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世は諸行無常、無力な自分を恨むたびに、バットマンの登場を待つ!【徳井健太の菩薩目線 第228回】

2024.12.30 Vol.Web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第228回目は、ぶつかり男について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 少し前に、駅構内などでぶつかってくるおじさん、通称「ぶつかり男」が話題になった。ぶつかり男は、主に女性に対して意図的にぶつかってくるわけだけど、先日それに近い体験に遭遇した。

 家から少し離れた歩道を歩いてたときのこと。その歩道は、大人3人が横並びで歩けるか歩けないかくらいの狭さ。車道は車の往来が激しく、とてもじゃないけど歩けない。荷物を抱えていた僕は、自転車を降り、押しながら歩いていた。横に広がる荷物を見て、「邪魔になったら申し訳ないな」と思いつつ、目的の場所へと向かっていた。

 すると、向こうから革ジャンを着た男性が歩いてきた。狭いとはいえ、通れないことはない。お互い立ち止まることなくすれ違う。その瞬間、自転車を押す僕の拳に何かが当たった。

「痛ッ」

 声には出さなかったけど、心の中で漏れるくらいの痛さ。ささいな痛さと言えばそれまで。でも、嫌~な違和感。「なんだろう」と思ったときには、すでに10メートルほど離れていたから何かを言うことはできなかったけど、どうやらその革ジャン男は、手に持っていたペットボトルを意図的に僕の拳にぶつけたようだった。

 彼は、ペットボトルを逆手で持っていた。手首をひねれば、向かってくる相手に対していつでもペットボトルを当てられる――まるでそれは、「たまたま当たってしまったんですよ」とでも言える逃げ口を準備しているかのようなペットボトルの持ち方だった。

 最初は、「どういうこと?」なんて疑問ばかりが浮かんできたけど、一分もすると段々と腹が立ってきて、二分後にはやり場のない怒りが頂点に達し、ムカついて仕方がなかった。僕が邪魔だったとしても、そんなことをする必要がどこにある? しかも、「たまたまですよ」と逃げられるような当て方。その姑息かつ用意周到な嫌がらせに、額の血管は千切れそうだった。

 探そう。

 荷物をしかるべき場所へ届けた僕は、革ジャン男が消えていった方向へと自転車を走らせた。街を塗りつぶすように執拗に探し回った。警察に突き出したかった。何かを立証できるわけじゃないけど、姑息な革ジャン男に後悔させたかったのだと思う。

 だけど、見つからない。分かっていたことだけど、一度街に紛れ込んだら、再度出会うことは難しい。不審者だったら見つけられるのでは? そう考えたものの、そもそもあんな男は不審者ですらないんだろう。不審の道を歩くような男であれば、子ども染みた姑息な手段は選ばない。極端な話、自らが不審であることを自覚しているなら、ある程度の覚悟が見えるはずで、僕もこんなに怒りをあらわにはしていないと思う。僕の怒りが収まらないのは、何とでも言える状況を作りつつ、自分のエゴのみを通し、そのためには平気で他者に嫌な思いをさせるクソのような魂胆が、街に潜んでいること。見つけ次第、僕は自転車でひいてやろうと思ったのだ。

 まだ、ピンポンダッシュのようなことをしている大人がいる。ぶつかり男にしても、僕が遭遇したペットボトルぶつけ男にしても、「世の中に対してピンポンして逃げる程度のことしかできないんだな」って割り切るしかないバカ者たちがいる。世の中には、何の意識もなく、道端にゴミを捨てることができ、保育園の目の前でタバコの吸い殻を捨てることに何の疑問も覚えない人たちがいる。実は、そんな人たちが少なくないことを考えると、世の中というのはゴッサムシティであって、バットマンの出現を待っている人は一定数いるんじゃないかと思案する。

