舘ひろし「西部警察」爆破シーンに言及「石原さんと渡さんが歩いてくる印象だけはある」
さらに、ハワイで石原さんの運転手をしたこともあるといい「僕は渡さんにすごく傾倒していたので、渡さんと石原さんが現場に来るとまず渡さんに挨拶したりして、僕と石原さんの間に距離ができたような雰囲気を渡さんがすごく心配して。毎年お正月にハワイに行く時に “この後スケジュールどうなってる?” と聞かれて “お前だけ残って社長の運転手をしろ” と。運転手と言ってもお昼ご飯を食べに行ったり、ゴルフのお付き合いをしたり、勝新太郎さんがいらっしゃってゴルフのお供をしたり……そんな感じでした」と回想。
「次の日に東京に帰るという日に、ハワイの別荘の小さなバーで石原さんと2人っきりで話したことがあったんです。その時に石原さんに “社長は僕のことかわいくないですよね” と言ったら、社長が “そんなことねえよ” とおっしゃったんですけど、グラスとボトルを3つ並べて “僕は渡さんの背中をまっすぐ見ているので、その向こうにある社長の背中は見られません。僕がななめに立っていれば両方見えるんですけどまっすぐ見ているので” と言ったら、石原さんはそのことを理解してくれて。それからはすごくかわいがってくれました」
その後も「石原さんというと、いつもブラインドを下げる最後のシーンがありますけど、本当にせりふを覚えてこなくて。バインダーにせりふが書いてあって、それを見ながら言ったりしている」、爆破シーンについて「今でも許されれば面白いと思うんですけど、ストーリーはまったく関係ないわけで(笑)。終わって石原さんと渡さんが歩いてくる印象だけはあるんですけど」など、懐かしのエピソードを交えて軽妙なトークを繰り広げた。

