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「前世で兄妹」鈴木亮平と有村架純、初共演で意気投合「関西人同士だったのが大きかった」

2025.03.31 Vol.web original

 

 映画『花まんま』(4月25日公開)の完成報告会見イベントが31日、都内にて行われ、俳優の鈴木亮平、有村架純と前田哲監督が登壇。初共演の鈴木と有村が関西人同士ならではのメリットを語った。

 作家・朱川湊人による、第133回直木賞受賞の短編集『花まんま』を初版からおよそ20年を経て映画化した話題作。

初共演で兄妹役を演じた鈴木と有村。大阪の下町で、両親を亡くしてから妹の親代わりとして生きる兄・俊樹を演じた鈴木が「びっくりするほど初日から兄妹感を感じられた。個人的に相性が良かったと思う」と言えば有村も「久しぶり、ただいまと言いたくなる空気感を作ってくださって初日から一切、壁を感じることなく兄やんとしていてくれた」と感謝し、前田監督も「2人はおそらく前世で兄妹だったと思います(笑)」。

「お互い関西人だったことも大きかった」と言う鈴木、有村をはじめ、前田監督やキャスト、スタッフの多くが関西出身者という本作。関西で作った映画ならではのポイントを聞かれた鈴木は「オール阪神・巨人師匠が出てること」。鈴木は、楽屋でギャグも教わったと胸を張り、前田監督に背中に手を当ててもらい「ニャー。これが猫背」。胸に手を当ててもらって「鳩胸」と、伝授された芸を披露し、隣で有村も大ウケ。

 フミ子の結婚式で披露する俊樹のスピーチのセリフを「生々しいものにしたい」と、自らも考えたいと提案した鈴木。前田監督も「俊樹を演じながら亮平さんから出てきた言葉をもとに考えよう」と快諾したと言い、鈴木は「笑いを入れたかったんですよ。しんみりしそうになったらアカン、って笑いに走る関西人特有の感じを出したくて」とニヤリ。

 兄から妹への思いがリアルにつづられる、涙と笑いなくしては見られないスピーチシーンに前田監督も「最終的には亮平さんの言葉になったと思う」と絶賛。

 一方、有村は撮影前に鈴木のスピーチを「サッとだけ目を通した」と言い、本番で「ひと言ひと言、耳で聞いていくと、私たちって頑張って生きてきたんだと、無いはずの感情が生まれてきて、勝手に涙腺が緩んできた。今でも不思議なんですけど、あの場に神様が宿ったような感覚になりました」と感動シーンを感慨深げに振り返っていた。

森山直太朗、亡き父ジェームス滝や「母・森山良子と30年ぶりに再会したシーン」への思い語る

2025.03.29 Vol.web original

 

 公開中の 映画『素晴らしい世界は何処に』の舞台挨拶が29日、都内にて行われ、森山直太朗と番場秀一監督が登壇。森山が亡き父ジェームス滝への思いを込めた主題歌『新世界』を生歌唱した。

 シンガーソングライター森山直太朗が2022年から約2年間にわたり国内外で行った20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』の映像作品をもとに、新規映像や新たな楽曲を取り入れたドキュメンタリー映画。

 森山初のドキュメンタリー映画『人間の森をぬけて』(2019)でもタッグを組んだ2人。森山が「今でこそお茶目な一面も知っているけど、最初は寡黙で独特の雰囲気で…」と苦笑しつつ、番場監督の映像に「誤解を恐れずに言えば生以上の臨場感」と絶賛。初めは映画化を予定していなかったと言い「番場監督が、自分の人生そのものを組み込んでくれたことで映画化できたんだと思います」と感謝。

 同ツアーの最中、2023年12月に実父のジェームス滝が逝去。2024年3月に“番外編”として行われた台北のライブで、滝の死とともに思いを語ったMC部分や、森山が録音していた生前の肉声なども収録。

