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徳川家康、織田信長、紫式部…“偉人ジャーズ”に観客大興奮!映画『もし徳』豪華俳優陣が役衣装で登壇

2024.07.16 Vol.web original

 

 映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)の完成披露舞台挨拶が16日、都内にて行われ、俳優の浜辺美波、赤楚衛二、GACKTら豪華キャスト陣と武内英樹監督が登壇。役衣装の姿で登壇した偉人役キャストに会場も大盛り上がりだった。

 眞邊明人による同名大ヒットビジネス小説を映画化。コロナ禍で未曽有の危機に陥った首相官邸が、AIで復活させた日本の歴史の偉人たちによる最強内閣を組閣したことから巻き起こる物語を描く。

 この日は、新人記者役の主演・浜辺美波に加え、内閣総理大臣・徳川家康役の野村萬斎、内閣官房長官・坂本龍馬役の赤楚衛二、経済産業大臣・織田信長役のGACKT、農林水産大臣・徳川吉宗役の髙嶋政宏、文部科学大臣・紫式部役の観月ありさ、財務大臣・豊臣秀吉役の竹中直人ら豪華な偉人役キャストが役衣装で登場。冒頭はそれぞれが役になりきって挨拶し、会場も大盛り上がり。

 撮影中のエピソードを聞かれると“偉人ジャーズ”は口々に「飲み会が楽しかった」と回答。外務大臣・足利義満役の小手伸也が「皆で飲みに行って、その後に酔っぱらった皆とコンビニ前でジャンケンをして。負けた人が全員分おごる、みたいな…」と振り返ると、司会から「大学生のような…」とツッコまれ「偉人です!」

 さらに小手は「ワシ負けまして。しょうがない、このそうそうたるメンツにおごれるならと、何でも買ってくださいねと言ったんですけど、みんな次の日のことを考えてかヨーグルトとかばかりで…3300円でした(笑)」とギャップを明かし笑いをさそった。

 法務大臣・聖徳太子役の長井短も「次の日が早くても皆さん、仕度時間が割とかかるので(衣装やメイクを)やってもらっている間に酒が抜けていくだろうと…存分に飲むことができた」と振り返り、紫式部役の観月ありさも「このメンバーで飲んでいると時を忘れるくらい楽しい」。

 偉人ジャーズの飲み会に参加していなかったという現代人役の浜辺はうらやましがりつつ「こういう大御所の皆さんがいらっしゃると普通は私は最初に入るべきところなんですけど、皆さんのお支度がすごく時間がかかるということで最後に入らせていただいてちょっと優越感がありました(笑)。現代人(の衣装)はすごく軽いです」と笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は浜辺美波、赤楚衛二、GACKT、髙嶋政宏、江口のりこ、池田鉄洋、小手伸也、長井短、観月ありさ、竹中直人、野村萬斎、武内英樹(監督)。

赤楚衛二のワイルド坂本龍馬姿に観客大興奮「ヒゲがかゆいぜよ!」挨拶で素と役がごちゃ混ぜに

2024.07.16 Vol.web original

 

 映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)の完成披露舞台挨拶が16日、都内にて行われ、俳優の浜辺美波、赤楚衛二、GACKTら豪華キャスト陣と武内英樹監督が登壇。役衣装の姿で登壇した偉人役キャストに会場も大盛り上がりだった。

 眞邊明人による同名大ヒットビジネス小説を映画化。コロナ禍で未曽有の危機に陥った首相官邸が、AIで復活させた日本の歴史の偉人たちによる最強内閣を組閣したことから巻き起こる物語を描く。

 この日は、新人記者役の主演・浜辺美波に加え、内閣総理大臣・徳川家康役の野村萬斎、内閣官房長官・坂本龍馬役の赤楚衛二、経済産業大臣・織田信長役のGACKT、農林水産大臣・徳川吉宗役の髙嶋政宏、文部科学大臣・紫式部役の観月ありさ、財務大臣・豊臣秀吉役の竹中直人ら豪華な偉人役キャストが役衣装で登場。

