映画『ジュラシック・ワールド』の来日記者会見が13日、都内にて行われ、来日キャストと監督らが登場した。本作は、世界中で大ヒットした『ジュラシック・パーク』シリーズの最新作。開園したパークを舞台に、スリリングなサバイバルを描く。
この日は、ヒロイン・クレア役のブライス・ダラス・ハワード、その甥である兄・ザック役のニック・ロビンソンと弟・グレイを演じたタイ・シンプキンス、コリン・トレボロウ監督に加え、日本語吹き替え版で主人公・オーウェンの声を演じた玉木宏、クレア役・木村佳乃、グレイ役で少年の声に挑戦した松岡茉優も登場。
13歳のときに第1作目を夢中で見ていたという玉木は「日本にも本作を楽しみにしているファンがたくさんいるので、いい記録が出ると思います!」と、トレボロウ監督に日本でのヒットを“約束”。監督も「本作のPRツアーで各国回ってきましたが、実際に吹替え版キャストとお会いするのはこれが初めて。今日、3人にお会いして、日本でのヒットに自信が持てました」と語った。11歳のとき、父であるロン・ハワード監督と一緒に来日したことがあるというブライスは「そのときのことがいまだにいい思い出として残っています」と明かし、木村についても「こんな美しい人に吹き替えをしてもらってうれしい」と終始、笑顔を振りまいていた。その木村も「吹き替えで声が枯れてしまうほど、ブライスさんの演技は迫力があった」とブライスを絶賛。「ぜひ映画館でオリジナルと吹き替え版、2回見てほしい」とアピールした。また、グレイ少年の声を担当した松岡が「吹き替えをしていてずっとタイくんの口元を見ていたので今日、お会いしてなんだか初恋の人に会ったような気持ちになりました(笑)」と告白し、タイを赤面させる一幕もあった。
映画『ジュラシック・ワールド』は8月5日より全国公開。
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『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』試写会に10組20名
ボーイ・ソプラノ、それは少年から大人になるわずかな間だけしか出せない“天使の歌声”。世界有数の少年合唱団を舞台に、孤独な少年が、彼を取り巻く大人たちの愛に後押しされながら成長していく姿を描く感動作。アカデミー賞2度受賞に輝く名優、ダスティン・ホフマン演じる合唱団の指導員・カーヴェルと、新星ギャレット・ウェアリング演じる主人公・ステットの絆に感涙必至。他、オスカー女優のキャシー・ベイツやドラマ『glee/グリー』のケヴィン・マクヘイルが脇を固める。もちろん、ワーグナー、ヘンデルらの名曲の数々を歌い上げる、合唱団の歌声は鳥肌モノ。
複雑な家庭環境に育ち、トラブルばかり起こしている12歳の少年・ステット。しかし彼には類まれな歌の才能があった。突然の事故で母を亡くし、行き場を失ったステットは、全米一の国立少年合唱団の付属校へ転入するが、そこでの生活になじめなず、逃げてばかりで、厳格な指導者・カーヴェルからも認めてもらえない。それでもしだいに歌うことに魅了されていき…。9月11日(金)より、TOHOシネマズシャンテ他にて全国公開。
『ピースオブ ケイク』試写会に15組30名
現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描き、20代・30代の女性を中心に熱烈な支持を得たジョージ朝倉の人気コミックスが待望の映画化! 俳優としても活躍し、監督作『アイデン&ティティ』『色即ぜねれいしょん』も絶賛された田口トモロヲ監督が、旬な俳優陣を揃え“恋愛のバイブル”を、共感度満点のドラマに仕上げる。主人公・志乃役に多部未華子。志乃が初めて恋に落ちる相手・京志郎役に綾野剛。他、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸と個性豊かな人気俳優陣が脇を固める。
これまで仕事も恋愛も自分から行動することなく、流されるまま生きてきた志乃。このままではいけないと心機一転、引っ越しを決意。新居のベランダで出くわした隣人の男・京志郎に運命を感じる志乃だったが、彼は、新しいアルバイト先の店長だった。しかも、京志郎には同棲中の彼女がいたり、志乃を誘惑するアルバイト仲間が現れたりと、志乃の恋は前途多難…。
9月5日より新宿バルト9他にて全国公開。
『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』スヌーピー・バースデー・イベントに15組30名
世界中で親しまれ愛され続けている“スヌーピー”。コミック連載開始から65周年を迎える今年、スヌーピーがスクリーンにCG/3Dで登場。映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』が12月4日(金)より日本でも公開されることが決定した。スヌーピーと仲間たちが、CG/3Dになって活躍する姿を、今から待ちきれない人もいるのでは。
映画公開に先駆けて、スヌーピーの誕生日である8月10日に、豪華ゲストや巨大バースデーケーキでお祝いする、バースデー・イベントを開催することが決定! イベントでは、映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』の豪華子役日本語吹替えキャストも発表され、本人たちも登壇する予定。イベント当日までのお楽しみだ。ファンならずとも必見のイベント。映画公開を待ちきれない人は、スヌーピーのバースデーをみんなで一緒に盛り上げよう!
