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THE RAMPAGE RIKUと浦川翔平、糸川耀士郎ら出演の話題を呼んだミュージカル『フィーダシュタント』15日から期間限定で配信

2023.05.08 Vol.Web Original


 THE RAMPAGEのRIKUが主演し、糸川耀士郎、同じTHE RAMPAGEのパフォーマーである浦川翔平らが出演し今年3月に上演され、感動の渦のなか幕を降ろしたミュージカル『フィーダシュタント』が期間限定で配信、その詳細が発表された。配信されるのは3月26日の大千秋楽公演で、本編映像に、キャストのアフタートークが入った特典映像付きでHuluストアで15日から独占配信する。

『フィーダシュタント』は、韓国発の同名の大ヒットミュージカルを、日本で、そして日本人キャストで初めて上演したもの。

 物語の舞台は、戦争の空気が漂い始める約100年前のドイツ。17歳のマグナス(RIKU)は最高のフェンシングの選手になるために誰もが憧れるエリートスポーツ学校に親友のアベル(糸川)と入学。音楽とユーモアを愛する楽天家のジャスパー(浦川)、冷徹なフェンシング部エースのフレドリッヒ(正木郁)、軍事マニアで傲慢だが内面は脆いハーゲン(吉高志音)といった同じ夢を持つ青年たちとともに、スポーツ学校の団長のクレア(藤田玲)から厳しい指導を受けながらフェンシングに打ち込む。しかし、その学校の様子はいわゆる普通とは違っていた。学校の隠された秘密を知ってしまったことで、生徒たちに変化が起きる。ただ野心家であるマグナスは他の生徒たちと違っていて……。

 真実のために命をかけて戦う17歳の少年たちの成長と友情の物語を、迫力たっぷりのフェンシングシーン、23の楽曲と熱量たっぷりの演技で届けた。チケットは発売と同時に全席完売、追加公演が発表されるもすぐに完売する人気ぶりで、配信が待たれていた。

 配信チケットは3000円・税別。販売期間は、15日0時から6月4日の23時59分まで。

EXILE、GENERATIONS、LIL LEAGUEが広島で平和をつなぐライブパフォーマンス #HIROSHIMAミライバトン リポート

2023.05.05 Vol.Web Original

 

 最先端のエンタテインメントと音楽ライブを融合した平和の祭典『#HIROSHIMAミライバトン』が4日、広島のエディオンスタジアム広島で開催された。まもなくスタートするG7広島サミット(19〜21日)に先駆けて行われたイベントで、EXILE、GENERATIONS、LIL LEAGUEなど総勢17名のLDH JAPANに所属するアーティストが出演し、スペシャルライブショーを行った。ステージでは、EXILE ATSUSHIが作詞を手掛けたG7広島サミットの応援ソング「Reason」などが披露され、音楽の力で未来に平和をつなぐ熱いパフォーマンスを、1万5000人が見守った。本記事はそのオフィシャルリポート。

 この日参加したのはまずEXILEからAKIRA、TAKAHIRO、橘ケンチ、TETSUYA、NESMITH、SHOKICHI。GENERATIONSから、EXILEも兼任する白濱亜嵐と関口メンディー、そして小森隼、佐野玲於、中務裕太。また、LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』で今年1月にメジャーデビューした6人組 LIL LEAGUEもスペシャルパフォーマーとして登場した。

「EXILE TRIBEです! 盛り上がっていきましょう!」というTAKAHIROの晴れやかな第一声をきっかけにライブがスタート。東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティソングとして2011年にリリースされた「Rising Sun」で幕開け。日本中をポジティブなエネルギーで包み込んできた楽曲で、音楽で平和を願うこの祭典の幕開けに相応しい1曲であり、スタジアムを贅沢に使った躍動感たっぷりのパフォーマンスは胸が熱くなるほど感動的な光景。キッズダンサーたちの笑顔、アーティストたちの熱いパフォーマンスにスタンドからも大歓声が湧き起こった。

