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HARASHIMA&男色ディーノ プロレスを通じた青春ドキュメント映画「俺たち文科系プロレスDDT」

2016.11.14 Vol.678

今年の「東京国際映画祭」のレッドカーペットでひときわ異彩を放っていたのが『俺たち文化系プロレスDDT』の一団。そのレッドカーペットの直前に出演者である男色ディーノとHARASHIMAに話を聞いた。

松山ケンイチ 棋譜に刻まれた鮮烈な青春―。将棋界と演技界の“怪童”が共鳴!

2016.11.14 Vol.678

棋聖・羽生善治と“東の羽生、西の村山”と並び称されながらも29歳という若さで亡くなった実在の天才棋士・村山聖(むらやま さとし)。難病と闘いながら勝負の世界に挑み続けたその鮮烈な青春を松山ケンイチを主演に迎え、『宇宙兄弟』の森義隆監督が映画化。『デスノート』から『怒り』までをカメレオン的に演じきる“演技界の怪童”松山が、将棋界の“怪童”と共鳴した―!

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』試写会に15組30名 

2016.11.14 Vol.678

 主演は『ストロボ・エッジ』の福士蒼汰、ヒロインは『黒崎くんの言いなりになんてならない』の小松菜奈、監督は『アオハライド』『青空エール』の三木孝浩監督という、極上タッグが実現! 七月隆文による110万部突破の同名ベストセラー小説を実写化した2016年“一番泣ける純愛映画”。主人公の美大生・南山高寿役に福士、ある秘密を抱えた女性・福寿愛美役に小松。他、山田裕貴、東出昌大らが出演。

 京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿は、通学中の電車の中で出会った女性・福寿愛美を一目見た瞬間、恋に落ちた。勇気を振り絞って声をかけ、「また会える?」と約束を取り付けたようとした高寿だったが、それを聞いた彼女は、なぜか、突然涙してしまう。愛美の涙の理由を知る由もない高寿だったが、2人は意気投合し、その後、すぐに交際をスタート。初めてのデート、初めて手をつなぎ、初めて名前で呼び合う。そんな初めてのことがあるたびに泣く愛美のことを少し不思議に思いながらも、より愛美への愛情を深めていく高寿。2人の関係は、すべてが順調のように見えたが、初めてキスをした日、高寿は愛美から、想像もしない大きな秘密を明かされる。そして2人の運命は“すれ違い”始める…。
 12月17日より全国東宝系にて公開。

『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』試写会に5組10名

2016.11.14 Vol.678

 今、世界中で起こっている戦争は、遠く離れた会議室で行われている…! ドローンが映し出す戦場は、“安全な”場所にいる全員のパソコンへリアルタイムで送られ、さまざまな関係者の干渉のもと戦争をする。そんな現代の戦争の闇を巧みに描き、戦争の正義を問う衝撃の軍事サスペンス。強烈な正義感をもって任務遂行を推し進める指揮官キャサリン役に『クイーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ミレン。共演はドラマ「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポール、『ハリー・ポッター』シリーズのアラン・リックマン。なお日本で公開される作品としては、本作がリックマンの遺作となる。

 イギリス軍のキャサリン・パウエル大佐はナイロビ上空6000mを飛ぶドローンを使い、英米合同軍事作戦を遠く離れたロンドンから指揮している。テロ攻撃を察知した軍は、アメリカの米軍基地にいるドローン・パイロットのスティーブに攻撃の指令を出すが、殺傷圏内に幼い少女がいることが判明する。12月23日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他にて公開。

THL編集部オススメMOVIE『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』

2016.11.13 Vol.678

 リーチャーがかつて所属していた陸軍内部調査の軍人・ターナー少佐が身に覚えのない反逆行為により逮捕された。ターナーを脱獄させたリーチャーは政府から逃亡しながら巨大な陰謀を暴こうとする。

監督:エドワード・ズウィック 出演:トム・クルーズ、コビー・スマルダース、ダニカ・ヤロシュ他/1時間58分/東和ピクチャーズ 配給/TOHOシネマズ日本橋 他にて公開中  http://www.outlaw-movie.jp/

THL編集部オススメMOVIE『オケ老人!』

2016.11.12 Vol.678

 梅が岡高校に赴任してきた数学教師・小山千鶴は昔、演奏していたバイオリンをもう一度演奏したいと地元のアマオケに連絡を取る。ところが目当てのエリート楽団と間違えて、老人だらけの梅が岡交響楽団に入団してしまい…。

監督:細川徹 出演:杏、黒島結菜、坂口健太郎他/1時間49分/ファントム・フィルム配給/TOHOシネマズ新宿他にて公開中  http://oke-rojin.com/

東京が映画に浸った10日間! 『第29回東京国際映画祭』リポート

2016.11.12 Vol.678

 10月25日に開幕した映画の祭典『第29回東京国際映画祭』が11月3日に閉幕。六本木を中心に、東京が“映画の街”になった10日間。華やかなレッドカーペットからグランプリ発表までを振り返る!

