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12月27日はエッフェル塔建築家の命日 映画『エッフェル塔~創造者の愛~』新場面写真解禁

2022.12.27 Vol.web original

 映画『エッフェル塔~創造者の愛~』(2023年3月3日全国公開)の予告映像と新規場面写真が、エッフェル塔を手がけた建築家ギュスターヴ・エッフェルの命日にあたる12月27日に解禁となった。

 アメリカの〈自由の女神〉を手がけ、天才建築家として名を馳せていた、ギュスターヴ・エッフェルが、当時としては異例尽くめの建造物〈エッフェル塔〉に挑む姿と、その裏に秘めた、ある女性との愛を描く感動作。エッフェル役はフランスを代表する演技派俳優ロマン・デュリス。

 今回、新たに解禁されたのは、19世紀のパリジャンらしい衣装に身を包んだロマン・デュリスや、エマ・マッキーが演じるヒロイン・アドリエンヌ、そして建設途中のエッフェル塔の足組みを舞台に命を懸けて塔の建設に臨む迫力のシーンを収めた場面写真。

 映画が公開される2023年はエッフェル没後100年の節目の年でもあり、来年の注目作となりそうだ。

来日パク・チャヌク監督「BTSのRMさんにお礼を言いたい」K-POPアーティストたちが最新作にドハマり中

2022.12.27 Vol.web original

 映画『別れる決心』ジャパンプレミアが26日、都内にて行われ、来日したパク・チャヌク監督と特別ゲストの磯村勇斗、解説ゲストの古家正亨が登壇。パク監督が韓国の人気アーティストたちの絶賛に感謝した。

 カンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞、本年度のアカデミー賞韓国代表作となり期待を寄せられる話題作。『殺人の追憶』のパク・ヘイルと、アン・リー監督作『ラスト、コーション』のタン・ウェイが共演。

 前作『お嬢さん』以来、5年10カ月ぶりの来日となったパク・チャヌク監督は「私がコロナ後初めて作った映画ということもあり、とても意味深い作品になりました」と出来栄えに自信。

 韓流・K-POP MCとして活躍する古家氏が「K-POPのアーティストたちが監督の映画が好きで、とくにBTSのRMさんは“なんで試写会に呼んでくれなかったの”と書いていたり、Instagramで映画のセリフを話す映像を投稿している」と韓国で大反響を呼んでいることを明かすと、パク監督も「RMさんは自分でお金を出して何度も本作を見てくれたようで本当にうれしいです。次回お会いする際にはお礼を言おうと思います(笑)」と照れ笑い。

 古家氏も「それほど社会現象化している。どの世代にも刺さる作品。しかもパク監督作なんだけど、これまでのテイストが極力抑えられているのに官能的」と大絶賛。

 パク監督は「そもそも古典的なスタイルの映画を撮りたかった」と振り返り「それが、これまでに私が作ってきた刺激的な作品よりも好評を博していることが非常に興味深いです」と語っていた。

 この日は俳優・磯村勇斗も特別ゲストとして駆け付け、あこがれのパク監督との対面に感激していた。

 映画『別れる決心』は2023年2月17日より公開。

磯村勇斗「韓国語を勉強する」出演希望にパク・チャヌク監督「私が日本語を勉強して日本映画でご一緒するのも」

2022.12.27 Vol.web original

 映画『別れる決心』ジャパンプレミアが26日、都内にて行われ、来日したパク・チャヌク監督と特別ゲストに磯村勇斗、解説ゲストに古家正亨が登壇。パク監督が日本での映画制作に意欲を見せた。

 カンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞、本年度のアカデミー賞韓国代表作となり期待を寄せられる話題作。出演は『殺人の追憶』のパク・ヘイルと、アン・リー監督作『ラスト、コーション』のタン・ウェイ。

 この日は、特別ゲストとして俳優の磯村勇斗も登場。磯村は「僕が10代のとき、まだ俳優を志して間もないとき“復讐三部作”の『オールド・ボーイ』と出会って、こういう映画に出られる俳優になりたいと思ったくらい衝撃を受けました」と明かし、あこがれのパク監督との対面に大感激。