THE RAMPAGE 浦川翔平、東京を堪能する「森のビアガーデン」で飲んじゃえ! 〈BUZZらないとイヤー! 第50回〉

2023.05.02 Vol.Web


泡のせい? 早すぎるサンタクロース感。50回の50のつもりだったのですが50回目の誕生日モードにも……

 THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。今回のターゲットはビアガーデン! ゴールデンウイークに合わせて都内各地や近郊で続々の営業をスタートしています。翔平さんが訪れたのは東京を代表するビアガーデンのひとつ、明治神宮外苑の「森のビアガーデン」。木々を揺らす風を感じながら飲むビールは格別で……。

 翔平さんと都内各地のスポットを巡ってきた「BUZZらないとイヤー!」も、ついに連載50回! ひとつの通過点ではありますが何かとお祝いしたくなるキリのいい回。念願だった豊洲市場での取材を終え、次をどこにしようと考えていたとき、目に飛び込んできたのが、担当のデスクにポンと置かれていたビアガーデンオープンのお知らせ。ビアガーデンは夏のイメージではありますが、どんどん前倒しになって、ゴールデンウイーク前からスタートしています。

 コロナ禍での生活も長くなり上手な付き合い方もなじんできて、今年はビアガーデンも久しぶりにBUZZりそうな兆し。いちはやくビアガーデンを体験すべく、明治神宮外苑に集合です。

 ビアガーデンといえば、日本にビアガーデンが登場したころからの百貨店や商業施設などの屋上ビアガーデンが王道スタイル。ただ、森のビアガーデンは緑のなか。1984年にスタートした当時は新しいタイプのビアガーデンとして注目を集めました。今年で38回目のシーズンを迎えますが、明治神宮外苑の木々を揺らす風を感じながらビールを楽しめると今もなお幅広い層に人気です。

 早めに到着した翔平さんはエントランスの看板でテンションが一気に上昇。その様子を森のビアガーデンのスタッフさんに目撃されてからの取材スタートとなりました。見られるとは思ってなかっただけに、ちょっとだけ罰の悪さを感じつつゲートをくぐります。

 ツアーのリハーサルを終えてのビアガーデン。「今日は飲んじゃうぞ!」と翔平さん。


空を仰ぐ翔平さん。手には“魔法のジョッキ、そして白い布がかかったテントは新登場のサーバー

 取材時は今シーズンの営業がスタートしたばかりとあって、お客さんはまばら。聞けば毎年オープン直後はゆったりと飲めるそうです。そこから日を追うごとに人が増えて、夏場には大盛況になります。昨年来場したのは約10万3000人。今年は客席が900席から1000席に増えたこともあって14万人を見込んでいるそうです。

 ビールをぐいぐい飲むには少し肌寒さもあり、この日はテント席が人気。テントの下で盛り上がる人たちを横目に解放感を満喫できる特等席を確保しました。テーブルは翔平さんを待ち構えていたかのように準備万端です。

 席についてオーダーの流れになるのが一般的ですが、森のビアガーデンはここからがお楽しみ。用意されていた“魔法のジョッキ”を手にビールサーバーに向かいます。

 森のビアガーデンでは、新しくなった『一番搾り』、最近登場した『キリン一番搾りプレミアム』、『キリンラガー』『ハイネケン』『ブラウマイスター』『キリン一番搾り(黒生)』『ハートランド』のキリンビールの7種のビールをサーバーから自分で注いで楽しめます。タップは表と裏両面にあるので、一カ所のサーバーで16のタップがあります。