 冒頭、赤楚が「官房長官の坂本龍馬じゃき。今日は楽しんで帰るぜよ!」と挨拶すると、GACKTも「最後まで楽しんで帰ってくれることを心から願おう」と役どころの雰囲気たっぷりに挨拶し、偉人役キャストが次々に役になり切り、会場も大盛り上がり。そんな中、総務大臣・北条政子役の江口のりこが「江口です」と普通に挨拶し、笑いを誘う一幕も。

 そんな“偉人ジャーズ”に浜辺は「やっぱり迫力がものすごい。実はさっきの挨拶は1分前とかに伝言ゲームで回ってきた」と明かし、突然のネタ振りにも役になりきった偉人役キャストたちに感嘆。

 すると撮影エピソードを聞かれた赤楚が「いやまず、付け髭つけておるんじゃがヒゲがかゆいぜよ」と龍馬モードで語り始めたと思うと、次の瞬間には「えーとですね」と通常モード。その後は「楽しかったことは…皆で酒を酌み交わしたことじゃ! 大変だったのは土佐弁がちょっと…難しかったぜよ」と、役と素を行ったり来たりしながら答え、会場も大笑いだった。

 この日の登壇者は浜辺美波、赤楚衛二、GACKT、髙嶋政宏、江口のりこ、池田鉄洋、小手伸也、長井短、観月ありさ、竹中直人、野村萬斎、武内英樹(監督)。

 

窪塚愛流「太りたくても太れない人だっている」にHiHi Jets猪狩蒼弥「ケンカ売ってんの?」

2024.07.15 Vol.web original

 

 映画『恋を知らない僕たちは』(8月23日公開)の完成披露試写会が15日、都内にて行われ、主演の大西流星らキャストと酒井麻衣監督が登壇。窪塚愛流が告白した悩みに、猪狩蒼弥が真逆の悩みをぶつけトークを盛り上げた。

 水野美波による同名コミックを原作に、思い悩み、時にはぶつかりながらも、それぞれの“本気の恋”に向き合う6人の高校生たちをリアルに描き出すラブストーリー。

 海の日に合わせ、涼やかな浴衣で登壇した一同。大西は「皆さん本当に素敵で。撮影の時の制服と違って大人っぽく見える」。

 大西が演じる主人公の親友を演じた窪塚愛流は「役のイメージカラー」という青と黒を基調とした落ち着いた色合いの浴衣姿。演じた役どころも「大人っぽい。高校生で、その包容力を友達にも彼女にもしてあげられる」と語っていたが、大西から「実際に会ってみたら赤ちゃんのようで。愛流ちゃんと呼ばれていました」、猪狩蒼弥からも「弟みたいで。オレの中で愛流ちゃんがヒロイン。守るべき対象でした」と言われ苦笑しつつ「(愛流ちゃん呼びは)恥ずかしいけど、愛されるに越したことないので」と大人な回答。大西も「メッチャ大人だった(笑)」。

 そんな窪塚は「今だから告白できること」を聞かれると「クランクインからアップにかけて若干痩せていってた。役作りでいっぱい食べていたのに、ちょっと食べないとすぐ顔がこけちゃう」と明かすと、猪狩が「けっこう食べてたじゃん。あまり変わらない食生活で僕はブクブクと…。太りたかったってこと? ケンカ売ってんの?」

「この世の中には痩せたくても痩せれない人がいっぱいいるんだよ」と言う猪狩に、窪塚は「太りたくても太れない人だっていますよ」と反論。猪狩が「やっぱケンカ売ってんじゃん」と憤然とし、会場も大笑い。

 そんな窪塚と猪狩だったが、撮影では「一緒に屋台にラーメンを食べに行った」と言い、猪狩は「本当は2人で行こうとしたんですけど、おつきの人と4人で。ありがたいことに若干知名度がある分、屋台ってハードルが高い。サッと言ってサッと食べるという、二度とないんじゃないかと。福岡を楽しみました」と九州ロケを振り返っていた。

