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夏休みシーズンは究極の映像体験で物語の世界へトリップ!【オススメ映画5選】『キングダム2 遥かなる大地へ』他

2022.07.30 Vol.751

『キングダム2 遥かなる大地へ』

 累計発行部数8700万部の国民的大ヒット漫画を原作とする映画『キングダム』待望の続編がついにこの夏公開!

 その壮大なスケールから実写化不可能と言われていたが、2019年に公開されると、日本を代表するキャスト・スタッフが描き切った圧巻の映像体験に日本中が熱狂。興行収入は57.3億円を突破し、その年の邦画実写作品で見事No.1を獲得。数々の映画賞にも選出されるなど映画界に大きなインパクトを与えた。

 あれから3年。前作を凌駕するスケールへとパワーアップし、新たな戦いの物語が幕を開ける!

 天下の大将軍を志す戦災孤児の少年・信(しん)役の山崎賢人、中華統一を目指す秦の若き王・嬴政(えい せい)役の吉沢亮、2人と運命的な出会いを果たし仲間となる河了貂(かりょうてん)役の橋本環奈、王騎(おうき)役に大沢たかおといった前作キャストに加え、天才的な剣の使い手・羌瘣(きょうかい)役で新たに清野菜名が参戦。スペクタクルあふれる戦闘シーンでド迫力のアクションを披露する。

 

STORY:新たなる戦いの舞台は、決戦の地・蛇甘平原。「秦」国へと侵攻を開始した隣国「魏」を迎え撃つべく、国王・嬴政の号令のもと行軍。信は歩兵として戦地へと赴き初陣に臨む。初めて目の前にする本物の戦場で、運命をともにする新たな仲間との出会い。そして、絶望の戦場でたちはだかる強大な敵。信は亡き友・漂と交わした「天下の大将軍になる」という宿願を果たすため、さらなる過酷な戦いへと身を投じていく…。 監督:藤信介 出演:山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名 他/東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント配給/7月15日(金)より公開 https://kingdom-the-movie.jp/

道枝駿佑に父母世代もメロメロ! 水野真紀「透明感がすごい」萩原聖人は「20歳になったら飲みに」

2022.07.29 Vol.web original

 

 映画『今夜、世界からこの恋が消えても』完成披露舞台挨拶が29日、都内にて行われ、キャストの道枝駿佑、福本莉子、古川琴音、松本穂香、水野真紀、萩原聖人と三木孝浩監督が登壇した。

「セカコイ」の愛称で国内外に熱狂的ファンを持つ、一条岬による同名恋愛小説を三木孝浩監督が実写化。眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、自らも大きな秘密を抱えながら真織を献身的に支える主人公・神谷透(道枝)のはかなくも切ないラブストーリー。

 大阪に続き東京での初日舞台挨拶。主演・道枝は緊張の面持ちで「吐きそうなんですけど(笑)」と苦笑していたが、アンベールされた巨大パネルを埋め尽くす感動と絶賛のコメントを見ると大感激。福本も「素敵な感想にグッと来てます」、三木監督も「全人類見たほうがいい、とか…そんなにですか?(笑)」と熱いコメントの数々に照れつつも喜色満面。

ブラッド・ピット来日決定!日本が舞台の話題作『ブレット・トレイン』主演

2022.07.29 Vol.web original

 

 映画『ブレット・トレイン』(9月1日公開)主演ブラッド・ピットの来日が決定した。3年ぶり13回目の来日となる。

 伊坂幸太郎のベストセラー⼩説「マリアビートル」を、ブラッド・ピットを主演に迎え、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督が映画化したアクション超大作。東京発京都行の超高速列車を舞台に殺し屋たちが繰り広げるバトルアクション超大作。

 今回、ブラッドともにデヴィッド・リーチ監督の来日も決定。日本を舞台にしたアクション超大作に挑んだ2人が、待望の来日イベントで何を語ってくれるのか、今から待ち遠しい。

 合わせて、各国プレミアでのブラピ旋風を振り返り、ブラピが日本語で締めくくるスペシャル動画も解禁。ブラピの来日が決定し、公開に向けさらなる盛り上がりが期待できそうだ。

日本が舞台のブラピ主演映画挿入歌にアヴちゃん&奥田民生

2022.07.29 Vol.web original

 

 ブラッド・ピット主演映画『ブレット・トレイン』の本編挿入歌に、アヴちゃん(女王蜂)と奥田民生の楽曲が起用されていることが発表された。

 伊坂幸太郎のベストセラー⼩説「マリアビートル」を、ブラッド・ピットを主演に迎え、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督が映画化したアクション超大作。

