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福田雄一監督“今年の漢字”に「異議を唱えたい。“熊”じゃなくて“米”でしょ」

2025.12.19 Vol.web original

 

 映画『新解釈・幕末伝』の初日舞台挨拶が12月19日、都内にて行われ、俳優のムロツヨシ、佐藤二朗、山田孝之、広瀬アリスと福田雄一監督が登壇。「自分の今年の漢字」というお題で暴走しようとする福田監督を、主演のムロと佐藤が止めようとする大波乱に観客が爆笑した。

“知っているようで知らない幕末”を、コメディー界のヒットメーカー・福田雄一監督が史実にのっとりながら “新たな解釈”で実写映画化した話題作。

「勇者ヨシヒコ」シリーズをはじめとする福田組の集結に観客も大盛り上がり。福田監督も「この4人で一緒に立つのは『大洗にも星はふるなり』(2009年)以来かも。福田組のこの2人が主役の映画は17年間に及ぶ悲願だった」と感慨深げ。そこに、広瀬が「気まずい」と苦笑するとムロや佐藤は「新参加とは思えない」「ずっと福田組じゃないか」と、広瀬の体当たり演技を大絶賛。

 この日は、一同に「今年を振り返る漢字一文字」というお題。ところが「米」と回答した福田監督が「清水寺の、あったじゃない。“熊”は違うなって思う。異議を唱えたい」と、今年の世相を表す清水寺の「今年の漢字」に対抗。同意する観客から拍手が起こったが、トークの暴走を察知したムロと佐藤は大慌てで、福田監督に「何を言うのか先に教えて!」、マスコミに「書かないで!」。

 さらに混乱するトークに、広瀬が「えっと、私の一文字は“教”です! 今年は教師役が多かったからです」と収拾。山田も「“厄”。今年、本厄が終わるので。こういう舞台挨拶で最後に吹き飛ばせたのは良かった」とドタバタの舞台挨拶も動じることなく、まとめていた。

福田雄一監督、舞台挨拶で大暴走! 佐藤二朗は「うるせえバカ野郎」ムロツヨシは「記事に書かないで」

2025.12.19 Vol.web original

 

 映画『新解釈・幕末伝』の初日舞台挨拶が12月19日、都内にて行われ、俳優のムロツヨシ、佐藤二朗、山田孝之、広瀬アリスと福田雄一監督が登壇。福田組ならではの大暴走トークで観客を盛り上げた。

“知っているようで知らない幕末”を、コメディー界のヒットメーカー・福田雄一監督が史実にのっとりながら “新たな解釈”で実写映画化した話題作。

 コロナ禍の中、ムロが思いついたアイデアを福田監督に掛け合い約3年かけて映画化したという本作。満席で迎えた初日に主演のムロと佐藤も大感激。ムロは「悲劇よりも喜劇が勝つこと、喜劇が時代を動かしたかもしれないという希望を皆さんとこの映画を通して共有できたのでは」。

 福田組の中心的存在である2人。ムロが佐藤に「追いかけがいのある背中」と言えば佐藤もムロに「やることリストを売れていないときから作って実現させてきた」と称え合った。

 この日は共演の山田孝之、広瀬アリスも駆け付け主演の2人に花束を贈呈。「勇者ヨシヒコ」シリーズをはじめとする福田組仲間である山田にムロは「山田孝之のおかげで僕らも今がある部分もあるし」と感謝。続けて登壇した福田監督も「この4人で一緒に立つのは『大洗にも星はふるなり』(2009年)以来かも。福田組のこの2人が主役の映画は17年間に及ぶ悲願だった」と感慨深げ。ムロと佐藤が出演したテレビの番宣を見たと言い「ろくなことを言ってなかった。でも俺らが子どものころドリフターズにあこがれたように、こんなふざけたおじさんでも映画主演ができるんだと思ってほしい」。

 そんな福田監督は本作で幕末を題材にするにあたり「本当にたくさん本を読んだ」と苦笑しつつ「でも勉強したおかげで、おりょう(龍)がちょっとおかしい人だって分かった。龍馬が銃が当たらないと震えている横で爆笑してたって、あれ史実なんですよ」と明かし、観客も感嘆。

 ところがしだいに福田監督のトークは暴走し、ムロは「マスコミの皆さん、書かないで」とタジタジ、佐藤は監督を抑え込んで相撲状態、さらには「うるせえバカ野郎」とキレて2人で追いかけっこ。

 イベントでは、観客の掲げるメッセージボードで、自身の名前の字を間違われたことを目ざとく指摘した佐藤が、司会の後呂有紗アナウンサーから「山田さん…」と呼びかけられる一幕も。カオス状態の舞台挨拶に観客も大爆笑だった。