 本年度のカンヌ国際映画祭《ある視点》部門に正式出品され、カメラドール特別表彰を受けるという快挙を遂げた『PLAN75』で、カンヌ国際映画祭に参加しながらも、現地でパク監督と会えなかったという磯村に、パク監督は「とても重要な受賞おめでとう」と祝福しつつ「今日こうしてお会いできてうれしいです。今後、磯村さんは大俳優になって簡単には挨拶できなくなると思うので」。あこがれのパク監督からの言葉に磯村は「そんなこと言われたら…頑張るしかないですね(笑)」とはにかみつつ意気込み。

 司会からパク監督作に出演したいかと聞かれると磯村は「出られるものなら出たいですよ。そのために韓国語を頑張って勉強しようと思う」。するとパク監督が「私が日本語を勉強して日本映画でご一緒するのもありかもしれませんね」と返し、会場のファンを沸かせていた。

 映画『別れる決心』は2023年2月17日より公開。

 

今回はどんなドラマが? 第95回アカデミー賞授賞式生中継ナビゲーターはジョン・カビラと宇垣美里

2022.12.26 Vol.web original

 WOWOWは、2023年3月12日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催される「第95回アカデミー賞授賞式」を今年も独占生中継。番組案内役はペアを組んで3年目になるジョン・カビラと宇垣美里が務めることが決定した。

 今年3月に開催された「第94回アカデミー賞授賞式」では、日本の濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』が作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚色賞の 4 部門にノミネートされ、みごと国際長編映画賞を受賞。『おくりびと』以来 13 年ぶりの快挙を成し遂げた。

 また、3冠獲得の『コーダ あいのうた』ではトロイ・コッツァーがろう者としては史上2人目となる助演男優賞を受賞(男優としては初)するなど受賞結果にも多様性が感じられたほか、ウィル・スミスによる“平手打ち事件”も話題を呼んだ。

 番組案内を務めるジョン・カビラは「さあ、フルフォーマットのオスカーです。賞の行方、そして、ここでしかみられない演出とパフォーマンスにもご期待ください。まさに、Biggest Night of Hollywood! お楽しみに」、宇垣美里は「映画が現実世界の一歩先を描き、こんな世界にしたいんだ!と皆に訴えかけるものであるとしたら、アカデミー賞はそんなクリエイターたちのあげる声を肯定し、背中を押してくれる場所。疫病や戦争、未だ混沌とする現状を前に、どんな新しく優しく明るい未来を見せてくれるのか、今からワクワクが止まりません」と、それぞれ期待と意気込みのコメントを寄せている。

 第95回アカデミー賞授賞式のノミネーション発表は2023年1月24日を予定。授賞式は3月12日に開催(いずれも現地時間)。

「生中継!第 95 回アカデミー賞授賞式」は3月13日(日本時間)にWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送・配信。

第94回アカデミー賞授賞式より 🄫Kyusung Gong / A.M.P.A.S.

倖田來未「ママの名前が載ってるよ!と」息子がドはまり『仮面ライダー』劇場版主題歌に自信「メッチャいい曲ありますよと」

2022.12.24 Vol.web original

 

 公開中の映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』の舞台挨拶が24日、都内にて行われ、簡秀吉、前田拳太郎らキャストと柴﨑貴幸監督が登壇。主題歌を手がけた倖田來未も駆け付け“仮面ライダー愛”を爆発させた。

 50周年記念作品『仮面ライダーリバイス』と現在放送中の最新作『仮面ライダーギーツ』がクロスオーバーする劇場版。

 浮世英寿/仮面ライダーギーツ役の簡秀吉が「ギーツ、リバイス、そして龍騎の3つの世界観が合わさったすごくいい作品」と言えば、五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役の前田拳太郎も「ギーツにとって初めての映画、僕たちリバイスにとって最後の映画になりますので、役者たちの思いを見ていただけたら」とバトンタッチに感無量。

 1年の放送を今年8月に終えたリバイスの面々。前田が「最初の映画から比べると別人のように変わっていると思う」と言うと仮面ライダーライブ役の日向亘も「オレたち本当たくましくなった(笑)」と自画自賛し笑いをさそった。

