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岩田剛典「どの面下げて舞台挨拶に…」中村倫也からは「なんでこの役受けたの?」

2022.03.12 Vol.web original

 映画『ウェディング・ハイ』の初日舞台挨拶が12日、都内にて行われ、篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、皆川猿時、高橋克実と大九明子監督が登壇。岩田の怪演ぶりの話題で盛り上がった。

 バカリズムのオリジナル脚本で描く、クセモノぞろいの結婚式を舞台に繰り広げられる群像コメディー。

「何回見ても楽しい作品だと思います」と胸をはった主演・篠原涼子は、もう一度見てほしいシーンはと聞かれると、新婦の元カレ役を演じた岩田剛典の体当たりシーンをあげ「あそこらへんは何度見ても興奮されるのでは」とイチ押し。

「どの面下げて舞台挨拶しているんだろうという、後にも先にも演じることのない役どころでした」と振り返っていた岩田は、篠原の言葉に「興奮してないですよ」と苦笑。かつてない怪演を見せた岩田に、中村倫也は「何で受けたの、この役?」と直球質問。篠原は「新境地でしたよね」とフォロー。

 現場での演技に加えアフレコの演出も衝撃的だったようで、岩田は「アフレコであんな奇声を発するとは思わなかった」とぼやき、笑いをさそっていた。

 映画『ウェディング・ハイ』は公開中。

日本アカデミー賞最優秀作品賞は『ドライブ・マイ・カー』プロデューサーはすでにアメリカ入り

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が最高賞となる最優秀作品賞をはじめ、最優秀主演男優賞(西島秀俊)など8冠に輝いた。

『ドライブ・マイ・カー』は最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞を受賞。また新人俳優賞を三浦透子が受賞している。

 最優秀監督賞を受賞した濱口監督は「東日本大震災から数年後、津波の被害に遭った方々のドキュメンタリーを撮りました。その時、力強く生きる姿を見て、こういう生命力をとらえていきたいと思ったのが、今の自分の基盤になっていると思います。当時お話を聞いた方々に、受賞したと伝えて感謝したい」。

 さらに最優秀作品賞を受賞し、濱口監督は「作品賞なので、本来ならプロデューサーが受け取るべきかと思いますが、現在アカデミー賞の準備で渡米しておりますので」と、歴史的なノミネートを果たしたアメリカのアカデミー賞へ向けても準備万端の様子。

 同作で最優秀主演男優賞を初受賞した西島秀俊も「人々がまた心の絆を取り戻せるように、この作品が希望の光になるように、そのために何が必要かを伝えているのかなと思います」と受賞を喜びながら、コロナや現在の世界情勢の影響を受けている人々、そして震災の被災者に思いをはせ「彼らに心を寄せながら、濱口監督の言う通り、自分のやれることを精一杯やっていきたい」と語っていた。

『ドライブ・マイ・カー』は第94回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞にノミネート。日本映画初の作品賞受賞に期待がかかっている。

有村架純が『はな恋』で最優秀主演女優賞を初受賞「世界中が一刻も早く穏やかに過ごせるよう」

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、最優秀主演女優賞を『花束みたいな恋をした』の有村架純が受賞した。

 有村が日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞するのは今回が初。

 有村は「びっくりしています」とぼうぜんとしつつ「受賞は(共演の)菅田将暉さんはじめキャスト、スタッフの皆さんのおかげだと思っています」と感謝。さらに「私が作品に対してできることは少ないですし限られていて、自分がこの作品に対して一体何ができるのかと、常々不安に思うことがあるんですけど、幾度となく背中を押してくれたのは、これまで出会った方々がくれた言葉でした」と感慨を込めて振り返り「これからも独りよがりな芝居をするのではなく、思いやりを持って、人や現場に向き合い続けたい」と前を見つめ「世界中が一刻も早く、穏やかに過ごせるよう祈っております」と晴れやかな笑顔を見せた。

