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豪華俳優が舞台裏トーク! 西島秀俊は三浦友和の衝撃アドリブに「本気で逃げた」、宮川大輔は斎藤工がトラウマに?

2022.09.10 Vol.web original

 

 映画『グッバイ・クルエル・ワールド』公開記念舞台挨拶が10日、都内にて行われ、西島秀俊、三浦友和ら豪華キャストと大森立嗣監督が登壇。豪華俳優陣が撮影舞台裏トークで盛り上がった。

 監督・大森立嗣×脚本・高田亮がオリジナルで描くクライムエンターテインメント。闇組織の資金洗浄現場を狙い大金強奪を成功させたものの、組織に追われることになった一味の大波乱の物語。

 主演・西島秀俊は「最近なかなかないバイオレンスな作品なのでちょっと緊張しています」と言いつつ、完成作を大絶賛。本作のイベントに初めて参加したという宮川大輔は「コロナになってしまったので、今日来れるかギリギリのとこだった」と明かしつつ「本当にかっこいい映画に出させていただいた」と感激。さらに「自分のシーンでは、(運転した)アメ車がブレーキがきかなかったんですよ。なのに後ろに(三浦)友和さんを乗せて。しかも初めに二速に入れてしまってて、いきなりブオーン!って。でも友和さんが後ろでクッと笑っていただいてほっとした」とハプニングを明かし笑いをさそう一幕もあった。

 一方、三浦が「選挙ポスターにおしっこをかける」というシーンで、アドリブで西島にもかけようとしたようで、西島が「急にかけられたので本気で逃げた(笑)」と苦笑すると、三浦はひょうひょうと「あれは本当のおしっこじゃないですよ」と笑いをさそいつつ、西島について「ニュートラルな俳優の代表選手。なにをやっても受け止めてくれる。一緒にやっていてこんなに落ち着く俳優さんはいない。かと思うと演技ではいきなりトップギアに入ったり」と絶賛し「俳優って、ほめ合って気持ち悪いでしょ? でも本当なんですよ」。

 そんな豪華俳優陣とともに味のあるキャラクターを演じていた宮川大輔は「(芝居で)斎藤工くんから、けっこういろんなものを投げつけられて、非常に怖かったです」と戦々恐々。「一番怖いと思う人物は?」という質問にも「工くんですね。あんだけやられたらトラウマですよ。普段、優しすぎるからそのギャップがまた。ムチ打ちになるくらい蹴られてるんです、でも“OK”が出たら、首をトントンてやってくれる」と、役と普段とのギャップの激しさを力説していたが、コワモテの役どころを演じていた奥野瑛太から「宮川さんが演じるキャラが一番怖い。ああいう人と一緒に仕事をやったら絶対に失敗する」と言われ、会場も大笑いしていた。

 この日の登壇者は西島秀俊、三浦友和、大森南朋、宮沢氷魚、玉城ティナ、奥野瑛太、宮川大輔、大森立嗣監督。

 映画『グッバイ・クルエル・ワールド』は公開中。

大森南朋、兄・大森立嗣監督の演出にぼやき?「“お前、適当にやれ”みたいな…身内なものですから」

2022.09.10 Vol.web original

 

 映画『グッバイ・クルエル・ワールド』公開記念舞台挨拶が10日、都内にて行われ、西島秀俊、三浦友和、大森南朋ら豪華キャストと大森立嗣監督が登壇。弟・南朋と兄である大森監督が兄弟らしいやり取りで会場を沸かせた。

 監督・大森立嗣×脚本・高田亮がオリジナルで描くクライムエンターテインメント。闇組織の資金洗浄現場を狙い大金強奪を成功させたものの、組織に追われることになった一味の大波乱の物語。

 主演・西島秀俊が「僕も皆さんと同じように、出来上がった作品を見て知った感じ」と完成作に圧倒。群像劇だけに、完成作を見て初めて全容を知り圧倒されたというキャスト陣の絶賛に、大森監督は相好を崩しつつ「最近見てない、ドンパチのある日本映画をやりたかった。『西部警察』をやられていた三浦さんには“もうちょっといけるんじゃないの”と思われてたかもしれないけど」と苦笑しつつ「自分が思うより大きなものを背負ってしまった人たちの物語を作りたいと思った」と振り返った。

