SearchSearch

夜景レストランにクルージング、壁ドンも! 映画『マイ・ナイト』魅惑のデートシーン解禁

2023.11.22 Vol.web original

 映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』(12月1日公開)から川村壱馬、RIKU、吉野北人(共に、THE RAMPAGE)が演じるデートセラピストのデートシーンが解禁された。

 今回、解禁となったのは、川村壱馬、RIKU、吉野北人が演じるプロの“デートセラピスト”、刹那(川村)、イチヤ(RIKU)、刻(吉野)が、女性たちと過ごすシーン。刹那と灯(穂志もえか)、イチヤとmiyupo(夏子)、刻と沙都子(安達祐実)それぞれのデートシーンの様子が描かれている。

 イチヤとフォロワー7万人の人気インスタグラマーmiyupoのシーンでは、夜景の見えるレストランが舞台。自分の写真を撮るよう頼んだmiyupoが、イチヤの予想外のカメラマンっぷりに驚く場面が収められている。

 夫との関係に悩む主婦・沙都子は、刻と横浜デートの定番・クルージングに出発。0時までで帰らなくてはいけないという沙都子に「じゃあ今夜はシンデレラだね」と刻が微笑む。

 自身の婚約者という“設定”で入院中の母親に会ってほしいという灯は、刹那とともに風情あふれる洋品店を訪れ刹那のネクタイを選ぶ。母との面会を前にデートどころではない様子の灯に、刹那が壁ドン。「婚約者でしょ?」と迫り心を開かせようと距離を詰めるところは、ファン悶絶のシーンとなっている。

 ナイトたちとのデートの様子が、ロケ地・横浜の魅力とともに描かれる新映像。3組の男女がこの後どんな夜を過ごすのか、彼らの一夜限りの冒険に期待が高まる。

◆本編映像<3組の恋人たち編>

 

 

 

ゆうちゃみ「初対面で初デートした相手が唐揚げの衣を全部はがしてた」筋トレ趣味の新婚声優も苦笑い

2023.11.21 Vol.web original

 

 映画『バービー』のリリースイベントが21日、都内にて行われ、モデルのゆうちゃみと、日本語吹き替え版の声優・武内駿輔が登壇。劇中にちなみ“男女あるある”ネタで盛り上がった。

 子ども時代には大のバービー好きだったというゆうちゃみ。映画『バービー』の感想を聞かれると「バービーはめっちゃギャルだと思いました!」とすっかり共感したようす。「バービーがありのままの自分でええんや、と気づくシーンが大好き。まわりに無理に合わせなくても自分なりにハッピーでいようって。だからマインド、ほんまにギャルなんですよ」と力説した。

 ケン役の声優・武内駿輔も「ぼくはおもちゃ好きで、バービーの歴史を調べたこともあったんですが、バービーってその時代の女性の文化を象徴するというか、いろんなバービーが出て、いろんな女の子たちに寄り添ってくれる。今回の映画はその集大成だと思います」。

 映画では、バービーとケンの間で勃発する“男女あるある”ネタも満載。ケンがバービーハウスを“ケンのムキムキマッチョハウス”に改装してしまう場面が話題に上ると、昨年、結婚したばかりという武内が「まさしく最近、筋トレを始めまして。自宅でダンベル使ったりして頑張っているんですが、妻に、どう?って見せる度に、あんまり好みじゃないんだけどなと言われてしまって」と苦笑。

 それでも自分の理想を追い求めたいという武内に、ゆうちゃみは「ムキムキな人カッコいいと思います。バッキバキなのもいいし」と全肯定したが、武内から「逆に理解できないこととかあったりします?」と聞かれると「彼氏と初対面で初デートに行ったときに、唐揚げとか衣を全部はがして食べていたのはビックリしました」。

 武内も「筋トレを始めると、そういうのちょっとでも気になっちゃうんですよね。だったらわざわざ揚げ物を頼まなくていいのにと言われるとそうなんだけど…」と苦笑い。

 そんな武内は、ゆうちゃみから「ご夫婦でずっと仲良くハッピーでいられるコツは」と聞かれると「期待をし過ぎないこと。記念日はおめかしして待ち合わせしたりとかも大事だけど、普段は、どれだけ僕がムキムキになろうとしてもほっといてくれる。僕も、片づけてないなと思う時あっても、こういうものだろう、僕が片づければいいって思うので」と回答し、ゆうちゃみも「優しい。最高!」と感激していた。

