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田中みな実「私はテクニックで泣けるような人ではないので」“あきらめかけた”監督が絶賛

2023.02.09 Vol.web original

 公開中の映画『イチケイのカラス』トークイベントが9日、都内にて行われ、キャストの田中みな実、津田健次郎と田中亮監督が登壇。普段のイメージとは真逆の役を演じた田中が、役作りを振り返った。

 浅見理都による同名コミックを原作に、2021年に映像化され人気を呼んだ連続ドラマ『イチケイのカラス』の映画版。

 物語のカギを握る夫婦を演じた田中と津田に、田中監督も「この2人なくしては成立しない映画」。夫を失い、事件を起こす主婦を演じた田中に、田中監督が「ファーストテイクから自然と涙を流されていたので、どういうアプローチでお芝居する方なのかな、すごいなと思って」と感心。

 涙の芝居について聞かれた田中は「私はテクニックで泣けるような人ではないので準備と集中することしかないんですけど、集中しすぎると力が入っちゃって。作品を見ながら、ちょっと力入っちゃってるな…と反省するばかりで。もう1回やりたいと思いました」と、役者魂にますます火が着いた様子。

 監督は「この役は普段の田中さんとは対極にあるので華が出ては困る。でも最初にお会いしたとき、華がありすぎて(笑)」とほぼスッピンのメイクを依頼したと明かした。

 普段のイメージとは真逆の人物を演じきった田中だが、俳優業は「まだまだ教わることがたくさんあって。でも意外と、誰もそんなに教えてくれないんですよ」と悩んでいる様子。

 田中は「アナウンサーの先輩ってたくさん教えてくれたんですけど。(俳優は)個で活動してるから、手の内はそんなに明かさないし…どうしたらいいんですかね」。

 すると監督は「今回ご一緒して、田中さんの素晴らしかったところはお伝えできる」と、緊迫する法廷シーンで、ハプニングで場の空気が変わってしまったことがあったと振り返り「長いシーンをもう1回撮り直させてもらって。1回、あきらめかけていたんですけど(田中が)もう1回集中して思ってもみないようないいお芝居をしてくれた。役に対して集中する力は誰よりもある」と絶賛。

 田中はその言葉に感謝しつつ「監督が“あきらめかけた”とおっしゃっていましたが、それが一番嫌なんですよ。作り手の方に、まいっか、と妥協される感じとか。私、失望されたくないんです(笑)。気持ちに応えたいという気持ちが強くて」。

 2012年、連ドラ出演を機に演技の世界へ足を踏み入れたものの「監督も“うん、ま、OK”みたいな感じで、これは本当のOKじゃないな、っていうときがあるじゃないですか」と難しさを語り「だんだんと監督の求めるものをくみ取れるようになってきて。分からないことが何なのか、ちょっとずつ分かってきた感じです」。

 そんな田中に、田中監督は「OK!」と完璧な“OK”を出し、改めて太鼓判を押していた。

中島裕翔 Hey! Say! JUMP八乙女から誕生日メッセージもらうも「見事に日付間違ってた」

2023.02.09 Vol.web original

 映画『#マンホール』公開前舞台挨拶が9日、都内にて行われ、主演・中島裕翔、共演・奈緒と熊切和嘉監督が登壇。中島がHey! Say! JUMPのメンバーからのサプライズを振り返った。

 社長令嬢との結婚を目前に、酒に酔ってマンホールに落ちて脱出できなくなったハイスぺ男の奮闘を、監督・熊切和嘉、脚本家・岡田道尚によるオリジナル脚本で描く。

 公開を明日に控え、中島は「去年、暗くて狭いところで撮った映画が、ついに広いところへ出るということですごく楽しみ」と笑顔。

 ワンシチュエーションの主役ということで、撮影中ほぼ一人だったという中島は「気づいたんですよ。プロモーションもほぼ一人で。さみしかったですね。今日は心強いです(笑)」。

 この日は、映画にちなみ、一同が最近のドッキリエピソードを披露。奈緒は「ギョーザにそっくりなアップルパイを母にギョーザだって言って食べさせたいと思って買って帰ったんですけど。1個食べ終わるまで母が気づかなかった」と思い出し笑い。

