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窪塚洋介と亀梨和也「支え合う“人”という字」のポーズに会場爆笑

2024.11.02 Vol.web original

 

 配信ドラマ『外道の歌』の舞台挨拶が2日、日比谷にて開催中の第37回東京国際映画祭にて行われ、俳優の窪塚洋介、亀梨和也、 南沙良と白石晃士監督が登壇。 初共演でW主演を務めた窪塚と亀梨がコンビさながらの掛け合いで会場を爆笑させた。

 渡邊ダイスケによる同名漫画の実写ドラマ化。法の裁きから逃れた悪人に対し、被害者や遺族に代わって壮絶な復讐を下す“処刑人”たちの復讐劇。

 窪塚は「最初、原作を読んで2巻くらいで“出たくない”と思って。あまりにも凄惨な描写に、原作者の渡邊さんのことまで嫌いになったんです」と告白しつつ「でもマネージャーにあと1巻だけ読んでくれれば分かると言われ…それで“亀ちゃん”とコンビを組んで出ることになりました。不安定なものが見事に描かれている作品。見る人それぞれが答えを感じてもらえたら」。

 亀梨も「窪塚さんが先頭で引っ張ってくれた」と感謝。窪塚が「お互い様です。“亀さん”は…」と言いかけると、亀梨が「“亀ちゃん”から昇格した(笑)」と茶々を入れ、目が合った2人がハイタッチ。

 さらに窪塚が「オレからしたら人という字の上のほうがオレで、下側が亀ちゃん」と亀梨の支えに感謝。すると亀梨と窪塚が見事に息を合わせて“人”の字を作り、会場も大盛り上がり。

 東京国際映画祭での上映。イベントの終了時間を告げられた亀梨は「Really? I want to talk more」と英語で返し、窪塚は「英語ペラペラだな」と感心していた。

 DMM TVオリジナルドラマ『外道の歌』は12月6日より配信開始。

松坂桃李と芳根京子「今回は結婚できて幸せでした」時代劇で2 度目の相手役

2024.11.02 Vol.web original

 

 映画『雪の花 ―ともに在りて―』(1月24日公開)の舞台挨拶が2日、日比谷にて開催中の第37回東京国際映画祭にて行われ、俳優の松坂桃李、芳根京子と小泉堯史監督が登壇。松坂と芳根が念願の夫婦役に感激した。

 吉村昭の「雪の花」を原作に、多くの人命を奪う疫病と闘った町医者の愛と感動の実話を描く本格時代劇。

 江戸時代末期に死に至る病・疱瘡(天然痘)に立ち向かった実在の町医者・笠原良策を演じた松坂は「緊張しましたね」と振り返ると、芳根も「小泉組でしか感じられない緊張感がありますよね」と同意したが、小泉監督は「緊張する現場づくりはしてないですけどね」と黒澤明の助監督時代からの小泉組にリラックス。そんな小泉監督に松坂は「小泉監督は自然も味方にする。天候も操れるんじゃないかと思った(笑)」と脱帽した。

 本作で夫婦役を演じた松坂と芳根。前回の共演も時代劇『居眠り磐音』だったといい、芳根が「和装の松坂さんのほうが見慣れてしまったので、逆に今が不思議」と笑いつつ「前回は結婚の約束をしてお別れする役だったので、今回は無事に結婚できてとても幸せでした(笑)」と言うと松坂も「こちらこそです」と頭を下げ、観客もそんな“夫婦”にほっこり。

 トークでは、松坂が芳根渾身のシーンに言及。芳根が「私自身、心が震えた瞬間がありました」と振り返ると。松坂は「終わった後、泣き崩れてましたもんね」と労いのまなざし。

 最後に松坂は「コロナの時代を経験したからこそ皆さんに刺さるのでは」をアピールした。

萩原利久と河合優実が映画祭コンペ出品に感激「ソワソワと楽しみが半々」

2024.11.01 Vol.web original

 第37回東京国際映画祭コンペティション部門出品『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(2025年4月公開)の舞台挨拶が1日、都内にて行われ、俳優の萩原利久、河合優実、伊東蒼、黒崎煌代と大九明子監督が登壇。個性的な登場人物の役作りを振り返った。