「自分で注ぐんですね!」と足取りも軽い翔平さんは、次の瞬間「 (タップが)8つもある……!」とにんまり。


白いボードの向こう側にはたくさんのビールの樽が冷やされて積み上げられていました。特別に少しだけ中を見せてもらった翔平さんは「すごい量……ここに住みます!」

 このスペシャルなビールサーバーは今年新登場したもの。

「ビールサーバーから自分で注いでもらうスタイルは以前からですが、これまでは板氷を入れて冷やす昔からのスタイルのものでした。ただ、それだと猛暑日だったりすると、キンキンに冷えた状態を保つのが難しかったんです。そこで満を持して投入しました。プレハブタイプの大きな冷蔵庫になっていて、中は樽が入っていて(タップに)つなげています。これで今シーズンは常に冷えた状態で提供が可能になりました。それぞれのビールのおいしさや味わいもより伝わると思います」(ロイヤルフードサービス株式会社の佐竹隆治さん)

 昨年、森のビアガーデンで使用されたビールは約10万リットル。今年は15万リットルの見込みだそう。

「飲みます、貢献します、私」と翔平さん。「今日は7杯確定。その後、どうプラスしていくかですね……あの、もう注いでいいでしょうか?」。ビール好きは待てないですよね!という佐竹さんのアシストもあって、いよいよスタートです。

EXILE SHOKICHI、2日に1度ペースで焼肉も「EXILE PRIDE」で体型維持 「ファンは?」な肉本発売でイベント

2023.04.29 Vol.Web Original


 EXILE SHOKICHIが書籍『肉主義(ニクイズム)』(KADOKAWA)を上梓、その発売を記念したイベントを29日、都内で開催した。イベントに先だち、取材に対応したSHOKICHIは、本書について、「
自分が肉と出会って捧げてきた時間を詰め込んで面白い本ができた」と笑顔でアピールした。

 肉マニアとして知られるSHOKICHIが、渾身の焼肉論をまとめたもの。肉のおいしい食べ方、とっておきの焼肉店100店を紹介するなど読み応えのある内容。同じLDH JAPANに所属する肉好きの面々を招き、自身の肉料理を振舞う「八木園」の様子や、そこから広がった肉のファストフード店『Yagien Ballpark』(エスコンフィールドHOKKAIDO)のことも触れられている。

  SHOKICHIは「ファンの方はまず最初にハテナだと思います」と笑い、「生き様というか、また1つのパーソナリティとして優しく受け取ってもらえたら、より面白みのある人間に感じてもらえるのかなと思います」と微笑んだ。

劇団EXILE 鈴木伸之、初の海外ゴルフはグアムで? 目標は「70台で回れるようなシングルゴルファー」 

2023.04.25 Vol.Web Original

 

 劇団EXILEの鈴木伸之が25日、都内で行われたグアム政府観光局の「GOGO! GUAM SUMMER キャンペーン」の発表記者会見に登壇した。

 新型コロナが、季節性インフルエンザと同等の「5類」に移行するタイミングに合わせて展開するキャンペーン。期間中、現地の人気のホテルやレストラン、マリンアクティビティやゴルフ、レンタカーサービスなど40カ所以上で特別なサービスや特典が受けられるというもの。

 アイランドシャツ姿で登場した鈴木は「着た感じだけでリゾート気分が味わえるというか、現地に行ったような気分になりますね」と笑顔。グアムは未体験だというが「すごく行ってみたいリゾート地のひとつ」だと言い、「コロナ禍で旅行に行けていなくて今すごく行きたいなと思っているので、今日はいろんな情報を聞きたいなと思っています」と前のめりで参加した。

PSYCHIC FEVER、岩手・一関の高校ダンス部とコラボ&サプライズ訪問「一緒に頑張って素敵なステージを」〈TGC teen ICHINOSEKI 2023〉

2023.04.20 Vol.Web Original

 EXILE TRIBEの7人組、PSYCHIC FEVER(サイキック・フィーバー)が“令和teen”のためのガールズフェスタの岩手版『TGC teen ICHINOSEKI 2023』(5月27日、岩手・一関市総合体育館)で一関市の一関工業高等専門学校ダンス部、一関学院高等学校ダンス部とコラボステージを展開する。20日、グループは両校ダンス部のをサプライズ訪問し、「一緒に頑張って素敵なステージを作り上げていけたら」(小波津志)と呼びかけた。