 この日の登壇者は大西流星(なにわ男子)、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、志田彩良、酒井麻衣監督。

大西流星、猪狩蒼弥のいたずらに「絶対やめろって!」共演者から「仲悪い?」

2024.07.15 Vol.web original

 

 映画『恋を知らない僕たちは』(8月23日公開)の完成披露試写会が15日、都内にて行われ、主演の大西流星らキャストと酒井麻衣監督が登壇。同じ事務所の大西と猪狩蒼弥が互いをいじりつつ共演を振り返った。

 水野美波による同名コミックを原作に、思い悩み、時にはぶつかりながらも、それぞれの“本気の恋”に向き合う6人の高校生たちをリアルに描き出すラブストーリー。

 本作が映画初主演となる大西流星は「エンドロールの一番初めに名前が出るということで、未だに実感がないなかで…主演ではありますけど、残り5人が僕を支えてくれた」と共演陣に感謝。

 好きという気持ちを伝えられない主人公・英二を演じた大西に、猪狩蒼弥は「スクリーンで見たら役にぴったり。“なにわ”の大西さんとは良い意味でイメージが違った」とたたえたが、大西はサラッと「うれしい」。猪狩が「一応、同じ事務所なんで…さっきまで仲良かったんですけど」と戸惑うと大西が「今、俳優の顔してます(笑)」。

 一方、猪狩が「僕が演じた太一は女の子にも男の子にも、他の人の幸せを願って行動できる。まさにオレだなと思って。役作りは必要なかったですね」と胸を張ったが、大西は「そっかあ…」と微妙な反応。そこに莉子が「仲悪い?」とツッコみ、会場も大笑い。それでも、とくにアドリブを多く任されたという猪狩に大西は「確かに本読みのときから、一言目から太一だった」と太鼓判を押した。

 この日は映画にちなみ「今だから“告白”できること」を一同が回答。大西は「実は僕はビビりな一面があって、今も後ろに風船があるだけでいつ割れるかと…」と、バルーンでできた背景ボードにびくびく。すかさず猪狩が「全然大丈夫だよ」とバルーンをつつき、大西は「絶対やめろって!」

 そんな大西は、文化祭のお化け屋敷のシーンで本気で驚いてしまったことを明かし「自分は英二くん…と思っていたのに、大西流星として“ひひーっ!”みたいな驚き声を出してしまって…美術スタッフさんにドン引きされました」と奇声を再現して振り返り、会場を爆笑させていた。

 この日の登壇者は大西流星(なにわ男子)、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、志田彩良、酒井麻衣監督。

 

山﨑賢人、初共演の小栗旬を絶賛「本当に小栗さんの“李牧”が仲間だったらいいのにと思った」

2024.07.12 Vol.web original

 

 映画『キングダム 大将軍の帰還』の初日舞台挨拶が12日、都内にて行われ、俳優の山﨑賢人、吉沢亮、大沢たかお、清野菜名ら豪華キャストと佐藤信介監督が登壇。敵の天才軍師・李牧(りぼく)を演じた小栗旬を山﨑が絶賛した。

 中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く、原泰久による人気漫画を映画化した大ヒットシリーズ最新作。

 主人公・信を演じる山﨑、嬴政(えいせい)役の吉沢亮、信に大きな影響を与えた大将軍・王騎役の大沢たかおらシリーズ初期からのキャスト陣は集大成となる本作の初日に感慨深げ。

 そんな中、敵国・趙国の天才軍師・李牧を演じた小栗旬は「僕も信や王騎のチームに入りたかった(笑)。見た皆さんから、こいつ最悪だと思われていると思う。今日ここに来るのも憂鬱でした」と苦笑。

 そんな小栗に山﨑は「すごかったです。小栗さんの李牧が仲間だったらいいのにと思うくらい。初めて共演させていただいたんですけど、本当に圧倒的な強さと存在感のある敵でした」と感嘆しきり。