 森山は「うちの父親と母親(歌手・森山良子)は僕が若いころに別れて暮らすことになって、僕は母方についた。その母と父が30数年ぶりに再会するあのシーンは、番場監督が(台北での)長いMCを入れたことが呼び込んで、不思議な流れができたと思う」と編集に感嘆。

 さらに森山は「死に際、父が教育深いことや面白いことを口走るようになっていたので録音していた」という音声を、映画の参考にと番場監督に渡したところ「ごめんなさい、これは受け取れませんと言われたんです。自分は監督だから聞いたら絶対に映画の素材として使ってしまう、と」と言い、そんなやりとりを経ての劇中使用だったことを明かした。

 この日は、森山が「父の思いを歌った曲」という主題歌『新世界』を生歌唱。
「亡くなる2カ月ほど前に、ふと父は逝ってしまうんだな、と思った。いつかは来ることだけど心の準備がまだできていなかった」と曲のきっかけを振り返り「それまで、作ったことも忘れちゃっていたんですけど、エンディング曲の話になって番場監督に聞いてもらったら“これで行きます”と。映画自体のシンボリックなものになった」と感慨深げ。

 最後に森山は「今日は、父もちゃっかり客席に座ってるんじゃないかと思う」と笑顔を見せていた。

『素晴らしい世界は何処に』は3月28日から2週間限定全国公開。

お笑い永野「日本人はオアシスというとアリのように群がってくる」ロビー・ウィリアムスの人気度に不満

2025.03.27 Vol.web original

 

 ロビー・ウィリアムスの半生を描く映画『BETTER MAN/ベター・マン』(3月28日公開)のイベントが27日、都内にて行われ、お笑い芸人の・永野が毒舌たっぷりに“ロビー愛”をさく裂させた。

『グレイテスト・ショーマン』のマイケル・グレイシー監督最新作。イギリスのポップスター、ロビー・ウィリアムスをサルの姿で表現し、その成功と挫折、再生を描く話題作。

 この日は、 この日は、ロビー・ウィリアムスのファンである永野、ロビーの代表曲をプログラムで使用していたプロフィギュアスケーター・織田信成、大人気TikTokクリエーターでタレントのおじゃすが観客に向け本作を熱烈アピール。

 永野は「もともとロビーのファンだったんですけど、ロビーがテイク・ザットを離れて、お騒がせタレントみたいになっていたころからという、一番見たい時期が描かれているということで、最初は好奇心だったんですけど…今年見た中で一番、涙を流した映画です!」と映画を絶賛。

 ところがしだいに「ロビーがあまりにも日本で知られてない。僕のYouTubeチャンネルでロビーの話をアップしたんですけど大体の人間が“ロビン・ウィリアムスは知ってる”とかつまらないこと言うんですよ」とぼやきはじめ、劇中でロビーのライバル的存在として描かれるオアシスに「嫌なヤツでしたよね。ロビーはこんなにすごいのに、なんで日本は分かってないんだと。普段、洋楽を聞かない人がオアシスに関してはマウントとってくる」と日本でのオアシスと比較してロビーの人気度に納得がいかない様子。

「ロビーは、オアシスに対して見返してやるという私怨もあったと思う。私も私怨で生きているというか。以前、中学時代の先生に“あのころ、落ちこぼれだと思っていたでしょうけど、その代で誰が一番成功しましたか”って言ったんですよ。そしたらロビーも、同じようなコメントしてたんです」と共通点をアピールし「ロビーのシニカルさや屈折したところも描かれている作品。それが人間じゃないですか」と共感しきり。

 ついには映画宣伝チームの若いスタッフが考えたというキャッチコピーにケチをつけはじめ「“愛を知ったとき、運命が動き出す”…分かるけどキレイすぎる。僕だったら“私怨”とか“恨んだもん勝ち”とか」と冗談めかしていたが「オアシスに勝った男、とか。日本人はオアシスっていうとアリのように群がってくるから。“オアシスに勝った元アイドルがいた”…良くないですか? 使ってください」と本気で自画自賛。