 本作の予告編が公開された段階から話題を呼んでいた楽曲「Stayin’ Alive」。ビージーズの名曲としても知られるこの曲を伸びやかに歌い上げるのは、人気バンド女王蜂のボーカル・アヴちゃん。

 オーディションを経て抜擢されたというアヴちゃんは、コメントで「ハリウッド作品での歌唱、オーディションオファーが来ていると聞いたときには…驚きました。久々のオーディション参加でしたので、初心、緊張感を持って挑んだことを覚えています」と振り返り「日本が舞台の大変なハリウッド作品に携わりました。今回お呼び頂けたことを、心より光栄に思っています。今秋、ぜひ劇場で体感して頂けますよう!」とアピール。

 さらに、劇中の重要なアクションシーンで流れる楽曲「Kill Me Pretty」は、奥田民生のオリジナル曲。奥田自身がレアなハイトーンボイス&英語で歌い上げる、ファンにとっても必聴の楽曲だ。奥田はコメントで「どっからこういう話になったのかよく分からないですけれども、英語の曲ですし、なかなか映画の挿入歌でっていうのも珍しい仕事だったなと思いますけど。英語だというところで、ちゃんと伝わってんのかな?というのもありますし。結構激しめの曲で、キーも高いし、そこもなかなかハードルも高かったなと思います」とハリウッド映画の挿入歌初挑戦を振り返った。

『ブレット・トレイン』は9月1日より公開。

高杉真宙「君は二枚目より三枚目が似合うと監督から言われ『ゴチ』に生かしてます」

2022.07.28 Vol.web original

 映画『異動辞令は音楽隊!』完成披露舞台挨拶が28日、都内にて行われ、阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、見上愛と内田英治監督が登壇。初挑戦の楽器を猛特訓したエピソードで盛り上がった。

『ミッドナイトスワン』などを手がけた内田英治監督が愛知県警察音楽隊のフラッシュモブ動画から着想を得て生まれたオリジナル作品。

 本作では、現代にそぐわない“コンプラ無視”の鬼刑事を演じた主演の阿部だったが、部下役の磯村から「阿部さんが現場でカブトムシをポケットに入れていたという噂を聞いた」と暴露されると、気恥ずかしそうに「肩にクワガタが飛んできたので、ちょっと入れておこうと…。それを見た照明さんが、もっと飛んできてますよと言ってさらに持ってきてくれて3匹になった」と明かし、会場もほっこり。

 阿部とともに音楽隊のメンバーを演じた高杉は「内田監督からは、衣装合わせののときに“もっとダサく、ダサく”と言われました。あと“君は二枚目より三枚目が似合うね”と3回くらい言われたので今『ゴチになります!』で生かしています(笑)」と明かし、内田監督も「こういうかっこいい役者さんを見ると、つい汚したくなるんです(笑)」と冗談めかし、笑いをさそった。

 圧巻のドラム演奏を披露する阿部をはじめ、音楽隊のメンバーはほとんどが未経験の楽器に挑んだとのこと。トランペットを担当した清野菜名が「まず音を出すのが難しい楽器で、そこが苦戦の第一でした」と猛特訓を振り返ると、高杉も「皆さんがいたから頑張れた。自分1人だけとかプライベートだったらここまでできなかった」。阿部も「最初にみんなで集まったとき、いきなり最後まで演奏しようと言われた。そしたらみんなが助け合って、ちゃんとセッションになっていたんです。そのときにこの映画の意味が分かりました」と、思いを語っていた。

 映画『異動辞令は音楽隊!』は8月26日より公開。

阿部寛のドラム演奏に“音楽隊仲間”清野菜名と高杉真宙が感動「予告映像でも鳥肌」

2022.07.28 Vol.web original

 映画『異動辞令は音楽隊!』完成披露舞台挨拶が28日、都内にて行われ、阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、見上愛と内田英治監督が登壇。初挑戦の楽器を猛特訓したエピソードで盛り上がった。

『ミッドナイトスワン』などを手がけた内田英治監督が愛知県警察音楽隊のフラッシュモブ動画から着想を得て生まれたオリジナル作品。

 主演・阿部は今回ドラムに初挑戦し圧巻の演奏シーンを披露。「まったくやったことがなくて、最初はどれを叩いたらいいのかも分からなかった」と苦労を振り返った阿部だが、清野が「練習から見ていて、どんどんアップデートする阿部さんに尊敬と、本当にかっこいいなという思いでした」と言えば、高杉も「阿部さんの演奏を生で見れたというだけでも参加できてよかったと思う。映画を見た僕でも予告編で毎回、鳥肌が立つんです」と大絶賛。

