藤本美貴が学校の相談委員長に就任 悩み相談は「その人を否定するのではなく視野を広げる形で」

 

 タレントの藤本美貴が14日、都内にて行われた「中央高等学院相談委員長就任式」に登壇。通信制高校のサポート校の“お悩み相談役”就任に思いを語った。

 通信制高校のサポート校として45年以上の歴史を持つ中央高等学院。さまざまな背景の学生が多様なスタイルで学ぶ中、保護者と学生両方の悩みに寄り添える存在として“相談委員長”を任された藤本。

 同校のCMにも出演しており「いろんな子どもたちやご家庭に寄り添う学校。同じようにいろいろな相談に応えていきたいですね」と意気込みを語りつつ、悩み相談で人気の“ミキティ節”について聞かれると「強すぎる場合もありますけど(笑)」と照れ笑い。

 通信制高校のサポート校について聞かれると「このお仕事を頂いて初めて知りました。私は高校1年まで通っていたんですけど16歳ごろに上京して。(アイドル同期は)通信制に通う子もいたんですが、サポートがないと難しい時代。もっと早く知っていたら私も通えたのかな」と言い「東京で高校生活してみたかった(笑)」。

 この日は、相談委員長の初仕事として、同校に通う3人の学生の悩みに回答。「友達からシリアスな相談をされたとき傷つける答えを言ってしまわないか心配」という男子に、藤本は「友達だからこそ、それは違うと思うと言ってあげられる」としつつ「悩んでいる人は視野が狭くなる印象。その人を否定するのではなく“右もあるけど左もある、でも斜めもあるよ”と視野を広げるイメージで提案してみたら。自分も“右って言っちゃった”と思わずに済むよね」とまさに提案スタイルで悩みに応え、生徒も腑に落ちた様子で「頑張ります!」。

 現役高校生たちの複雑な悩みに具体的な提案を交えて答えた藤本。一方、自身は3人の子どもを育てる中で「全然相談されません(笑)。自分の人生だから、まず自分で考えなさいと言ってあるので。まあ、日々の会話の中で“今、大変そうだな”と思ったら相談される前にアドバイスしちゃってます」と笑っていた。

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