 バットマンは無理でも、怖いおじさんくらいはいてもいいのにと思う。かつて街には、子どもたちを叱ってくれる「コラおじさん」がいた。「早く家に帰れ」とか「親が悲しむぞ」とか、やたらと僕たちにモラルや秩序を押し付けてくる怖いおじさん。「コラおじさん」は、もしかしたら街のバットマンだったのかもしれない。今こそ、ぶつかり男の数だけコラおじさんが必要で、双方がぶつかれば対消滅するのに。迷惑な人たちに対して、“触らぬ神に祟りなし”なわけがない。「コラ!」と叱ってくれる世の中であってほしい。

独断と偏見!黒田勇樹が選ぶ、今年の10本…じゃ足りなかった映画まとめ!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2024.12.25 Vol.web original

 メリークリスマス、黒田勇樹です。

 皆さん、いかがお過ごしでしょうか? 僕は来年の1月21日から始まる舞台、四宮由佳プロデュース「どらきゅらぁズ」の稽古がスタートしています。

 チケットも発売になっているので、見るのはちょっと先になりますがクリスマスプレゼントにいかがでしょうか? ご興味のある方はぜひ。

 では今週も始めましょう。

今年も1年ありがとうダヨ😊〈Girls² 小田柚葉の柚葉24じ 第88回〉

2024.12.24 Vol.web Original

こんにちは!柚葉です🍋🩵
今日で2024年ラストのコラムになります‼️

最後なのでモリモリに話させてもらいます!!笑
コラムだし、、、長くてもいいよね?笑

まずは*.🎅🏻𝓜𝓮𝓻𝓻𝔂 𝓒𝓱𝓻𝓲𝓼𝓽𝓶𝓪𝓼🎄.*イブ

今日イブだけど!

皆さん素敵なクリスマスを過ごせそうですか〜〜??☺️

私は今まで家族と過ごしていたんだけど、今年は初めて友達と過ごしてみます!
それも今年友達になった子😂笑笑

あ、私のクリスマスネイル可愛いから。
成人式のために変えちゃうから見納めしといてっっ😂

そんな今日は17:00~リミスタです🎅🏻♡
みんなで素敵なイブにしましょ〜〜😚

クリスマスといえば!!
ただいま絶賛「#GoodNightSanta_Challenge」が開催中✨️

目標の1225投稿達成🥹
ありがとうだよ〜〜!!

まだまだ投稿お待ちしております♡
メンバーがコメントしたりいいねもしたりしていて、何より手振りは私作の振付ですよ😚

一生懸命考えたのでみんなぜひチャレンジしてみて〜〜🎅🏻´-

でもでも達成したということは!
今日は21:00にスペシャルコンテンツ②が公開です✨️
みんなスタンバっとくんだよ〜〜!!

てなわけで。

こんなに喋ってもまだ終わりません。
最後なので今年の振り返り大会しま〜す笑笑

 

本当に面白い人は、上に厳しく下に優しい。人との絶妙な距離感も知っていて、人間として最高だ。だから、子どもたちには本当に面白い人間になってほしいし、目指してほしい【徳井健太の菩薩目線 第227回】

2024.12.20 Vol.Web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第227回目は、「よしもと放課後クラブ」について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 

「よしもと放課後クラブ」なるものが、東京・大阪・沖縄の3カ所にあることをご存知でしょうか?

どんなことをしているのかを説明しますと、

“小中高生の皆さんに安心して身を置けるスペースや仲間との交流、さらにエンターテインメントでの夢の実現を応援する(子どもたちが放課後の時間を利用して楽しむ、イベントやエンタメスクールのクラブ活動)”

というもので、 「K-POPダンスクラブ」「よしもとお笑いクラブ」「イラストマンガお絵かきクラブ」などを開講している。ちなみに、吉本興業ではエンタメを学びながら、高卒資格取得が目指せる吉本興業高等学院という学校もありまして、僕らが東京NSC5期生だった頃の吉本興業からは考えられないくらいメタモルフォーゼを遂げているのです。

