深津絵里、8年ぶり映画出演の理由はオダギリジョーの脚本が「まったく分からなかったから」

映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(9月26日公開)の特別上映が3日、都内にて行われ、オダギリジョー監督と俳優の池松壮亮、深津絵里が登壇。深津が本作出演を決めた理由を明かしオダギリ監督を苦笑させた。
2021年にNHKで放送されたオダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたオリジナルドラマの劇場版。
この日は、8年ぶりに映画出演を果たした深津絵里も登壇。同作に出演した背景を聞かれると深津は「最初に作品のお話を伺ったのは、朝ドラの『カムカムエヴリバディ』のとき。“映画になるかもしれない”と。そのときはまさか私にお声がけいただけるとは思ってなくて…」と、共演した朝ドラの撮影後しばらくして脚本を渡されたと振り返り「オダギリ監督の書かれた脚本が近年まれに見る奇想天外さでして…正直に申しますと、一度読んだだけではまったく分からなかったんです」と苦笑しつつ「まったく分からないと思った脚本に出会ったのは初めてで。私の性格なのか、その分からないところに強く引かれて飛び込んでみたい、と(笑)」。
さらに深津は、同作に出演したいと思った理由は「まだあるんですけど、そちらは映画のパンフレットで細かくお話させていただいてますので」とピーアール。オダギリ監督も「さすがですね」と感激し観客に「ぜひパンフレットを買ってください」。
深津の演技についてオダギリ監督が「今日、すごいものを見て帰ると思うんですけど、初めて見る方に楽しんでもらえるよう、ぐっと我慢して外にもらさないで」と観客に訴え、深津は「そんな期待値を高められると不安になります」と照れ笑いしていた。