 李牧を支える剣士カイネ役の佐久間由衣も「本当に李牧さまがそこにいるという感じ。強いのに強さを見せない、でも出てしまう強さを小栗さんから感じました」と言えば、佐藤監督も「佐久間さんはカイネのスッと立っているたたずまいの表現が素晴らしかったし、小栗さんは李牧として現場に入ってて、僕も声をかけづらいくらいだった。休み時間も李牧だった」と敵軍キャストたちも大絶賛していた。

 この日の登壇者は山﨑賢人、吉沢亮、大沢たかお、清野菜名 岡山天音、三浦貴大、新木優子、佐久間由衣、小栗旬、佐藤信介監督。

大沢たかお『キングダム』最新作公開初日迎え「僕は今日が最後。後悔のない素晴らしい時間だった」

2024.07.12 Vol.web original

 

 映画『キングダム 大将軍の帰還』の初日舞台挨拶が12日、都内にて行われ、俳優の山﨑賢人、吉沢亮、大沢たかお、清野菜名ら豪華キャストと佐藤信介監督が登壇。シリーズ1作目から天下の大将軍・王騎(おうき)を演じてきた大沢が集大成となった本作への思いを語った。

 中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く、原泰久による人気漫画を映画化した大ヒットシリーズ最新作。

 主人公・信を演じる山﨑、嬴政(えいせい)役の吉沢亮、信に大きな影響を与えた大将軍・王騎役の大沢たかおはシリーズ1作目からの7年に感慨深げ。

 中でも王騎は、本作で大きな運命の節目を迎えるだけに、山﨑は信と王騎の関係を重ね合わせながら「『キングダム』を象徴するような王騎将軍というとてつもない存在の大沢さんがいてくれることでどんどん面白い作品になっていった」。吉沢も「嬴政が重要な覚悟を語るとき常に王騎が目の前にいた。でも大沢さんの完璧な王騎を前に簡単に言葉が出てこない。そのオーラをもらいながらも、その言葉を発していかなければならないという覚悟を現場で常にもらっていました。大沢さんがこの作品のグレードを一段も二段も上げてくれたという気がします」。

 そんな2人に大沢も「舞台の上だから気を使っているんだと思う」と茶化しつつ「本当にこの2人は、こうしているとすごい優しい青年だけど、現場では目がぎらぎらしていて。自分が若い時こんなことは絶対できないだろうなと思いながら7年過ごし、2人は会うたびに人間としても俳優としてもかっこよくなっていった。彼らのほうが輝いているんじゃないかと不安になったりもするんだけど、それがまたうれしかったりして。『キングダム』はやっぱりこの2人が軸。本当にこの2人と一緒に仕事できてよかった」。

 最後に大沢は「こんな作品、多分この前もこの先もない。僕は『キングダム』の活動は今日が最後になると思うんですけど、後悔のない素晴らしい時間だったと思います」と頭を下げ、大将軍の“帰還”に観客も大きな拍手を贈っていた。

 この日の登壇者は山﨑賢人、吉沢亮、大沢たかお、清野菜名 岡山天音、三浦貴大、新木優子、佐久間由衣、小栗旬、佐藤信介監督。

ラウール、3年ぶり主演映画の舞台挨拶で気もそぞろ「頭がパンクしそうだった」

2024.07.11 Vol.web original

 

 映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日公開)の完成披露試写会が11日、都内にて行われ、主演のラウール、共演の出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかるらキャスト総勢25名と石川淳一監督が登壇。ラウールが共演陣と協力しながらイベント中に、あるミッションに成功した。

 週刊少年マガジンで絶賛連載中の、丹月正光によるコミックス『赤羽骨子のボディガード』(講談社)。とある事情で命を狙われることになった赤羽骨子(あかばね・ほねこ)。大好きな彼女のために、ボディガードとなった威吹荒邦(いぶき・あらくに)が“彼女にバレることなく守る”というミッションに挑む。