 ジャルジャル・福徳秀介2020年に小説家デビューを果たした同名恋愛小説の映画化。

 映画祭コンペ部門での上映に、萩原が「どんな風に届くのかソワソワと楽しみが半々くらい」と言うと、河合も「このような場に出品されることがとても喜ばしいです」と感激。

 役作りについて萩原は「冴えない大学生とか日傘とか要素はあるんですが、そういうキャラクター的なところから入るのは今回は危険なのではと最初に考えました」と振り返り「行動から考えようとしたんですけど、共感できる部分とできない部分がありまして(笑)」と苦笑。

「普段は自分の中で“正解”を決めて撮影に臨むタイプなんですが、今回はそれが難しくて。ある意味、無責任なのかもしれないけど、正解を決めずに普段の何倍も選択肢を考えて、現場で皆さんと作っていきました」と振り返った。

 一方、お団子ヘアのヒロインを演じた河合は「小説でも主人公の目線で語られるので、外側から見たイメージをもとに人物像を作っていきました」と、ヒロインさながらのスッキリとしたまとめ髪で笑顔を見せていた。

「殺人鬼」阿部サダヲと「極悪女王」ゆりやんも登場!白石組の“賊軍”総勢15人が集結

2024.11.01 Vol.web original

 

 映画『十一人の賊軍』の初日舞台挨拶が1日、都内にて行われ、W主演の山田孝之、仲野太賀をはじめとするキャスト15名と白石和彌監督が登壇。これまでにも白石監督の大ヒット作に出演している阿部サダヲやゆりやんレトリィバァも駆け付け、会場を盛り上げた。

『十一人の賊軍』は「日本侠客伝」や「仁義なき戦い」シリーズを手がけた脚本家・笠原和夫による幻のプロットを『孤狼の血』チームが映画化。戊辰戦争時、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件をもとに「決死隊」として砦を守る任に就いた罪人たちの死闘を描く。

 泥まみれになりながらもチーム一丸となって乗り切った過酷な撮影を振り返った賊軍役のキャストたち。一方、官軍側の玉木宏は「僕は最後まできれいなままで…」、新発田藩城代家老役の阿部サダヲも「ほんわかした現場だなと思っていました」と振り返り、そのギャップに賊軍役キャストたちも苦笑。

 白石和彌監督の『死刑に至る病』で殺人犯役を演じた阿部。白石監督が「プライベートでも人を殺していると思う」と言っていたと聞くと「今のところ証拠がないので…(笑)」。

 そんな阿部は「斬っていくシーンで、中に1人見覚えのある人がいるんですよ。監督も気づかなかった。すごいカメオ出演している人がいるんです。僕も斬っていて、あれこの人見たことあるぞって」と裏話ネタを披露しつつ「何度か見てもらえたら分かると思います」。

 さらにこの日は、村娘を演じたゆりやんレトリィバァも登場。白石監督のドラマ「極悪女王」に続いての白石組参加に、ゆりやんは「非常にありがたい思いです。まさかまた…」と感涙するフリで笑いを誘った。

 最後に仲野は「みんなで頑張った撮影期間を監督が素敵な映画にしてくださいました」。山田は「実際にこの阿部さん、ひどい方なんですけど」と断言し阿部を苦笑させつつ「役のほうは、裏切りのように見えながらも藩を守ろうとした人。みんなそれぞれの正義を貫くのは見る方によって悪にも正義にも見える。相手の立場にたったらどうなのかなと考えてみると優しく穏やかに生きられるのではと思います」と語っていた。

 この日の登壇者は山田孝之、仲野太賀、尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、一ノ瀬颯、小柳亮太、本山力、ゆりやんレトリィバァ、野村周平、玉木宏、阿部サダヲ、白石和彌監督。

「いい加減にしろよコノヤロー」仲野太賀と野村周平が舞台挨拶でバチバチ?一方、山田孝之とはラブラブ

2024.11.01 Vol.web original

 