 

 この日はさらに仮面ライダーシーカー・轟戒真役の大貫勇輔、コラス役の池田鉄洋、劇場版主題歌を担当する倖田來未も登壇。

 大貫は「子どものころから本当になりたかったものになれた」と出演に感激しつつ若きライダーたちに「現場で最初、座ってお話していて、立ったら“背、でかっ”って。なんてスタイルいいんだと驚いた」と振り返り、池田は「昭和は一作品に1人のライダーでしたが、こんなにたくさんのライダーが目の前にいるのはうれしかった」とシリーズへの参加に感激。

 テレビシリーズに続き主題歌を手がける倖田は「劇場版ではテレビシリーズとは違ったファンキーな曲なんていいよねというお話を頂いていたんです。でも打ち合わせで、いい曲もいいよね、バラードとか…という話になったと聞いて。えっ、と思ったんですけど、ちょっと待てよ、私メッチャいい曲持ってますよと。ダメ元で、こんなのどうですかと提出したら、すごくいいとおほめいただいた」と劇場版主題歌『Change my future』が生まれたいきさつを明かした。

 さらに倖田は「うちの息子が(仮面ライダーの)映画に行くたびに“ママの名前が載ってるよ”とパンフレットを持ってきてくれる。テレビシリーズも息子がドはまりして昔の作品もガンガン見てたんですけど…」と話していたが、シリーズへの思いが爆発した様子で「バイス、バイスが! 監督、あそこは…」と柴﨑監督に本作ラストで受けた衝撃を訴え、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は簡秀吉、前田拳太郎、佐藤瑠雅、星乃夢奈、杢代和人、青島心、日向亘、井本彩花、大貫勇輔、池田鉄洋、倖田來未、柴﨑貴幸監督。

宮﨑あおい「学校がすべてのように思えても、世界はもっと広い。それは大人になった私たちにも当てはまること」

2022.12.22 Vol.web original

 

 アニメーション映画『かがみの孤城』の公開前イベントが22日、都内にて行われ、声優を務めた當真あみ、芦田愛菜、宮﨑あおいと原恵一監督、原作者・辻村深月が登壇。宮﨑が映画に込めた願いを語った。

 累計発行部数170万部を突破した、辻村深月のベストセラー小説を劇場アニメ化。

 近づくクリスマスをイメージした衣装で登壇した一同。主人公の内気な中学生こころを演じた當真は初挑戦のことばかりだったと振り返り初主演作の公開に「すごくドキドキしています」と緊張の面持ち。

 そんな當真に、劇中でこころを温かく見守る先生を演じた宮﨑は「前回のイベントで、當真さんが舞台挨拶に立つのは初めてとおっしゃっていて。その初めてに自分たちが立ち会えたのがうれしくて。當真さんがこれからいろいろなことを経験して変化するのを見ていきたいし、この作品の喜多嶋先生と同じ気持ちで當真さんを見ているのかなと思います」と、劇中の役どころさながら當真に温かいまなざしを向けた。

 そんな宮﨑は「この映画は“〇〇な映画”?」という質問に「世界を変えてくれる映画かな、と思います」と回答。「学生のころって学校という世界がすべてで、学校でうまくいかなかったりお友達と合わなかったりするとすべて終わってしまって、何もできなくなる時期が学生のころってある気がして。でも大人になってみるとそんなこと全然なくて、世界ってもっと広いし、違う世界がいっぱいある」と、学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていたこころに語り掛けるように話し「もし学校で、その世界で合わないのであれば違うところへ目を向けて、違う世界に足を踏み入れてみたら、学校で悩んでいたことってちっぽけなことだったと気持ちが軽くなるかもしれない。こころたちにとってはそれがかがみの世界だったんだと思うんですよね」。

 さらに「それは大人になった私たちにも当てはまることで、会社や今いる場所で苦しいなと思ったとしてもそこがすべてではないから、視点を変えてみようと、心を軽くしてくれる映画なんじゃないかな…という願いも込めて、世界を変えてくれる映画、としました」。

