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大沢たかお『キングダム』最新作公開初日迎え「僕は今日が最後。後悔のない素晴らしい時間だった」

2024.07.12 Vol.web original

 

 映画『キングダム 大将軍の帰還』の初日舞台挨拶が12日、都内にて行われ、俳優の山﨑賢人、吉沢亮、大沢たかお、清野菜名ら豪華キャストと佐藤信介監督が登壇。シリーズ1作目から天下の大将軍・王騎(おうき)を演じてきた大沢が集大成となった本作への思いを語った。

 中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く、原泰久による人気漫画を映画化した大ヒットシリーズ最新作。

 主人公・信を演じる山﨑、嬴政(えいせい)役の吉沢亮、信に大きな影響を与えた大将軍・王騎役の大沢たかおはシリーズ1作目からの7年に感慨深げ。

 中でも王騎は、本作で大きな運命の節目を迎えるだけに、山﨑は信と王騎の関係を重ね合わせながら「『キングダム』を象徴するような王騎将軍というとてつもない存在の大沢さんがいてくれることでどんどん面白い作品になっていった」。吉沢も「嬴政が重要な覚悟を語るとき常に王騎が目の前にいた。でも大沢さんの完璧な王騎を前に簡単に言葉が出てこない。そのオーラをもらいながらも、その言葉を発していかなければならないという覚悟を現場で常にもらっていました。大沢さんがこの作品のグレードを一段も二段も上げてくれたという気がします」。

 そんな2人に大沢も「舞台の上だから気を使っているんだと思う」と茶化しつつ「本当にこの2人は、こうしているとすごい優しい青年だけど、現場では目がぎらぎらしていて。自分が若い時こんなことは絶対できないだろうなと思いながら7年過ごし、2人は会うたびに人間としても俳優としてもかっこよくなっていった。彼らのほうが輝いているんじゃないかと不安になったりもするんだけど、それがまたうれしかったりして。『キングダム』はやっぱりこの2人が軸。本当にこの2人と一緒に仕事できてよかった」。

 最後に大沢は「こんな作品、多分この前もこの先もない。僕は『キングダム』の活動は今日が最後になると思うんですけど、後悔のない素晴らしい時間だったと思います」と頭を下げ、大将軍の“帰還”に観客も大きな拍手を贈っていた。

 この日の登壇者は山﨑賢人、吉沢亮、大沢たかお、清野菜名 岡山天音、三浦貴大、新木優子、佐久間由衣、小栗旬、佐藤信介監督。

ラウール、3年ぶり主演映画の舞台挨拶で気もそぞろ「頭がパンクしそうだった」

2024.07.11 Vol.web original

 

 映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日公開)の完成披露試写会が11日、都内にて行われ、主演のラウール、共演の出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかるらキャスト総勢25名と石川淳一監督が登壇。ラウールが共演陣と協力しながらイベント中に、あるミッションに成功した。

 週刊少年マガジンで絶賛連載中の、丹月正光によるコミックス『赤羽骨子のボディガード』(講談社)。とある事情で命を狙われることになった赤羽骨子(あかばね・ほねこ)。大好きな彼女のために、ボディガードとなった威吹荒邦(いぶき・あらくに)が“彼女にバレることなく守る”というミッションに挑む。

「赤羽骨子FES.」と題して実施されたこの日の完成披露イベントには、威吹荒邦役の主演ラウールをはじめ、赤羽骨子役の出口夏希ら豪華キャストが大集結。

 3年ぶりの映画主演となるラウールは「僕はヤンキーとかけ離れた平和な暮らしを送ってきて、ケンカも1回もしたことが無かったんですけど、久しぶりに金髪の自分をスクリーンで見て、あ、ヤンキーじゃないかと思いました」と“ヤンキー”役に自信満々。

 一方で冒頭、階段上のステージから下りるタイミングを一人だけ間違えたり「皆さんに見てもらえるという喜びと…」と語りだすと、ふと「何でしたっけ?」と言葉に詰まるなど、なぜか落ち着かない様子。

 イベントでは、劇中で披露するアクションやダンスの練習の話などで盛り上がっていたが、そのトーク中、なぜか突然、有輝(土佐兄弟)が炭酸水を一気飲みしたり、かなで(3時のヒロイン)が主題歌『BEAKOUT』を踊り出すなど、登壇者が次々と謎行動。