 

そして、僕は毎週水曜日に行われている「よしもとお笑いクラブ」のゲスト講師として、バッドボーイズの清人さんとともにお邪魔することになった――というのが今回のお話。

サンシャインシティ文化会館ビル7階に東京校はある。

まさか、サンシャインの中に吉本の学校がある日が来るなんて、僕の知っている吉本興業は遠くになりにけり。この日は、漫才をテーマに1カ月間かけて作り上げたネタを、ゲスト講師である僕たちの前で披露するというものだった。授業参観的な要素もあったのだろう。お父さんやお母さんたちもいて、とても牧歌的な雰囲気が流れていた。

とは言っても、「ネタ見せ」だ。ネタを見るからには、きちんと評価をしないといけない。一方で、NSCとは違ってあくまでクラブ活動とするなら、一体どれくらいの熱量で子どもたちのネタを見ればいいんだろう。周りを見ると小学生も少なくない。

そこで僕は、子どもたちに「芸人になりたいですか?」と聞いてみた。彼ら彼女らは一同に、「なりたい!」と大きな声で返すではありませんか。本気の子が一定数いると思うと、M-1の決勝に進めるようなシビアなお笑い評をした方がいいかなと思う反面、この場には「子どもたちにコミュニケーション能力や明るさを育んでほしい(だけ)」と願って参加させている親御さんたちもいる。

僕は悟った。こんなことを考える時点で、NSCや若手のネタ見せとはまったく違う空間であることを。ここは、あくまで放課後の延長線上なのだ。

思い思いに子どもたちがネタを披露する姿は、一点の曇りもなかった。自分たちが面白いと信じて疑わないものをやり続けるだけ。例えば、漫才師の銀シャリが大好きだという子たちは、終始、「銀シャリになりたい! 面白い!」といった漫才をしていて、そこには戦略や理論といった大人特有のフィルターはなく、ただただピュアな笑いが広がっていた。カワウソが好きだという子は、ずっとカワウソのぬいぐるみを抱きながら漫才をしていた。

人前で何かができること自体、僕は素晴らしいことだと思う。だから、ダメ出しをする必要なんかなくて、「もっとこうすれば伸びると思う」といったことを伝えることに決めた。

ネタが飛んでしまった子どもたちには、「その間に黙っているともったいないから、ネタが飛んでしまったとき用の一ネタを仕込んでおくといいよ。二人でいちゃついたりして、あえて失敗を笑いに変えたら楽しくなるから」なんてことを伝えると、子どもたちも「うんうん」と素直に聞いてくれた。

アドバイスをすればするほど、子どもたちは真剣に耳を傾ける。自分がめちゃくちゃ向いているのではないかと怖くなるくらいに、子どもたちは目を輝かせている。僕は基本的に褒めることを第一に考える。本気でM-1を獲りに行くことを考えている若手にダメ出しするよりも、芽が出る、出ない以前の状態――土をならすくらいの状態にある小中学生くらいにアドバイスを送る方がいいんだろうなと思った。子どもたちの笑いと目線が近いのかもしれない。

僕自身、面白いとかコミュニケーション能力があるということは、生きていく上で大きな武器になると思っている。そうした感性は、必ずしも芸人になるためにあるものではなくて、社会に飛び出したときに役にさえ立てばいい。ご存知のように、芸人の世界はとても厳しい。売れる人はほんの一握りに過ぎない。優れた感性を特定の分野で深く使うことも大切だろうけど、浅く広く使うことだって大事だ。

この場所は、NSCとは違ってあくまでエンタメを通じて、人生に役立つスキルを養う場所なんだろうと僕は感じた。笑いの役割は、僕らが門を叩いたときより多岐にわたるものへと変わったのだろう。ネタを披露している子どもたちの姿は、「売れたい」といった感覚以前の「面白い」があふれていて、なんだか妙に心が洗われた。自分にも、こんな時代があったんだろうな。