 映画『十一人の賊軍』の初日舞台挨拶が1日、都内にて行われ、W主演の山田孝之、仲野太賀をはじめとするキャスト15名と白石和彌監督が登壇。山田、仲野と、野村周平がじゃれ合い会場を沸かせた。

『十一人の賊軍』は「日本侠客伝」や「仁義なき戦い」シリーズを手がけた脚本家・笠原和夫による幻のプロットを『孤狼の血』チームが映画化。戊辰戦争時、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件をもとに「決死隊」として砦を守る任に就いた罪人たちの死闘を描く。

 過酷な撮影を振り返った賊軍たち。ハードな現場だったからこそ「バカ話ばかりしていました」と山田が言えば、仲野も「僕も“おもんな侍”というキャラを作って一発ギャグで(岡山)天音にダルがらみしてました」。

 そこに、決死隊隊長を演じた野村周平が「僕だけはちゃんとしっかりやらせていただきました」とうそぶくと、仲野が「いい加減にしろよコノヤロー」。とたんに仲野と野村が「ペラペラしゃべりやがって」「こっちのセリフだよ」と“一触即発”ギャグ。

 一方、野村は山田に対してはデレデレ。山田は撮影場所が遠隔地のため現場の近くに宿泊場所を借り、チームの居場所を作っていたといい、野村が「2人で釣りに行ったりとか」と言うと山田も「行ったね」と目を見合わせてニッコリ。
 すると仲野が「様子がおかしいんですよ、この2人。日に日に2人だけの生活みたいなことしていて」と暴露。野村が一緒に買い物したりベランダで過ごしたりしていたと振り返り「先にお風呂入って来るね、とか」と言うと、山田も「あ、見つけたと思っちゃったんだよね」。“出会ってしまった”2人に会場も大笑いしていた。

 この日の登壇者は山田孝之、仲野太賀、尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、一ノ瀬颯、小柳亮太、本山力、ゆりやんレトリィバァ、野村周平、玉木宏、阿部サダヲ、白石和彌監督。

 

本木雅弘、倉本聰に「昭和のころから聞いていた」“伝説”の真相を直撃

2024.10.31 Vol.web original

 映画『海の沈黙』(11月22日公開)の舞台挨拶が31日、都内にて行われ、本木雅弘、小泉今日子ら豪華俳優陣と、若松節朗監督、原作・脚本の倉本聰氏が登壇。倉本作品初参加となる主演の本木が、昭和から聞いていたという“倉本伝説”の真相を語った。

「前略おふくろ様」「北の国から」の巨匠・倉本聰が長年にわたって構想してきた渾身のドラマ。贋作事件を機に、ある天才画家の秘めた思いと過去が明らかになる大人のラブストーリー。

 32年ぶり共演となる本木、小泉をはじめ中井貴一、石坂浩二ら、そうそうたる顔ぶれ。60年近い構想の実現に倉本氏は「演技者がすばらしい。これだけすごい人たちが集まってくれたことに感激しています」。

 初の倉本作品に「もがくばかりでした」と振り返っていた本木。佐野史郎が「“てにをは”を間違えないように気を付けた」と語ると、本木は「僕も、昭和の時代から伝説というか、倉本さんの作品にはセリフの語尾まで一字一句その通りに読めと言われてきて。今回、撮影前に倉本さんとお話しする時間を頂いて、そういう伝説がありますけど…とお伺いしたら“噂が独り歩きしただけ。解釈がずれていなければご自分のおやりになりたいように”と言っていただいた」と明かし、一同が伝説の真相に感嘆。

 若松監督も「倉本さんはコワモテで…でも今回は優しい倉本さんでした」と茶目っ気を見せると、倉本氏は「誤解されてますね、僕は。こんなに優しい人間はいないのに」と笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は本木雅弘、小泉今日子、中井貴一、石坂浩二、仲村トオル、菅野恵、佐野史郎、若松節朗監督、倉本聰。

 