大泉洋の“物まね”に永瀬廉が苦情 福山雅治も「すごかった。あれは福山の物まねなのか…」

2025.12.18 Vol.web original

 新作『ラストマン』のプレミアイベントが12月18日、新宿にて行われ、俳優の福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜らキャスト陣と平野俊一監督が登壇。永瀬が大泉に「苦情」を言い笑いを誘う一幕があった。

 数々の事件を解決し“ラストマン”の異名を持つ全盲のFBI捜査官・皆実広見と孤高の刑事・護道心太朗の異色のコンビが難事件に挑むバディ・エンターテインメント。

 この日は、新宿の中心地で映画公開と完全新作ドラマ放送を記念する大規模なプレミアイベントを実施。観客の大声援を受けてレッドカーペットを歩いた一同は、その後の舞台挨拶でも笑い満載のトークを繰り広げファンも大盛り上がり。

 皆実役の福山が「ユーモアが作品にも反映されていくのがこの『ラストマン』の強み」と言い「本当にすごかったですね、大泉さんの…あれは皆実の物まねなのか、福山の物まねなのか」と水を向けると、大泉は自信満々に「なんだって福山さんの物まねがしたい。映画にもふんだんに入っております」。

 そんな大泉は、新作ドラマに出演する向井康二に「役の中で少しも面白いことを言わない」と真剣に役を演じていた向井に不満をもらしたが、向井は「僕も物まねを入れたらよかったですね」と返し、会場も大笑い。

 一方、2年ぶりにシリーズに参加した永瀬は「大泉さんがいつもの感じで笑わせてくれたおかげで緊張がほぐれました」と感謝しつつ、大泉から「真面目なシーンなのに笑っていた」と指摘されると「違う局の有名な作品の物まねをずっとしていて。それを見て笑ったらざまあみろみたいな…久しぶりにダメな大人を見ました」と大泉に憤慨。

「ティーカップを渡されたら“右京さん”が止まらなくなっちゃった」と悪びれもせず別作品の主人公の物まねをしていたと言う大泉に、永瀬は「しつこくやってくるので重ねるごとに上達していくんです」と苦笑していたが「これは文句です。シンプルに苦情ですから」と告げ、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜、月島琉衣、寛一郎、木村多江、吉田羊、松本若菜、吉田鋼太郎、向井康二、平野俊一監督。

『映画ラストマン-FIRST LOVE-』は12月24日に公開。スペシャルドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-FAKE/TRUTH』は12月28日21時よりTBS系にて放送。

最高の続編!ディズニー映画『ズートピア2』が、色々な意味で“バディもの”の大傑作だった!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2025.12.17 Vol.web Original

 黒田勇樹です。

 やっと2026年一発目の公演が情報解禁となりました。

 1月27日から2月8日の日程で朗読劇「豆知識男VSライフハックガール」をやります。男女1人ずつの2人芝居でさまざまな組み合わせが楽しめます。いしだ壱成くん、範田紗々さんも出ます。僕も飯嶋ひな、ナナエさん、楠木園凜、範田さんを相手に4回やらせていただきます。

 ご興味のある方はぜひ。

 では今週も始めましょう。

李相日監督「『国宝』ディレクターズカット版の予定を聞かれ「やりたくないな」

2025.12.16 Vol.web original

 

 俳優・吉沢亮、横浜流星と李相日監督が12月16日、都内にて行われた「カンヌ監督週間 in Tokio」のトークイベントに登壇。李監督がディレクターズ版の予定について語った。

 映画『国宝』は6月に公開されるや話題を呼び、邦画実写映画歴代1位を記録する大ヒット中。第78回カンヌ国際映画祭の「監督週間」部門に選出され、公式上映を行った。

 公開初日舞台挨拶以来、顔をそろえたという吉沢、横浜、李監督の3人。さらにこの日は、カンヌ国際映画祭「監督週間」のアーティスティック・ディレクター、ジュリアン・レジ氏も登壇。レジ氏とカンヌ参加以来の再会を喜び合った一同。

 監督週間に選出した背景を語りながら『国宝』を絶賛したレジ氏だったが、ふいに「李監督に“ミッション・インポッシブル”が課せられていると聞きました」と言い、吉沢、横浜、観客も「まさか新作のオファーか」と色めき立ったが、実は、李監督がアメリカでの上映でトム・クルーズと会ったことを茶化しただけと分かり会場も大笑い。