 実はこの日、登壇者には物語さながら骨子役の出口にバレないよう、とあるミッションをクリアせよという指令が。

 出口の気をそらしたり、見えないように視線を遮ったりと協力した一同。最後には、フォトセッション直前にサプライズで駆け付けた土屋太鳳が「2分前からいました(笑)」と出口をびっくりさせ、ミッション成功。終始落ち着かなかったというラウールも「頭がパンクしそうだった(笑)」とようやく安どの表情。

 ほとんどのミッションに「気づかなかった」と驚いた出口。フォトセッションではラウールはじめ共演者たちから守られるボディガードのポーズ。出口も「うれしい!」と感激していた。

 この日の登壇者はラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、倉悠貴、山本千尋、戸塚純貴、鳴海唯、中田青渚、長井短、坂口涼太郎、木村昴、芝大輔(モグライダー)、詩羽(水曜日のカンパネラ)、安斉星来、橘優輝、松岡広大、大久保桜子、有輝(土佐兄弟)、かなで(3時のヒロイン)、工藤美桜、三浦獠太、髙橋大翔、遠藤憲一、土屋太鳳(サプライズ登壇)、石川淳一監督。

松重豊「孤独のグルメ」映画化で監督・脚本・主演「最初は韓国のポン・ジュノ監督に依頼」

2024.07.10 Vol.web original

 

「孤独のグルメ」プロジェクト発表会見が10日、都内にて行われ『劇映画 孤独のグルメ』で監督・脚本・主演を務める松重豊が登壇。来年1月公開となるシリーズ初の映画と今年10月スタートの新シリーズ制作を明かした。

 原作:久住昌之、作画:谷口ジローによる同名グルメ漫画を原作に、2012年に松重豊主演でテレビ東京系連続ドラマ化した大人気シリーズ。テレビ東京開局60周年特別企画となる「孤独のグルメ」プロジェクトでは、シリーズ初の劇映画化(2025年1月10日公開)と多彩なキャストを主人公に迎えた、オムニバス形式ドラマ「それぞれの孤独のグルメ」(10月4日スタート)を制作する。

 12年にわたり主人公・井之頭五郎(いのがしらごろう)を演じてきた松重だが、今回の映画版では監督、脚本も務め、ドラマ新シリーズにも企画から参加。

 今回のプロジェクトについて松重は「僕に人望がないのか、予算の問題がないのか(笑)人材を立て直さないといけなくなって」とスタッフの卒業などによる人材不足を明かし「どうせなら大ぶろしきを広げようと」、今回のプロジェクトが立ち上がったとのこと。

 当初は、韓国のオスカー監督、ポン・ジュノに監督を依頼したと明かし「僕が出演した短編『シェイキング東京』(オムニバス映画『TOKYO!』の一編)の監督をしたポン・ジュノさんがこの『孤独のグルメ』を料理したら面白いのではと手紙を書いたんですが、スケジュールの都合で難しいということで」と振り返り、ドラマの若いスタッフの育成のためにも「僕が監督という立場でやるのが一番良いのではと思った」と語った。

 映画の内容については「ラブストーリーは絶対に入れたいなと。あと大冒険ものにしたい。また、今の日本を照らし出すものにもしたい。一生に一度だと思ったので、やれることは全部盛り込もうと思って」と言う松重。

「毎回、井之頭五郎が“腹が減った”と言って、ポンポンポン…と画が引いていくと言うカットがあるんですけど、映画ではどこでやったら一番映えるかな、と思ったらエッフェル塔だな、と。プロデューサーに言ったら“無理無理無理!”と言われましたけど何とかしてくれた」とパリから始まることを明かし「そこに冒険と恋が入っていれば劇映画として言うことないんじゃないかと」と胸を張った。

「もとは俳優になる前は映画監督になりたかったことを40年ぶりに思い出した」と振り返り「劇映画として面白いものを作れたと思う。これがつまらないと言われたら僕はもう映画やドラマの世界にいる資格はないと思う」と不退転の構え。

 また10月から始まるドラマ新シーズンでは「これまで僕がやってきた中で“松重は全部食べてるらしいよ”とか“お代わりもするらしいよ”という噂も流れて。そのせいで今後、グルメ作品をやる人に大変な思いはしてほしくないなという思いがあって。(新シーズンでは)いろんな職業、年齢、性別の人が孤独感の中からおいしいお店と出会っていく、五郎は出オチのようにそこにいるということをやりたい」と主人公が毎回変わる形式となると言いつつ「僕もちゃんと出ます。食べますよ」とファンを安心させるひと言。

