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暑〜い夜を音楽で涼しく!「MABU presents SUMMER PARTY Billboard Live 2021」

2021.07.15 Vol.743

 プロダンサー出身のR&Bシンガー、MABUがビルボードライブでライブを開催。今回はバンドセットでのライブで、彼が持つグルーヴ感を最大限に生かし、これまでの自身の歩みを紐解くような集大成的なライブになる予定。

 このライブは当初、4月29日に開催される予定だったが、緊急事態宣言のために延期となっていたもの。MABU自身も久しぶりのライブ。ライブ決定時には「難しい事は考えずただただ”楽しむ”というバイブスを大切にパフォーマンスを出来ればと思っています!」とコメントを発表している。

 ライブには、シンガーソングライターのLeolaもゲスト出演する。

 本公演は、政府および各自治体から発表された新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを踏まえて、各会場の最大収容人数を通常時以下になるよう調整した新型コロナウイルス感染症対策用の座席レイアウトを使用し、公演を実施する。

【明日は何を観る?】『竜とそばかすの姫』

2021.07.15 Vol.743

『竜とそばかすの姫』

 自然豊かな高知の村に住む17歳の女子高校生・すずは、幼いころに母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と歌うことが好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。ある日、親友に誘われインターネット上の仮想世界〈U〉に参加する。

六本木で日本美術の奥深い魅力にハマる!サントリー美術館 開館60周年記念展「ざわつく日本美術」

2021.07.14 Vol.743

 その作品を見た瞬間、心がざわつく…日本美術におけるそんな名作の数々をユニークな切り口で紹介する注目の展覧会。サントリー美術館開館60周年記念展の第二弾として、同館所有の名品から珍品、秘宝が集結する。

 展覧会では「うらうらする」「ちょきちょきする」など、6章のそれぞれのテーマを通して作品を紹介。

 第6章「ざわざわする」では、展覧会タイトルを象徴するような、心がざわつく作品が勢ぞろい。

 例えば明治時代初期に作られた石版画の役者絵「尾上菊五郎」は、どこか違和感を覚える生々しさが印象的な作品。この生々しさはどこから来るのか、作品を前につい目を凝らしてしまいそう。他にも、胸に手をあてる女性の背後に置かれた袋の下から、男の顔が不気味にのぞく「袋法師絵巻」や、タイトルを知らなければ何を描いたものか分からないほど大胆なデフォルメが目を引く、伊藤若冲の「墨梅図」など、ざわざわ感がとまらない作品が集う。

 作品を見て沸き起こる心のざわめきに耳を傾ければ、より深く日本美術の魅力に迫ることができるはず。

こんな時代だからこそ演劇が見たい 音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』

2021.07.14 Vol.743

 キスマイことKis-My-Ft2の宮田俊哉が主演する音楽劇。映画『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太が脚本・シリーズ構成を手がけた人気アニメ『GREAT PRETENDER』を舞台化、演技、歌、ダンスで届ける、コンフィデンスマン(詐欺師)たちと悪党のコンゲームだ。

 宮田演じる自称日本一のコンフィデンスマンのエダマメは、ひょんなことから詐欺師のローランに出会い、ハリウッドの映画プロデューサーをターゲットにした計画に加わることになる。しかし相手も慣れたもので、さまざまな提案を突き付けられ、窮地に立たされたエダマメは……。

 原作から飛び出してきたような宮田は、休憩を含んで約2時間半、ほぼ出ずっぱり。滝のような汗をかきながら、はったりをかまし、騙す。……そして騙される…?

 宮田のパフォーマンスも去ることながら、美弥演じるローランは、騙されてもいいほどのイケメンっぷり。原作にはない役どころの加藤が担当する面白パートもポイント。

 ドキドキハラハラの展開に、心が締め付けられるパートも。情報マシマシながら物語がスッと入ってくるのは秀逸!

【明日何を観る?】『83歳のやさしいスパイ』『100日間生きたワニ』

2021.07.11 Vol.743

『83歳のやさしいスパイ』

 妻を亡くし新たな生きがいを探していた83歳の男性セルヒオがスパイに採用。依頼内容はある老人ホームの内偵。依頼人は母が虐待されているのではないかという疑念から、毎日、ホームでの生活の様子を誰にも気づかれずに報告してほしいという。セルヒオはスパイとなって老人ホームに「入居」するが…。

監督:マイテ・アルベルディ 出演:セルヒオ・チャミー 他/1時間29分/アンプラグド配給/シネスイッチ銀座他にて公開中 83spy.com

【明日は何を観る?】『ブラック・ウィドウ』『唐人街探偵 東京MISSION』

2021.07.10 Vol.743

『ブラック・ウィドウ』

 ブラック・ウィドウの前に突如“妹”エレーナが現れる。姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす。

監督:ケイト・ショートランド 出演:スカーレット・ヨハンソン 他/ウォルト・ディズニー・ジャパン配給/公開中 marvel-japan.jp/BlackWidow

こんな時代だからこそ演劇が見たい『物語なき。この世界』

2021.07.10 Vol.743

 本作は最近では映像の世界でも脚光を浴びる脚本家・演出家の三浦大輔の3年ぶりの書き下ろし作品。三浦はシアターコクーンには2015年にブラジル演劇の巨匠ネルソン・ロドリゲスの『禁断の裸体』の演出で初登場。2018年には自作の『そして僕は途方に暮れる』でエロスや暴力シーンを封印し、精緻なセリフで微妙な人間関係を演出し新境地を開いた。