“後ろめたいこと”がある人は要注意!? 話題のサスペンススリラー。『ミュージアム』

2016.11.12 Vol.678

「ヤングマガジン」に連載され、その刺激的でダークな展開で話題を呼んだ巴亮介のコミックを、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が豪華キャストを揃えて映画化した話題作。自らを“アーティスト”と名乗り、次々と猟奇的な殺人を繰り返していくカエルマスクの男と、それを追う刑事の、壮絶な攻防を描くサスペンススリラー。

 社会派からサスペンス、アクションまで見ごたえのあるエンターテインメント作品を生み出してきた大友監督。本作では、雨の日に現れるカエルマスクの殺人者と、それを追う刑事との壮絶な攻防を描きながら、見る者に倫理観や善悪の観念が揺らぐ危険な感覚を体感させていく。
 物語の象徴となるのが悪魔的な犯人“カエル男”。カエルのマスク姿という人を食ったような風貌もさることながら、「ドッグフードの刑」「母の痛みを知りましょうの刑」「均等の愛の刑」などターゲットの後ろめたい部分を“テーマ”にする犯行スタイルは、恐怖や嫌悪だけではなく、奇妙な引力を秘めている。正義の遂行者であるはずの主人公の刑事もまた、自らの“後ろめたさ”を利用され、翻弄されていく。そんな姿を見るうちに、鑑賞者の中でも正義と悪の境界線が揺らいでいくかも…。

 主人公・沢村刑事役に小栗旬。妻夫木聡が、素顔を覆い隠すカエルマスクに加え、特殊メイクでカエル男に扮する。小栗対妻夫木の心理戦および肉弾戦も見ごたえあり。

『こころに剣士を』試写会に10組20名

2016.11.11 Vol.678

 第73回ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネート、第88回アカデミー賞外国語映画賞フィンランド代表作品。ナチスとスターリンによって引き裂かれたエストニアを舞台に、伝説のフェンシング選手と子供たちの奇跡の実話を描く感動作。監督は、フィンランドの代表的映画監督クラウス・ハロ。

 1950年初頭、エストニア。ソ連の秘密警察に追われる元フェンシング選手のエンデルは、小学校の教師として田舎町ハープサルに身を隠す。生徒たちの多くは、ソ連の圧政によって親を奪われていた。やがてエンデルは課外授業としてフェンシングを教えることになる。実は彼は子供が苦手だったが、学ぶことに喜びを見出す子供たちの姿が、しだいに彼を変えていく。ある時、エンデルは、レニングラードで開かれる全国大会に出たいと子供たちからせがまれる。捕まることを恐れるエンデルだったが、子供たちの夢を叶えようと決意。そんな彼らを、予想もしない出来事が待ち受けていた…! 12月24日より全国公開。

妻夫木聡は1000のマスクを被る男!? 映画『ミュージアム』11月12日公開

2016.11.11 Vol.OMU vol.23

それは、雨の日に現れるカエルマスクの殺人者?。『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が人気コミックを実写化した話題の映画『ミュージアム』が11月12日より全国公開。本作の象徴ともいえる、悪の権化のようなキャラクター“カエル男”を演じるのは何を隠そう、日本を代表する俳優、妻夫木聡! c巴亮介/講談社c2016映画「ミュージアム」製作委員会

トム・クルーズ、『ラストサムライ』で共演した池松壮亮と13年ぶりの再会に感激!

2016.11.09 Vol.677

 トム・クルーズが最新主演映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の公開に合わせ、『ラストサムライ』以来の再タッグとなるエドワード・ズウィック監督とともに来日。8日、都内にて記者会見を行った。

 本作は、トムが型破りで危険なアウトローを演じるアクションシリーズ第2弾。自身が演じる主人公ジャック・リーチャーについて「大好きなキャラクターなんだ。ジャックのような一匹狼的なキャラクターはどの文化にも存在する。日本でいえば『用心棒』のような、ね」と語れば、ズウィック監督も「アウトローというのは、日本では“浪人”といえるかも。そういう点で『ラストサムライ』と対になっている作品といえるかもしれないね」とアピール。
 今回、22回目の来日となるトムは「毎回、日本に来るのは楽しみだけど今回は特に『ラストサムライ』で仕事をしたエドと一緒に日本に来ることができて本当にうれしい」。来日時に楽しみにしていることを記者から聞かれるとトムは「こういう会見やプレミアも楽しみにしているけど、東京ではホテルからの景色、特に夜景が素晴らしいよね。今回は午前1時に日本に着いたんだけど、車窓から見る夜景がとてもきれいで、さすが東京だなと思ったよ。他にも、日本の人々、食べ物、友人たち…」。監督が「『ラストサムライ』の撮影以来、日本には多くの友人がいて、彼らとの再会は大きなご褒美だね。前回は、博物館や美術館、日本庭園なども見ることができた。日本はクリエイティブな人生にとって大きな意味のある場所なんだ」と熱く語ると、トムも続けて「そうなんだよね。世界各地でいまだに、必ず『ラストサムライ』のものにサインを求められるんだ。そういう力のある作品を経験できたことを本当に誇りに思っている」と語った。
 
 さらにこの日は『ラストサムライ』でトム演じる主人公と心を通わせる日本人少年の役を演じた池松壮亮が、スペシャルゲストとして登場。すっかり成長した池松との再会にトムと監督も大感激。トムは「俳優として大活躍をしていると聞いたけど驚きはないよ。あの当時から素晴らしい演技をしていたから」と満面の笑み。ズウィック監督も感慨深げに「今も覚えているのが、夕日の中での別れのシーンを撮影したときのこと。失敗できない難しい芝居だったのに、壮亮は最初のテイクで完璧に演じたんだ」と振り返った。トムも「そうそう、あのシーンは直前で加えることになってセリフを書き足したんだ。覚えてる?」と池松に尋ねたが、当の池松は「覚えてないです(笑)」。会場は大きな笑いに包まれた。
 再会した2人から「君を誇りに思うよ」と言われた池松。「僕も、お2人に会っていなかったら俳優になっていなかったかもしれない。今でも2人は僕の指標だし、おかげでまだまだ頑張っていけると思います」と感謝の念をあらわにした。

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日(金)より全国公開。

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