 何も知らされずに集められた部員たち。数台のテレビカメラや報道陣が控える、いつもとは違う雰囲気教室でソワソワしていると、顧問の先生が登場。部員たちが踊るのは夏祭りではなく「TGC teen ICHINOSEKI 2023」であること、そしてそのステージでPSYCHIC FEVERと一緒に踊ると発表されると部員たちは「……すごい」と驚きや喜びの表情で顔を見合わせた。さらに、PSYCHIC FEVERが来校していることが告げられると「キャー!」という歓声と拍手が上がった。

 メンバーを代表して中西椋雅は「よろしくお願いします。学校生活で大変なこともあると思いますが、そんなことを忘れるぐらい、ダンスを通して皆さんに何かできたら。勇気や希望になれるように頑張っていきます。僕らも微力ながら全力でサポートしますので、一緒に楽しい時間にしていきましょう」と語りかけた。

 当日までは、LDH JAPANが運営するダンススクール、EXPG STUDIOのインストラクターによる指導が行われ、PSYCHIC FEVERのメンバーとのリハーサルも行っていく計画。

小学生のフットサル大会「EXILE CUP」4年ぶりの開催決定  EXILEメンバーやØMIが再開喜ぶ

2023.04.19 Vol.Web Original


 LDH JAPANが主催する、小学生のフットサル大会「EXILE CUP」が今夏、4年ぶりに開催される。

 小学校4~6年生を対象した大会で、今年は、北海道、東北、北信越、関東、東海、関西、中国、四国、そして九州は2会場に分け9地区10会場で予選大会を開催。各地区の優勝チームが集結する決勝大会は、愛媛県今治市で行われる。

  EXILE ÜSAは、「色んなことを制限されていた数年を乗り越え、やっと再開することができ、全国のサッカー大好きなみんなの最高のプレイが観られることをとても楽しみにしています。自分を信じて、仲間たちとチカラを合わせてがんばってください」と、コメントを寄せている。

 大会は、LDH JAPANが「LOVE+DREAM+HAPPINESS」のキーワードと共に「“子どもたちが夢を叶える場所”を作ろう」と2010年にスタートした。今年で11回目の開催となる。

 北信越大会、関東大会の応募が既にスタートしている。

 

MA55IVE THE RAMPAGE、ハーフタイムショーで激アツ骨太ライブ〈B.LEAGUE〉

2023.04.16 Vol.Web Original

 

 HIP HOPユニットのMA55IVE THE RAMPAGE(マッシブ・ザ・ランペイジ、以下 MA55IVE)が16日、青山学院記念館で行われた男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」のサンロッカーズ渋谷 2022-23 SEASON 第32節 シーホース三河戦のハーフタイムショーに出演、熱のこもったパフォーマンスで会場を盛り上げた。MA55IVEは、16人組ダンス&ボーカルグループ THE RAMPAGEのパーフォーマーによるユニットで、メンバーは、LIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀。

 MCに呼び込まれて登場した5人は客席にアピールしながら登場。LIKIYAが「皆さん、楽しんでいきましょう!」と「No.1」をパフォーマンスすると、続けて「W.Y.W」を披露して、会場の視線をくぎ付けにした。

LIL LEAGUE、初の単独ホールツアー決定 ファンミ最終日に発表 THE RAMPAGE 岩谷翔吾と浦川翔平も見守る

2023.04.15 Vol.Web Original


 6人組ボーイズグループのLIL LEAGUEが14日、ファンイベント『LIL LEAGUE FAN EVENT 2023 -LIL SMILE-』の最終公演をZepp Hanedaで開催した。本記事は、その昼公演のオフィシャルリポート。

 定刻を迎えた頃、ステージスクリーンに映し出されたのは、メンバーたちの幼少期の姿。それに連なるように、岩城星那、中村竜大、山田晃大、岡尾真虎、百田隼麻、難波碧空……と各メンバーの紹介映像が映し出されて歓声が上がるなか、6人が登場した。