まだまだ知られていない取り組みだと思うけど、近い将来、こうした笑いに特化した習い事は当たり前になるような気がした。子どもをピアノ教室やプール教室に通わせるように、人前で何かを披露することを当たり前にする習い事――そんな未来が訪れたら、結構面白いことになると思うんです。

今年、最も世界を騒がせた男はこうやって生まれた!映画『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』は…生臭くて壮大な人間ドラマだった!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2024.12.18 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.17「いつの日か、また会おう!」が15日に無事全公演終了いたしました。今回も素晴らしい俳優さん、スタッフの皆さん、そしてお客様に恵まれ、とてもいい作品ができたと思っております。ありがとうございます。

 黒田の次のお仕事は来年1月21~26日まで新宿のサンモールスタジオで上演される四宮由佳プロデュース「どらきゅらぁズ」。俳優として舞台に立たせていただきますので、ぜひ。

 では今週も始めましょう。

THE RAMPAGE 浦川翔平、BUZZを巻き散らかした2024年を振り返る! 〈BUZZらないとイヤー! 第89回〉

2024.12.17 Vol.Web Original

 THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。今回は予告通り、年末恒例の翔平さんの1年を翔平さんの直感でグラフ化していく「しょへメーター」です! 2024年のスケジュールを見ながら話を聞くなかで、台湾でのファンミーティング、ミュージックビデオの撮影、「YouTube Fanfest Japan 2024」の出演を終えて、ひとまず「タージ系は一段落……なのかな」と翔平さん。それならばクリスマス気分を体感しようと寒さをものともせずに多くの人が足を運ぶ「東京クリスマスマーケット 2024 in 神宮外苑」へ。翔平さんは、ダウンジャケットのジッパーをグッとあげて、クリスマスのちょっとだけ浮足立ったハッピーなアトモスフィアーを、キンキンに冷え続けていくグラス片手に堪能します。その様子とともに、2024年の「しょへメーター」をお楽しみください! (写真・蔦野裕)

 

2024年は「1月から忙しかった」

《翔平さんの主な動き》6日:EXILE B HAPPY「MORNING SUN」リリースイベント@アーバンドックららぽーと豊洲/23・24日: RUN!RUN!RAMPAGE!! X ~FIGHT & LIVE SHOW~ @横浜アリーナ/25日:THE RAMPAGE デビュー7周年/29日:舞台『HiGH&LOW THE 戦国』開幕 @新宿・THEATER MILANO-Za(~2月25日)

 こうやって振り返ってみると1月から忙しかったな、忙しいことはいいことなんだけど。6日にEXILE B HAPPYでスタートして、舞台『HiGH&LOW THE 戦国』(以下、ザ戦)の初日が月末だったから、やっぱりそれが中心になって動いてました。(鈴木)昂秀の映画(『ただ、あなたを理解したい』)を応援する企画のロケもそれが理由で、ごめん!だったし。どうしようかな……大変だったけど、自分がどんな状態だったかといえば、すごくアガってもないしサゲてもない。最初だし基準値から少し上にしておこう。

 

2月:「……ザ戦だ」

《翔平さんの主な動き》舞台『HiGH&LOW THE 戦国』 @新宿・THEATER MILANO-Za(~2月25日)、9日に関連のクラブイベント「ハイローナイト」/14日:THE RAMPAGE ベストアルバム『”16SOUL” & “16PRAY”』リリース/21日:MA55IVE THE RAMPAGE  シングル『ガーベラ』リリース