 中島は「僕は8月10日が誕生日なんですけど(Hey! Say! JUMPのメンバーの)八乙女(光)からピースした手だけの写真が送られてきて。何だこの不気味な写真と思いつつ自分もピースの写真を返したら、次の日は(指1本の)“1”の写真が来たんです」と困惑を振り返りつつ、結局それは八乙女からの誕生日を祝うメッセージだったと言い「“8月1日”(の意)だったんですよ。誕生日、勘違いされていて(笑)。本人は“よしよし、これで裕翔の誕生日、祝ってやるぞ”という感じだったと思いますが、見事に日付間違ってましたね。八乙女さん、ちょっと抜けてるところあるので」とニヤリ。

 さらにこの日は、10日に誕生日を迎える奈緒に中島から、マンホール型の巨大なチョコレートをプレゼント。「自分のマンホール、初めて!」と大感激する奈緒に、中島も「そりゃなかなか持っている人はいないですよね(笑)」と大ウケ。

 最後に中島は「僕がマンホールの中でズタボロになっていくのでそういう姿も見ていただきながら(笑)。物理的な恐怖もあるんですが、身の回りに潜んでいる人生の落とし穴という恐怖もぜひ楽しんで」とアピールしていた。

 映画『#マンホール』は2月10日より公開。

なにわ男子・西畑大吾 ホラー映画初主演! 奄美大島ロケで「手だけ撮影」したプロ意識

2023.02.08 Vol.web original

 なにわ男子の西畑大吾が6月16日公開の映画『忌怪島/きかいじま』で主演を務めることが発表された。

『犬鳴村』、『樹海村』、『牛首村』の「恐怖の村」シリーズを生み出した東映と清水崇監督が手がける新たなホラー映画。

 2022年の4月から5月にかけて、奄美大島を中心に撮影が行われた本作では、島という閉鎖空間を舞台に、VRの世界を表現。VRの研究チームに次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた“赤い女”の怨念がもたらす恐怖を、現実と仮想という2つの空間で描く。

 主人公の天才脳科学者・片岡友彦を演じるのは、大人気グループ・なにわ男子の西畑大吾。撮影地・奄美大島と東京を行き来するハードスケジュールで、ホラー映画初主演を務めあげた。

 合わせて解禁されたスペシャル映像では、西畑がVRゴーグルをつけVRを楽しむ様子から始まる。突如、VR映像が乱れ、何者かの手によってVRゴーグルが外されると、どこからともなく清水崇監督が現れ、西畑を天才脳科学者「片岡友彦」の名前で呼ぶ。困惑する西畑は「アイドルは仮の姿だ」と告げられて驚がく。はたして映像に移る彼は、アイドル“西畑大吾”なのか“片岡友彦”なのか…?

 ホラー映画の主演抜擢について西畑は「めちゃくちゃびっくりしました! 僕自身が怖がりですし、ビビリですし…。めっちゃ怖がる役なんかなぁと思っていたら、僕の役が非科学的なことには全く信じない役で。どうやって僕が彼に歩み寄れるのかなって考えながら撮影する日々でした」とコメント。

 清水監督は、西畑が別の仕事の都合で東京から奄美大島に戻ってきた際、演出の都合で“手”だけの撮影になってしまったことがあったが、西畑は「もちろん自分の役なので手だけでもやらせてください」と話したというエピソードを語りつつ、撮影を終えての感想として「西畑君は賢いですね。頭がいい。彼なら僕が描く片岡友彦という役をすぐにできるなと分かったのでやりやすかったです」と大絶賛していた。

 クールな天才脳科学者を演じきる西畑をとらえた場面写真やメイキングスチールも解禁され、ますます公開に期待がかかる。

【解禁スペシャル映像】

中川大志 初監督作の配役会議で「オレもこうやって名前が挙がって消えてるんだろうな」

2023.02.07 Vol.web original

 

『アクターズ・ショート・フィルム3』完成報告会が7日、都内にて行われ、ショートフィルムの監督を務めた高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎が登壇。中川が監督として参加したキャスティング会議の思い出を振り返った。

 WOWOWが開局30周年を記念して2021年に開始したプロジェクトの第3弾。予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」を目指すというもの。

 初の監督業に「無茶苦茶楽しかったです! 誰よりもこのプロジェクトを楽しんでやろうという気持ちでした」と振り返った中川。

 子役時代から撮影現場のスタッフの作業や機材に興味があったと言い「高校生のときは友達と遊びで、徹夜で一丸レフで映像を撮って編集してみたりした」と以前から監督業に関心があったと明かした。