 西島を筆頭にオールスターともいえる顔ぶれに大森監督は「次から次へと重量級の俳優さんが来るので、疲れたーとつぶやいてたんですけど始まってしまえば楽しいし、皆さんのお芝居を誰よりもいいところで見れた」と笑顔。

 大森南朋、玉城ティナ、宮沢氷魚の3人がノリノリではしゃぐシーンについて、玉城が「私はたしかクランクアップの日で、楽しく踊って帰ろう、みたいな感じだったんですけど…大森さんが、こういう感じの…」と大森のダンスを思い出し思わず吹き出すと大森が「なんですか? オジサンぽい感じでやりましたよ?」。玉城は「ちょっと驚いて、カワイイ!ってなっちゃったので」と苦笑した。

 なんでもそのシーンではとくに監督との打ち合わせは無かったようで、大森南朋は兄である大森監督について「監督に“踊れ”と言われました。お前、適当にやれ、みたいな。…ま、身内なものですから」。そんな弟・南朋のぼやきに、大森監督は苦笑しつつ「そんないい加減ではないです(笑)。台本にちゃんと“40代男のちょっとダサい踊り”というト書きが書いてあったよね。それを(南朋が)くんでくれたんだと思う」と弁明し、玉城が「そうだったんですね、すみません。個人的に(オジサンぽいダンスを)やられたのかと…」と謝罪。そこで南朋が「じゃ、台本通りにできたということですね」と涼しい顔でおさめ、会場の笑いをさそった。

 そんな大森兄弟だったが、冒頭の挨拶では大森南朋が「今日は宮川さんが面白い話をしてくれると思いますので」と言うと、大森監督が「皆さん、宮川さんを筆頭に面白い話をしてくれると思う」と宮川大輔をイジる息ぴったりの姿も見せていた。

 この日の登壇者は西島秀俊、三浦友和、大森南朋、宮沢氷魚、玉城ティナ、奥野瑛太、宮川大輔、大森立嗣監督。

 映画『グッバイ・クルエル・ワールド』は公開中。

“緊急来日”NCT 127中本悠太「16歳で韓国に渡ったので青春を味わえなくて」川村壱馬のサプライズ手紙に感動

2022.09.09 Vol.web original

 映画『HiGH&LOW THE WORST X』の初日舞台挨拶が9日、都内にて行われ、川村壱馬(THE RAMPAGE)、中本悠太(NCT 127) らキャストと平沼紀久監督、二宮“NINO”大輔総監督が登壇。川村からのサプライズの手紙に、中本、三山凌輝が感激をあらわにした。

 映画『HiGH&LOW THE WORST X』は「HiGH&LOW」シリーズと不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」(原作・髙橋ヒロシ)のクロスオーバー映画『HiGH&LOW THE WORST』の続編。

 コロナの影響を経て無事迎えた初日に、主人公・花岡楓士雄役の川村壱馬は「前作以前から、ずっと“ハイロー”を支えてくれた皆さんあってこそ」とシリーズのファンやキャスト、スタッフに感謝。

 韓国の人気アイドルグループNCT 127のメンバーとして、韓国で活動中の中本悠太は、この日、急きょ来日が叶ったとのことで「本当は皆に内緒にして驚かせたいなと思っていたんですけど、もう告知が出てたので…(笑)」と苦笑しつつ「韓国にいる間もみんなことを考えてました」。

 劇中で、中本と同じ“瀬ノ門”チームだった三山凌輝は「実は、劇場に入る前に悠太くんが来日してから1時間半くらい時間があって、ちょっと話したいこともあったので、表参道のカフェに拉致してました。最近あったいろんなことを報告とか…」と明かし、登壇陣も「遠距離の彼女か!」「遠距離恋愛か!」とツッコミ。