 そんな宮﨑が10代のころから出演作を見ていたという原作者・辻村深月も「喜多嶋先生の中の優しさと温かさと、自分もかつて中学生を演じていたときの強さを感じられて胸がいっぱいになりました」とたたえていた。

『かがみの孤城』は12月23日より公開。

芦田愛菜 舞台挨拶で「かみました(笑)」原作者・辻村深月の登壇に緊張「私にとって神様みたいな存在」

2022.12.22 Vol.web original

 

 アニメーション映画『かがみの孤城』の公開前イベントが22日、都内にて行われ、声優を務めた當真あみ、芦田愛菜、宮﨑あおいと原恵一監督が登壇。原作者・辻村深月氏も駆け付け、キャストと原監督を絶賛した。

 累計発行部数170万部を突破した、辻村深月のベストセラー小説を劇場アニメ化。

 以前から辻村作品のファンだったという芦田は物語のカギを握るキャラクター“オオカミさま”役について「映画のお話を頂くずっと前に辻村先生と対談させていただく機会があって。もし私が役をやるなら“オオカミさま”がいいなとおっしゃっていただいていて、そのときはそんな夢のような話…と思っていたんですけど」と笑顔。

 その辻村氏が登場すると「私にとって辻村先生は神様みたいな存在」と目を輝かせた芦田。芦田は赤、辻村氏は緑のワンピースで、まさにクリスマスカラーでそろった2人。あこがれの原作者と並んだ気持ちを聞かれた芦田は「内心、気が気じゃ…ないです。かみました(笑)。やっぱり緊張しますね」と照れ笑い。

 そんな芦田に、辻村氏も「子どもと大人の“あわい”の時間を生きているようなキャラクター。それをいま18歳の芦田さんに演じていただけたことがうれしい」と笑顔を向けた。

 この日は、一同に「この映画は“〇〇な映画”?」という質問。當真は「迷ったとき悩んだときに背中を押してくれる映画」、芦田は「味方になってくれる映画。つらさにもがいている自分も受け止めてくれる。この映画だけは私の味方でいてくれる、そんな映画だと思います」。宮﨑は「世界を変えてくれる映画」、原監督は「とても強い映画であり優しい映画」。辻村氏は「あなたのための映画、という気持ち」とキャストと原監督、そして完成作を絶賛していた。

『かがみの孤城』は12月23日より公開。

黒木華、斎藤工にキュン?「たぶん出ちゃってた(笑)」斎藤は「黒木さんは日本映画の宝」

2022.12.20 Vol.web original

 

 映画『イチケイのカラス』完成報告会が20日、都内にて行われ、竹野内豊、黒木華ら豪華キャストと田中亮監督が登壇。ドラマ時からの和気あいあいぶりで一同が盛り上がった。

 浅見理都による同名コミックを原作に、2021年に映像化され人気を呼んだ連続ドラマ『イチケイのカラス』の映画版。

 自由奔放で型破りな裁判官・入間みちおを演じる竹野内豊は「まさか映画化するとは想像もつかなかった」と感激しつつ「(ドラマから映画の撮影まで)1年、開いてしまったので役に戻れるかとちょっとした不安はあったんですけど、黒木さんの声を聞いたら一発で記憶が戻った感じ」。

 入間とバディを組む超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴を演じる黒木華は早い台詞回しの苦労を振り返りつつ「みちおさんたちと会って感覚が戻ってきました。舌が思ったより追いついてこなかったりするんです、違う役でゆっくりしたしゃべり方をしていると(笑)」と苦笑した。

 映画では、そんな黒木が演じる坂間と斎藤工が演じる人権派弁護士・月本信吾に“恋の予感”も。黒木が「あまりキュンとし過ぎないようにしていたんですけど(相手が)斎藤さんなので、たぶん出ちゃってたんだと思います(笑)」と照れると、斎藤も「黒木さんは日本映画の宝なので光栄でしたね。正解のない世界だと思うんですけど、黒木さんの表現は正解なんですよね」とたたえた。