 井之脇海、板垣瑞生、林裕太ら同年代の役者たちをキャストに迎えた『いつまで』を監督した中川。

 監督を経験して新たな発見はと聞かれると「キャスティング会議というものがありまして。プロデューサー陣と集まって、誰をキャスティングしようかと話しをするんですけど。同世代の俳優をキャスティングしなければならなくて、まああの、自分にもグサグサささってくるような、キャスティング会議の裏側というか、けっこう生々しい話があるんですよ。僕が“彼がいいんですけど”と言うと、いろんなプロデューサー陣の意見があって。“彼は、あそことあそこはどうでしょう?”って。自分もその世代なので、オレもこういう感じでキャスティング会議で名前が挙がって、そして消えてったりしてるんだろうな、と(笑)。それがけっこうざわざわしてましたね(笑)」と苦笑。「見ちゃいけない、聞いちゃいけない話を聞いてるんじゃないか、と。いろんな事情を…勉強になりました」。

 それを聞いていた監督陣一同は、普段の俳優の表情になり、共感の苦笑い。

 土屋太鳳と「話していない時間や目に言えない空気感を切り取る難しさ」について共感しながら、監督作に「悔いはない」と手ごたえを語っていた中川。

 最後に「ハプニングが起きてしまった一晩の物語。同じ世代には共感してもらえる、自分にとって仲間の存在を改めて感じてもらえて、上の世代の方には何か懐かしい気持ちになってもらえるのでは」とアピールした。

『アクターズ・ショート・フィルム3』は2月11日20時よりWOWOWで放送・配信。

土屋太鳳「人生何が起こるか分からない」初監督作報告会で有村架純との絆明かす

2023.02.07 Vol.web original

 

『アクターズ・ショート・フィルム3』完成報告会が7日、都内にて行われ、ショートフィルムの監督を務めた高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎が登壇。土屋が初監督作や念願だったという有村架純との共演を振り返った。

 WOWOWが開局30周年を記念して2021年に開始したプロジェクトの第3弾。予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」を目指すというもの。

 土屋は初挑戦の監督業に「人生は本当に何が起こるか分からないなと実感しております(笑)」と苦笑しつつ「監督という仕事は本当に難しい仕事でした。でも自分の心の中を形にしていく仕事は素晴らしいと思いました」と支えたキャスト、スタッフらに感謝。

 有村架純と共演し自らも出演しながらメガホンをとった『Prelude~プレリュード~ 』について土屋は「架純ちゃんとの出会いは、20歳のとき忙しくて睡眠1時間とか3時間とかのときに、メイクさんが一緒で、メイクさんから手紙を頂いて。架純ちゃんから。“ちゃんと笑ってる? つらかったら無理しないでね”と連絡先が載っていて。そこから電話して、つらい時にはお話を聞いてくれたり」と、有村との絆を明かした。

 自ら手掛けた脚本を映像化。土屋が「25分で収まるのかなって思いませんでした(笑)?」と左右を見渡すと、他の監督たちも一様に「思いました」と同意。土屋は「もうちょっと時間を頂いて、もうちょっと楽しみたいな」とすっかり監督業に手ごたえを感じた様子。

 今年元旦に、人気グループGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバー片寄涼太との結婚を発表し、第一子の妊娠も報告。「どんな過去もこれから始まる未来の栄養になってくれれば」と締めくくった土屋。今後も、公私ともにますます輝きをみせてくれそうだ。

『アクターズ・ショート・フィルム3』は2月11日20時よりWOWOWで放送・配信。

宮沢氷魚“幼稚園からインターナショナルスクール、海外大に留学”特派員協会で英語会見

2023.02.06 Vol.web original

 

 映画『エゴイスト』の会見が6日、公益財団法人日本外国特派員協会にて行われ、俳優の宮沢氷魚と松永大司監督が登壇。宮沢がネイティブレベルの英語で作品に込めた思いを語った。

 エッセイスト高山真の自伝的同名小説の映画化。互いに引かれ合い、満ち足りた時間を育む2人の青年に訪れる運命と愛ゆえの葛藤を描く。

 鈴木亮平が演じる主人公・浩輔の恋人となる龍太を演じた宮沢。この役に挑もうと思った理由を聞かれると「個人的な友人との体験がきっかけとなった。自分には15年来の友人がいて、彼はゲイなのですが、彼と知り合ってから、彼は自分が心地よく過ごせる場所を探しているんだなと感じていた。この映画を通して、友人や、LGBTQ+のコミュニティーのために何か少しでもできたかなと思っています」と晴れやかな笑顔。