 李監督は「僕が“Is This real Tom Cruise?”と聞いている動画が出回っていますけど、それ以外にもいろいろ言っていたはずなんですけど(笑)」と苦笑しつつ「バックヤードでお会いしたんですけど、予定より30分も前に来てくれてこの作品がいかに素晴らしいか、語り出したら止まらない感じで。僕はもっと言いたいことがあったのに“Thank you so much”しか言ってない(笑)」。

 カンヌでの上映や国内での大ヒットについての驚きと感謝を語った3人。最後にレジ氏が李監督に「ディレクターズカット版の予定は?」と質問すると、会場からも期待の拍手。吉沢、横浜も「我々も見たいです」。すると李監督は「もっと歌舞伎のシーンあるからね(笑)。でも…やりたくないな」。

 そんな李監督の様子に、吉沢は「やってほしいという思いと、絶対に僕らの一番良いところを使ってくれているだろうから…」と納得。李監督も「ピークってあると思う。4時間とかにしたとき、そのピークを保てるのか難しいと思う」と答え、レジ氏もうなずいていた。

「カンヌ監督週間 in Tokio」はカンヌ国際映画祭の「監督週間」の最新ラインナップがそろう特集上映。12月25日までヒューマントラストシネマ渋谷にて開催中。

吉沢亮、横浜流星、李監督『国宝』公開初日以来の3人再会で本音?「李監督は悪魔かと」

2025.12.16 Vol.web original

 

 俳優・吉沢亮、横浜流星と李相日監督が12月16日、都内にて行われた「カンヌ監督週間 in Tokio」のトークイベントに登壇。映画『国宝』の快挙を喜んだ。

 映画『国宝』は6月に公開されるや話題を呼び、邦画実写映画歴代1位を記録する大ヒット中。第78回カンヌ国際映画祭の「監督週間」部門に選出され、公式上映を行った。

 公開初日舞台挨拶以来、顔をそろえたという3人。久しぶりに同作のイベントに参加した横浜に李監督が「待ってたよ、横浜くん!」と肩を抱くと、吉沢も「大河、お疲れ様!」とねぎらいつつ再会を喜び合った。

 この日は、カンヌ国際映画祭「監督週間」のアーティスティック・ディレクター、ジュリアン・レジ氏も登壇。レジ氏から「これほどまでに日本でヒットした理由をどう思うか」と聞かれた李監督は「もしかしたら10代、20代の方にとってこういう映画体験は初めてだったのかもしれない。そしてとくにご婦人方には、この2人がとにかく美しいということで(笑)。映画の力と美の力、これでどうでしょうか」と回答し“美しい”と言われた2人も照れ笑い。

 そんな2人にレジ氏が「李監督はこだわりの強さで知られており役者に厳しい要求を突きつけると聞いていますが…」と尋ねると、吉沢は「何回もやらされるのはそうなんですけど…」と修正指示がないまま「もう1回、としか言わない。なかなか絞られました(笑)」と振り返り「撮影の後半になると“(役名の)喜久ちゃん、今からすごく難しいこと言うね”ってうれしそうな顔で近づいてくる。悪魔かと思いました。喜久雄はこういう悪魔と契約したんだな、と」と語り会場も大笑い。

 一方で「実際の歌舞伎ではあり得ない表現」を演出した李監督に、吉沢は「様式美としての歌舞伎の稽古を1年やってきて、本番で、監督から“美しくやるのは分かったから、喜久雄でやってくれ”と言われるんです(笑)。でもそのおかげで、この映画で歌舞伎役者になれた気がしたし、我々役者がこの映画をやる意味があったと思う。監督のおかげです」と感謝。李監督は「悪魔ですけどね」と返し、会場は笑いに包まれていた。

「カンヌ監督週間 in Tokio」はカンヌ国際映画祭の「監督週間」の最新ラインナップがそろう特集上映。12月25日までヒューマントラストシネマ渋谷にて開催中。

ミセス大森元貴「最悪だよ!」メンバーと“個人活動”をイジリ合い

2025.12.13 Vol.web original

 

 Mrs. GREEN APPLEの大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架が12月13日、都内にて行われたイベントに登壇。互いに個人活動をイジリ合い観客の笑いを誘った。

 今年デビュー10周年を迎えた人気バンドMrs. GREEN APPLEのライブフィルム『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD~ ON SCREEN』と、活動の軌跡を追ったドキュメンタリー『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM ~THE ORIGIN~』の2作品が同時公開中。

