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小栗旬、ハリウッドオファーに「現実の話なのかな、と」“父”渡辺謙の影響も明かす

2021.06.28 Vol.Web original

 

 映画『ゴジラvsコング』ジャパンプレミアが28日、都内にて行われ、本作でハリウッドデビューを果たした小栗旬をはじめ芦田愛菜、田中裕二、尾上松也、笠井信輔が登壇した。

 ハリウッド版『ゴジラ』と『キングコング:髑髏島の巨神』の世界観がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズ。1962年に日本で製作された『キングコング対ゴジラ』以来となる夢の対決。

 ハリウッド版『ゴジラ』シリーズで渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子という役どころでハリウッドデビューを果たした小栗は、最初にオファーを受けたときを「現実の話なのかなという思いはありましたね」と振り返りつつ「いざ現場に行ったらすごいスケール感で、ワクワクしながらも圧倒されながら過ごしました」。

 父親という設定の渡辺謙からは「撮影前に時間を作っていただいて、あまり気負わず自分の表現をしていらっしゃいという言葉を頂きました」と明かした。さらに、渡辺が過去作で、セリフの中で“GODZILLA”という英語アクセントではなく日本語の“ゴジラ”と発音したいと掛け合い実現したというエピソードについて聞かれると「そのことがあったせいか、台本では僕のセリフの中では(日本語発音の)GOZILAになっていました」と、渡辺の提案が受け継がれていたことを明かした。

菅田将暉「幸せでした。まじか、と思ったけど」山田洋次監督最新作『キネマの神様』が完成

2021.06.28 Vol.Web Original

 

 山田洋次監督の最新映画『キネマの神様』(8月6日公開)の完成披露試写会が28日、都内で行われ、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子ら主要キャストと、山田監督が登壇、公開日がようやく迫ってきた本作についての思いを語った。

  この日まで思いがけないことがたくさんあった。クランクインするも撮影半ばで菅田とダブル主演を務めるはずだった志村けんさんが逝き、撮影も長期中断を余儀なくされ、公開も延期になった。

 山田監督は、足を運んだ観客を前に「1年半前、主演のゴウをやるのは志村けんさんでした。そのつもりで撮影をしていたんだけれども、志村さんがそのコロナで倒れてしまって、どうしようと思ってぼう然としていたんだけれども、沢田研二さんが決心をしてくれた。志村けんとはまったく違う沢田研二のゴウ像を創り上げてくれました」と優しく語り、「大変なできごとを経て、この作品が出来上がったんだということを思いながら見てください。そして、志村けんさんのことも思い出してください」と話した。

芦田愛菜と“同級生役”田中裕二「孫でもいいくらいなのに」

2021.06.28 Vol.Web original

 

 映画『ゴジラvsコング』ジャパンプレミアが28日、都内にて行われ、本作でハリウッドデビューを果たした小栗旬をはじめ、日本語吹き替え版キャストの芦田愛菜、田中裕二、尾上松也、笠井信輔が登壇した。

 ハリウッド版『ゴジラ』と『キングコング:髑髏島の巨神』の世界観がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズ。1962年に日本で製作された『キングコング対ゴジラ』以来となる夢の対決。

 小栗旬が、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズで渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子という役どころでハリウッドデビューを果たしている。

 日本語吹き替えで出演した芦田愛菜、田中裕二、尾上松也と笠井信輔アナウンサーは、あこがれのゴジラ映画への声の出演に感激。

 芦田愛菜が声を演じるヒロイン・マディソンの同級生という役どころを担当した田中は芦田に「今、高校生でしょ、僕は今56歳。孫でもいいくらいの年齢なのに同級生って…」と苦笑しつつ「身長は同じくらいなんですけど」と会場を笑わせた。

芳根京子「自分にこんな母性本能が」娘役&監督からのサプライズに涙こらえきれず

2021.06.25 Vol.Web original

 

 映画『Arc アーク』初日舞台挨拶が25日、都内にて行われ、主演・芳根京子をはじめキャストと石川慶監督が登壇した。

 人類で初めて“永遠の命”を手にした主人公リナを演じた芳根。公開初日を迎え「これから続ける俳優人生としても、芳根京子の人生にとっても大切な1本」と作品への思いを語った。

 この日は、娘役の鈴木咲ちゃんが花束を持ってサプライズ登場。芳根は「咲ちゃんに助けられたところが本当にたくさんあって。自分にはこんなに母性本能があるんだなと咲ちゃんに引き出してもらったものがたくさんあった」と感激。

 すでに目をうるませ始めていた芳根だったが、さらに石川監督が芳根に手紙を書いてきたと聞いて「やだ、泣いちゃうもん!」と早くも涙声。

終戦後も密林に30年…小野田少尉の実話を描く『ONODA』がカンヌ映画祭オープニング飾る!日本人キャストも発表

2021.06.24 Vol.Web original

 

 太平洋戦争終結後も任務解除の命令を受けられないまま約30年間、フィリピン・ルバング島で一人生き続けた小野田寛郎旧陸軍少尉の実話をもとに、その孤独と壮絶な日々を描く映画『ONODA(原題)』が、第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でのオープニング作品を飾ることが正式発表され、合わせて追加の日本人キャストも明かされた。