 同じくドラマから続投の山崎育三郎や小日向文世らも含め、ドラマ終了後もSNSでつながっていたというレギュラー陣は終始和気あいあい。

 映画から出演する向井理は「ドラマを楽しみに見ていました」と参加を喜び、初共演の竹野内について「ずっとあこがれの方でもあったので。わりと、みちおっぽさがあるんじゃないかな、と思っていました。どこかユーモアもあって、役と重なって見えました。居ずまいというか、視点がちょっと人と違うというか」。竹野内も「どうなんでしょうね(笑)。皆さんにそう言っていただけるのは光栄です」と照れ笑いしていた。

 この日の登壇者は竹野内豊、黒木華、斎藤工、山崎育三郎、向井理、小日向文世、田中亮監督。

 映画『イチケイのカラス』は2023年1月13日公開。

中谷美紀「10代のころからよく拝見していて。住んでいるところも知っていた」共演・池内博之を怖がらせる

2022.12.18 Vol.web original

 

「連続ドラマ W ギバーテイカー」の完成披露試写会が18日、都内にて行われ、中谷美紀、菊池風磨、池内博之が登壇。同世代という中谷と池内が初めての本格共演を振り返った。

 娘を殺された刑事・倉澤樹と、その娘を殺した猟奇殺人犯・貴志ルオトの死闘を描く本格クライムサスペンス。

 主人公・倉澤樹を演じる中谷美紀は「私自身が出産も子供を育んだ経験もなく、自分を痛めつけないとできないような役どころ」と娘を殺された殺人犯を追うという難役にためらいがありつつ「脚本が素晴らしく、涙が止まらなかった」と出演を決めた背景を振り返った。

 そんな難役を同じ刑事役として支えてくれたという池内に感謝した中谷は「同世代なので、MEN’S NON-NOでよく拝見していて。10代のころから存じ上げていて。池内さんがどこに住んでいたのかも知っているんですよ」と言うと池内は「なんで知ってるんですか。怖いですよ(笑)」とタジタジ。

 さらに中谷から「今回ようやくお目にかかれたら、10代のころの美しい青年から、ちゃんとシミもしわも刻まれていい大人の…おじさんって言っちゃだめですか?」と屈託のない笑顔を向けられると池内は苦笑しつつ「おじさんです(笑)」。

 続けて中谷が「役者さんとしていい人生を歩んでこられたんだな、と。ご一緒させていただいて楽しかったです。畑もなさっていて、摘みたてのケールを頂いたんです。本当においしかったです」と言うと、池内も「近寄りがたいオーラを出している方なのかなと思ったらまったくそんなことなくて」と中谷の印象を振り返り「趣味で野菜を作っているので。今回、説明台詞が多かったので、ぶつぶつ(セリフを)言いながら野菜を作っていました」。

 そんな池内に中谷が「この風貌の池内さんがパフェを食べているシーンがとてもかわいらしいんです」と言うと、池内は「あのパフェ、全部ホイップでした」。中谷が「演技しやすいように?」と首をかしげると、池内は「僕は中にアイスクリーム入っていてほしかったんです」と打ち明け、会場の笑いをさそっていた。

「連続ドラマ W ギバーテイカー」は2023年1月22日よりWOWOW プライムにて放送、WOWOW オンデマンドにて配信開始(全5話)。

中谷美紀 共演・菊池風磨が「裸でのたうち回っている姿をYouTubeで見てあわてて消した」役とのギャップに衝撃

2022.12.18 Vol.web original

 

「連続ドラマ W ギバーテイカー」の完成披露試写会が18日、都内にて行われ、中谷美紀、菊池風磨、池内博之が登壇。中谷が“敵役”を演じた菊池を絶賛した。

 娘を殺された刑事・倉澤樹と、その娘を殺した猟奇殺人犯・貴志ルオトの死闘を描く本格クライムサスペンス。

 主人公・倉澤樹を演じる中谷美紀は、娘の敵(かたき)であるルオトを演じた菊池風磨について「ファンの皆さんにとって風磨さんといったら歓声をあげる対象だと思うんですけど、私にとっては生涯、彼の顔を見るたびにいつか殺してやろう、と思う」と会場を笑わせつつ「それくらい素晴らしかった」と絶賛。