 デビュー曲「Hunter」でライブパートが幕開け。〈C’mon Lil Friends〉と呼びかけながら生き生きとした表情を見せる岩城、キュートな笑顔で観客にアピールする百田、しなやかな美声でサビを彩る中村など、個性豊かな声と表情で歌いつなぐ6人を中心に、会場全体に“LIL SMILE”が広がった。オーディション課題曲「Rollah Coaster」では、変声期を迎えて大人びた難波の歌声が、これまでのグループの歩みと、日々進化し続けるメンバーたちの生き様を象徴。昨年、日本武道館で行われた『iCON Z 2022 〜Dreams For Children〜』第一章のファイナルステージで、THE RAMPAGEと共演した「THROW YA FIST」(THE RAMPAGE)では、ダンスに定評のある岡尾と山田のソロパートを筆頭に、高いダンススキルで観客を圧倒。一列になって突き上げる拳は実に勇ましく、彼らが、48000人がエントリーしたオーディション『iCON Z』の男性部門でグランプリを獲得した実力者グループであることを、今一度証明した。

三代目JSB 山下健二郎の「HIGH FIVE FACTORY」が最新コレクション発売

2023.04.14 Vol.Web Original

 

 三代目JSB 山下健二郎のアウトドアブランド「HIGH FIVE FACTORY」が2023年の春夏コレクションを15日に発売する。

「HIGH FIVE FACTORY」は、DIY、釣り、キャンプなどを楽しむ人に向けたファッショナブルで機能的なウェアを提供している。

 最新コレクションは、ブラック、カーキ、ベージュのアースカラーでまとめ、コインケースやソックス、フェイスタオルなど新しいアイテムも加わってより充実したコレクションになっている。もちろん、半袖シャツやロングスリーブのTシャツ、パンツ、レインコート、バッグなども展開する。

 また、リサイクルポリエステル、オーガニックコットンを使用したヘッドギアなどサステナブルなグッズも登場している。

稲垣吾郎「終わったらかわいがって」死刑執行人演じる舞台『サンソン』再始動で大鶴佐助、崎山つばさ、佐藤寛太におねだり? 

2023.04.14 Vol.Web Original

 

 稲垣吾郎が主演する舞台『サンソン ー ルイ16世の首を刎ねた男ー』(演出・白井晃)が14日、池袋の東京建物 Brillia HALLで開幕する。

 初日を控えた13日、同所で通し稽古が公開され、稲垣、そして大鶴佐助、崎山つばさ、佐藤寛太の主要キャストが取材に対応。舞台の見どころを聞かれた稲垣は「白井晃さんが作る美しい舞台芸術ですね。細部にもこだわっていて、見ている人の心にも記憶にも刻まれる深い素敵な作品に仕上がっています」と話した。

 18世紀のパリに実在した死刑執行人、シャルル=アンリ・サンソンの眼差しを通して、王族、貴族、革命家、一般庶民などフランス革命に関わった人たちの姿を描き出す。サンソンは、ロベスピエール、マリー・アントワネット、そしてルイ16世とフランス革命の名だたる人物の首を刎ねた男で、3000回もの執行を手掛けたとも言われる。本舞台では、彼のルイ16世への熱い想いがオーディエンスを揺さぶる。さらに市民のためを思って生まれた断頭台が招いたかもしれない状況には胸を締め付けられる。

 本舞台の制作を呼びかけたのは稲垣。もともと、坂本眞一による漫画『イノサン』に出会って興味を持ち、安達正勝の『死刑執行人サンソンー国王 ルイ16世の首を刎ねた男』を読んで舞台化を提案した。

「死刑執行人・サンソンという人物を僕も知らなかったです。歴史の教科書に載っているような人物でもなくて、どちらかというと歴史の裏舞台で活躍していた人間。そういった人間がいたという事をみなさんに知っていただけたら」

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