舘ひろし「西部警察」爆破シーンに言及「石原さんと渡さんが歩いてくる印象だけはある」

「石原裕次郎生誕90周年祭」オープニングセレモニーに登壇した舘ひろし

 俳優の舘ひろしが12月12日、西武渋谷店A館2階 イベントスペースにてスタートした「石原裕次郎生誕90周年祭」(~12月28日)オープニングセレモニーのスペシャルゲストとして登壇した。ドラマ「西部警察」のオープニングテーマと共に登場した舘は、石原さんとの出会いを「最初にお会いしたのがまさに『西部警察』。(神宮外苑の)絵画館の前で記者発表をしまして、その時にお会いしました。会話はまったく覚えてないです」と微笑んだ。

 同ドラマの思い出を「それまで僕は映画をやっていたんですけど、映画のスケールを超えるようなすごい番組」と振り返り、自身の演じた巽総太郎(タツ)役を「亡くなった東映の小林(正彦)専務から “どんな刑事をやりたい?” と言われまして、オートバイに乗っている刑事がやりたいと言ったらすぐハーレーを用意してくれて」と明かした。

 タツの殉職後、鳩村英次(ハト)を演じ「最初は6カ月だけという約束で、すぐ映画に戻ったのですが、石原さんが病気になられて、渡(哲也)さんから “帰ってこい” と言われて “はい” と帰った」といい、その理由を「最初に『西部警察』を始めた時に渡さんにすごく心酔しまして。僕は東映出身で東映の俳優さんに何人かお会いしたんですけど、渡さんだけが初めて挨拶に行った時に、椅子から立ち上がって握手してくれたんです。 “こんなスターさんがいるんだ” と思って」と語った。

1 2 3>>>