 そんな宮沢や鈴木のキャスティングについて聞かれると、松永監督は「最終的には直観ですかね(笑)。見た目は僕にとって大きな要素なのですが、今回は、2人が背が高くてルックスがいいというのが、この映画にとってマイナスにならないか心配でした。でも2人の過去の作品を見る中で、僕がいいと思ったドキュメンタリータッチにフィットすると思った」と配役に自信。

 アメリカ・サンフランシスコ生まれで、幼稚園から高校までインターナショナルスクールを経てカリフォルニア大学に留学した経験を持つ宮沢。冒頭「英語を使うのは久しぶりで…」と言っていたが、この日は英語での質問にはすべて英語で回答。ネイティブレベルの英語力で作品の魅力を海外に向けしっかりアピール。

 最後にハリウッド進出について聞かれた宮沢は「海外の作品に出ることも僕の大きな夢なのでいろいろ試行錯誤しています。近いうちに海外で撮影された作品を携えてまたこの場に戻ってこれたらうれしいです」と意欲を見せていた。

『エゴイスト』は2月10日より公開。

宮沢氷魚 LGBTQ+への差別発言に上がる世論の声に「日本の未来に希望が見える」

2023.02.06 Vol.web original

 

 映画『エゴイスト』の会見が6日、公益財団法人日本外国特派員協会にて行われ、俳優の宮沢氷魚と松永大司監督が登壇。LGBTQ+に対する差別発言に、松永監督と宮沢が思いを語った。

 エッセイスト高山真の自伝的同名小説の映画化。互いに引かれ合い、満ち足りた時間を育む2人の青年に訪れる運命と愛ゆえの葛藤を描く。

 本作を手がけた理由について松永監督は、トランスジェンダーの友人を撮ったデビュー作のドキュメンタリー映画『ピュ~ぴる』(2011)が1つのきっかけだったと言い「当時、いろいろな海外の映画祭に招待いただいたが、LGBTQ+を取り巻く環境が日本とは圧倒的に違っていたことに驚いた」と振り返ったが「あれから日本でも以前よりかは言葉や理解が浸透していると思う。それでも先日、うちの国の首相が発言した“同性婚を認めると社会が変わる”という言葉や、元秘書官の方が同性愛者に対して目に入れたくないとか隣に住みたくないとか差別的な発言をしている日本の現状がある中で、そういう言葉は大きな誤解や差別を生むと思っています」と、問題となった岸田首相や差別発言として更迭された前秘書官の発言にふれ「この作品はLGBTQ+に対する理解を深めることが目的ではないが、この映画を見た人が何か考えるきっかけになれば」と話した。

 この件についてどう思うかと聞かれた宮沢は「僕は今まで政治的発言は自分の一意見として表に述べてこなかったんですけど」と断りつつ「この一件で感じたことは、もちろん政治的問題もあると思うんですけど、人として、その発言が出たことによって、たくさんの人が声をあげて、その失言に対して自分たちの意見を言ったり行動したりということがたくさん見られた。これは今までの日本の歴史を見ても、大きなステップだと思う。世論の皆さまがたくさん声をあげたことは日本の未来に希望が見えると思います。僕はそこにもっと注目が集まってもいいんじゃないかなと思います」と語った。

 また、本作ではセックスシーンなど“インティマシーシーン”における動きや所作を監修するインティマシーコレオグラファー(インティマシーコーディネーターとは異なる)や、性的マイノリティに関するセリフや所作などを監修するLGBTQ+インクルーシブディレクターが参加。

 鈴木亮平が演じる主人公・浩輔の恋人となる龍太を演じ、赤裸々なラブシーンにも挑んだ宮沢は「どんな演出も同意は欠かせないもの」とし「自分の経験について言うと、この作品までインティマシーコレオグラファーが付くという経験はしたことがなく、それが当たり前だと思っていました。でもこのようにサポートしてもらえる経験をした今は、こういうスタッフがいない現場はもう想像できない。こういう動きは日本の映画産業にとっても大きな一歩になったと思う」と、センシティブなシーンをサポートするスタッフがいることで、俳優が安心してより表現の可能性を模索できると語った。

 冒頭「英語を使うのは久しぶりで…」と言っていた宮沢だが、この日は英語での質問にはすべて英語で回答。ネイティブレベルの英語力で作品の魅力を海外に向けしっかりアピールしていた。

『エゴイスト』は2月10日より公開。

橋本環奈「お家にビールサーバーある人」で高級リゾート宿泊券を獲得

2023.02.06 Vol.web original

 映画『湯道』の公開前イベントが6日、都内にて行われ、主演の生田斗真、共演の濱田岳、橋本環奈が登壇。橋本がイベントの企画で生田、濱田に勝ち、賞品の露天風呂付き客室の宿泊券を獲得した。