 オープンテラス席に座っていたという2人。実はしっかり周囲に顔バレしていたようで、中本は「帰り際に(テラスにいたお客さんが)手を振ってくださったりしたんだけど“オレたち変なこと話してなかったかな”と急に心配になりました」と明かし笑いをさそった。

 この日は、シリーズ初参加の中本と三山に、続投キャストを代表して川村からサプライズの手紙が。川村が「出会ってからの日数とかじゃなく、つながれる人はつながれる。本作で出会ったみんなも、それぞれ違う環境で頑張っていて、誰しもうまくいくことばかりではないですが、どんなときも僕ら仲間がいます。物理的に離れていても、コミュニケーションが多くても少なくても、存在を思い出すだけで力が沸いてくるような存在でいたいと僕も思っているので、これからも頑張っていきましょう」と頼もしいメッセージを読み上げ「かけがえのない友より」と結ぶと、それを聞いていた中本と三山も感無量の表情。

 中本は「本当に僕も同じ思いだった。僕は韓国に16のときに渡ったので、なかなか青春を味わえていなくて。撮影の中で、もし僕が普通の高校生活を送っていたらこんな感じだったのかなと」と本作で得た思い出に感謝。三山もやや涙声になりつつ「ズルいっすよね…」と苦笑していた。

 この日の登壇者は川村壱馬(THE RAMPAGE)、中本悠太(NCT 127)、吉野北人(THE RAMPAGE)、三山凌輝(BE:FIRST/RYOKI)、前田公輝、塩野瑛久、平沼紀久監督、二宮“NINO”大輔総監督。

横浜流星 竹内涼真とは「お互い丸くなった。特撮が終わってまだ数年後の共演だったら…」

2022.09.08 Vol.web original

 

 公開中の映画『アキラとあきら』の大ヒット御礼イベントが8日、都内にて行われ、W主演を務めた竹内涼真、横浜流星、三木孝浩監督が登壇。同時期に特撮ヒーローを経験した2人が、本作での“共闘”を感慨深げに振り返った。

 池井戸潤原作の同名ベストセラーを竹内涼真、横浜流星のW主演で映画化。対照的な宿命を背負った2人の若者が情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編。

 公開するや、熱い感想がネット上にもあふれる大ヒット。青春恋愛映画の名手として知られてきた三木監督は「今回は、2人主人公だったのが良かった。意識し合う2人が反目しながらも近づいて困難を乗り越えていく。ある種、自分がこれまでやってきた恋愛映画フォーマットに近かったのかな、と」と分析した。

 2014年から2015年、横浜は『烈車戦隊トッキュウジャー』、竹内は『仮面ライダードライブ』と、同時期にそれぞれ特撮ヒーローを演じていた2人。竹内は「同時期にヒーローをやっていて、でもなぜか交わらず、東映撮影所でもなぜか話さずにきて。でも今回、もう一人のあきらが横浜くんと聞いてうれしかった」と語り「実際、一緒にやってみて、考えていることとか絶妙な部分でマッチする。やっぱり(横浜は)真面目で熱いんですよね。僕は真面目で熱い人が好きなんです」。

 すると横浜も「特撮が終わってまだ数年後くらいだったらこんなに距離が近づかなかったかも。あれから角も取れてお互い丸くなり、距離もグッと近づいた。ヒーローとして戦っていた2人が今ここで一緒に戦えるというのも感慨深い。僕も裏表なく熱い人が大好きなんですよ」と、まさに“相思相愛”の様子だった。

竹内涼真「なんでそんなにスタイルがいい?」と聞かれ「そんな簡単にこれを維持しているわけではない」

2022.09.08 Vol.web original

 

 公開中の映画『アキラとあきら』の大ヒット御礼イベントが8日、都内にて行われ、W主演を務めた竹内涼真、横浜流星、三木孝浩監督が登壇。ファンからの熱くユニークな質問に感激した。