 その後は映画、テレビドラマと映像の世界での作品が続いたが、今回は満を持しての演劇作品となる。

 今回の舞台は新宿歌舞伎町。10年ぶりに歌舞伎町のうらぶれた風俗店で偶然再開した売れない俳優と売れないミュージシャン。その出会いは「運命」というには間抜けすぎる出来事。自分の人生に「ドラマ」など起こるはずはないと諦めの気持ちを持つ平凡な2人だったが、この出会いをきっかけに2人に突然大きな事件が降りかかる。

 こう書くと「ドラマ」や「事件」を中心に描かれているように見えるが、三浦が描くのは「そもそも『物語』など存在するのか?」ということ。

「都合のいい出来事ばかり並び立てる」ことに違和感を感じる三浦がキレイごとやメッセージなしで、この世界の矛盾を暴く作品となる。

料理家・谷尻直子と建築家・谷尻誠が夫婦でトーク『HITOTEMAのひとてま 第二幕』ができるまで

2021.07.09 Vol.743

 スタイリストを経て料理家となり、現在は渋谷区の予約制レストラン「HITOTEMA」を主宰する谷尻直子。新刊『HITOTEMAのひとてま 第二幕』(主婦の友社)の刊行を記念し、夫で「HITOTEMA」の空間設計に携わった建築家の谷尻誠氏と同店から配信イベント「HITOTEMAのいま」を行った。主催は六本木 蔦屋書店。

“現代版のお母さん料理”をコンセプトに、週に一日だけ開店する「HITOTEMA」のレシピをまとめた書籍の第2弾。谷尻は「一作目から2カ年を経て、特にお客様に喜んでいただけたレシピをまとめたいなという思いで出版を決めました」といい、誠氏に「私が料理に興味を持ったのはかなり小さな頃ですが、それを仕事にするという思いはまったくなかった。誠さんに出会って『お店をやったらいいんじゃない?』と言ってくれて、この人が私を信じてくれるから、私にその力があるんじゃないかと自分を信じることができたんです」と感謝を述べた。

ヤンキー&タイムリープ×胸アツのリベンジエンターテインメント『東京リベンジャーズ』

2021.07.09 Vol.743

 2017年に「週刊少年マガジン」で連載が開始されるやいなや、“ヤンキー×タイムリープ”という斬新な設定や仲間たちとの熱い絆、手に汗握るスリリングなストーリーが読者の心をつかみ、瞬く間に超人気作となった和久井健によるコミック「東京卍リベンジャーズ」を、最も旬な実力派俳優をそろえ実写化!

 主人公・タケミチを演じるのは、原作の愛読者でもあるという人気俳優・北村匠海。一番好きなキャラクターだという主人公タケミチを熱演。東京卍會“トーマン”のNo.1でありタケミチの人生に大きな影響をもたらすことになる、無敵のマイキーこと佐野万次郎役に吉沢亮。トーマンのNo.2としてマイキーを支えるドラケンこと龍宮寺堅役に山田裕貴。死んでしまった姉ヒナタを救うため現代で奔走する警官の橘直人に杉野遥亮。タケミチの人生唯一の彼女ヒナタ(ヒナ)に今田美桜。さらに、タケミチの人生を狂わせた不良キヨマサこと清水将貴役に鈴木伸之。さらに、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗といった旬な若手実力派が集結。監督は『あさひなぐ』『映画 賭ケグルイ』シリーズのヒットメイカー英勉。“ヤンキー&タイムリープ”という2大要素を軸にしながらも、誰もが心震わせる胸アツな人間ドラマを生み出した。

 コロナ禍により撮影を2度中断するなど困難に直面しながらも、オールスターキャスト&スタッフ陣が熱い思いで乗り越えて完成させた渾身の一本。

LGBTを自分ごとにする映画『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき』が川越スカラ座で上映決定

2021.07.06 Vol.web Original

 2019年に公開され映画誌やSNSで「ドラマを超えたストーリー」「驚きのエンディング」「新たな真実が描かれる」など話題となったドキュメンタリー映画『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間』が、埼玉県川越のスカラ座で劇場公開することが決定した。

人生はジェットコースター? メリーゴーラウンド?【オススメDVD & Blu-ray】

2021.07.02 Vol.742

『どん底作家の人生に幸あれ!』

 主演のデヴ・パテルがゴールデングローブ賞(コメディ・ミュージカル部門)で主演男優賞にノミネートされたほか、各国の映画祭で絶賛された話題作。『スターリンの葬送狂騒曲』のアーマンド・イアヌッチ監督が英国の人気俳優をそろえ、巨匠ディケンズの半自伝的小説を新たな視点で描く、笑って泣けるエンターテインメント。

 デイヴィッドは少年のころ、周囲の“変わり者”たちのことを書き留めては、空想して遊んでいた。優しい母と家政婦の3人で幸せに暮らしていたが、暴力的な継父の登場によって人生が一変。都会の工場へ売り飛ばされ強制労働させられる。どん底の中でたくましく成長した彼は母の死をきっかけに工場から脱走し…。

 

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