 映画『バービー』は11月22日に4K ULTRA HD、ブルーレイ&DVD発売、DVDレンタル、デジタルレンタル配信を開始。

ティモシー・シャラメ「ウォンカ役で東京に来れるなんて!」ウンパルンパ役ヒュー・グラントも久々来日にご機嫌

2023.11.20 Vol.web original

 映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)のジャパンプレミアが20日、都内にて行われ、来日した俳優のティモシー・シャラメ、ヒュー・グラントとポール・キング監督らが登壇。チョコレートをイメージしたカーペットセレモニーを盛り上げた。

 若きウィリー・ウォンカはいかにしてあのチョコレート工場をつくったのか。大ヒット作『チャーリーとチョコレート工場』のはじまりを描く物語。

 大歓声に包まれてステージに上がった一同。主人公の若きウォンカを演じたティモシー・シャラメは「東京に来ることができて本当にうれしいです。アリガトー!」と熱狂する日本のファンに大きな笑顔。

 ウンパルンパ役のヒュー・グラントは「日本の人たちはいつも僕の作品を温かく迎えてくれる」と再来日を喜びつつ「ウンパ、ルンパ…」と口ずさみ、会場を盛り上げた。

 初来日のシャラメが「日本は素晴らしくて、映画の宣伝ではなくぜひプライベートでも訪れたい」と言うと、グラントは「いつも日本に来ると楽しくて、楽しみすぎてしまって取材で迷惑かけてしまったこともあるくらい(笑)。今回は妻も一緒なんだけど、彼女も“飲む”からね…」と明かし、会場も大笑い。

 本作では、まさかのウンパルンパを演じたグラント。「実は今だに、自分がどうウンパルンパを演じたのか分かってないんだ。カメラがたくさんついたヘルメットをかぶりながら撮影していたのは覚えてるよ」と苦笑。

 今やハリウッドのトップスターとなったシャラメ。「僕はジョニー・デップ版を見ていた10歳くらいの僕が、いつか自分がウォンカを演じて東京に行くなんて言われても、絶対嘘だ!って言っていたと思います」と大きな夢を実現した喜びを語った。

 日本語吹き替え版でウォンカを演じた花村想太と、ウォンカが出会う少女ヌードルを演じたセントチヒロチッチも駆け付け、チョコレートの香りがするという花束を贈った。

 この日の登壇者はティモシー・シャラメ、ヒュー・グラント、ポール・キング監督、デイビッド・ヘイマン(プロデューサー)、アレクサンドラ・ダビーシャー(プロデューサー)。

 

滝沢カレン「もう1回、友達作りを頑張ろうと思った」黒柳徹子と和気あいあい

2023.11.18 Vol.web original

 

 アニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の完成披露舞台挨拶が18日、都内にて行われ、原作者・黒柳徹子と声優を務めた大野りりあな、滝沢カレン、八鍬新之介監督が登壇。映画の完成に豪華キャスト陣が黒柳や原作への熱い思いを寄せた。

 黒柳徹子が、激動の時代を背景に自身の幼少期を自伝的に描いた同名ベストセラーを、原作出版より42年の歳月を経て初めて映像化した話題作。

 黒柳は「全部、私が小学生のときに起きた話なんです。学校やお友達の様子も本当に当時のようで、泣きました」と完成作に太鼓判。

 オーディションでトットちゃん役に抜擢された7歳、大野りりあなは「(トットちゃんに)全部似てると思うんですけど、その中でも似ていると思うところが2つあって。一つ目がおしゃべりが大好きなこと。トットちゃんはおしゃべりを始めると止まらなくなっちゃうんですけど…」と、物おじせず大人顔負けのトークを繰り広げ、黒柳も「すごい(笑)」と感嘆しきり。

 トットちゃんの担任・大石先生役の滝沢が、黒柳について「本当にあこがれですし、妖精のような方」と目を輝かせると、黒柳も「滝沢さんは普段から知り合いですけど、純粋で、形容しがたいんですけど、あまりいない女の子」と和気あいあい。