 池井戸潤原作の同名ベストセラーを竹内涼真、横浜流星のW主演で映画化。対照的な宿命を背負った2人の若者が情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編。

 映画の大ヒットとSNSで熱い感想コメントがあふれる大反響に、竹内、横浜も感激。竹内は放送中の主演ドラマ「『六本木クラス』のスタッフが見てくれてすごく良かったと言ってくれて。監督がめちゃくちゃテンション上がって現場に来た(笑)」と明かした。

 この日はSNSや会場からの質問に3人が回答。「買ったポップコーンが全然減らなかった」といった熱い感想を伴った質問に、2人も「質問が熱い(笑)」「うれしいですね」と感激しきり。

「決断に迷った時に拠りどころにしているものは?」という質問に、三木監督は「仕事をする上でつらいなと思った時はいつも、矢沢永吉さんの“楽しめ”という言葉を思う」と真摯に回答。すると横浜は「迷ったらマネジャーのところへ行って聞きます」とトボケて見せ、竹内も大笑いしつつ「これけっこう大事なんですよ」と同意。そんな横浜は「基本的に迷うことってないんですけど、どちらが心が躍るかを考えます」。

 一方の竹内は「自分の居場所をどこに置けば幸せにつながるかを考えるかな」と答えつつ「追い詰められるときに必ず、高校時代にサッカーの監督にメチャクチャ怒られるという夢を見るんです。迷っているときは必ずその夢を見る(笑)」と明かし笑いをさそった。

 この日はさらに、会場からも質問を受け付け。質問者が感激のあまり泣き出してしまい、2人が優しく声をかける一幕も。さらに、涙ながらに聞かれたのは「竹内さんはなんでそんなにスタイルがいいんですか」という意表を突いた質問だったため会場も思わず大笑い。「それはオレも思ってた」と横浜が言うと竹内は「僕のお父さんが182センチなので遺伝子を受け継いだおかげ。ただ日々の食事を気を付けたりトレーニングも頑張ってます。そんな簡単にこれを維持しているわけではないんです」とすました表情で答え、さらに笑いをさそっていた。

 映画『アキラとあきら』は公開中。

福山雅治「人生には苦しみのほうが多い気がする53歳ですが(笑)」『ガリレオ』最新作に込めた思い語る

2022.09.01 Vol.web original

 

 

『沈黙のパレード』のプレミアイベントが31日、都内にて行われ、主演・福山雅治をはじめ柴咲コウ、北村一輝ら豪華キャストと西谷弘監督が登壇。

 東野圭吾のベストセラー「ガリレオ」シリーズを原作に連続ドラマと映画で実写化されてきた人気シリーズ最新作。福山雅治が演じる主人公の物理学者・湯川学が不可解な未解決事件を科学的検証と推理で解決していく。

 主演・福山は、作品を見終わった観客の率直な感想が気になる様子で「拍手で応えていただければ。ずばり、泣いちゃったという方、どれくらいいらっしゃいますか」「ハラハラドキドキした人」と会場に質問し観客も拍手で反応。司会の軽部真一アナウンサーが「とても良かったという人」と聞くと、さらに大きな拍手が沸き起こった。

 その後も、登壇陣が観客に質問して拍手で反応を見るというやりとりが続き、福山は「いいですね、このシステム。僕もコロナ禍で声出しができないライブをやっていたので、拍手にも表情があるということが分かっていたので」と、観客とのコミュニケーションを喜んでいたが、お笑いコンビずんの飯尾和樹の名演ぶりに会場から大きな拍手が起こると、福山はすかさず「今日一番大きな拍手じゃない?」。

 飯尾は恐縮しつつ「監督から“高倉健さんだと思ってやってください”と言われたけど、無口になっただけだったり、ちょっとボケを言ってしまって“こういう場面でそういうのは…”と言われて。“ずんを捨ててください”と言われました」と明かし、会場の笑いをさそった。

