橋本環奈に中国の観客が熱狂「めっちゃかわいい」「ドラマ全部見てた」 舞台『千と千尋の神隠し』上海公演開幕

舞台『千と千尋の神隠し』上海公演が16日、中国・上海文化広場にて開幕。主人公・千尋役の橋本環奈とハク役の醍醐虎汰朗がカーテンコールで現地観客の大声援を浴びた。
宮﨑駿監督による大ヒットアニメーション映画を原作に、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛けた舞台。
地下型の劇場としては世界最大の規模を誇る劇場・上海文化広場で約1カ月にわたって上演。中国でも人気作品の舞台化とあってチケットも連日完売状態とのこと。
そんな現地の期待に初日から見事に応えたカンパニーに観客も大熱狂。カーテンコールではキャストたちが登場するたびに声援や口笛が飛び交い、拍手は鳴りやまず。橋本が中国語で「皆さん楽しんでくれましたか?」と観客に問いかけると、観客から「楽しかった!」の大合唱。
上演後の観客からも絶賛が相次いだ。20代のカップルは「橋本環奈さんが出演していたドラマをたくさん見ていた。今回、彼女と一緒に生の舞台で橋本さんの演技を見ることができてうれしかった。実際に素晴らしい演技で、深く感動しました」「環奈さんが日本に戻った後も会いに行きたいです!」と大感激。
千尋やハク、リンのコスプレをした10代の女性客たちは橋本に「かわいい!」「めっちゃかわいい!」と大興奮。20代の男性客も「テレビやドラマで見たことはあったが、演劇で主演するのは初めて見ました。驚きましたがすごくよかった」「原作に忠実で、アニメの小さな子供のようでした」と、橋本の千尋を絶賛する声も多く上がっていた。
7月8日に行われた会見でも、現地メディアから質問が殺到。「1カ月以上の上海滞在で楽しみにしていることは?」という質問には、橋本は「今日ちょうど上海のおすすめグルメを調べていました。24時間のお店とかもけっこうあったので、公演が終わってから行ける場所を探せたら。上海の皆さんにおすすめを教えてもらいたいです」。醍醐は「昨日、着いて小籠包を食べました。あと白酒というものを飲んでみて、強くてびっくりしました」と明かし、現地メディアに大ウケしていた。
舞台『千と千尋の神隠し』上海公演は8月17日まで上海文化広場にて上演。