藤山直美が明かす寺島しのぶとの数奇な縁。「五社協定でどこにも出られなくなったお父さんを助けてくれたのがしのぶちゃんのおじいさん」
2月の舞台で12年ぶりの共演を果たす藤山(右)と寺島
そして「お父さんを助けてもらって東映で縁をつないでいただいて、それから私も子役でマキノ監督に縁をつないでもらった。俊藤さんのプロデュース作品にいろいろ声をかけてもらって、子役の時から東映の子役でずっと出るようになって。そして、うちのお父さんが『色ごと師春団治』って芝居をした時に奥さん役をやってくれはったのが、しのぶさんのお母様の藤純子さん。その映画に私、子供の春子役で出てるんです。そういうすごい縁。一代同士の縁と違って本当にその上の話なんで、本当に恩を感じて“しのぶさんにいつか恩返しせなあかんな”と思っていた。何もできませんけども一緒に頑張ることによって何かいいことができればいいなという感じです。そういうことがあったのさ! 凄い縁なんです」と続けた。
寺島も「私はその話は母からも聞いていましたし、寛美さんの芸も大好きですし。そういうことがあったんだな、すごい長いところからつながってるんだなって思いながら、いつもお芝居させていただいてます」と語った。
今回の「お光とお紺~伊勢音頭 恋の絵双紙~」は1987年に森光子、草笛光子で初演された舞台「油屋おこん」を「お光とお紺」とタイトルを変えて上演するもの。幼なじみの遊女2人の友情と恋を描きつつも、今回は喜劇の要素を加え、最後はハッピーエンドで終わる物語になるという。2人はともに遊女として売られる幼なじみの娘を演じる。