同年デビューの本木雅弘に小泉今日子「15歳のころから自己肯定力が弱い」

2024.10.31 Vol.web original

 

 映画『海の沈黙』(11月22日公開)の舞台挨拶が31日、都内にて行われ、本木雅弘、小泉今日子ら豪華俳優陣と、若松節朗監督、原作・脚本の倉本聰が登壇。10代のころからの親友である本木と小泉が“元恋人”役を振り返った。

「前略おふくろ様」「北の国から」の巨匠・倉本聰が長年にわたって構想してきた渾身のドラマ。贋作事件を機に、ある天才画家の秘めた思いと過去が明らかになる大人のラブストーリー。

 元恋人同士という役どころさながら、2人で手を取り合って入場した本木と小泉。

 本木は1965年12月生まれ、小泉は1966年2月生まれで、同じ58歳。ともに1982年、10代でデビューして以来「親友」という間柄。

 初の倉本作品で主演を務めた本木は「光栄なお誘いでしたが現場では役者として、もがくばかりの日々でした」と振り返りつつスタッフ、共演者の支えに感謝。

 小泉との“元恋人”役に本木が「小泉さんとは10代のときから40年来の同志でもありますので、倉本作品というエベレストの頂を目指すには小泉さんの…」と言いかけたところに、小泉が「老け具合(笑)?」と茶々を入れる一幕も。そんな同志との倉本作品挑戦に本木は「これまで仕事を続けてきたことへのごほうびのよう」。

 32年ぶりの共演となる2人。小泉が「変わっていないといえば変わってないしね(笑)」と笑うと、本木も「小泉さんは菩薩のような母性もプラスされて」と感慨深げ。

 すると小泉が「本木さんは本当に自己肯定力が弱い(笑)。15歳のときから未だに肯定感が低すぎて。いつも反省していた。でもだからああいう役ができるんだろうな」と茶化しながらも称賛し笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は本木雅弘、小泉今日子、中井貴一、石坂浩二、仲村トオル、菅野恵、佐野史郎、若松節朗監督、倉本聰。

永野芽郁と佐藤健が渋谷で「ハッピーハロウィン!」カップルコーデは佐藤の提案

2024.10.31 Vol.web original

 

 映画『はたらく細胞』(12月13日公開)のイベントが31日、渋谷にて行われ、主演の永野芽郁と佐藤健、共演のDJ KOOが登壇。ハロウィンパーティーを満喫した。

 細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』『はたらく細胞BLACK』の2作品を映画化したエンターテインメント。

 渋谷ストリーム前の稲荷橋広場に特設された『はたらく細胞』ハロウィンパーティー会場には多数の赤血球、白血球たちが出現。神経細胞役で出演するDJ KOOによる「EZ DO DANCE」スペシャルバージョンに乗ってダンスパフォーマンスを繰り広げ、さまざまな細胞に仮装した観客も大盛り上がり。

 赤血球役の永野芽郁と白血球(好中球)役の佐藤健もノリノリで登壇すると「ハッピーハロウィン!」

「カボチャ、秋、魔女の紫」を取り入れたハロウィンコーデという永野が、同じオレンジ色のトップスを着た佐藤を示し「健さんが一緒にオレンジ着たいって言ったんです」と暴露し、佐藤も「いろいろ大人の事情で…結果、お揃いコーデになりましたっ」。

 妙にテンション高めの佐藤に永野は「いつもとちょっと違う。“ハロウィン健”だ」とイジリ会場も大笑い。

 ハロウィンの話題になると、神経細胞役のDJ KOOは「普段からこういう感じなので、ハロウィン日は“あれDJ KOOのコスじゃね?”って言われて気づかれないんです」。

 永野は「今日、カボチャのマントを被って健さんの楽屋に行ってハッピーハロウィン!って言ったら、“…うん”って」と佐藤の塩対応に憤慨し「お店に行ってこれが一番いいかなと選んで、どうやって健さんを驚かせようかとワクワクしてたのに」。