『FJORD』『THE ORIGIN』の2作品合わせて早くも興行収入12億円超えの大ヒットを喜んだ一同。

『THE ORIGIN』冒頭のモキュメンタリー部分の撮影について聞かれると、大森が「スタッフが緊張してたね。本当のリアルスタッフたちですからね。でも移動中の打ち合わせとかも、いつもやってることで一つも嘘ではないので」。一方、若井は「僕は演技、緊張しましたね」と振り返り「2人はもう演技を経験している人たちなので…」。

 大森は映画『#真相をお話しします』など俳優としても活躍中、藤澤は2026年1月スタートのドラマ、日曜劇場『リブート』に出演。個人の演技活動をイジられた大森は「最低!最悪だよ!」とぼやいたが、藤澤が「最初の、みんなで車から降りるシーンは緊張した」と明かすと今度は大森が藤澤をイジり「“日劇”俳優なのに?」。

 そこに司会が「朝ドラ俳優としては…」と加わり、若井から「朝ドラ俳優もいた!」とさらにイジられ苦笑していた大森。「映画を見て新たに知ったメンバーの一面」を聞かれると「若井がとても1人でしゃべるのが上手ということですね」と答え「やっぱり、番組のMCをされてるから…」と、音楽番組で単独MCを務める若井に逆襲し、観客も大笑い。

 今年で「フェーズ2」が終了、新年から「フェーズ3」を迎える気持ちを聞かれると、大森は「あまり実感がわかない」と答えつつ、またしても「まず日劇が始まりますよね」とニヤリ。藤澤が「初めての連続ドラマが日曜劇場って…」と恐縮すると、大森は「本当に怒られるべきですよ」と混ぜっ返し、会場は爆笑に包まれた。

 笑いを交えつつも大森は来年に向けて「ライブとかやりたいですね。来年はファンクラブの10周年なので。JAM’Sに対して、より密に感謝を伝えたい。10周年を駆け抜けられたのはJAM’Sのおかげなので」と感謝を語っていた。

上白石萌歌、高橋恭平、木村柾哉、中島颯太らのロマンティックポーズに観客大興奮!

2025.12.12 Vol.web original

 

 映画『ロマンティック・キラー』の初日舞台挨拶が12月12日、都内にて行われ、俳優の上白石萌歌、高橋恭平(なにわ男子)、木村柾哉(INI)、中島颯太(FANTASTICS from EXILE TRIBE)らキャスト12名と英勉監督が登壇。“ロマンティック”なゲームとトークで会場を盛り上げた。

 冒頭、観客席を通って登場し、2組ずつ“ロマンティックポーズ”を披露したキャストたちに会場も大興奮。

 百世渡による人気同名コミックの映画化。絶対に恋愛したくないのに次々と恋愛トラップを仕掛けられてしまう女子高生の胸キュン必至コメディー。

 主人公を演じた上白石が「皆さん、ロマンティックに包まれる覚悟はできていますか?」と呼びかければ、高橋も「この映画でロマンティックを100%充電していただけたら」。木村がイベント配信先の出身地・愛知のファンにアピールすると、中島が「出身のニューヨークの皆さん」とボケ、すかさず高橋が「ニューヨークちゃうやろ!」とツッコむ息ピッタリのやりとりも。

 そんな仲良しキャストたちが、この日は「キラーチーム」と「ロマンティックチーム」に分かれてゲームで対決。

 結果は高橋、木村、中島ら男性陣のロマンティックチームが3戦全勝。中でも「絵しりとり」で「鐘(カネ)」から「鳥(トリ)」で失敗となるところを、高橋が「ネ…眠そうなトリ!」と強引に?つなげるファインプレーに観客も大盛り上がり。

 一方、違うマスに絵を描くなど失敗続きの上白石は、中島から「さっきから萌歌氏が何をやってるのか…」、英監督からも「萌歌さんがやらかしまくってる」とツッコまれ「キラーなので(笑)」と苦笑しつつ、座長として場を盛り上げたと主張し、笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は上白石萌歌、高橋恭平、木村柾哉、中島颯太、髙橋ひかる、森香澄、醍醐虎汰朗、犬飼貴丈、西垣匠、ゆうたろう、内藤秀一郎、豊田裕大、英勉監督。

来日ジェームズ・キャメロン、新作ゴジラ撮影中の山崎貴に「2ndユニットに雇って」

2025.12.10 Vol.web original

 

 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日公開)のジャパンプレミアが12月10日、都内にて行われ、ジェームズ・キャメロン監督が登壇。俳優・宮世琉弥と山崎貴監督もゲストとして駆け付けキャメロン監督との対面に感激した。

 世界記録を樹立した『アバター』(09)、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22)に続く第3弾となる最新作。