 日本のみならずアジア各国でも人気を博すシリーズ。映画公開まで「これから日本中、アジアを含めて駆け回りたい」と意気込んでいた。

SixTONES京本大我「泣き止まないまま最後まで見た」初主演作の大ヒット舞台挨拶で“即興コント”

2024.07.09 Vol.web original

 

 公開中の映画『言えない秘密』の大ヒット舞台挨拶が9日、都内にて行われ、俳優の京本大我、古川琴音、三浦獠太、坂口涼太郎と河合勇人監督が登壇。京本が初主演作を鑑賞し、エンディングまで泣きどおしだったことを明かした。

 台湾の大ヒット映画を日本で映画化した切なくもミステリアスなラブストーリー。

 公開から12日目。反響の大きさに主演の京本は「SNSで3回目、4回目見に行きましたという声も頂いていて」、ヒロイン役の古川も「贅沢な時間を過ごさせていただいています」と感激。

 個性的な音大生仲間を演じる坂口涼太郎は、作品のPRのために「提案させていただいても…」と切り出し「坂口涼太郎です、“よろシークレット”…と言った後に“何ですか、それ”と聞かれたら“言えない秘密”って言うの。これを流行らせたい」と提案。京本も「ぜひやらせてください」とノリノリ。最後は2人で息ピッタリの“秘密ポーズ”を決め、京本と坂口の即興コントに会場も大盛り上がり。

 タイトルにちなみ「言えない秘密を漢字一文字で」という質問に「希。悲しいラストだったとしてもそこだけで終わらせたくない、その先を想像して希望を持ってもらいたい作品。僕自身も初主演作として、たくさんの人に希望を届けたいという意味も込めました」と語っていた京本。

 この日が語呂合わせで「泣(7)く(9)日」であることにちなみ、自身は本作を見て1回の鑑賞で何度泣いたかと聞かれると「泣き止まないまま最後まで行った、みたいな。エンディング迎えて試写室からロビーに出たときも泣いていました」。河合監督からも「すごい泣いてた(笑)」と暴露され「それくらいすてきな作品だなと思いました」と照れ笑いしていた。

石丸伸二氏をモデルとした政治エンタメ映画が公開決定 ラストは現実の都知事選を反映

2024.07.08 Vol.web original

 東京都知事選に出馬した石丸伸二氏をモデルとした映画『掟』が8月30日より全国順次公開決定。

 石丸伸二氏をモデルとした主人公・高村誠也が市長選挙に立候補することを思い立ったところから始まる物語。劇映画でありながら現在進行形の現実に並走するように制作。都知事選の開票結果が出た直後に完成、情報解禁という現実への密着ぶりで、人間と政治を深掘りするブラックユーモアあふれる政治エンターテイメントとなっている。

 安芸高田市の石丸伸二市長をモデルとした劇団トラッシュマスターズの2月公演「掟」をもとに、映画プロデューサー奥山和由が映画化を企画。監督はトラッシュマスターズ主宰の中津留章仁。

 奥山プロデューサーが「この企画はタイミングが命。世の中の政治に対する問題意識が芽生えるはずの都知事選、その時を外してしまったら作る意味のない企画」と語るとおり、企画検討から半年を切る異例のスピード公開となった。

『掟』 8月30日よりkino cinema新宿ほか全国順次公開 配給:Santa Barbara Pictures ©2024 チームオクヤマ

北村匠海とオズワルドが『クレヨンしんちゃん』トークで大盛り上がり「ホラー回が切ない」「“ハイグレ魔王”とかワードが面白い」

2024.07.07 Vol.web original

 

『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』(8月9日公開)の完成披露舞台挨拶が7日、都内にて行われ、声優を務めた北村匠海、オズワルド(伊藤俊介、畠中悠)、戸松遥、小林由美子が登壇。熱い“しんちゃん”トークを繰り広げた。

「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ31作目。現代に恐竜をよみがえらせた一大テーマパーク“ディノズアイランド”が東京にオープン。小さな恐竜“ナナ”と出会ったしんのすけたちが大冒険に巻き込まれていく。

 恐竜が大好きな生物学の研究者ビリー役の北村匠海は、会場の子どもたちを見渡しながら「僕も皆さんと同じように小っちゃいときにしんちゃんと出会って。まさか大人になってこの一員になれるとは」と感激。