 劇中では、清野や高杉ら音楽隊のメンバーのほとんどが未経験の楽器を吹き替えなしで演奏しているといい、阿部は「久ぶりに部活に出たみたいな感じでした」と苦楽を共にしたメンバーとの絆を振り返った。

 演奏シーンが無かったという刑事役の磯村が「刑事をしている自分が申し訳なくなるくらい感動しました」と言うと、司会が磯村に“何か楽器を始めたら”と提案。すかさず阿部から「楽器、何がいい?」と畳みかけられた磯村が苦笑しつつ「阿部さんの横でパーカッションとかマラカスくらいなら…」と答えると、内田監督が「『3』まで構想があるので何か難しい楽器を考えておきます」と請け負い、会場の笑いを誘った。

 7月22日(現地時間)に開催されたニューヨーク・アジアン映画祭では、阿部が日本人初となるスター・アジア賞を受賞。阿部とともに現地に飛んだ内田監督は「阿部さんのスピーチはめっちゃアメリカの観客にウケていました」と明かしつつ、大盛り上がりのワールドプレミア上映を振り返っていた。

 映画『異動辞令は音楽隊!』は8月26日より公開。

玉木宏、木村佳乃の日本語吹き替えに本国キャストが感謝!満島真之介のコメントには大爆笑

2022.07.28 Vol.web original

 

 映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』来日イベントが28日、都内にて行われ、キャストのブライス・ダラス・ハワード、ディワンダ・ワイズ、コリン・トレボロウ監督が登壇。主演のクリス・プラットは等身大モニターでリモート参加。日本語吹き替えキャストの玉木宏、伊藤沙莉、満島真之介もかけつけ、撮影の舞台裏トークなどで盛り上がった。

 巨匠スティーヴン・スピルバーグによる『ジュラシック・パーク』に続く『ジュラシック・ワールド』シリーズの最新作にして完結編。

 ブライスとトレボロウ監督は、2018年公開の前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』時から4年ぶりとなる来日。玉木は「ウエルカムトゥジャパンということで…またお会いできてうれしいです」。満島は「今回は(満島が声を務めたサブキャラクターの)フランクリンはCIAに入り、ほぼ出てません。でも前回もお会いした皆さんにまたお会いしたくて、今回もいるぞ、生きてるぞということをアピールしにきました」とあいさつしキャストたちを爆笑させ、初参加の伊藤は「ここに立てていることに頭が真っ白」と感激しきり。

 主人公オーウェン役のクリスは、声を担当した玉木に「ヒロシ・タマキは本当に素晴らしい声をオーウェンに与えてくれた」と感謝。ヒロイン・クレア役のブライスも「今日は残念ながらご参加できなかったけど、クレアの日本語吹き替えをしてくださった木村佳乃さんには本当に感謝してます。木村さんがクレアの声をしてくれたことは私にとって大切なこと。今日も、彼女の心はこの場に一緒にいてくれてると思います」と語った。

 そんなブライスは「本作を撮っているときから“みんなでまた日本に行けるといいね”と話していました。私が12歳のときに『ジュラシック・パーク』を見て忘れられない思い出ができたように、日本でもご家族で楽しんでいただけたら」とアピールしていた。

 映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は7月29日より公開。

来日『ジュラシック・ワールド』主演クリス・プラットは“等身大リモート”参加「妻が出産したばかりで」

2022.07.28 Vol.web original

 

 映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』来日イベントが28日、都内にて行われ、キャストのブライス・ダラス・ハワード、ディワンダ・ワイズ、コリン・トレボロウ監督が登壇。主演のクリス・プラットは等身大モニターでリモート参加した。日本語吹き替えキャストの玉木宏、伊藤沙莉、満島真之介もかけつけた。

 巨匠スティーヴン・スピルバーグによる『ジュラシック・パーク』に続く『ジュラシック・ワールド』シリーズの最新作にして完結編。

 ブライスとトレボロウ監督は、2018年公開の前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』時から4年ぶりとなる来日。

 今回来日が叶わず、等身大モニターでのリモート参加となった主人公オーウェン役のクリス・プラットは「僕やブライスは10代のころに『ジュラシック・パーク』をスクリーンで見ているので、今回サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムといったレジェンドキャストたちと共演できたことは筆舌に尽くせないほど名誉なことだと思っています」と話し、会場にいるヒロイン・クレア役のブライス・ダラス・ハワードと「ハイファイブ!」とリモートでハイタッチをしようとしたがタイミングが合わず、2人は大笑い。