 映画『おくりびと』(08)の脚本やご当地キャラ「くまモン」の生みの親として知られる小山薫堂が、日本の風呂文化を追求する道として提唱する「湯道」を完全オリジナル脚本で映画化する注目作。

 生田と濱田が演じる兄弟が営む銭湯の看板娘を演じた橋本はお風呂に「こだわりがありすぎて。水位とかもいろいろ試して、私1人入ったらうなじのところにお湯がくるくらいとか。基本的にシャンプーとかの収納も(床に置かずに)浮かせたい。出た後は、カピカピにしたいので換気だけじゃなく電気代かかるんですけど浴室乾燥したいので、そのときに洗濯物かけたりしてます」といろいろなこだわりを披露。

 この日は、各キャストが100人の観客を対象に“お風呂”や“道”にちなんだ質問をし「YES」の回答者が指定された数にぴったりとなるよう目指すという企画に挑戦。賞品が星野リゾートの露天風呂付き客室宿泊券と聞き、俄然やる気を出した3人。

「体を洗う時にすべて素手で洗う人」「今日、出かける前にお風呂に入って来た人」など、3人は四苦八苦しながら質問をひねり出していたが、橋本が「私はビールを飲むのが好きで、お家にビールサーバーがあるんです。それもお風呂上がりの1杯が好きで導入したんですけど。ビールサーバーをお家に導入している方」と質問すると、なんとぴったり指定された「2人」に。

 最終的に橋本が堂々の優勝。生田は「橋本環奈すご過ぎる」、濱田も「司会もできて完璧じゃないですか」と脱帽していた。

『湯道』は2月23日より公開。

「生田斗真よりなにわ男子が好き」100人中18人という結果に「けっこういるな」

2023.02.06 Vol.web original

 

 映画『湯道』の公開前イベントが6日、都内にて行われ、主演の生田斗真、共演の濱田岳、橋本環奈が登壇。生田が“観客アンケート”の結果に苦笑した。

 映画『おくりびと』(08)の脚本やご当地キャラ「くまモン」の生みの親として知られる小山薫堂が、日本の風呂文化を追求する道として提唱する「湯道」を完全オリジナル脚本で映画化する注目作。

 主人公・三浦史朗役の生田斗真は「お風呂はどんな存在?」と聞かれると「僕はけっこうお風呂好きで、夜寝る前と朝仕事に行く前の2回入るので、わりと“おふらー”だと思います」。

 すると濱田も「僕も2回入りますね」、橋本も「本当にお風呂好きで、休みがあればすぐに銭湯とか温泉に行くんです」と、全員お風呂好き。

 さらに、お風呂へのこだわり、自分なりの“湯道”を聞かれると生田は「僕は必ずお風呂に入った後は、水滴をワイバーでちゃんと拭いてきれいにしてからでますね。床もやっちゃうから。水垢とか後々大変じゃん。ゴシゴシ洗ってさ。そうなる前に水滴をとる」と話し、その徹底ぶりに会場もビックリ。

 この日は、各キャストが100人の観客を“お風呂”や“道”にちなんだ質問をし「YES」の回答者が指定された数にぴったりとなるよう目指すという企画に挑戦。

 賞品が星野リゾートの露天風呂付きルーム宿泊券と聞き、俄然やる気を出した3人。まずは練習にと、生田が「生田斗真よりなにわ男子のほうが好き。ゼロだと思いますけどね(笑)」と観客に質問したところ、何と「18」人がYESと回答。生田は「けっこういるな!」と苦笑し、会場の笑いをさそった。

 その後も苦労しながらピタリ賞を狙うも、生田は「番台にお仕事として立ったことのある人」という質問でゼロ回答を出しまさかの失格となり会場の笑いをさそっていた。

『湯道』は2月23日より公開。

中谷美紀 木村拓哉の孤独を思い「ちょっと泣きそう…」一転、伊藤英明を突き飛ばす“お転婆”ぶり

2023.02.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『レジェンド&バタフライ』の大ヒット御礼舞台挨拶が5日、都内にて行われ、主演・木村拓哉と共演の伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が登壇。25年前のドラマで濃姫を演じた中谷美紀が、変わらぬ“お転婆”ぶりを披露した。

『レジェンド&バタフライ』は、信長役に木村拓哉、濃姫役に綾瀬はるかを迎え、脚本・古沢良太、監督・大友啓史のタッグで信長と濃姫の知られざる物語を描く、東映70周年記念の超大作。