今週のおすすめMOVIE 2015.7.13〜








細田守監督最新作は、2つの世界をつなぐ冒険活劇!『バケモノの子』
今や世界で最も注目を集めるアニメーション映画監督となった細田守。その3年ぶりとなる待望の最新作がついに公開。『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』と、手掛けた作品すべてが国内外で評価され、映画賞を席巻してきた細田作品。その最新作は、エンターテインメントの王道を極めた、感動と興奮の冒険活劇! バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む世界での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などがつまったエンタメ大作。細やかな心情や絆を繊細に描くことでも定評のある細田監督だけに、繊細な感情描写に、アクションやアドベンチャー要素がたっぷりと加わった、新感覚の冒険活劇が期待できそう。
声の出演も、日本映画界を代表する豪華キャストが集結。バケモノ界“渋天街(じゅうてんがい)”で1、2を争う最強のバケモノ・熊徹役に役所広司。渋天街に迷い込み熊徹の弟子となる主人公・九太の少年期を宮﨑あおい、青年期を染谷将太。他、広瀬すず、大泉洋、リリー・フランキーらそうそうたる顔ぶれが揃う。
『おおかみこどもの雨と雪』制作時に設立された〈スタジオ地図〉が手掛けるリアルで臨場感あふれる映像も見ごたえ満点。子供から大人までが夢中になれる、夏休みシーズンにぴったりの一本だ。
マギー「簡単にキスはしたくない」

市原隼人&三池監督、女子高生と一緒に大興奮!
映画『極道大戦争』MX4D版の上映イベントが23日、TOHOシネマズ 新宿にておおなわれ、主演の市原隼人と三池崇史監督が登場。イベントに参加した30名の女子高生と一緒に、MX4D版上映を楽しんだ。
MX4Dは、映画のシーンに合わせて客席のシートが動くとともに、風やミスト、香り、ストロボ、煙や振動などの特殊効果も合わせて楽しめる、体感型のシステム。今回、同作に派手なアクションシーンが多いことから、邦画では初めてとなるMX4D版が制作されたという。
上映前、三池監督は「普通の発送では、なかなかこの作品をMX4Dにしようと考えつかないと思う」といいながらも「映画の内容と合わさって“5D”くらいの迫力になるんじゃないかな」と語り、市原も「衝撃的なシーンがいろいろとあるので、MX4Dでどうなるのか楽しみ」と期待を膨らませていた。MX4D体験は、その期待以上だったようで、市原は「初めて映画館で腹を抱えて笑いました。こんなに水が出たり座席が揺れるとは思ってなかった」と、自身の作品を五感で満喫した様子だった。
「極道大戦争」は現在公開中。MX4Dは6月下旬よりTOHOシネマズ 新宿、TOHOシネマズ 六本木で都内初進出となる。
「頼りがいがある」本木雅弘、初共演の江口洋介を絶賛
映画『天空の蜂』の完成報告会見が22日、都内にて行われ、俳優の江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、堤幸彦監督が登壇した。
本作は、人気作家・東野圭吾が1995年に発表した同名小説の映画化。最新鋭の巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所に墜落させようとするテロとの攻防を描く。