 そんな北村と、パークのガイド・アンジェラ役の戸松遥に「匠海お兄さんはオラと同じくらいイケメンだし、きれいな遥お姉さんが来てくれて本当に本当にうれしいゾ~」としんちゃん。一方、シリーズの大ファンだというオズワルド・伊藤俊介はしんちゃんからスルーされ「実際に目の前にしたらなんて失礼な子供なんだ!」。

 しんちゃん役の小林由美子も「昨今、恐竜はCGで描くことが多いそうですが今回はすべて手書き。また福井県立恐竜博物館の全面協力のもと最新の恐竜情報が詰まっています」と胸を張る最新作。

 北村が「今ここに子どもたちが、いい思い出を作ってくれるんだろうなと思いがあふれます」と言えば、戸松も「泣いて笑って感情がジェットコースター」と絶賛。

 この日はシリーズの話で一同大盛り上がり。北村が「『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』(2003年)で骨付きカルビを初めて知って家族で食べた思い出があります。テレビのほうでは、ホラー回で、かすかべ防衛隊の中にもう一人いるっていう…最初は怖いのかなと思ったらちょっと切なかったりして」と振り返ると、伊藤も「映画は最初から見ているんで。“ハイグレ魔王”というワードが面白すぎる。部下の“Tバック男爵”とか。ワードだけで言うと“埼玉紅さそり隊”がすごく好き。スピンオフで映画撮ってほしい」と力説し、戸松も頷いて「“雲黒斎”とか名前がキャッチーなんですよね」。

 一方、畠中は「しんちゃんは映画だと大人でもハッとすることを言うのがかっこいい」とほめ、しんちゃんから手のひら返しで懐かれ会場もほっこり。一同の“しんちゃん”愛に、小林も「皆さん、忖度なく本当にしんちゃんが好きなんだと、私もうれしいです」と笑顔を見せていた。

 

性的場面撮影の配慮不備で物議『先生の白い嘘』主演・奈緒、三木監督、製作委員会、原作者が舞台挨拶でそれぞれの思い語る

2024.07.05 Vol.web original

 

 映画『先生の白い嘘』の公開初日舞台挨拶が5日、都内にて行われ、俳優の奈緒、猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介と三木康一郎監督が登壇。主演・奈緒から要望されながらもインティマシーコーディネーターを起用しなかった問題で、登壇者らがそれぞれの思いを語った。

 鳥飼茜による同名漫画を原作に男女の性の不条理に切り込む衝撃のヒューマンドラマ。

 性的描写(インティマシーシーン)などに際し俳優の心身の安全を確保するインティマシーコーディネーターを、奈緒から要望されながらも、起用せずに撮影したことを三木監督が語ったインタビュー記事が多くの議論を巻き起こしている本作。

【製作委員会は「私共の認識が誤っていた」と謝罪】

 冒頭、松竹のプロデューサーが製作委員会のコメントとして「本作の製作にあたり、出演者側からインティマシーコーディネーター起用の要望を受け製作チームで検討いたしましたが撮影当時は、日本での事例も少なく、出演者事務所や監督と話し合い、第三者を介さず直接コミュニケーションをとって撮影するという選択をいたしました。インティマシーシーンの撮影においては絵コンテによる事前説明を行い、撮影カメラマンは女性が務め、男性スタッフは退出するなど細心の注意を払い、不安があれば女性プロデューサーやスタッフが本音を伺いますとお話していたので、配慮ができていると判断しておりました。しかしながらこの度、さまざまなご意見やご批判を頂いたことを受け、私共の認識が誤っていたことをここにご報告を申し上げるとともに、製作陣一同、配慮が十分でなかったことに対し深く反省をしております」と映画ファンをはじめ原作者らに謝罪した。

【三木監督は「原作の鳥飼茜先生を裏切るような形に」】

 続いて、発端となったインタビュー記事でコーディネーターを起用しなかった背景を語っていた三木監督は「今回、私の不用意な発言により皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことをこの場を借りて謝罪したいと思います」と関係者をはじめキャスト、スタッフにも「大きな苦しみを与えてしまった」「原作の鳥飼茜先生、この作品に尽力していただいたにもかかわらず裏切るような形になってしまい本当に申し訳ありませんでした」とそれぞれに対し頭を下げ謝罪した。