 劇場版ガリレオ第一弾『容疑者xの献身』で生まれた、柴咲とのユニットKOH+による主題歌『ヒトツボシ』を手がけた福山が「鎮魂歌がテーマでした」と楽曲に込めた思いを語ると、西谷監督も「エンディングで流れることによって映画がワンランク上になった」と福山と柴咲に感謝。

 最後に福山は「15年という長きにわたってこの作品に携わらせていただいたことを幸せに思っています。これは映画ですけど、人生には理不尽な暴力による突然の苦しみや悲しみが起こることがある。それを人はどう乗り越えていくのか。どちらかというと苦しみのほうが多いような気がする53歳なんですけど(笑)。生きててよかった、やっててよかったという幸せな瞬間に出会うために、日々のいろいろなしんどいことを乗り越えて生きていくのかなと思っています。皆さんの人生が幸せな旅になることを願って作った作品です」と本作に込めた思いを語った。

 この日の登壇者は福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、川床明日香、出口夏希、岡山天音、檀れい、椎名桔平、西谷弘監督。

『沈黙のパレード』は9月16日より公開。

 

福山雅治 9年ぶりの“湯川学”に柴咲コウ「完全なる湯川先生が現れた」『沈黙のパレード』のジャパンプレミア

2022.09.01 Vol.web original

 映画『沈黙のパレード』のジャパンプレミアイベントが31日、都内にて行われ、主演・福山雅治をはじめ柴咲コウ、北村一輝ら豪華キャストと西谷弘監督が登壇。福山と柴咲が9年ぶりのコンビ再結成を喜んだ。

 東野圭吾のベストセラー「ガリレオ」シリーズを原作に連続ドラマと映画で実写化されてきた人気シリーズ最新作。福山雅治が演じる主人公の物理学者・湯川学が不可解な未解決事件を科学的検証と推理で解決していく。

 映画2作目『真夏の方程式』から9年ぶりとなる“コンビ”の再会に、柴咲コウは緊張していたと言い「目の前に、完全なる湯川先生が現れたので、やらねばという気持ちになりました」と話し、福山も「うれしかったですね、久しぶりに会えて。やっぱり掛け合いのなかで、湯川ってこういう人物ということが伝わる。いい意味でツッコんでくれるので」と笑顔。

 檀れいも福山の“湯川先生”っぷりに感嘆。「クランクインから、いったいいつ終わるんだろうと思うくらい、細かく細かく作っていった。そのとき、福山さんの隣に座らせていただいていたんです。人間って時間が経つほど疲れるものだけど、福山さんは全然疲れを見せない。お肌もピチピチして。女性ながら湯川先生の美しさに嫉妬してしまいました(笑)」と笑いを交えて語った。
 
 西谷監督をはじめスタッフキャストの熱い情熱が注がれた、シリーズ最高傑作との声も上がる本作。福山は、原作者・東野圭吾氏と完成作を試写室で見たと言い「先生はちょうど僕の目の前に座っていらして」と緊張を振り返りつつ「終わった後、満席だった試写室の中で一番最初に拍手してくださったのが東野先生でした。そしてうそのない熱い拍手が巻き起こり、先生がおもむろに僕の方に振り返ってグータッチしてくれた。ほっとしました。これで自信を持って皆さんに届けられると思いました」と胸を張っていた。

 この日の登壇者は福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、川床明日香、出口夏希、岡山天音、檀れい、椎名桔平、西谷弘監督。

『沈黙のパレード』は9月16日より公開。

相葉雅紀“息子役”ジャニーズJr.上原剣心に「顔が似ている」

2022.08.31 Vol.web original

 

 映画『“それ”がいる森』完成報告イベントが31日、都内にて行われ、キャストの相葉雅紀、松本穂香、上原剣心、眞島秀和と中田秀夫監督が登壇。相葉が上原剣心(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)との父子役を振り返った。

 不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに描かれるホラーエンターテインメント。

 森で得体のしれない“それ”を目撃してしまう主人公・淳一を演じた相葉雅紀は「本作はいわゆるJホラーともまた違っていて、でもしっかりドキドキハラハラする怖い部分と、家族の物語にもなっていて見ごたえのある作品」と出来栄えに自信。