 終始、ロビー愛を語っていた永野だが、最後に司会を務めていたDJのサシャが約20年前の来日時にロビーと撮った2ショット写真を披露すると「人でなし!」と憤慨し笑いを誘っていた。

織田信成「妻がピンク髪」人気TikTokクリエーターおじゃすとの共通点にびっくり

2025.03.27 Vol.web original

 

 映画『BETTER MAN/ベター・マン』(3月28日公開)のイベントが27日、都内にて行われ、プロフィギュアスケーターの織田信成が、TikTokクリエーターでタレントのおじゃすとの意外な共通点を明かした。

『グレイテスト・ショーマン』のマイケル・グレイシー監督最新作。イギリスのポップスター、ロビー・ウィリアムスをサルの姿で表現し、その成功と挫折、再生を描く話題作。

 この日は、ロビー・ウィリアムスと本作のファンである永野、織田信成、おじゃすが観客に向け本作を熱烈アピール。

 今年1月に2度目の現役生活を引退した織田が、競技人生最後の演技プログラムで使ったのがロビーの代表曲「Angels」。織田は「ショートプログラムでは『マツケンサンバ』で滑ってるんですけど(笑)、そういう、誰もフィギュアで使ってない曲を探していた」と振り返り「普通は1年でプログラムを変える選手が多いんですけど、すごく好きになって2年使いました」とロビーの楽曲への思い入れを語り、本作にも「涙が止まらなくなって、感情がぐちゃぐちゃになって。ここで踊っちゃおうかなというくらい気持ちがたかぶりました」。

 ロビー・ウィリアムスの大ファンという永野と、大人気Tiktokクリエーターのおじゃすとともに本作の魅力を語っていた織田は、ふいに「おじゃすさんと実は地元が一緒で、高校も同じだったんです。30年くらい住んでますけど、こんな人見たことなかった」と全身ピンクのおじゃすを示して苦笑し「数年前、その高校に講演会に行ったんですけど、そのとき(生徒として)聞いていてくれたみたいで」と明かし、観客も偶然にびっくり。

 さらにおじゃすが「私はウィッグで“ビジネスピンク”なので」と染めたピンク髪の人をライバル視してしまうと言うと、織田が「今、妻の頭がピンクなんです」と重なる偶然に大笑い。最後は3人で海外のTikTok大で大人気というロビー楽曲のダンスに挑戦し会場を沸かせていた。

SixTONESジェシー、TikTok超人気シンガー乃紫からのお願いに爆笑「頬骨を見せて」

2025.03.26 Vol.web original

 

 公開中の映画『お嬢と番犬くん』の舞台挨拶が26日、都内にて行われ、俳優の福本莉子、ジェシー(SixTONES)と小林啓一監督が登壇。福本とジェシーが、大人気シンガーソングライター乃紫の生歌披露に感激した。

 はつはるによる同名人気コミックの映画化。極道の孫娘であることを隠して“普通の青春と恋”がしたい女子高生と、過保護すぎて年齢詐称をして一緒に高校に通うお世話係の若頭との恋愛模様を描くロマンティックコメディー。

 公開後の大反響を喜んだ一同。福本が「毎日エゴサしてます。お風呂から出た後のクールダウンのときに(笑)。本当にポジティブな感想ばかりでうれしいです」と言えば、ジェシーも「50代の友達から“ときめいちゃった、もう会えないかも…”ってメールもらいました」と、年代を超えてトキメキが伝わっている手ごたえに笑顔。

 バックパネルに並ぶ熱い感想にも一同、大感激。ジェシーは「爆音でかかった(SixTONESの主題歌)『バリア』が…」というコメントを「爆音デカかった」と読み上げたが、観客のクスクス笑いで間違いに気づき「恥ずかしい」と赤面する一幕も。