【主演・奈緒は「私は大丈夫です」】

 神妙な空気が流れる中、主演・奈緒は柔らかい表情で観客に「見終わった後のお気持ち大丈夫でしょうか?」と声をかけ、登壇者にも「みんなも大丈夫? 三木さんも」と笑いかけつつ「私としては、ここにいる誰もが心痛めることなく一緒にいたいと切に願っております、私自身も含めて。私は大丈夫です。それだけは絶対に伝えようと思っていました」と挨拶。

「今日、ここに来るまでにいろんな葛藤がありました」と言う奈緒は「鳥飼先生とお話しなくてはという気持ちがあって、自己判断で直接ご連絡を取らせていただき、お会いした」と明かし、原作への深い思いを吐露。完成作に「とても強い映画になっていると感じました」と胸を張った。

ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンにファン熱狂『デッドプール&ウルヴァリン』アジアファンイベントを中国・韓国で開催

2024.07.05 Vol.web original

 映画『デッドプール&ウルヴァリン』(7月24日公開)のワールドツアーが始動。中国、韓国でアジアファンイベントが開催された。

 史上最高に破天荒なヒーロー・デッドプールと、『X-MEN』の人気ヒーロー・ウルヴァリンがタッグを組む注目作。

 アジアファンイベントは、2日(日本時間同日)に中国・上海でスタート。熱狂的な中国ファンに迎えられたデッドプール役のライアン・レイノルズと、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン、ショーン・レヴィ監督。

 4日には、韓国・ソウルの韓国ファンイベントに登場。本格仮装をした熱烈なファンに迎えられ、たっぷりとファンサービス。その後のステージでも息ピッタリのトークを披露したヒューとライアン。「互いを愛らしいと思った瞬間は」と聞かれ、ヒューが「僕がライアン(デッドプール)に何度も何度も繰り返しパンチを浴びせるシーンの撮影でも、彼は泣きながら“それでも君を愛している”って言うんだよ。そのとき確信したんだ。この愛は本物だって(笑)」と語ると、ライアンも「ヒュー(ウルヴァリン)の首を切り落とそうとした翌日の晩、彼は僕と一緒に夕飯を共にしてくれた。その時に確信したね、これは愛だって(笑)」と返し、会場も大盛り上がり。

 プライベートでも17年来の友人同士という2人。ライアンが「「4歳の娘は僕のことより、彼(ヒュー)のことがずっとずっと好きなんだ」とぼやくと、ヒューも、夜中に(ウルヴァリンの)爪をつけてライアンファミリーのもとに駆け付けたエピソードを披露した。ワールドツアーの幕開けとなった中国・韓国でのアジアファンイベントは大盛況に終わった。

韓国・ソウルのチャンチュンアリーナで行われたファンイベント

 

 

 

 

 

尾野真千子「19歳で出会った」“盟友”結城貴史との友情エピソードに会場爆笑

2024.07.03 Vol.web original

 

 映画『DitO』の完成披露舞台挨拶が3日、都内にて行われ、監督・主演を務めた結城貴史と共演の田辺桃子、尾野真千子が登壇。20年来の仲という結城と尾野が過去の出会いを振り返った。

落ちぶれても前を向き奮闘する主人公の壮年ボクサーの戦いを描く日本・フィリピン合作映画。

 本作の監督・主演・製作も手掛けた結城は「フィリピンの若いボクサーたちとの出会いから生まれた作品。長い時間かかったので感無量です」と公開に感激。

 妻子役の田辺、尾野とは旧知の仲。娘役の田辺が「一番最初に結城さんと一緒に仕事をしたのは中学2年生」と振り返ると、妻役の尾野も「22、3年前に、とあるCMのオーディションに行って、お互い二次面接まで受かった」と明かし、結城も懐かし気に「真千子19歳のとき(笑)」。

 尾野は「受かった仲間たちと帰りの電車で連絡先を交換し合って。そこから、川に投げつけられたり牛乳をかけられたり…」と過激な仲良しエピソードを暴露し、会場も大笑い。

 実はこれが初共演という結城と尾野。結城からのオファーに尾野は「川にぶち込まれるような仲なので、こそばゆかったですね。お互いの彼氏彼女の話とかもできちゃうし。その人に“オレ、この映画にかけてるんだよね”と言われて。結城貴史の転機となる映画を一緒にできるなら20数年間一緒にいた意味もあるのかな、と」と感慨深げに語ったが、結城は「川の話をしなきゃね…(笑)」と苦笑。