 さらに、事務所の後輩・上原剣心との父子役について聞かれた相葉が「完成作を見たら“あれ、顔が似てるかな”と思った。後半にかけて似てきてるな、と」と言うと、中田監督が「剣心くんをオーディションで選ばせていただいたとき、彼が一番熱くお芝居をしてくれたのと、面影も大切だよなと思って」と、相葉と“似ている”要素も上原を選んだ点だったと明かした。

 そんな相葉は、撮影中にあった上原の誕生日に「プレゼント何にしようかなと考えながら、お父さんってこういう感じなのかなと思いました」と“父”の表情。上原も相葉に「プライベートでも撮影でも優しくしてくれて、理想のお父さんという感じでした」と目を輝かせた。

 この日は、映画にちなみ、登壇者がそれぞれの“恐怖”エピソードを披露。相葉は「嵐の最初のころ、本当にあまりお仕事が無くて、心霊現場に検証に行くという仕事をしていたときがあって、そのときは怖かったですね」と振り返り「本当に1人にされるんです。シーバーから指示が来るんですけど。1回、一瞬意識が途切れてパタンと倒れたことがあったんです。ずっと緊張していたせいだと思うんですけど…」と恐怖の体験を明かし、一同もびっくり。

 松本穂香は何者かに後をつけられていたというエピソードを明かし「お化けというより人が怖い」。上原は「この撮影の時、ホテルに泊まったら角の部屋で、隣はいないのに音が聞こえた」、眞島秀和は、お坊さんの役を演じていたときにホテルでお経の練習をしていたら奇妙な現象が起こったと振り返り「これは“勘違い”されてるなと思い“ごめんなさい、お坊さんではないです”と言って寝ました(笑)」と笑いをさそった。

 最後に中田監督が「『リング2』のとき、中谷美紀さんの水辺のシーンを撮っていたとき、男の人が耳元でささやくように“りかこ”と言っている声が入っていた」という最恐エピソードを語り、相葉も「メチャメチャ怖いじゃないですか!」と震え上がっていた。

 映画『“それ”がいる森』は9月30日より公開。

香取慎吾の愚痴?「よく“草彅くん!”と言われるのに“吾郎ちゃん!”と呼ばれたことは一度もない」

2022.08.29 Vol.web original

 

 映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』完成披露舞台挨拶が29日、都内にて行われ、香取慎吾、岸井ゆきのらキャストと市井昌秀監督が登壇。香取が「昔から言われること」に対する“愚痴”を明かした。

 妻たちの恐ろしい本音がつづられたSNS〈旦那デスノート〉に、自分のことではないかと思われる投稿を見つけた夫と、鈍感夫への不満を募らせていた妻の夫婦ゲンカをブラックユーモア満載で描くコメディー。

 ダメダメな鈍感夫を演じた香取は「僕自身、香取慎吾は、すごくいい男なんですね」と前置きし、会場からは笑いと賛同の拍手。

 続けて「演じながら、どうにも納得がいかなかった。共感できないですね、そこちゃんとしろよ、なにやってんのと思いながらだった」と振り返り「でも、本当にダメな男ですよね、という話を監督のそばですると…監督自身を描いている作品でもあるんですよ。監督に対して言っているみたいになっちゃって(笑)。いつも監督が僕に“本当にすみませんでした”って誤ってくれるという」。市井監督も「自分で描いたのでいとおしくもあるんですけど、慎吾さんに言われるとときどき、つらい(笑)」と苦笑い。

 この日は、実在するサイト「だんな DEATH NOTE」から着想を得た物語にちなみ、事前に観客から募集した愚痴や、登壇者自身の愚痴を披露。

 自分自身の愚痴を聞かれた香取は「僕の愚痴? 無いな~」と頭をひねっていたが「思い出しました。愚痴という愚痴でもないんですけど。いまだに“あっ、草彅(剛)くん!”って言われます」。