 3年ぶりの来日を果たしたキャメロン監督。「最新作は前2作よりさらにエモーショナルな作品になっています」と笑顔。

 この日は、キャメロン監督の大ファンという宮世と、昨年『ゴジラ-1.0』(23)で第96回アカデミー賞の視覚効果賞を受賞した山崎貴監督がゲストとして登壇。

 すでに新作『ゴジラ-0.0』の製作を発表している山崎監督。この日も撮影中だったとのことで「某怪獣映画を撮っていまして。今日、5時までに行けばキャメロン監督に会えるということで…スタッフが“キャメロン監督なら仕方ないな”とすごく協力してくれて、1時間くらい早く着いて新宿をウロウロしていました(笑)」。

 すでに最新作を見たという山崎監督。「まさにパンドラを体験できる。技術的にすごいことはたくさんあるんですが、何がすごいかと言うとキャラクターたちの魂がちゃんと見えてくる。泣かずにはいられない作品」と圧倒された様子。

 使用されている最新技術を解説しつつ「すごいのは、技術が感情を表現するためにある。技術が物語に仕えているということ」と熱く語る山崎監督に、キャメロン監督も感激し「ドモ、アリガトウゴザイマス!山崎監督ほどの偉大な、技術面も理解してくださっている監督にそう言っていただけるのは本当に光栄です」。

 さらにキャメロン監督は「ゴジラの日本語での正式な発音は? 新作を作っていることは発表してますか」と山崎監督に確認してから「今日、撮影中に来ていただいたということで…もし撮影が遅れたら、僕を2ndユニットに雇ってください」とアピール。山崎監督も爆笑しつつ「そっちのほうが良いシーンができてしまって僕の立場がなくなる可能性があるので(笑)」と断りつつ、巨匠監督の気遣いに感謝していた。

あのスピッツの名曲を名匠行定勲監督が映画化!映画『楓』で、福士蒼汰と福原遥に涙とキュンが、止まらない!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2025.12.10 Vol.web Original

 黒田勇樹です。

 一気に冬らしくなってきました。まあ12月なのでしようがないといえばしようがないので、ここは我慢して生き抜こうと思う今日この頃です。

 昨今、スキマバイトやnoteを書いてるだけの人に見られているかもしれませんが、年明けにやる公演の準備を着々と進めています。とんでもないことになりそうなので、ご期待ください。

 では今週も始めましょう。

中村雅俊74歳、秋野太作82歳、田中健74歳「安心してください、青春してます」“俺旅”50年目の「同窓会」

2025.12.08 Vol.web original

 

 映画『五十年目の俺たちの旅』(2026年1月9日公開)の完成披露舞台挨拶が12月8日、都内にて行われ、俳優の中村雅俊、秋野太作、田中健、岡田奈々が登壇。“俺旅”の仲間たちが映画での再結集を喜んだ。

 1975年に放送された青春ドラマ「俺たちの旅」が放送開始50年を迎える今年、中村雅俊監督・主演で初映画化。

 カースケ(津村浩介)役の中村、グズ六(熊沢伸六)役の秋野、オメダ(中谷隆夫)役の田中、オメダの妹・真弓役の岡田と、50年前のオリジナルキャストの集結に観客も大歓声。

 今回、監督も務めた中村は「大役を任されまして…」と緊張を明かし、秋野は「82歳になりました。この先も今しばらく生きたいと思っています」と笑いを誘い、田中は「同窓会ですね」と笑顔。

 ドラマシリーズからメインライターを務める鎌田敏夫氏からの指名で監督をすることになったと明かした中村は「大変でしたけど、つくづくやってよかったです」と言い、共演陣と観客からの労いに感謝。そんな中村に、秋野は「50年前は、ただただどうやったら女にモテるかしか考えてなかった」「50年も経つと、立派なことを言うようになった」と茶々を入れ、観客も大笑い。

 この日は、ファンがSNSで寄せたメッセージも紹介。中村の下駄スタイルや井の頭公園にあこがれたという声が紹介されると、秋野は「あのドラマを見て真似しようなんて思う子は今どうなってるか心配だね」と茶化したが、中村は「僕と健ちゃんを包み込んでくれたのが秋野さんの芝居だった」と感謝。拍手が起こる中、すかさず秋野が「もっと大きな声で」と催促し、会場はさらなる拍手と笑いに包まれた。

 最後に中村は「皆さんの目の前には70歳をとうに過ぎた老人2人と82歳のおじいちゃんと、年齢不詳の女性が立ってますけど、心配しないでください、映画ではちゃんと青春してます」と胸を張っていた。

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