 2月は……ザ戦だ。2月は東急歌舞伎町タワー内の記憶しかない。1月もそうでしたけど、ザ戦の期間は結構大変で、3つ4つのことを同時に進めていた時期でした。一番しんどかったのは『ハイローナイト』。楽しかったんですけど、マチネとソワレの間で選曲をしたりして、しんどかった。38公演のなかで肉体的な疲労を感じた時もありましたけど、あの時のおかげで、ちょっと大変なことが来ても乗り越えていけるでしょ!てなってます。だから今となってはアゲ! このグラフを2月に書いてたら基準点より下になってたかもしれないな……分からないけれども(笑)。

若さ迸る現役JKナナエが初監督した短編映画『やさしさのかけら』を、見逃すな!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2024.12.11 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.17「いつの日か、また会おう!」が絶賛上演中です。いや、もう終盤戦です。

 いろいろな感想が寄せられていて、ありがたいです。ありがとうございます。15日までですので、ぜひ!

 では今週も始めましょう。

「ギャラを持っていかれる」ことに対して文句なんて一つもない。NSCで最初に教えるべきは、ボトルキープ理論だ【徳井健太の菩薩目線 第226回】

2024.12.10 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第226回目は、ボトルキープについて、独自の梵鐘を鳴らす――。

 考えれば考えるほど、ボトルキープは興味深い文化だなって思う。

「今までボトルキープしたことがないんだよね」

 と奥さんに伝えたら、「うそでしょ」と言わんばかりにぎょっとされた。北九州で生まれた彼女にとってボトルキープは当たり前だそうで、小さい頃にお父さんとお母さんと居酒屋へ行くと、決まってボトルキープが置いてあったという。

 奥さんは、「特に意味があったわけではないと思うよ」と断りを入れるものの、たしかにボトルキープはよくできているなと、僕は思った。もちろん、リーズナブルさはあるだろう。でも、安さだけを求めるなら、そのボトルをスーパーで買って家で飲んだ方が、もっと安上がりだ。

 ボトルキープをする――。

 そうすると、「また来るからね」という意思表示になる。暗黙の了解としてのボトルキープ。コミュニティとしてのボトルキープは、一定の役割を果たしているということになる。あくまで僕個人の肌感だけど、ボトルキープは西日本の方が一般的なイメージがある。対照的に、東京でボトルキープをしているお店は、かなり限られるのではないかと思う。

 いま、東京で飲んでいると、なかなかコミュニティを感じられる機会は少ない。そこには、自分のことだけしか考えられない個人主義的な発想もあるだろうし、街が都市化していくにつれ、地域社会に対する関心の希薄化もある。飲みに行っても、個人的な趣味や嗜好で飲んでいる人が多く、コミュニティを考えて飲んでいる人なんて、一体どれくらいいるのだろうかと勘繰ってしまう。

 ボトルキープ的な考え方を、生きていく中に取り入れてみると面白いと思うんです。

 人間関係や仕事の中において、自分と輪をつなぐような“何か”はあった方が望ましい。酒場におけるボトルキープのように、何かがキープされているから、持ちつ持たれつ、そこに居場所が生まれる。

 例えば所属事務所。僕は吉本興業に所属しているから、当然ギャラの何割かは事務所に持っていかれる。それに対して、不平不満を口にする若い子たちも少なくない。

 でも、こう考えてみたらどうだろう。

 僕らが全く売れていない頃、僕らは売れている先輩たちの“持っていかれたお金”によって生かされていた。稼いでくれる人がいるから、無名で実力もない僕たちは一応所属という形になっていたし、その看板があることで、僕らも笑いが好きでい続けられたと思う。

「そうはいってもたかだか数百円のギャラしかもらえないじゃないですか?」なんて反論もあるだろうけど、本当は数百円ももらえないような杜撰でエゴにまみれた笑いしかしていない。もらえるだけでもありがたいし、もっと言えば劇場代や諸経費は事務所が持ってくれている。しかも、たった数百円でも、「こんなにウケたのに500円かよ」とか、「交通費を考えるとマイナスになる」とか話のネタにもなる。こんなことを笑って話せたり、いつかを夢見てチャレンジできるのは、誰かが稼いでくれているから。