 有村から「20歳のころからすごく良くしていただいてる」と感謝されていた司会・長澤まさみも「感動しちゃいました」と感激の表情を浮かべていた。

 また、優秀助演女優賞のトークでは、第一子出産を控えた石原さとみが別室から参加し『そして、バトンは渡された』で娘役を演じた子役・稲垣来泉と主演・永野芽郁に感謝しつつ「普段思わないんですけど、この作品は唯一、生まれてくれる子どもに見せたいと思いました。来泉ちゃんと芽郁ちゃんの笑顔が本当に大好きで、お2人のようになってほしいなという思いを込めて、見せたいと思います」と、感無量の面持ちで語っていた。

 最優秀助演女優賞に輝いたのは『護られなかった者たちへ』で、生活保護受給者を支えるケースワーカーを演じた清原果耶。「自分が受賞すると思ってなかったのでびっくり」と驚きながら「皆が報われるような世の中になればいいなと思いながら演じていました」と振り返っていた。

最優秀主演男優賞初受賞の西島秀俊「仕事が無い時期が長かった」話題賞では小栗旬が菅田将暉のコスプレ

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、最優秀主演男優賞を『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊が受賞した。西島が日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞するのは今回が初。

 司会の長澤まさみから「映画愛が強すぎて、ご飯を食べる時間がもったいないから、おにぎりを持って映画館に行っていたと聞きました」と言われると、西島は「僕、仕事が無い時期が長かったので(笑)。でもけっこうそういう人、います。おにぎり持って劇場にいる人」と茶目っ気たっぷりに返しつつ「濱口竜介監督のもと、ウソをつかない現場づくりを心掛けていた」と振り返った。

 最優秀主演男優賞が発表されると、西島は「みんなでとった賞だと思います。今、世界が混乱していていろいろなつながりが切れているなか、今日は3月11日ということで、人とのつながり、魂の再生を描いた映画がこうして賞を頂いたことは大きな意味があるのではないかと感じる」と語り「これからも日本映画のために身をささげたいと思っています」と力強く語った。

 優秀主演男優賞のトークでは『孤狼の血 LEVEL2』の松坂桃李と、同シリーズの前作主演で、今回『すばらしき世界』で受賞している役所広司が隣り合わせに。「緊張する」と苦笑する松坂に、役所は「仲野太賀くんとの銭湯のシーンで“前張り”をしたんですが、太賀くんの前張りがフィットしてなくてパカパカしていた。僕は以前、前張りの作り方を松坂くんから教えてもらっていたので、その“松坂モデル”を僕が指導して、うまくいきました」と感動シーンの舞台裏を明かし、会場の笑いをさそった。

草彅剛が日本アカデミー賞プレゼンターで登壇「3.11」に思いはせる

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、昨年『ミッドナイトスワン』で最優秀主演男優賞を受賞した草彅剛がプレゼンターとして登壇。新人俳優賞の発表では、東日本大震災が発生した「3.11」に思いをはせつつ、豪華な顔ぶれの“新人”受賞者たちにエールを送った。

 草彅は「今日は晴れ晴れしい舞台ですが、3.11ということで、日本中の皆さんが思うことがあると思います。(新人俳優賞受賞の)皆さんが出演された作品を通して、一人でも多くの方の心に元気が沸くことを願っています」と東日本大震災発生から11年目を迎えた思いを語りつつ、受賞者たちの更なる活躍に期待を寄せた。

乃木坂46岩本蓮加に「大女優の片りん」70歳差“相手役”の宝田明がゾッコン「来年ももう1本一緒に」

2022.03.10 Vol.web original

 

 映画『世の中にたえて桜のなかりせば』完成披露舞台挨拶が10日、都内にて行われ、W主演を務めた岩本蓮加(乃木坂46)、宝田明と、主題歌を担当した all at once(ITSUKI、NARITO)、三宅伸行監督が登壇。

 とある事情から不登校になり“終活アドバイザー”としてバイトする女子高生が、ともに働く老紳士や周りの人々と心を通わせながら成長していく姿を描く。

 本作が映画初出演・初主演となる岩本はプレッシャーも感じていたと言い「乃木坂46から一人で参加させていただき、不安もあったのですが、ちゃんと乃木坂46の看板を背負って、恥の無いように頑張れたかなと思います」と胸を張った。