「赤羽骨子FES.」と題して実施されたこの日の完成披露イベントには、威吹荒邦役の主演ラウールをはじめ、赤羽骨子役の出口夏希ら豪華キャストが大集結。

 3年ぶりの映画主演となるラウールは「僕はヤンキーとかけ離れた平和な暮らしを送ってきて、ケンカも1回もしたことが無かったんですけど、久しぶりに金髪の自分をスクリーンで見て、あ、ヤンキーじゃないかと思いました」と“ヤンキー”役に自信満々。

 一方で冒頭、階段上のステージから下りるタイミングを一人だけ間違えたり「皆さんに見てもらえるという喜びと…」と語りだすと、ふと「何でしたっけ?」と言葉に詰まるなど、なぜか落ち着かない様子。

 イベントでは、劇中で披露するアクションやダンスの練習の話などで盛り上がっていたが、そのトーク中、なぜか突然、有輝(土佐兄弟)が炭酸水を一気飲みしたり、かなで(3時のヒロイン)が主題歌『BEAKOUT』を踊り出すなど、登壇者が次々と謎行動。

 実はこの日、登壇者には物語さながら骨子役の出口にバレないよう、とあるミッションをクリアせよという指令が。

 出口の気をそらしたり、見えないように視線を遮ったりと協力した一同。最後には、フォトセッション直前にサプライズで駆け付けた土屋太鳳が「2分前からいました(笑)」と出口をびっくりさせ、ミッション成功。終始落ち着かなかったというラウールも「頭がパンクしそうだった(笑)」とようやく安どの表情。

 ほとんどのミッションに「気づかなかった」と驚いた出口。フォトセッションではラウールはじめ共演者たちから守られるボディガードのポーズ。出口も「うれしい!」と感激していた。

 この日の登壇者はラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、倉悠貴、山本千尋、戸塚純貴、鳴海唯、中田青渚、長井短、坂口涼太郎、木村昴、芝大輔(モグライダー)、詩羽(水曜日のカンパネラ)、安斉星来、橘優輝、松岡広大、大久保桜子、有輝(土佐兄弟)、かなで(3時のヒロイン)、工藤美桜、三浦獠太、髙橋大翔、遠藤憲一、土屋太鳳(サプライズ登壇)、石川淳一監督。

松重豊「孤独のグルメ」映画化で監督・脚本・主演「最初は韓国のポン・ジュノ監督に依頼」

2024.07.10 Vol.web original

 

「孤独のグルメ」プロジェクト発表会見が10日、都内にて行われ『劇映画 孤独のグルメ』で監督・脚本・主演を務める松重豊が登壇。来年1月公開となるシリーズ初の映画と今年10月スタートの新シリーズ制作を明かした。

 原作:久住昌之、作画:谷口ジローによる同名グルメ漫画を原作に、2012年に松重豊主演でテレビ東京系連続ドラマ化した大人気シリーズ。テレビ東京開局60周年特別企画となる「孤独のグルメ」プロジェクトでは、シリーズ初の劇映画化(2025年1月10日公開)と多彩なキャストを主人公に迎えた、オムニバス形式ドラマ「それぞれの孤独のグルメ」(10月4日スタート)を制作する。

 12年にわたり主人公・井之頭五郎(いのがしらごろう)を演じてきた松重だが、今回の映画版では監督、脚本も務め、ドラマ新シリーズにも企画から参加。

 今回のプロジェクトについて松重は「僕に人望がないのか、予算の問題がないのか(笑)人材を立て直さないといけなくなって」とスタッフの卒業などによる人材不足を明かし「どうせなら大ぶろしきを広げようと」、今回のプロジェクトが立ち上がったとのこと。

 当初は、韓国のオスカー監督、ポン・ジュノに監督を依頼したと明かし「僕が出演した短編『シェイキング東京』(オムニバス映画『TOKYO!』の一編)の監督をしたポン・ジュノさんがこの『孤独のグルメ』を料理したら面白いのではと手紙を書いたんですが、スケジュールの都合で難しいということで」と振り返り、ドラマの若いスタッフの育成のためにも「僕が監督という立場でやるのが一番良いのではと思った」と語った。

