしていく土台を鈴木さんが作ってくれた。このことを伸ばしていくのが、日本の今後の政策の方向性であろうというふうに思っている」などと鈴木氏のスポーツ庁長官としての実績を評価したうえで「今回は大事な選挙。自民党が負けてはならない選挙。国際情勢一つを取ってみてもまさに国難の時。油断をすることなく、甘い話で安心をすることなく戦ってくださることを切にお願いを申し上げたい」などと惨敗した都議選を引き合いに手綱を引き締めていた。

 東京選挙区には鈴木氏の他に以下の31人が立候補。改選6、補欠選1の7議席を争う。

 吉良佳子(共産・現)、山本ジョージ(れいわ・新)、吉永アイ(無所属・新)、土居けんしん(無所属・新)、藤川ひろあき(日本改革党・新)、西みゆか(社民・新)、小坂英二(保守・新)、さや(参政・新)、みねしま侑也(諸派・新)、たけみ敬三(自民・現)、おくむらまさよし( 立憲・現)、牛田まゆ(国民・新)、酒井ともひろ(諸派・新)、福村康廣(諸派・新)、桑島康文(諸派・新)、渋谷りく(諸派・新)、奥村よしひろ(国民・新)、吉田あや(諸派・新)、鈴木大地(自民・新)、塩村あやか(立憲・現)、よしざわ恵理(無所属・新)、市川たけしま(諸派・新)、川村ゆうだい(公明・新)、おときた駿(維新・前)、平野雨龍(無所属・新)、山尾しおり(無所属・新)、ちばひとし(諸派・新)、増田昇(無所属・新)、つじ健太郎(諸派・新)、早川幹夫(諸派・新)、石丸幸人(諸派・新)、高橋健司(無所属・新)

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