 猟奇殺人犯という役どころに、菊池が「想像の世界でしかなかったので、脚本を何度も読んで自分なりに考えをめぐらせました」と振り返り、不気味な笑顔について聞かれると「気味の悪さを出せたらな、と思っていたので。鏡の前で気味の悪い笑顔を練習していました(笑)」と役作りを明かした。

 そんな菊池を「きちんとお洋服もお召しです、今回は。普段は裸らしいんですけど」といじっていた中谷は「初めて会った瞬間からルオトとして立っていた。私にとっての菊池風磨さんは寡黙でシャイで役柄に没頭していてとても真摯な人。(撮影が)終わった後にYouTubeで全裸でのたうち回っている姿を初めて拝見して、これは私が知っている菊池風磨ではないと、あわてて消しました」と明かし、菊池は「前者が本当の僕です。寡黙で真摯にやらせてもらってます」とタジタジとなり会場も思わず爆笑。

 一方、菊池も中谷について「休日、家ではダラダラしているとお伺いして。それって本当なんですか? 家では背筋伸びたまま本を読んでいる印象」と尋ね、中谷が「本当です。寝転がって部屋着のまま1日中YouTube見てます」と答えると「にわかには信じがたいです」。

 さらに菊池は、樹とルオトが対峙するシーンの中谷について「絶妙なところで、涙がひとすじほほを伝わるんです。生で見たとき、きれいすぎて引きましたね。役を一瞬忘れそうになりました」と感嘆。中谷は「菊池さんは“パーカッショニスト”。和太鼓でもマリンバでも使いこなす感じ。リズムも緩急も素晴らしい」と菊池の芝居を改めて絶賛していた。

「連続ドラマ W ギバーテイカー」は2023年1月22日よりWOWOW プライムにて放送、WOWOW オンデマンドにて配信開始(全5話)。

『Dr.コトー』俳優引退していた剛洋役俳優16年ぶり今作限りの復帰に吉岡秀隆も感激

2022.12.16 Vol.web original

 

 映画『Dr.コトー診療所』の初日舞台挨拶が16日、都内にて行われ、吉岡秀隆、柴咲コウら豪華キャスト陣と中江功監督が登壇。16年ぶりにDr.コトーを演じた吉岡が、本作限りで俳優に復帰した原剛洋役・富岡涼との共演を喜んだ。

 山田貴敏の同名漫画を元に2003年にドラマ化し、国民的人気を博した名作ドラマ待望の映画化。僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く。

 主演・吉岡は「僕が五島健助として白衣を着るのはこれが最後」と公開初日に感慨深げな表情。シリーズの魅力を聞かれると「“継承”だと思います。剛洋くんだったり、(髙橋海人が演じた)判斗先生だったり」と健助の志を受け継ぐ若手キャラクターたちの存在をあげたが「次は海人に任せて…。だって剛洋くんがね…」。

 ドラマシリーズで健助に救われた剛洋少年を演じていた富岡涼は、2006年に俳優業を引退。中江監督のオファーを受け本作限りということで、16年ぶりに俳優復帰を果たした。

 16年ぶりの共演に富岡も「Dr.コトーという作品自体が第二の故郷」と語り、父親役・時任三郎との再会について「立派になったな、と。大きくなったねと言われました」とうれしげ。

 そんな富岡の出演に吉岡も「うれしかったです。涼くんが一番コトーのファン。あのときはこういうシーンを撮りましたよ、とか本当によく覚えていて、それで助けられたことが多かった」と感謝。

“剛洋がそのまま大きくなったよう”という声が上がっていると伝えられると、吉岡が「ちゃんとやせたんだもんね(笑)」と暴露し、富岡が「15キロくらい。でもちょっと戻ってますね(笑)」と16年ぶりの役作りを笑いを交えて振り返っていた。

 この日の登壇者は吉岡秀隆、柴咲コウ、大塚寧々、髙橋海人(King & Prince)、生田絵梨花、富岡涼、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督。

 映画『Dr.コトー診療所』は公開中。

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