 腰痛の治療中とのことで、車いすで登壇した宝田は、岩本との70歳差共演に「相手役が17歳、私は米寿に近づいている。こんな年の差のある人との共演は初めてで、私も胸騒ぎがしたのですが、セットに入って最初に、なんて度胸のある子だろうと感じた。しかも蓮加さんは本番でNGを出したことがない。大した小娘であります」と茶目っ気たっぷりに岩本をたたえ「最近の若い方は、カットがかかるとすぐモニターを見に走っていく人が多いけど、彼女はカットがかかっても監督がOKと言うまで、そこを動かない。お行儀が良い。大女優になる片りんがあると、つくづく感心していました」とべたぼめ。

赤楚衛二と町田啓太が会見でリアル“わちゃわちゃ”「何をお見せしてるんだ(笑)」と照れまくり

2022.03.10 Vol.web original

 

 映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』のイベントが10日、都内にて行われ、赤楚衛二、町田啓太と風間太樹監督が登壇。赤楚と町田が劇中さながらのほほえましいやり取りを繰り広げた。

 大ヒットドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称「チェリまほ」)、待望の映画版。童貞のまま30歳を迎え“触れた人の心が読める魔法”を手に入れたサラリーマン・安達(赤楚衛二)と社内のエリート同期・黒澤(町田啓太)が繰り広げる恋の騒動を描く。

 ドラマ終了から1年後の映画撮影に「すぐに戻れるか不安だった」と言う赤楚と町田だったが、町田が「スタッフや赤楚くんたちと会った瞬間すべてがフラッシュバックした」と言うと、赤楚も「あまりにスイスイ戻れてしまうので逆に不安で“僕、安達に戻れてます?”と、町田くんと確認し合っていました」と振り返った。

 そんな2人は、司会から「お互いの素敵なところは?」と聞かれると、照れつつ互いを称賛。町田が「絶対に疲れたとか弱音を言わない。なのに、ちょっと抜けているところもあったり」と指摘すると、赤楚は「抜けてますかね?」。すかさず町田は「こういう、気づかないところも素敵」と全肯定しつつ「(ドラマのとき)口元にご飯粒つけてきた」「今回は、良かれと思って前日にヘッドスパに行き、ヘアオイルが取れないまま現場に来た」と、赤楚のうっかりエピソードを目を細めながら披露。

Snow Manが「体を張った!」実写映画『おそ松さん』でもまだ未完成で「すいましぇーん」

2022.03.09 Vol.web original

 

 映画『おそ松さん』の“未完成”報告会が9日、都内にて行われ、主演Snow Manらキャスト12名が登壇。爆笑トークを繰り広げた。

 赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作にアニメ化され人気を博した TVアニメ「おそ松さん」の実写化。監督は英勉。

 公開2週間前でもまだ制作中という本編。長男・おそ松役の向井康二は、見どころシーンを聞かれ「人前でズボンを下すシーンがあった」と明かし「人がメッチャいる商店街の中だったんですけど、ジーパンを本当に下した。多分何人かに僕のお尻、見られました。スタッフさんが布を張ってくれていたんですけど、上見たらおばあちゃんがメッチャ見てた」と振り返り「おそ松ワールドを体を張って表現したので、そいうところも見てほしい」と胸を張った。

 カラ松役・岩本照は「僕とピリオド役の宮舘涼太くんはアクションシーンがかなりあって、僕たちだけ違う映画を撮っているのかなと思った」、十四松役の佐久間大介ば「文化遺産で大暴れしました」。トド松役のラウールは「光石研さんに、新聞を丸めたもので“オレの頭を叩け”と言われ、何回も叩いてしまった。せめて使われていてほしい」とまだ見ぬ本編にドキドキの様子。

 一松役の深澤辰哉が「猫背でジト目ということで、一松役をやらせていただいた」と喜ぶと、メンバーから「目、開いてる?」「寝てる?」とお約束のイジリ。

Kōki,恋人役・高橋文哉と役の恋愛秘話を妄想「将来もずっと一緒にいるよ、と」

2022.03.06 Vol.web original

 

 映画『牛首村』の大ヒット舞台挨拶が6日、都内にて行われ、主演Kōki,と共演の高橋文哉、莉子と清水崇監督が登壇。大ヒットを受けて、一同がSNSや観客からの質問に和気あいあいと答えた。