 1月27日に公開し9日間で興行収入約10億円突破という大ヒットに一同も大感激。

 冒頭の挨拶で「わが姫が大変忙しいようで…」と濃姫役・綾瀬はるかの不在を、役どころの侍女さながら謝罪していた中谷。

 25年前のドラマで濃姫役として信長役の木村と共演した中谷は「天下統一という大義のため多くの人命を犠牲にしなければならない信長の孤独と、木村拓哉さんという、もうこれからの日本になかなか出てこない大スターでいることの孤独が重なって見えましたね。それが25年を重ねてより強く感じられます」と話し、木村は25年前よりさらなる高みに登ったと言い「今回は、エヴェレスト南西壁冬季無酸素単独登頂。アルピニストなんですよ。命を賭して木村拓哉というスターを演じてらっしゃるんです」。

 さらに中谷は「その孤独って、きっとご自分との闘いなんだと思います。誰か他人との比較じゃなくて。厳しい険しい道を進んでいらっしゃるんだなと…ちょっと泣きそう」と熱く語っていたが、木村が言葉を返す前に、なぜか伊藤が「ありがとう」。

「あなたに言ってませんけど、ひと言も!」とあっけにとられていた中谷だったが、自分の気持ちを代弁してくれた中谷への感謝だったと弁明する伊藤を突き飛ばすふりをし、まさにお転婆な濃姫のような中谷に会場も大笑い。

 この日は、マスクをしていれば歓声も可能というルール。観客も伊藤のお茶目っぷりに大いに沸いていたが、木村は「観客の皆さんが声を出してOKという状況に、こいつ甘えるんで…」。厳しいツッコミかと思いきや「もっと甘えさせてやってください」と愛あるフォローをし、会場はさらなる拍手に包まれていた。

木村拓哉 なかなか「好きと言わない」信長と濃姫にやきもき?「だからこそ大切な人と見てほしい」

2023.02.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『レジェンド&バタフライ』の大ヒット御礼舞台挨拶が5日、都内にて行われ、主演・木村拓哉と共演の伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が登壇。木村拓哉が名台詞のシーンに込めた思いを語った。

『レジェンド&バタフライ』は、信長役に木村拓哉、濃姫役に綾瀬はるかを迎え、脚本・古沢良太、監督・大友啓史のタッグで信長と濃姫の知られざる物語を描く、東映70周年記念の超大作。

 1月27日に公開し9日間で興行収入約10億円突破という大ヒットに一同感激。周囲からの反響も大きいと明かした。

 木村はSNSや公式サイトの投稿キャンペーンもチェックしているようで、「必ず僕も1日に2、3度(「天下布武キャンペーン」の)日本地図を眺めるのが日課になっているんですけど、赤く染まった地区を拝見すると本当にうれしくなります」と感謝の笑顔を見せた。

 木村に、改めて伝えたいことはと聞かれた、福富平太郎貞家役の伊藤英明は、映画公開前夜に岐阜城で木村と過ごした時間を振り返り「木村さんが岐阜の街を見て目頭を熱くされながら、彼らには生きていてもらいたかったなとおっしゃっていて。そのとき僕もちょっと泣きそうで木村さんの顔を見れなかった」と感動の面持ち。濃姫の侍女・各務野役の中谷も「信長の孤独と木村拓哉さんの大スターとしての孤独が重なった」と、信長を演じきった木村をたたえた。

 この日、不在の濃姫役・綾瀬はるかについて聞かれると、25年前のドラマで濃姫役として信長役の木村と共演した中谷は「かわいくてかわいくて。笑顔の裏ですごい努力を重ねているんです、わが姫は」と胸を張りつつ、父の訃報を聞いて自決しようとした濃姫を信長が「おぬしの役目はわしの妻じゃ」と伝えた名シーンを振り返り「お2人の間柄がぐっと近づいた。素晴らしかったですよね」と絶賛。

 さらに中谷は「その後も、好きって言えばいいのに、言わないんですこの人たち(笑)。殿、いかがでしたか?」と木村に水を向けると、木村も苦笑しつつ「ね。つくづくそう思う」と同意。

 木村は「だからこそ大切な人と見てほしいという思いがある。そのとき思っている感情、愛情だけでなくすべてひっくるめて、言えるときにしっかり伝えることの豊かさは僕も感じました」と、濃姫の短刀を取り上げた後の木村のアドリブ演技を明かしながら、信長と濃姫に思いをはせていた。

 

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