 だから、自分たちがそれなりに売れ始めたとき、「割に合わない」と話すのは、僕には違和感に映る。持っていかれるお金は、ボトルキープのような存在で、それがあるから居場所があって、コミュニティが成立するのだと思う。

 こうしたことを理解するには、年齢を重ねていかないと分からないことかもしれない。吉本であればNSCの授業で伝えた方がいいと思うし、社会であれば高校や大学の授業で教えてあげてもいいんじゃないかなって思ったりもする。今は言葉で説明してあげないと分からない人が増えたから。

 極論かもしれないけど、常連だった僕が死んでしまったら、店の飲み仲間たちはいつか僕のことを忘れるだろう。別に思い出してほしいってわけじゃないけど、もし仮に「徳井さん」ってボトルが残っていたら――。そういうものがあるのとないのとでは、まるで世界は変わってくる。世の中、もっとボトルキープ的な発想があったら、人に対して優しくできたり、想像力が豊かになったりするんじゃないかなと、つくづく思う。

みんなのことが大好きです〈Girls² 小田柚葉の柚葉24じ 第87回〉

2024.12.10 Vol.Web Original

こんにちは〜〜柚葉です🍋️🩵

先日は”寄り道 -Take it easy baby-“リリースイベントファイナルありがとうございました😊✨️

ららぽーと名古屋みなとアクルスさんでのイベントは、本来であれば11/2の予定でしたが、交通の都合で延期という形になってしまい、、、
お待たせしてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、無事にイベントを行うことができて、こんなにもたくさんの方に足を運んでいただけて😭😭

めっちゃくちゃ嬉しかったです。

今回のリリースイベントは、本当にどの公演も、え?人ヤバくない?すごくない??ってメンバー同士で話すことが増えて、こんなに幸せな会話は無いなぁってしみじみ感じていました笑

久々の会えるイベントだったという事もあり!
会える嬉しさを改めて感じることができて、また早く皆さんに会いたいなぁと思う日々です😢✨️

Girls²飽きたなぁとか他グループ行っちゃおっかな〜って思われないように‼️
これからも上を目指して8人で頑張っていきます🔥

Girls²のファンの皆様はいつも温かくて、本当にみんなのことが大好きです。
支えてくれてありがとう。

そんなみんなの為に私はこれからもマイクを持ち続けます。🎤🍀 ̖́-

どこまでもついてきてくれたら嬉しいです😌

そんな皆さんのために!!
12/24.12/25でリミスタを開催します🎅🏻🎀

クリスマスプレゼント的な……?笑

私は24日になりますっっ🫡♡

どこにいてもどの時間でも私たちを観れます👀
一緒に素敵なクリスマスを過ごせたら嬉しいですっ🫶🏻

https://www.youtube.com/channel/UCiaowdmU8TziJd9RspD60yQ

ぜひぜひお待ちしております〜〜🙌🏻💞

さてさて。
最近の私はと言いますと。

バルクアップ《第71回 Glow of Tokyoのコソコソばなし》

2024.12.06 Vol.Web original

 普段は東京タワーのアテンダントとしてゲストを案内する一方で、東京タワーのメインデッキ1Fにある「club333」で躍動感あふれるエネルギッシュなパフォーマンスを披露しているユニット“Glow of Tokyo”。そんな彼らの素顔に迫る新コラム「Glow of Tokyoのコソコソばなし」。東京タワー、そして“Glow of Tokyo”の魅力を本人たちが発信します!

女性20代「黒田さんはすっごく腹が立った時はどうやって自分を落ち着かせますか?」【黒田勇樹のHP人生相談 136人目】

2024.12.04 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.17 『いつの日か、また会おう!』が昨日からスタートしました。15日までやっていますので、毎度のことですが、ご興味のある方はぜひ。

 今週は久しぶりにお悩み相談です。

 では今週も始めましょう。

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