 この日は、TikTok総再生数19億回の「全方向美少女」でZ世代を中心に人気を誇るシンガーソングライター乃紫が登場。「一咲と啓弥が漫画から飛び出したよう」と福本とジェシーの演技に大感激した乃紫は「ジェシーさんのビジュアルが原作の啓弥さんそっくりで。頬骨がポイントだと思うんです。頬骨を見せていただいてもよろしいですか?」と言い、ジェシーも大笑い。

 原作キャラの男らしい頬骨がそっくりと言われたジェシーは「あのときは絞ってたんで。いまはぷっくりしちゃってますけど」と照れ、「エゴサしていて頬骨に気づいた人はいた?」と聞かれた福本は「いませんでした!」と断言し、乃紫の視点に感嘆。

 さらに乃紫は、手掛けた挿入歌『銃口をハートに向けて』をアコースティックバージョンで生歌唱。「SixTONESさんの主題歌『バリア』は啓弥目線のかっこいい曲でしたが、この曲は一咲の目線からの切ない思いを込めました」と言う乃紫に、一咲を演じた福本も「ずっと聞いていたかったです」と感激していた。

観客に「頬骨」向けるジェシー

 

国際短編映画祭SSFF & ASIA 2025開催決定!審査員に岩井俊二監督ら 韓国人気俳優も来日

2025.03.25 Vol.web original

 

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2025」が、5月28日から6月11日まで東京都内複数会場で開催されることが決定。オンライン会場は4月24日から一部プログラムを配信する。

 俳優・別所哲也が1999年に立ち上げ、今年で27回目を迎える国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパンの各カテゴリー)およびノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞、計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 今年のテーマは 『creative active generative』。映画祭代表の別所も「僕にとって映画祭は子どものような存在。毎年毎年、それぞれの個性や様々な表情を持った子どもを生み出している=generativeな場なのです。そしてコロナ後、海外からの来日監督の数も増え、映画祭は世界中のクリエイターが集まり、情報交換したり互いにインスパイアしあったりして、新しいワクワクする種が生まれます。そこには、作品を観に来てくれるお客さんやサポートしてくださる企業や団体の皆さんも欠かせない存在で、それぞれがアクティブ(active)に映画祭に参加し、楽しみます。そんな映画祭はまさにクリエイティブ(creative)で僕が目指したかったものなのです」と今年の映画祭に意気込みのコメント。

 世界108の国と地域から寄せられた応募作品は4592点。翌年のアカデミー賞ノミネートに通じる5部門(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパンのライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門)はじめ、映画祭入選作品の上映・配信ラインナップは4月24日に発表。グランプリをはじめとする各賞の発表は6月11日のアワードセレモニーにて行われる。

 日本を代表する映画監督・岩井俊二が審査員の1人に決定。岩井監督は短編映画の魅力とともに「最近は、YouTubeやTikTokなど短編動画がどんどん身近になってきましたが、大きなスクリーンで観られる機会はなかなかありません。今年のショートショート フィルムフェスティバル & アジアには、どんな驚きと感動が待っているでしょうか?みなさんと一緒に、作り手の情熱と創造性が詰まった作品に出逢えることを楽しみにしています」と期待のコメント。

 岩井監督は、5月28日に、新スポットTAKANAWA GATEWAY CITYにて行われるオープニングセレモニーにも登壇予定。また当日は、映画祭オープニングイベントとして「日韓国交正常化 60 周年 JAPAN-KOREA Friendly Concert」を実施。ドラマ「愛の不時着」のオ・マンソクやミュージカル『フランケンシュタイン』のオリジナルキャスト、ユ・ジュンサンも来日し、朝夏まなと、加藤和樹とともにライブとトークで開幕を華やかに盛り上げる。

 また、映画祭ではテーマ「creative active generative」をイメージした映画祭プロモーション動画を募集中。映画祭公式映像管理運用プラットフォームLIFE LOG BOX内で投票を行い、勝ち抜いた動画が、5月末~6月に行われるSSFF & ASIA 2025のセレモニーなどで上映される。

岩井俊二監督が審査員の1人に決定!

