栗山英樹氏が今季の大谷翔平は「70本くらい打つかなと思っていた」。プレーオフではチームに勢いをつける、地味でも全力のプレーを期待

栗山氏が持っているのは10分の1の金のフィギュア
そして「例えば、今年、二刀流に戻って自己新となる55本のホームランを打った。それを皆さんはすごいという。すごいんですけど、僕は“70本くらい打つかな”と思っていた。これは冗談ではなくて、一緒にやっていて本当に彼の持っているポテンシャルとか天井の高さっていうものに心の底から信頼してるし信じてもいるので“もうちょっと驚かせて”っていう感じ。数字で見るわけではないんですけど、これからのプレーオフで本当に苦しくなったチームを彼の何かの形で一気に勢いをつけるとか、そういうこともそう。そういうところで一番びっくりするとすれば、全然違うポジションを急に守ってみるとか。これは準備が必要だしケガが怖いのでそういうことまでやるかやらないかは別ですが。そういう漫画でも“これを描いたら怒られるな”というものを実際に結果として残してきているので、僕は勝手な妄想というか、こうなったら面白いなとかということは考えていますけど、それは僕が提示するよりも、見ているファンの皆さんがどこまでその妄想を広げられるかというのが翔平の価値だと思っているので、それを楽しみにしたいなと思っています」などと世間の想像をはるかに超えるプレーを期待した。
なお、この「横浜髙島屋 大黄金展」は6日まで同所で開催される。