 監督は『汚れたダイヤモンド』を手がけたフランスの気鋭監督アルチュール・アラリ。フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本の合作。撮影はカンボジアで行われた。

 ダブル主演として、小野田の青年期を舞台「ミュージカル テニスの王子様」や映画『それでも、僕は夢を見る』などの遠藤雄弥が、成年期を津田寛治が演じる。

 その他の日本人キャストとしては、小野田と最後まで生き残った小塚金七を松浦祐也(青年期)と千葉哲也(成年期)。小野田に戦争の終わりを告げる鈴木紀夫役に仲野太賀。他、カトウシンスケ、井之脇海、吉岡睦雄、足立智充、嶋田久作、伊島空、森岡龍ら実力派が脇を固め、映画監督でもある諏訪敦彦が小野田の父・種次郎役を、小野田に最後の指令を命じ渡した谷口義美役をイッセー尾形が演じる。

 カンヌ国際映画祭は現地時間7月6日から17日まで開催。同7日に、公式記者会見および公式上映が行われ、アラリ監督がワールド・プレミアに立ち会う予定。

『ONODA(原題)』は2021年秋、公開予定(エレファントハウス配給)。

別所哲也 聖火ランナーとして故郷・静岡県を走る

2021.06.23 Vol.Web original

 俳優・別所哲也が明日24日に、東京2020オリンピック聖火リレー走者として出身地・静岡県のリレールートを走ることが分かった。

 別所は、今年で23回目を迎えた国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」の代表としても活動。21日には同映画祭のアワードセレモニーを都内にて実施。コロナ禍においても感染対策のうえ、ニューノーマルに即した国際映画祭を成功させている。

 感動の火を今度は聖火ランナーとして未来につなげるべく、地元・静岡を走る。

 別所は「希望のヒカリ 聖火をミライに繋ぎます。ひたすらコロナに打ち勝つためにも。互いが慈しみ助け合うためにも。僕が主宰する国際短編映画祭でも、新たなカタチで世界とつながることができました。世界中のフイルムメーカーたちも日本のオリンピック パラリンピックを応援してくれています!」と意気込みのコメントを寄せた。

 別所は24日午前、静岡県内の聖火リレーコースを走る。

 

【別所哲也コメント全文】

希望のヒカリ 聖火を ミライに繋ぎます。

ひたすらコロナに打ち勝つためにも。
互いが慈しみ助け合うためにも。

僕が主宰する国際短編映画祭でも、新たなカタチで世界と繋がることが出来ました。
世界中のフイルムメーカーたちも日本のオリンピック パラリンピックを応援してくれています!

映画祭の仲間でありオリパラ公式映画監督である河瀨直美さんもコロナ禍のみんなのオリパラをヒカリの絵の具で、シネマのキャンバスに刻もうとしています!

故郷 静岡から明日 どんな想いを抱くことになるのか…
新国立競技場に希望のヒカリを繋ぎます。

『全裸監督2』村西軍団は不仲だった? 山田孝之、増田有華らの「嫌い」エピソード明かす

2021.06.22 Vol.Web original

 

『全裸監督 シーズン2』ワールドプレミアが22日、都内にて行われ、主演・山田孝之をはじめ豪華キャスト陣と武正晴総監督、後藤孝太郎監督が登壇した。

 Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」待望のシーズン2。山田孝之が演じる“放送禁止のパイオニア”村西とおると仲間たちの狂乱と転落を描く。

 アダルト業界の頂点に立ったシーズン1から一転、村西とおるが仲間とも溝を作りながら転落していく物語が描かれる。村西と衝突するアダルト女優役の冨手麻妙が「村西監督のことが大嫌いになり、山田さんのことが大嫌いになりました。現場では山田さんは村西とおるとして存在しているので、目が合うだけで、いるだけでムカついて」と息巻くと、当の山田も役どころながら、嫌われっぷりを自覚しているようで「今、僕がやっているのは皆さんのインスタグラムに毎日いいねを押すということ」とささやかな罪滅ぼしをしていることを明かした。

コロナ禍の映画業界に新たな配給ルートを【ネット映画館『WECINEMA』】

2021.06.22 Vol.742

 新型コロナウイルスの影響により苦境に立たされる映画業界を救うべく、ネット映画館『WECINEMA』が5月28日、株式会社アジアピクチャーズ エンタテインメントよりリリースされた。

 苦しい映画業界のなかでも、とくにミニシアターは深刻な資金難による閉館も相次ぎ、ミニシアター向けの作品やインディーズ作品などは上映の場を減らしている。

 そんな中、映画業界を救う試みとしてリリースされたネット映画館『WECINEMA』は、コミュニティ型オンライン映画館。初期費用なしで、出品者が視聴料、配信期間を自由に決定でき、大手配給会社との業務提携により、映画館と『WECINEMA』の同時上映も可能。小さな映画作品でもネットで公開、宣伝できるため収益が見込める。また、「チャット」や「投げ銭」など、応援上映さながら、作品を見ながらみんなで盛り上がることができる機能もそなえている。