 清水崇監督による“恐怖の村”シリーズ第3弾。Kōki,が一人二役で演じる姉妹が、とある村に伝わる恐怖に巻き込まれていく。

 主人公の女子高生と、行方不明の妹の2役を演じたKōki,は「周りの人もたくさん見に行ってくださっていたのですが、それぞれ恐怖の感じ方が違って、感想を聞くのも面白かったです」と周囲からの反応にも手ごたえを感じている様子。

 この日は、映画の大ヒット御礼として、SNSで事前に募集した質問や、会場の観客からの質問に一同が回答。

「この映画を見てホラー映画を克服できた気がします。皆さんが最近何か克服したものは?」との質問に、高橋文哉が「ピーマン。家族全員が苦手で食べる機会がなく、一人暮らしをするようになって自分で作って食べてみたらすごくおいしかった」と答えると、Kōki,も「ワサビを最近、やっと克服できたと思う。お寿司もワサビを抜いて食べるのに慣れてしまっていたので…」。

 そんな2人に「かわいいじゃん、ピーマンとかワサビとか(笑)」と笑顔を向けた清水監督自身は「初主演の女優さんとの仕事は久しぶりで、しかも今回は一人二役で相当に難しい役だったけど、Kōki,ちゃんと仕事できて(初主演の女優との撮影に)克服感があります」とKōki,とのタッグを振り返り、この日着ているシャツは「Kōki,ちゃんからもらった」とうれしそうに見せる一幕も。

木村佳乃「若いころは好きな人のチューしてる顔とか描いてました。私だけ?」少女時代の思い出明かす

2022.03.02 Vol.web original

 

 アニメーション映画『私ときどきレッサーパンダ』のイベントが2日、都内にて行われ、日本語吹き替え版キャストの木村佳乃、佐竹桃華と、もう中学生が登壇。過干渉な母親を演じた木村が、少女時代のキュートな思い出を明かした。

 ディズニー&ピクサーの最新作。ある日突然、感情が高ぶると巨大なレッサーパンダに変身してしまうようになった少女メイの成長と、変身の謎に隠された感動の物語を描く。

 主人公の少女メイを演じた佐竹桃華と過保護な母ミン役の木村佳乃は、オーディションで役を勝ち取ったと明かし、佐竹は「受かったと知ったとき、うれしすぎて鼻血を出してしまいました」、木村は「何が何でも受かろうと思って“もう1回やらせてください”とまで言って必死にやらせていただきまして。受かったら娘が大喜びして、鼻が高かったです」と笑顔。

 佐竹は「この仕事を始めたとき目標として、10年後にディズニー作品の声優をやり、20年後には木村佳乃さんのような女優になると書いていたので、それがまさか同時に叶うなんて」と感激しきり。木村も「私も19歳からこの仕事をやってきているんですけど、そんなことを言っていただけるなんて、続けてきてよかった」。

もう中学生「2時間半かけて自作した」小道具が木村佳乃、佐竹桃華に「かわいい~」と大ウケ

2022.03.02 Vol.web original

 アニメーション映画『私ときどきレッサーパンダ』のイベントが2日、都内にて行われ、日本語吹き替え版キャストの木村佳乃、佐竹桃華と、もう中学生が登壇。スペシャルMCを務めたもう中学生が、作品にちなんだ手作り小道具で木村らを喜ばせた。

 ディズニー&ピクサーの最新作。ある日突然、感情が高ぶると巨大なレッサーパンダに変身してしまうようになった少女メイの成長と、変身の謎に隠された感動の物語を描く。

 オーディションで役を勝ち取ったと明かした、主人公の少女メイ役・佐竹桃華と過保護な母ミン役の木村佳乃。一方、警備員役のもう中学生は、司会の青木源太アナウンサーから、ディズニー&ピクサーからどこを評価されて役に抜擢されたと思うかと聞かれ「うなじですかね?」とそらとぼけ笑いを誘った。

 それでも木村は「かなり濃いキャラを演じられていて。一瞬、もう中さんだと分からなかったです」と声の芝居を絶賛し、もう中学生は「濃厚になるよう、1週間くらい100%のものばかり飲んだりしていました」と胸を張った。

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