染谷将太と銀杏・峯田和伸「顔が似ているって言われた」 故・青山真治監督からのオファーで兄弟役

2025.03.21 Vol.web original

 

 映画『BAUS 映画から船出した映画館』の初日舞台挨拶が21日、都内にて行われ、俳優の染谷将太、峯田和伸(銀杏BOYZ)、夏帆と甫木元空監督が登壇。初共演で兄弟役を演じた染谷と峯田が撮影を振り返った。

 本⽥拓夫による「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ⼦映画館三代記」を原作に、2022年3⽉に逝去した青山真治監督が温めていた脚本を、甫木元監督が引き継いで映画化。吉祥寺に実在した老舗ミニシアターをモデルにした物語。

 青森から上京し、吉祥寺初の映画館“井の頭会館”で働く兄弟を演じた染谷と峯田。

 兄ハジメ役の峯⽥が「実は以前にマネージャーとかから“峯⽥って染谷くんに顔が似てるよね”と言われたことがあったんです。なので兄弟役ということで、おおって思いました」と明かすと、弟サネオ役の染谷も「似てますよね」と同意。夏帆も「素敵な兄弟ですよね!」。

 さらに峯⽥は「僕は活弁⼠の役で。撮影前から練習したんですけど難しくて。最初は適当でもいいかなと思ったんですけど…」と笑いを誘いつつ、活弁シーンの撮影当日が「大雪で。他の役者の皆さんは暖をとっていたんですが、僕はすみっこで1人、練習していたんです。頑張れ、峯田!と思いながら。そしたら染谷くんが“峯さん、良かったら皆で。温かいところへ…”って。本当に、そういうところだな、と」と染谷の気遣いに感謝。

 青山監督が企画していた段階からキャスト候補となっていたという峯田と染谷。奇しくも青山監督の命日となった公開初日に、一同は青山監督や映画館への熱い思いを語り合っていた。

染谷将太、青山真治監督の命日に遺志継ぐ主演映画初日「夜中に電話かかってくるんじゃ」

2025.03.21 Vol.web original

 

 映画『BAUS 映画から船出した映画館』の初日舞台挨拶が21日、都内にて行われ、俳優の染谷将太、峯田和伸(銀杏BOYZ)、夏帆と甫木元空監督が登壇。主演の染谷が、もともと同作を企画していた故・青山真治監督への思いを語った。

 本⽥拓夫による「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ⼦映画館三代記」を原作に、2022年3⽉に逝去した青山真治監督が温めていた脚本を、甫木元監督が引き継いで映画化。吉祥寺に実在した老舗ミニシアターをモデルにした物語。

 青森から上京し、吉祥寺初の映画館“井の頭会館”で働く兄弟を演じた染谷と峯田。

 弟・サネオを演じた染谷は、本作のオファーに「ドキッとしました。青山監督が企画していたということも初めて知りましたし、吉祥寺バウスシアターは自分も10代のころからお世話になっていた劇場だったので」と青山監督やバウスシアターとの縁を振り返り、しみじみ。

 公開初日を迎えたこの日、3月21日は奇しくも青山監督の命日。青山監督作『東京公演』(2011)にも出演した染谷は「もともとは雲の上の存在だった青山監督でしたが、一緒にお仕事をさせていただいてから、お声がけしていただけるようになって。いつも会うとニコニコ、ニャムニャム話してくれて(笑)。人としても大好きな方」と振り返り「この作品とも通じるというか、いなくなってもいるような。夜中に急に、ベロンベロンの青山さんから電話がかかってくるんじゃないかという気持ちが続いています」としのんだ。

