池松壮亮、豊臣秀長愛用の茶入れ陶器に「ちょっと泣きそうに」15日から江戸博で『豊臣兄弟!』の特別展

 俳優の池松壮亮が9月14日、東京都江戸東京博物館で開催される、NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」(15日開幕)の内覧会に来場した。池松は同ドラマで豊臣秀吉を演じており、「ドラマと合わせて豊臣兄弟の生きた時代をお楽しみいただければ」とアピールした。

「非常に楽しみにしていた」と展示を一足早く見て回った池松は「展示物の一点一点が非常に貴重なもので、あまりに素晴らしいものでした。全国に散らばる名品が一同に介しているということで、あらためて1日かけてじっくり観覧したいなと思いました」とコメント。

 会場では、小牧・長久手の戦いの際に、秀吉から弟・秀長に送られた書状「羽柴秀吉書状 美濃守宛」も展示している。このなかで、秀吉は秀長に対して細やかな指示を与えている。

 「秀吉から秀長に送ったお手紙『羽柴秀吉書状 美濃守宛』を拝見して、 戦の真っ只中にユーモアを交えた中身に感動しました」と、池松。秀吉はどんな人物だったと思うかと聞かれると、「そこからも垣間見えますが、 ユーモア、兄弟の関係、そのユーモアの前後に見える堅実さを感じました。現代のように電話やメールがない時代に、こうした細やかな伝達、情報戦を戦い抜いていたんだなと想像できます。卓越した知略、細やかさ、人並み外れた豪胆さ、生きるエネルギーにあふれていた人物だったのではないかと感じています」と話した。

 

  数ある展示物のなかでも印象的だったのは「屏風」だそう。

「例えば「賤ケ岳の戦い」を描いた屏風(賤ヶ岳合戦図屏風)は、非常に貴重なものとお聞きし、そこにはもちろん秀吉、柴田勝家など登場人物がたくさん描かれていて、それはもう見事な絵図でした。そのほか聚楽第の屏風も本当に素晴らしかったです。それから、秀長が所持していたものは現代までほとんど残っていないそうなんです。ですが唯一残っているもので、確実に秀長が愛用していたとされるものが、小さな茶入れの陶器ということで展示されていて、それを見たとき、ちょっと泣きそうになりました。感動しました」

 秀長を演じている仲野太賀が本展の音声ガイドを担当。聞いた感想を聞かれると、「1 年半、毎日のように聞いてる声なので、落ち着きます。やっぱりさすがでしたね。とっても聞き取りや すくて、親しみやすい肌触りが声にも宿っていて、さすがは僕の弟だなと思いました」とべた褒めだった。  

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