 ハロウィンの過ごし方を聞かれ「ネットニュースで渋谷の状況を見ています」と笑いを誘った佐藤は、ハロウィンの思い出を聞かれると、突然ガックリとステージに膝を付き「こういう時に嘘でもいいから話せる人間になりたかった」。

 永野から「思い出じゃなくて願望でもいいから」と言われると考えあぐねて「永野さんの仮装が見てみたいです」と言い、永野が「今日、見せたじゃん!」とさらに憤慨し、会場は大笑いに包まれた。

 ハロウィン当日のこの日。会場アナウンスでは、細胞に仮装した当選客たちに「イベント後、渋谷の街に繰り出そうということは止めてくださいね」と呼びかけていた。

 

FANTASTICS八木勇征「4日前にどこかにバッグを落とした」不運も「紛失届出したら発見」

2024.10.30 Vol.web original

 

 映画『矢野くんの普通の日々』(11月15日公開)の完成披露イベントが30日、都内にて行われ、主演を務めた八木勇征(FANTASTICS)をはじめキャスト陣と新城毅彦監督が登壇。八木が最近あった“不運”を明かした。

 田村結衣による同名コミックの映画化。超不運体質な男子高生と心配性な女子高生をはじめとするクラスメイトたちの日常を描く青春ラブコメディー。

 不運体質で、事あるごとにケガをしている主人公・矢野くんを演じた八木は「撮影中は、本当によくケガする子だなと思っていました。でも自分の不注意というわけではなくて不運だからなんですけど」と演じた本人も同情。

 主人公との共通点はと聞かれ「(髪型の)センター分け」と答え笑いを誘っていた八木。そんな主人公にちなみ「最近あった不運なことは?」と聞かれると「タイムリーな話なんですけど。4日くらい前かな、バッグを落としましたね。ものすごく大事なものがたくさん入っていたんですけど」と明かし、会場も騒然。

 中村海人が「え、どこに!?」と尋ね、八木の「分からない」という返答にさらに心配顔に。ところが八木は「一応、紛失届を出して。そしたら見つかったんですよ」と明かし、会場も安堵の拍手。

 八木は「だからすごい落ち着いた状態で、このイベントに臨ませていただいているんですけど。逆にまだ見つかってなかったら、もう目線とか泳いでたと思います」と苦笑。

 この日は“普通の高校生活”に憧れる矢野くんの夢“矢野ドリームにちなみ、八木がSNSで発表した「バズーカ砲を撃ってみたい!」という“八木ドリーム”を叶えるために、特製の“ハートバズーカ”を用意。

 池端杏慈、中村海人とともに、客席に向けバズーカを発射。ハート型の銀テープを観客に振らせ大喜びしていた。

 この日の登壇者は八木勇征(FANTASTICS)、池端杏慈、中村海人(Travis Japan)、 白宮みずほ、新沼凛空、伊藤圭吾(龍宮城)、筒井あやめ(乃木坂46)、新城毅彦監督。

 

中村獅童、最終章『ヴェノム』の宣伝に苦言?「やる気なくなっちゃったのかな」

2024.10.29 Vol.web original

 

 映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』 (11月1日全国公開)のプレミアイベントが29日、都内にて行われ日本語吹き替え版声優を務める中村獅童、諏訪部順一が登壇。中村がヴェノムさながらの毒舌で会場を盛り上げた。

 コミックではスパイダーマン最大の宿敵として描かれた人気のダークヒーロー“ヴェノム”シリーズ最新作にして最終章。

 ステージに設置された巨大なヴェノムの舌をかたどった“レッド舌(ヴェロ)カーペット”を歩いて登場した中村と諏訪部。

 第1作目からヴェノムの声を演じる中村獅童はこれで最後となるヴェノムスーツを着用し登場。ところが中村は、ステージのセットに「思ってたのと違って…だいぶ簡単な感じで。最後だから映画宣伝部もやる気なくなっちゃったのか」とぶっちゃけ、相棒・エディ役の諏訪部が報道陣に「書かないでください」と苦笑したが、中村は「どんどん書いてください」。