 兄ハジメ役の峯⽥も「僕は青山監督とお会いすることができなくて。オファーを頂いて、やりますと言ってしばらくして亡くなってしまって、ああ…と思っていたところ、甫木元監督が僕がやるとおっしゃって…」と感無量。

 甫木元監督も「バウスシアターはもう存在していませんが、行ったことが無かった方も本作を見てバウスが持っていた意思を感じたり、地元の映画館を思っていただければ。青山さんは企画書の一番最後に“世界中の友人たちに語り掛けるようにこの映画を作りたい”と書いていました。見ていただいて、誰かに語りたくなる映画になればうれしいです」と思いを語っていた。

Kōki,の姉を演じた丸山礼「れい姉」と呼ばれ有頂天「実質Cocomiちゃん」

2025.03.20 Vol.web original

 

 映画『女神降臨 Before 高校デビュー編』の初日舞台挨拶が20日、都内にて行われ、主演のKōki,らキャスト陣と星野和成監督が登壇。Kōki,が演じる主人公の姉を演じたお笑いタレントの丸山礼が「実質Cocomi」とKōki,の実姉を引き合いに有頂天になっていた。

 韓国発の大ヒットWEBマンガ「女神降臨」(yaongyi著)の映画化。前編『女神降臨 Before 高校デビュー編』、後編『女神降臨 After プロポーズ編』として二部作で描く。

 主人公・谷川麗奈役のKōki,をはじめキャストたちも公開初日を迎え感激しきり。麗奈の姉を演じた丸山はオファーについて聞かれ「ビックリですよ。私がKōki,のお姉ちゃん?って。実質、Cocomiちゃん?って」と、Kōki,の実姉Cocomiの名前を出し、爆笑する会場に「立ち位置的にはそうですよね?」。

 実際、撮影現場でも姉妹のように仲が良かったと言い、Kōki,が「すぐに“れい姉”と呼ばせていただきました」とほほ笑むと、丸山も「信じられます?Kōki,ちゃんに“れい姉”と呼ばれる世界線。マジでうれしくて。撮影現場でも食卓を囲みながら“れい姉”、今度ご飯に行こうよ”って。すごい仲を深めさせていただいて」。

 一方で「監督から指示があるたびに“ありがとうございます”と言うKōki,ちゃんに、いろんなものを吸収しようとしてるんだなとお姉さん目線で見守らせていただきました。コメディエンヌとしてのKōki,ちゃんを皆さんに見てもらうだけでも“れい姉”としてはうれしいです」。

 丸山は「実質、Cocomiとうたってもいいかなと」と有頂天になりつつ「Cocomiさん、ご家族の皆さん、すみません」と木村家に謝罪し、さらなる笑いをさそっていた。

 この日の登壇者はKōki,、渡邊圭祐、綱啓永、菅井友香、丸山礼、星野和成(監督)、yaongyi(ヤオンイ/漫画原作者)。

『女神降臨 Before 高校デビュー編』は公開中。『女神降臨 After プロポーズ編』は5月1日より公開。

Kōki,が涙!「新しい自分と出会うことできた」韓国から“女神すぎる原作者”も来日登壇

2025.03.20 Vol.web original

 

 映画『女神降臨 Before 高校デビュー編』の初日舞台挨拶が20日、都内にて行われ、主演のKōki,らキャスト陣と星野和成監督が登壇。漫画原作者のyaongyi(ヤオンイ)氏も韓国から駆け付け、大盛り上がりの初日にKōki,が感涙した。

 韓国発の大ヒットWEBマンガ「女神降臨」(yaongyi著)の映画化。前編『女神降臨 Before 高校デビュー編』、後編『女神降臨 After プロポーズ編』として二部作で描く。

 主人公・谷川麗奈を演じたKōki,。公開初日を迎えた感激を語りつつ、麗奈を取り巻くイケメンたちを演じた渡邊圭祐と綱啓永と宣伝活動に駆け回る日々に「お2人には毎回助けてもらってばかり。撮影中も優しく見守っていてくれた」と感謝。