 サイトでは、マイナー作品から人気作品まで、海外作品含め400作品以上を配信中。随時、ラインアップは増える予定。

 今回『WECINEMA』リリースに合わせ、日本、台湾、韓国で実写化されたドラマ・映画『イタズラな Kiss』を一斉配信。日本版だけではなく、台湾・韓国版も視聴できる。また、WECINEMAスタートアップイベントとして〈「イタズラな Kiss」複製原画展 in マルイ〉を6月17日に開催予定。

 上映場所や費用に悩んでいる映画製作者からマイナーでも素晴らしい作品を応援したい映画ファンまでが、ともに集うことができる場になるかもしれない。

品川庄司が『リスタート』?  品川監督が庄司に楽屋で「今日はありがとな」

2021.06.22 Vol.Web Original

 品川ヒロシ監督の最新映画『リスタート』(7月9日北海道先行ロードショー、7月16日全国公開)の再出発決起会イベントが21日、都内で行われ、主演のEMILY(HONEBONE)、SWAY(DOBERMAN INFINITY / 劇団EXILE)、松田大輔(東京ダイナマイト)、庄司智春、そして品川監督が登壇した。

 イベントでは、作品のタイトルにちなみ、「リスタートしたこと」でエピソードトーク。

 庄司のリスタートはイベント当日だったよう。「(品川庄司を)結成して25、26年になります。みなさんご存知のとおり、不仲だみたいな感じでやってたじゃないですか。ずっと俺(品川)に感謝しろ、ありがとうが少ない、感謝がと言われ続けてきました。でも今日楽屋に居たら『庄司、今日ありがとうな』って! 考えられないですよ。鳥肌立っちゃって。今日から品川庄司のリスタートですよ!」。

 そんな庄司に品川監督は「こいつ、マジ空気読めない!」。自分でもそのエピソードを言おうと思っていたのに先に言われてしまったそう。「ずっと言っていたんですよ。ネタを渡したときにありがとうって言おうよ、結婚生活で『いただきます』『ごちそうさま』って言わないの?っていうと『思っているよ』って。でも、思っているだけじゃ伝わらないことある!ご飯出てくるのを当たり前に思っちゃいけない。ネタ合わせの時も全然意見しないし。でも、ある日、ドーナツを買ってくるようになった(笑)。今まで通りだまっているけど、甘いものを差し入れする。そこからリスタート。品川庄司の輪をつなごうとしている…!」

 イベントでは、庄司が誰にも言わずにクラウドファンディングに参加していたことを明かすなど、その後も、2人はアクリル板を挟んでイチャイチャ。EMILY、SWAY、松田は優しく見守っていた。

五輪公式映画の河瀨直美監督もエール!SSFF & ASIAグランプリ決定

2021.06.21 Vol.Web original

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2021」アワードセレモニーが、21日、都内にて行われ、米国アカデミー賞ノミネート候補となるグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」を、フィリピン出身のラファエル・マヌエル監督作『フィリピニャーナ』が受賞した。

 オフィシャルコンペティション発表前に登壇した河瀨直美監督は、東京オリンピック公式映画の監督として「若いスタッフとともに今を克明に記録しこれからに伝えていきたいと」と語り「この文化の祭典もこれから100年、1000年と続きますように」と映画祭にエールを送った。

 オフィシャルコンペティションでは、インターナショナル部門優秀賞をグスタボ・ミラン監督作『天空の下で』が、アジア インターナショナル部門優秀賞をラファエル・マヌエル監督作『フィリピニャーナ』が、ジャパン部門優秀賞を平井敦士監督作『フレネルの光』が受賞。このうちグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」には『フィリピニャーナ』が輝いた。

SWAY「キスシーンはなくて大丈夫?」品川ヒロシ監督最新作『リスタート』再出発決起会

2021.06.21 Vol.Web Original

 

 

 品川ヒロシ監督の最新映画『リスタート』(7月9日北海道先行ロードショー、7月16日全国公開)の再出発決起会イベントが21日、都内で行われ、主演のEMILY(HONEBONE)、SWAY(DOBERMAN INFINITY / 劇団EXILE)、松田大輔、庄司智春、そして品川監督が登壇した。

 本作は、北海道の下川町と吉本興業がSDGs推進における連携協定を結び発足したプロジェクトで、クラウドファンディングを経て製作が実現。当初は昨年春に公開予定だったが、コロナ禍で公開延期に。いよいよ7月に公開となった。

 品川監督は「お待たせしているという罪悪感があった。クラウドファンディングに参加してもらっていたので、あのリターンいつ返ってくるのって思ってるんじゃないかなと思って2年経ちました」とあいさつ。

 品川監督の6年ぶりの長編映画最新作で、初めて女性を主人公にした。映画は、シンガーソングライターを目指して上京するも夢破れた主人公が、故郷である下川町に戻り、自然に囲まれながら、自分自身を取り戻していくストーリー。

 初めて女性を主人公においたことについて、品川は「娘が生まれたからかなあ。今までの僕の映画を娘は見たことがないんです。下ネタだったり、暴力描写が多かったり。『リスタート』は娘にも見せられる」。

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