 さらに「前回は息子もちょうど1歳になるかならないかくらいで、これを着た楽屋に遊びに来たんです。ビックリさせてやろうかなと思ったら意外と気に入って。前回は控室がホテルの部屋だったんですけど今回は僕1人で行きますと言ったらそこらへんの廊下でこれを…」とぼやきが止まらず。

 そこに諏訪部が「今日、この後(スーツを)お持ち帰りいただくということで」と冗談めかして言うと中村は「え、いただけるんですか! 僕は以前にスパイダーマンもやらせていただいていて、スパイダーマンスーツで夜の散歩をするのが楽しみなんですけど、これを頂いたらこれからはヴェノムスーツで散歩します」と宣言。関係者から「持ち帰りOK」の伝言が出ると「やった!」と喜び、とたんにご機嫌になり会場の笑いを誘っていた。

 最後には「作品を見て泣いた」と明かし「文句なしに満足できる作品に仕上がっています」と絶賛した中村。この日は、スペシャルゲストとして、大のアメコミ好きという霜降り明星のせいやと、ヴェノムの赤い舌をモチーフにした赤いドレス姿のゆうちゃみも駆け付け、中村と諏訪部が披露した劇中の決め台詞「We are Venom!」「オレたちはヴェノムだ!」に大興奮だった。

橋本愛「日本で俳優をやっていて危機感を持っている」トニー・レオン、キアラ・マストロヤンニらと並んで堂々会見

2024.10.29 Vol.web original

 

 第37回東京国際映画祭のコンペティション審査員会見が29日、都内にて行われ、審査委員長を務めたトニー・レオンをはじめコンペティション審査員が登壇。今年、同映画祭に審査員として初参加する橋本愛が意気込みとともに映画への思いを語った。

 審査員長のトニー・レオンは「オハヨーゴザイマス。また東京にやってこれてとてもうれしいです」と笑顔を見せ、同じ香港映画を代表する映画監督ジョニー・トーが「実は日本にはおいしいものを食べに日本に何度も来てるんです。今回もトニーからおいしいものをいろいろ教えてもらいました」と明かすなど、審査前の会見はリラックスムード。

「東京国際映画祭は非常に全面的な視野を持っている映画祭。新進監督を紹介したり、今年は女性をエンパワーする部門もありますし、フェリーニや黒澤明を振り返る企画もあり、今の若い人に過去について知る機会を提供することにもなる」と企画の多彩さをたたえたレオン審査員長。

 今年は、コンペティション作品15本のうち中国映画が日本映画と同じ3本。中国語映画は5本と“アジアの映画祭”としての特色が目を引く選出に「中国に限らず、香港、台湾、韓国、日本と、アジア映画は非常にハイクオリティー」と太鼓判。

 最年少の橋本愛は「今年、初めて審査員という重要な役割を担うことになり、このようなそうそうたる皆様と時間を共にするということは震えるほど緊張もしますし、自分の人生の中でこのような機会は二度とないと思うので楽しみたい」と笑顔。

 過去に同映画祭で2021~2022年に2年連続でアンバサダーも務め、出品作の俳優としても参加してきた橋本。今年の映画祭に「アジアに限らず世界のさまざまなクリエイターの作品を選出しておて、映画によって世界地図が浮かび上がるような印象を持ちました」と語りつつ「その上でアジア映画に話を限定すれば、私も日本で俳優をやっていて、常に危機感を持っている。それは成長の余地を常に感じているとも表現できます」。
 
 模索する中で他のアジア映画に学ぶことも多いと言い「日本のクリエイターのためにもアジア映画を知ることはとても重要だと思っています」と熱く語り、審査へも意気込み。世界的な映画人と並び、しっかりと映画や映画祭への自らの思いを語っていた。

 この日の登壇者はコンペティション審査員のトニー・レオン(俳優)、エニェディ・イルディコー(映画監督・脚本家)、キアラ・マストロヤンニ(俳優)、ジョニー・トー(映画監督・プロデューサー)、橋本愛(俳優)。

 第37回東京国際映画祭は11月6日まで日比谷エリア他にて開催。

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