 そんな滝沢は「私も映画を見て、大人になってもう一回、今日からまた友達作りを頑張りたいと思いました。子供のころだからできたんじゃなくて、大人でも友達ができそうな、そんな不思議なパワーをくれる作品だし、お子さんにとっては月曜日にまた学校に行くのが楽しみになる作品」とアピールした。

 この日は、トットちゃんが通うトモエ学園の小林校長役・役所広司と、ママ役の杏もビデオメッセージを寄せ、役所は「小林先生という黒柳さんにとって本当に大切な方を演じさせていただいて光栄」、杏も「トットちゃんを取り巻く人々も温かく自由をな心を持っていたんだなということに改めて感銘を受けました」と思いを語っていた。

黒柳徹子が涙『トットちゃん』初映画完成に「今も私は“本当はいい子”に違いないと思ってる」

2023.11.18 Vol.web original

 

 アニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の完成披露舞台挨拶が18日、都内にて行われ、原作者・黒柳徹子と声優を務めた大野りりあな、滝沢カレン、八鍬新之介監督が登壇。黒柳がときおり涙を浮かべながら完成作への感激を語った。

 黒柳徹子が、激動の時代を背景に自身の幼少期を自伝的に描いた同名ベストセラーを、原作出版より42年の歳月を経て初めて映像化した話題作。

 原作出版から数々の映像化オファーを受けながらも断ってきたという黒柳。「ずっと、読者の方の中にあるイメージを大切にしたほうがいいと思っていたんですけど、42年経って、もしかしたら映画にしておいたほうがいいんじゃないかと思うようになって。きな臭くなってきたこともあって」と、初の映像化を決めた思いを語り、完成した作品に「私は、泣いたんです。いろんなことが思い出されただけでなしに、学校やお友達のことが本当に当時のようでした」と涙を浮かべた。

 八鍬監督も「今、世界中で戦争が起き、たくさんの犠牲者が出ています。遠い世界のことのように思えるけど78年前、日本も同じように戦争をしていた。原作には、戦争中でも思いやりにあふれた人々の姿が描かれている。それが少しでも世界に伝われば」。

 映画では原作で印象的なエピソードも丁寧に描かれる。トモエ学園で友人となる小児麻痺の男の子・泰明ちゃんとの木登りエピソードに黒柳は「思い出して、見ていてちょっと泣いたりしました」と振り返りつつ、思うように体を動かせない泰明ちゃんを木の上に引っ張り上げるシーンに「私もよくあんなことをやったな、と。私、立って引っ張ったので、もうちょっと危なかったんですけど(笑)」と苦笑。

 オーディションでトットちゃん役に抜擢された7歳、大野りりあなが「トットちゃんが小林先生から“君は、本当は、いい子なんだよ”と言われるシーンが感動するので大好きです」と言うと、黒柳も「今でも何かあったときは、そう言われたんだから私はいい子に違いない、と思って頑張っています」と笑顔を見せた。

 この日は、小林先生役の役所広司、ママ役の杏からのビデオメッセージが寄せられたほか、主題歌『あのね』を書き下ろしたあいみょんからの手紙を黒柳自身が代読。

 あいみょんに主題歌を依頼したという黒柳は「子どもが誰かに話をしているような曲。本当に素敵な曲なので、覚えて歌ってみようと思って、ちょっとやってみたんですけど難しかった(笑)」と照れ笑いしていた。

別所哲也『ジョジョ』ミュージカル化に「世界も注目。“it’s gonna be musicul!?”って」

2023.11.17 Vol.web original

 

 ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』の製作発表会見が16日、都内にて行われ、松下優也、有澤樟太郎らキャスト陣と脚本・振付の長谷川寧が登壇。ジョースター卿役・別所哲也が「世界も注目する」と胸を張った。

 荒木飛呂彦原作(集英社ジャンプ コミックス刊)による国民的大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』を「第1部 ファントムブラッド」をベースに世界初のミュージカル化。

 ダブルキャストで主人公ジョジョことジョナサン・ジョースターを演じる松下優也と有澤樟太郎をはじめキャストたちは「まさか“帝劇”で『ジョジョ』のミュージカルをするとは」と驚きをあらわに。