 そんなKōki,に渡邊が「頑張るKōki,ちゃんを支えるのが僕らの役目」、綱も「僕らが支えられたのに、支えてくれたと言ってくれる優しさが“女神”ですよね」。

 この日は、韓国から来日した原作者ヤオンイ氏がサプライズで登場。“女神すぎる原作者”と言われるヤオンイ氏の姿にキャスト一同はもちろん会場も大興奮。

 日本での映画化に「メッチャウレシカッタデス!」と日本語で喜んだヤオンイ氏。自身の作業部屋でスタッフと一緒に完成作を見たといい「最初にKōki,さんが登場すると“キレイ!キレイ!”、渡邊さんが出ると“カッコイイ”、綱さんが出ると“ハンサム~”、菅井(友香)さんが出て“キレイ!”とスタッフ皆から声が上がりました。“本当にビジュアルパーティーだね”って」。

 原作者からの言葉にキャストたちが感激する一方、名前が上がらなかった丸山礼がソワソワとアピールし、一同が爆笑する一幕も。

 ヤオンイ氏が描き下ろした映画ポスターイラストも披露され、「手が震えるくらいうれしいです」と感激しきりのKōki,。「本作を通してさまざまな出会いがあり、新しい自分にも出会わせていただきました」と語るKōki,に、渡邊が「こういう場で僕と綱くんに支えられてって言うけど、これは本人の頑張りですから。そこは皆さんにも認めていただきたい」、綱が「支えたいと思わせられる主演。すべてKōki,ちゃんのおかげです、カムサハムニダ!」、星野監督も「僕は厳しいことも言ったかもしれないけど本当によくついてきてくれた」。

 最後に「幸せな気持ちでいっぱいです」と語っていたKōki,だがふいに涙が。すかさず渡邊と綱がポケットを探ったが、綱はハンカチを持っていないというオチにKōki,も涙を流しつつ大笑いしていた。
 
 この日の登壇者はKōki,、渡邊圭祐、綱啓永、菅井友香、丸山礼、星野和成(監督)、yaongyi(ヤオンイ/漫画原作者)。

『女神降臨 Before 高校デビュー編』は公開中。『女神降臨 After プロポーズ編』は5月1日より公開。

八木勇征と齊藤京子で大人気韓国ドラマ『あやしいパートナー』を日本リメイク!

2025.03.19 Vol.web original

 

 八木勇征と齊藤京子がW主演を務めるドラマ『あやしいパートナー』が4月30日よりディズニープラス「スター」にて配信されることが決定した。

 オリジナルは2017年に韓国(SBS)で放送されたチ・チャンウク主演の大人気ドラマ。敏腕検事と、弁護士志望の破天荒女子。2人のピュアな恋模様が描かれるラブコメディーを主軸に、とある事件をめぐるミステリー要素も織り交ぜられる、ドキドキハラハラのサスペンス・ラブコメディー。

 弁護士から“最悪な検事”と恐れられるエリート検事・立石春斗役には、ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのボーカルとして活動しながら「美しい彼」シリーズをはじめドラマ「ホスト相続しちゃいました」、映画『矢野くんの普通の日々』など俳優としての活躍もめざましい八木勇征。

 そんな春斗を振り回していく司法研修生・宮下さくら役には、日向坂46の元メンバーでドラマ「泥濘の食卓」「いきなり婚」の主演でも注目を集めた齊藤京子が決定。

 監督は、映画『よだかの片思い』や公開が控える『山田くんとLv999の恋をする』など話題作を次々と手がける安川有果、脚本は映画『ハケンアニメ!』で第46回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞し、現在放送中の木曜劇場「日本一の最低男」(CX)や映画『お嬢と番犬くん』を手掛ける政池洋佑の豪華タッグにも注目だ。

『あやしいパートナー』はディズニープラスのスターにて4月30日より見放題独占配信。

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