堂本光一「フライングでもするのかな、と」舞台稽古で衣装の背中が裂けるハプニング

 舞台『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVEの会見が1日、上演劇場の有明・東京ガーデンシアターにて行われ、俳優の堂本光一、井上芳雄らキャストが登壇。堂本が稽古場でのハプニングを明かした。

 シェイクスピア最後の作品として知られる「二人の貴公子」(共作・ジョン・フレッチャー)を、ジョン・ケアード脚本・演出、堂本光一と井上芳雄の初タッグで舞台化。2018年に初演され、2020年にコンサート版、2021年に帝劇で再演した作品を、新たに“ARENA LIVE”として上演。

 演劇とコンサートが融合したような新たなスタイルの作品。ゲネプロ前の会見では、堂本が「お客様が入ってどういった感じになるのか未だに想像がつかない」と言えば、井上も「個人的には、聞いていた話と全然違うな、と。コンサートと聞いていたので立って歌えばいいんだと思っていたら、残念ながら殺陣もある」と苦笑。共演陣も「ジョンが次から次へと新たなアイデアを思いつく」と笑いつつ、一同「新たな演劇を楽しんでもらえる」と胸を張った。

 衣装デザインも新たに。音月桂が「今回は衣装もガラッと変わって、私もパンツスタイル」と言い、堂本と井上の衣装を示し「ジャケットスタイルのお2人もすごく素敵」。

 すると堂本が「最近は布が足りてないことが多かったんですけど今回は…」と“露出度低め”の衣装をアピールしつつ「でも衣装さんも、コンサートだと聞いていたようで若干動きづらくて。この間、稽古中に背中が割れていて…フライングでもするのかなと思った」と激しい動きで衣装が破れたことを明かし、井上が「終わるころにはビリビリになってるかも(笑)」。

 同作では、観客がペンライトを使って盛り上げる場面や、東京フィルハーモニー交響楽団によるフルオーケストラなど“ライブ”として楽しめる演出も大きな見どころ。

 ペンライトでの観客参加に、堂本は「そういった意味でも毎回景色が変わる作品」と期待を寄せつつ「要は緊張せずに見てね、ということ。緊張すると思うんですけど(笑)。素晴らしい音楽に没頭して楽しんでいただけたら」と新たな形の舞台に意気込みを語っていた。

 この日の登壇者は堂本光一、井上芳雄、音月桂、上白石萌音、島田歌穂、宮川浩、大澄賢也。

 ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語‐』 ARENA LIVEは8月2~10日、有明・東京ガーデンシアターにて全12回公演。

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