 ブライスも「私は『ジュラシック・パーク』を12歳のときに映画館で見て、子供のころの最も重要な映画になりました。この作品を見たから、映画を作りたいと思うようになったんです」と人生に大きな影響を与えた作品だと語った。

 新キャラクター・ケイラを演じるディワンダ・ワイズは「レガシーキャストの3人は、私もあんなふうになれたらとあこがれていました。そんな方々と家族ぐるみで仲良くなれるなんて」と感激をあらわに語り「ジェフは毎晩素晴らしい音楽を提供してくれ、サムは毎晩おいしいワインを、ローラは究極のいたずらっ子で、毎晩楽しいいたずらを仕掛けてくれました(笑)」と笑いを交えつつ明かした。

瀬戸内寂聴を演じる寺島しのぶ“お別れの会”に出席「寂聴さんの写真からパワーを頂いた気がした」

2022.07.27 Vol.web original

 故・瀬戸内寂聴さんのお別れ会が26日、都内にて行われ、映画『あちらにいる鬼』(11月公開)で寂聴さんをモデルとした主人公を演じる寺島しのぶが思いを語った。

 作家・井上荒野が、父である作家・井上光晴と母、そして昨年11月に99歳で死去した瀬戸内寂聴をモデルに男女3人の特別な関係を描いた同名小説を廣木隆一監督が映画化。寺島しのぶと豊川悦司がW主演を務める。

 出版社・新聞社14社主催により行われたお別れ会には生前、寂聴さんと親交のあった著名人ら287名が参列。本作で瀬戸内寂聴をモデルとした長内みはる/寂光を演じた寺島しのぶも出席した。

 映画本編で実際に自身の髪の毛を剃り上げて役に挑んだ寺島。映画の撮影から約2か月が経過し、この日は赤い短髪姿。

 寺島は「『あちらにいる鬼』に出演するにあたって、寂庵に伺ってぜひお会いしたいと思っていたんですがコロナ禍で叶わず、お目にかかることができませんでした。クランクインの前に、監督と一緒に寂庵にお邪魔したら、寂聴さんの太陽のような写真が並んでいて、パワーをいただけたような気がして、“とにかく頑張ってきます”と報告させていただいたことを覚えています」と、対面が叶わなかったことを惜しみつつ「(映画で演じた役柄は)モデルとはいっても寂聴さんのエッセンスがたくさん入っている映画ですので、リスペクトしながら撮影をさせていただきました」と思いを述べていた。

 映画『あちらにいる鬼』は2022年11月、全国公開。

“仮想通貨の実態”を描く注目作も!別所哲也、WEB3.0時代の映画製作に期待

2022.07.27 Vol.web original

 

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」が26日「NFTと映画」をテーマとしたトークイベントをオンラインで配信。暗号資産を題材にした映画『The Rhetoric Star』を製作中の映画監督・太一氏、プロデューサーを務める株式会社CoinPost代表の各務貴仁氏と映画祭代表・別所哲也が、WEB3.0時代の映画製作について語り合った。

「Meta Cinema」をテーマに、リアルとオンラインで盛大に行われた「SSFF & ASIA 2022」。6月20日のアワードセレモニーでは、暗号資産を題材にクリプト(仮想通貨)業界の「欲」「闇」そして「希望」を描く100分の実写映画『The Rhetoric Star』の製作も発表された。

 同作について、太一監督は「ときにキラキラした、ときにいかがわしいというイメージを持たれることもあるクリプトの実態をサスペンスとして描く作品」、各務プロデューサーは「暗号資産をテーマとするだけでなく、プロセスや技術、マーケティングにおいても、NFTを活用して、新しい映画のインフラ作りを目指す」と語った。

 WEB3.0時代の技術を用いた映画製作に挑む2人は「NFTを活用することで、よりグローバルに、多くの人々が半匿名性を持って、資金提供や課題解決などで直接、映画製作に参加できる。資金提供者をNFTでグルーピングしコミュニティーを作るなど、ファンが継続的にプロジェクトとつながることができる」と、映画製作におけるNFTの可能性を紹介。

 別所は「十数年前、海外の映画配信会社の人から相談されたことがあるんです。映画製作配給会社に話しに行ったら、ほとんどの映画が広告代理店が幹事会社となっているから広告代理店に行ってと言われ、広告代理店に行ったら、最近はテレビ局が権利を持っていると言われ、テレビ局では芸能プロダクションが仕切ってると言われ、芸能プロダクションに行ったら映画のことは映画製作配給会社に行ってくれと言われた、どうしたらいいんだと相談された」と苦笑しながら振り返りつつ「これまでの製作の形をこれからの時代に合わせて、どう変革していけるのか、そのイニシアチブを日本からどう発信していけるのか考える時期に来ているのかもしれない」と、新たな形の映画製作に大きな関心を寄せた。