「危機感のある、非常に面白い映画ができました」と主演の江口が胸を張り、堤監督も「自分で作って自分でビックリしました」と語る自信作。完成作を見た原作者・東野から寄せられた「執筆中に思い描いていた以上の映像だった」というコメントに、一同うれしそうな笑顔を見せた。
意外にも本作で初共演を果たしたという江口と本木。江口は「本木さんの作品の選び方に感銘を受けていて共演がとても楽しみでした。男同士のぶつかり合いを、ブロックを積み重ねていくようにして芝居を作り上げていった。毎日、撮影が楽しかった」と振り返ると、本木も「江口さんは情熱的な、自分は陰湿な役どころで、ぴったりな当たり役だったと思う(笑)」と語り「僕の方が年下に見えるでしょ、でも江口さんのほうが少し年下なんですよね。都内で冠水被害が発生したとき、江口さんは撮影の合間に電話で家族にテキパキと指示をしていた。さすが元サーファーは頼りがいがあると思いました」と、称えていた。
映画『天空の蜂』は9月12日全国公開。
『人生スイッチ』試写会に15組30名
アカデミー賞(外国語映画賞)やカンヌ国際映画祭(コンペティション部門正式出品)で、そのあまりにも斬新な面白さで話題をさらった、名匠ペドロ・アルモドバル製作のブラックコメディー。本国アルゼンチンでは『アナと雪の女王』の2倍以上の興行収入を記録し、アルゼンチン史上最大のヒット作となった注目の一本。
飛行機に乗り合わせた、とある共通点を持つ乗客たち。彼らを迎える“もてなし”とは? 親を死に追いやった男に毒入り料理を出したウェイトレスの復讐の行方は? ド田舎の一本道でタチの悪い男に目をつけられてしまったドライバーの逆襲とは?
ささいなきっかけで人生につまずき、そこから止めようのない不運の連鎖に巻き込まれていく6人の男女の姿をまったく新しい手法でユーモアたっぷりに描いた異色の傑作。見る者の予想を超えて不運が連鎖していくさまは、いっそ鮮やかで痛快なほど。圧巻のラストには舌を巻くこと必至。『瞳の奥の秘密』のリカルド・ダリン、『トーク・トゥー・ハー』のダリオ・グランディネッティら演技派俳優も出演。
7月25日よりヒューマントラスト有楽町他にて公開。
『日本のいちばん長い日』試写会に10組20名
1945年8月15日、終戦。その前夜、日本で何が起こったのか。戦後70年を迎える今こそ伝えたい、知られざる運命の日々を、日本を代表するスタッフ・キャストで描く歴史超大作。
昭和史研究の第一人者である半藤一利の傑作ノンフィクションを『クライマーズ・ハイ』、『わが母の記』の原田眞人監督が完全映画化。降伏の決定から、国民に告げられるまで、太平洋戦争終戦の舞台裏では何が行われていたのか? 日本の未来を信じ、今日の平和の礎を築くため、身を挺し戦った人々の知られざる物語とは…。主人公、阿南惟幾(あなみ・これちか)陸軍大臣を、役所広司が圧倒的な存在感で熱演。昭和天皇には、7年ぶりの本格的なスクリーン復帰となる本木雅弘。時の内閣総理大臣・鈴木貫太郎に山﨑努、内閣書記官長・迫水久常(さこみず・ひさつね)に堤真一など、主演級の実力派俳優たちが集結。そして終戦に反対し日本の未来を思いながらも、狂気に駆られていく若手将校・畑中役に松坂桃李。8月8日より全国公開。