 香取は「全然(言われても)大丈夫なんですけどね。昔から言われるんです。全然違うはずなのに…」と首を傾げ、同じグループだと取り違えられることがよくあるのかも、という声に「でも“(稲垣)吾郎ちゃん!”て言われたことは一度も無いんですよね」と、やはり腑に落ちない様子で、会場の笑いをさそった。

 最後に、市井監督は14年前に香取が審査員を務めた映画賞を受賞した縁を振り返り「いつか慎吾さんに、あえて平凡な役をやってほしいと妻と雑談していたことが本当に叶った」と感激。

 香取も、コロナ禍で2度延期になったという本作に「コロナが始まったころ、僕はエンターテインメントの世界でしか生きてきてないはずなのに、そんな僕もエンタメって何なんだろうと考えさせられたこともあった。でもこのまま無くなっちゃうのはあり得ないと思って、そこからみんなで少しずつ前に進んで、こんな大きな劇場で、さらに192館の劇場で公開され、たくさんの人が足を運んでくれると思うと本当に幸せです」と思いを語っていた。

 この日の登壇者は香取慎吾、岸井ゆきの、井之脇海、的場浩司、余貴美子、市井昌秀監督。

 映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』は9月23日より公開。

【試写会プレゼント】コロナ外出制限下のLAで撮影! 注目のパンデミックスリラー『ソングバード』

2022.08.29 Vol.web original

 ハリウッドのヒットメイカー、マイケル・ベイがプロデュースを務めた話題のパンデミックスリラーが日本上陸!

新型コロナウイルスが猛威を振るう2020年7月、ロックダウン下のLAで撮影を敢行。逆境を逆手に取り、外出制限の真っただ中にある都市空間のリアルな緊迫感をカメラにとらえつつ、コロナ禍の近未来への警鐘と、自由に向けた可能性の模索が語られる、今の時代に必見のエンターテインメント大作となっている。

 監督は『悪魔の椅子』『ハングマン』などを手掛けるアダム・メイソン。出演は『君といた108日』の KJ・アパ、『ディセンダント』のソフィア・カーソンら新進気鋭の若手に加え、ブラッドリー・ウィットフォ
ード、デミ・ムーアらベテランがわきを固める。

【STORY】ウイルスに免疫がある運び屋ニコは、ロックダウン下で恋におち、ドアやスマートフォン越しに愛を通わせる恋人サラと、いつか顔を合わせて触れ合うことを夢見ていた。しかし、ウイルスの脅威がさらに増し続けるうち、サラの感染が疑われはじめ、彼女は「Q ゾーン」と呼ばれる施設に徹底隔離されそうになる。組織の陰謀が渦巻く中で、ニコはサラを救う唯一の方法を求めて、荒廃したロサンゼルスの街を必死に駆け抜けるのだが…。

 10月7日よりTOHO シネマズ 日比谷ほかにて公開。

舞台監督が創り出す、リアルな美術やアイテムの数々。 今ようやく明かされる「美術監督はじめて物語」。 【映画『リ、ライト』】

2022.08.27 Vol.web original

【こころに残る映画ができるまで】vol.5 美術監督編

 なんと1年ぶりの寄稿になってしまいました(涙)。まずお伝えしたいのは、ここで監督やキャスト、ミュージシャンにインタビューを続けてきた映画『リ、ライト』が、いよいよ9月17日から劇場公開されるということ!他の作品同様、コロナの影響でズリズリと後ろにずれましたが、ようやく大きなスクリーンで観ていただけることになりました!お楽しみに!!

 そして今回は、映画『リ、ライト』のストーリーを語る上でも重要な役割を果たす、リアルな美術セットやアイテムの数々を生み出してくれた、魔法の手を持つ美術監督、林大介さんの登場です!実は林さんは舞台監督なんですが、遠藤がかなり強引に映画の世界へ…。映画の美術監督としてオファーしてしまいました汗。インタビュー当日は、林さんが経営する小田原の居酒屋「おにいちゃん」で、お酒を片手にほっこりと、お話を伺いました!

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