 映画の内容については「ラブストーリーは絶対に入れたいなと。あと大冒険ものにしたい。また、今の日本を照らし出すものにもしたい。一生に一度だと思ったので、やれることは全部盛り込もうと思って」と言う松重。

「毎回、井之頭五郎が“腹が減った”と言って、ポンポンポン…と画が引いていくと言うカットがあるんですけど、映画ではどこでやったら一番映えるかな、と思ったらエッフェル塔だな、と。プロデューサーに言ったら“無理無理無理!”と言われましたけど何とかしてくれた」とパリから始まることを明かし「そこに冒険と恋が入っていれば劇映画として言うことないんじゃないかと」と胸を張った。

「もとは俳優になる前は映画監督になりたかったことを40年ぶりに思い出した」と振り返り「劇映画として面白いものを作れたと思う。これがつまらないと言われたら僕はもう映画やドラマの世界にいる資格はないと思う」と不退転の構え。

 また10月から始まるドラマ新シーズンでは「これまで僕がやってきた中で“松重は全部食べてるらしいよ”とか“お代わりもするらしいよ”という噂も流れて。そのせいで今後、グルメ作品をやる人に大変な思いはしてほしくないなという思いがあって。(新シーズンでは)いろんな職業、年齢、性別の人が孤独感の中からおいしいお店と出会っていく、五郎は出オチのようにそこにいるということをやりたい」と主人公が毎回変わる形式となると言いつつ「僕もちゃんと出ます。食べますよ」とファンを安心させるひと言。

 日本のみならずアジア各国でも人気を博すシリーズ。映画公開まで「これから日本中、アジアを含めて駆け回りたい」と意気込んでいた。

SixTONES京本大我「泣き止まないまま最後まで見た」初主演作の大ヒット舞台挨拶で“即興コント”

2024.07.09 Vol.web original

 

 公開中の映画『言えない秘密』の大ヒット舞台挨拶が9日、都内にて行われ、俳優の京本大我、古川琴音、三浦獠太、坂口涼太郎と河合勇人監督が登壇。京本が初主演作を鑑賞し、エンディングまで泣きどおしだったことを明かした。

 台湾の大ヒット映画を日本で映画化した切なくもミステリアスなラブストーリー。

 公開から12日目。反響の大きさに主演の京本は「SNSで3回目、4回目見に行きましたという声も頂いていて」、ヒロイン役の古川も「贅沢な時間を過ごさせていただいています」と感激。

 個性的な音大生仲間を演じる坂口涼太郎は、作品のPRのために「提案させていただいても…」と切り出し「坂口涼太郎です、“よろシークレット”…と言った後に“何ですか、それ”と聞かれたら“言えない秘密”って言うの。これを流行らせたい」と提案。京本も「ぜひやらせてください」とノリノリ。最後は2人で息ピッタリの“秘密ポーズ”を決め、京本と坂口の即興コントに会場も大盛り上がり。

 タイトルにちなみ「言えない秘密を漢字一文字で」という質問に「希。悲しいラストだったとしてもそこだけで終わらせたくない、その先を想像して希望を持ってもらいたい作品。僕自身も初主演作として、たくさんの人に希望を届けたいという意味も込めました」と語っていた京本。

 この日が語呂合わせで「泣(7)く(9)日」であることにちなみ、自身は本作を見て1回の鑑賞で何度泣いたかと聞かれると「泣き止まないまま最後まで行った、みたいな。エンディング迎えて試写室からロビーに出たときも泣いていました」。河合監督からも「すごい泣いてた(笑)」と暴露され「それくらいすてきな作品だなと思いました」と照れ笑いしていた。