 さらにこの日は、ボクシング世界チャンピオン・寺地拳四朗選手も花束を手に駆け付け公開を祝福。本作の舞台となったフィリピンのジムで出会って以来、結城と交流しているという寺地選手。結城が「オレらが“世界チャンピオンがいる!”と遠巻きに見ていたら、拳四朗くんのほうから“映画を撮られている方ですか?”と話しかけてくれて。その後、映画を見に来てくれたり…。一緒にトレーニングもして。ボコボコにやられました(笑)」と振り返ると、寺地選手は「あれ?僕がやられた気がします(笑)」と笑いをさそいつつ、結城のボクシング姿に「ジムに来たとき、もう普通にできてるやん、と思ってびっくりしました」と太鼓判を押していた。

大竹しのぶ、9年前の仕事を「2年前」と勘違い「時間があっという間に過ぎるのが悲しい」

2024.07.02 Vol.web original

 

 アニメーション映画『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)の吹替版完成披露舞台挨拶が2日、都内にて行われ、声優を務める大竹しのぶ、多部未華子らが登壇。大竹が自身が演じる「カナシミ」にちなみ、最近感じた「悲しいこと」を明かした。

 ディズニー&ピクサーによる大ヒット作品『インサイド・ヘッド』の続編。成長した主人公ライリーの中で“子供のころから見守る感情”と新たな“大人の感情”とが揺れ動く。

 9年ぶりにカナシミを演じた大竹しのぶは「またあのカナシミに出会えるのかと思うとうれしくて。(前作から)9年も経っていたんですけどカナシミのすべてが私の中にあって」とハマリ役との再会に感激。

 一方、多部は『インサイド・ヘッド』を大好きな方がたくさんいるだろうなという中で今回、新キャラのシンパイを演じさせていただいて…今とてもシンパイです(笑)」。

 自分が演じた感情にまつわるエピソードを聞かれると、大竹は「悲しいということが実はあまりなくて。すぐ忘れちゃうほう」と言いつつ「さっき取材で“2年前に収録したときも…”と言ったら“9年前ですよ”と言われて。時間があっという間過ぎること、こんな歳になっちゃったというのが悲しい」と苦笑し、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は大竹しのぶ、多部未華子、横溝菜帆、マヂカルラブリー 村上、小清水亜美。

マヂラブ村上「実家から無視されてる」通販の住所登録でうっかり…赤面アイテムを送ってしまう

2024.07.02 Vol.web original

 

 アニメーション映画『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)の吹替版完成披露舞台挨拶が2日、都内にて行われ、声優を務める大竹しのぶ、多部未華子らが登壇。新キャラ・ハズカシを演じるマヂカルラブリー 村上が恥ずかしいエピソードを語った。

 ディズニー&ピクサーによる大ヒット作品『インサイド・ヘッド』の続編。成長した主人公ライリーの中で“子供のころから見守る感情”と新たな“大人の感情”とが揺れ動く。

 大竹しのぶが9年ぶりに声を演じたカナシミたち前作キャラに加え、本作では思春期の新たな感情たちも登場。

 アニメーション映画の吹き替えは初挑戦という村上。「うれしいという気持ちが来たんですけど、途中から“あ、これは恥ずかしいことになるだろうな”とマイナスの感情がどんどん沸いてくる、そういうタイプの人間でございまして」と苦笑しつつ、演じた新キャラ・ハズカシと「だんだん似てきたんじゃないかなと。会心の仕事ができた」と自信満々。完成作を見て「興奮で汗びっしょり。私に近い方、タオル必須です。涙だったり汗だったりいろんなものが出てくると思うので」と胸を張った。

 作品にもすっかり共感したようすで「これはアメリカの少女の物語で、私は日本のオジサンなので、どれくらい共感できるのかと思ったんですけど…。僕、もしかしたらアメリカの少女なのかもしれない」と言うと会場からも賛同の?拍手。

 さらに「最近、自分が演じたキャラの感情を感じたことは?」という質問に、村上は「Amazonで1回、実家にものを送ったんです。その次に、ヘンタイパーティーの仮面みたいなものを仕事で使うので買ったんですけど、それが実家に届いちゃって。実家の親から無視されていて…ハズカシイです」と赤面エピソードを披露し笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は大竹しのぶ、多部未華子、横溝菜帆、マヂカルラブリー 村上、小清水亜美。

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