 太一監督も、作り手側にとっても製作や発信の幅が広がると言い「WEB2.0時代は映画は“見るもの”だったが、WEB3.0では、観客が作る側に回れる。カラオケの登場で、聞く文化から歌う文化が生まれたり、新聞から情報を得ていたところからSNSで発信するようになったのと同じ」と、従来の製作方式によらない映画作りがさらに広まると話した。

 各務プロデューサーは「資金調達から製作、マーケティング、収益の多角化まで、新しい映像制作の形を世の中に示せるのではないかと思っている。『The Rhetoric Star』を通して仕組みを示し、さらにその仕組みを多くの人が使えるプラットフォームとして生み出せたら」と意気込み。

 NFTや暗号通貨ビジネスのトラブルも近年、話題に上る。「まだ技術や規制面で解決できていない部分もある。デメリットも把握したうえで参入していく必要がある」と各務プロデューサーが注意点を上げると、別所も「暗号資産についても、お金を集めていなくなっちゃうとか、そういうニュースも聞きます」とうなずいた。

 一方でアーティストやクリエイターにとっては大きな可能性も。太一監督は「アーティストにとっては、業界的な基準ができてから参加しても遅いかもしれない。一番のデメリットは参加しないこと」とWEB3.0時代へ向けた意識のシフトを呼びかけた。

 SSFF & ASIAでは世界のクリエイターと企業、個人をつなぐNFTマーケットを構築する新プロジェクト・ NFTグローバルシネママーケットがスタート。ティザーサイトにてアイデアソン/ハッカソンのプレエントリーも受け付けている。

清野菜名は本能タイプと山﨑賢人が証言「考えるよりもやってやるぜ!という感じがした」

2022.07.25 Vol.web original

 

 公開中の映画『キングダム2 遥かなる大地へ』大ヒット舞台挨拶が25日、都内にて行われ、キャストの山﨑賢人、清野菜名、真壁刀義と佐藤信介監督が登壇。物語に登場する武将たちにちなみ“本能”タイプか“知略”タイプかという質問で盛り上がった。

 中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(しん 演・山﨑賢人)と、中華統一を目指す若き王で後の秦の始皇帝・嬴政(えいせい 演・吉沢亮)を壮大なスケールで描く、原泰久による同名漫画を映画化した大ヒット作、待望の続編。

 この日は、事前に募集した質問に登壇者たちが回答。ハードな撮影の原動力となったものは?という質問に、主人公・信役の山﨑は「自分1人の夢じゃなく、監督やキャストスタッフみんなで夢を追いかけているんだと、皆で見ている夢なんだと思うと頑張れた。(観客の)皆さん含め、それが原動力。皆さんに見てもらうために作ってますから」と感謝。

 剣の使い手・羌瘣(きょうかい)役の清野は「賢人くんですね。そして賢人くんが演じる、信。大変な役なのにいつも大声で明るく引っ張ってくれた」。屈強な伍長・沛浪(はいろう)役の真壁刀義は「やっぱりプロレスラーはダメだと言われたらいやだなと思った。すごいキャスト陣に飲まれそうになったんですけど、ここで引いちゃいけねえと自分を思いっきり出しました」。最後に監督が「(ロケで宿泊した)ホテルに大浴場があって、そこに行くとみんながいて。サウナにも入ったね。ある夜、行ったら(山﨑が)1人でいたので、語り明かしました」と、それぞれ撮影を乗り越えた原動力を明かした。

 物語に登場する武将たちのように“本能”タイプか“知略”タイプかという質問には、山﨑、清野、真壁の3人ともが「本能タイプ」と回答。清野が「頭で何も考えられないので(笑)、思った通りに突き進むタイプ」と明かすと、真壁が「見た目はかわいらしくておしとやかだけど、撮影を見ていると、この人、本能タイプだよ」。すると山﨑も「大変になったとき、考えるよりもやってやるぜという感じが菜名ちゃんからしました」と証言。

 清野も苦笑しつつ「確かに撮影を思い出すと…。現場でアクションが追加されることがあって、何度も練習できないままぶっつけ本番、じゃないですけど、本能でやらなきゃいけないときがありました」。急なアクション変更もこなしたキャスト陣に、会場も感嘆していた。

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