石丸伸二氏をモデルとした政治エンタメ映画が公開決定 ラストは現実の都知事選を反映

2024.07.08 Vol.web original

 東京都知事選に出馬した石丸伸二氏をモデルとした映画『掟』が8月30日より全国順次公開決定。

 石丸伸二氏をモデルとした主人公・高村誠也が市長選挙に立候補することを思い立ったところから始まる物語。劇映画でありながら現在進行形の現実に並走するように制作。都知事選の開票結果が出た直後に完成、情報解禁という現実への密着ぶりで、人間と政治を深掘りするブラックユーモアあふれる政治エンターテイメントとなっている。

 安芸高田市の石丸伸二市長をモデルとした劇団トラッシュマスターズの2月公演「掟」をもとに、映画プロデューサー奥山和由が映画化を企画。監督はトラッシュマスターズ主宰の中津留章仁。

 奥山プロデューサーが「この企画はタイミングが命。世の中の政治に対する問題意識が芽生えるはずの都知事選、その時を外してしまったら作る意味のない企画」と語るとおり、企画検討から半年を切る異例のスピード公開となった。

『掟』 8月30日よりkino cinema新宿ほか全国順次公開 配給:Santa Barbara Pictures ©2024 チームオクヤマ

北村匠海とオズワルドが『クレヨンしんちゃん』トークで大盛り上がり「ホラー回が切ない」「“ハイグレ魔王”とかワードが面白い」

2024.07.07 Vol.web original

 

『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』(8月9日公開)の完成披露舞台挨拶が7日、都内にて行われ、声優を務めた北村匠海、オズワルド(伊藤俊介、畠中悠)、戸松遥、小林由美子が登壇。熱い“しんちゃん”トークを繰り広げた。

「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ31作目。現代に恐竜をよみがえらせた一大テーマパーク“ディノズアイランド”が東京にオープン。小さな恐竜“ナナ”と出会ったしんのすけたちが大冒険に巻き込まれていく。

 恐竜が大好きな生物学の研究者ビリー役の北村匠海は、会場の子どもたちを見渡しながら「僕も皆さんと同じように小っちゃいときにしんちゃんと出会って。まさか大人になってこの一員になれるとは」と感激。

 そんな北村と、パークのガイド・アンジェラ役の戸松遥に「匠海お兄さんはオラと同じくらいイケメンだし、きれいな遥お姉さんが来てくれて本当に本当にうれしいゾ~」としんちゃん。一方、シリーズの大ファンだというオズワルド・伊藤俊介はしんちゃんからスルーされ「実際に目の前にしたらなんて失礼な子供なんだ!」。

 しんちゃん役の小林由美子も「昨今、恐竜はCGで描くことが多いそうですが今回はすべて手書き。また福井県立恐竜博物館の全面協力のもと最新の恐竜情報が詰まっています」と胸を張る最新作。

 北村が「今ここに子どもたちが、いい思い出を作ってくれるんだろうなと思いがあふれます」と言えば、戸松も「泣いて笑って感情がジェットコースター」と絶賛。

 この日はシリーズの話で一同大盛り上がり。北村が「『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』(2003年)で骨付きカルビを初めて知って家族で食べた思い出があります。テレビのほうでは、ホラー回で、かすかべ防衛隊の中にもう一人いるっていう…最初は怖いのかなと思ったらちょっと切なかったりして」と振り返ると、伊藤も「映画は最初から見ているんで。“ハイグレ魔王”というワードが面白すぎる。部下の“Tバック男爵”とか。ワードだけで言うと“埼玉紅さそり隊”がすごく好き。スピンオフで映画撮ってほしい」と力説し、戸松も頷いて「“雲黒斎”とか名前がキャッチーなんですよね」。

 一方、畠中は「しんちゃんは映画だと大人でもハッとすることを言うのがかっこいい」とほめ、しんちゃんから手のひら返しで懐かれ会場もほっこり。一同の“しんちゃん”愛に、小林も「皆さん、忖度なく本当にしんちゃんが好きなんだと、私もうれしいです」と笑顔を見せていた。

 

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