『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』など帝国劇場で数々の名作舞台に立ってきた別所哲也は「ブロードウェイの作品も多くやってきた帝劇から、日本から生まれる作品を届けられるのがうれしい」と笑顔。松下と有澤に「帝劇の重い緞帳が約2000人のお客様の熱気で押されるんです。だから…負けるな!」と檄を飛ばしつつ「地下6階にあるリハーサルルームで皆さんも演出家の先生にしごかれるかもしれない。9階にも稽古場があるので、こちらの自販機でお水を買ってください」と“舞台裏”案内をし、共演者たちも大笑い。

 そんな別所は、海外監督によるアニメーション『日本の漫画家TATSUMI マンガに革命を起こした男』で声優を務めた際に「日本のアニメや漫画がいかにグローバルな存在かを思い知らされたんですが、そのときに『ジョジョの奇妙な冒険』も宮崎駿さんの作品などと並べて語られていた」と振り返り、本作に「世界中がミュージカルなのか!と注目すると思う。僕ももう“You in JOJO? it’s gonna be musicul?(『ジョジョ』に出るの? ミュージカルになるの?)”って言われて、そうだよと言ってあるので。帝劇に海外からもお客様に来ていただければ」と太鼓判。

 最後に「ブロードウェイ、ロンドンウェストエンド、韓国ミュージカルに負けない作品になる。どうぞご期待くださいませ」とアピールしていた。

 この日の登壇者は松下優也、有澤樟太郎、宮野真守、清水美依紗、YOUNG DAIS、東山義久、廣瀬友祐、別所哲也、長谷川寧(脚本・振付)。

 ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』は2024年2月6日から28日まで日比谷・帝国劇場にて公演。その後、札幌、兵庫にて公演。

竹中直人が語る最新作『マーベルズ』「最強女性ヒーローに誰もかなわない!」

2023.11.16 Vol.web original

アベンジャーズ最強ヒーロー、キャプテン・マーベルの新たな戦いを描くシリーズ最新作『マーベルズ』が公開中。シリーズを通して数々のヒーローたちを見守ってきた“アベンジャーズ創設者”ニック・フューリーの声を2012年から演じる竹中直人が、ヒーローたちへの思いを語る!

朝ドラ・趣里の子ども時代演じた澤井梨丘が日本橋で生歌唱

2023.11.15 Vol.web original

 

 映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)の公開記念イベントが15日、日本橋・コレド室町テラスにて行われ、日本語吹き替え版声優を務める俳優の髙橋ひかるが登壇。
ゲストとして朝ドラで注目を集めた子役女優・澤井梨丘も登場し、生歌を披露した。

 若きウィリー・ウォンカはいかにしてあのチョコレート工場をつくったのか。大ヒット作『チャーリーとチョコレート工場』のはじまりを描く物語。

 現在、中学1年生の13歳。この日のために大阪から駆け付けたという澤井。髙橋から「明日も学校だよね」と気遣われると「はい!」と元気な返事。

 映画にちなみ「どんな魔法のチョコレートが食べたいか」と聞かれると、澤井は「食べただけで頭が良くなるチョコレート」と回答。一方の髙橋は「ケータイを落としてヒビを入れちゃうタイプなので、ヒビを直してくれるチョコレート」と答え笑いをさそった。

 NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で、趣里が演じる主人公・鈴子の子供時代を務め、その演技力と歌唱力で注目を集めた澤井。夢は「いろんなところで活躍できる女優さんになりたいです」。

 この日は、髙橋と澤井が8メールの本物のモミの木を使用した巨大ツリー“ウォンカのチョコレートツリー”を点灯。チョコレートの香りの演出にも「本当にチョコレートの香り!」「チョコレートが食べたくなりました(笑)」と大興奮。

 さらに、澤井が主題歌「ピュア・イマジネーション」 を聖歌隊の子供と一緒に生歌唱。ピュアな歌声で会場を包み、髙橋も「心がわしづかみにされました」と感動していた。

髙橋ひかる「22歳にして夢に向かって動き出した」映画吹き替えを機に「英会話を勉強中」

2023.11.15 Vol.web original

 

 映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)の公開記念イベントが15日、日本橋・コレド室町テラスにて行われ、日本語吹き替え版声優を務める俳優の髙橋ひかるが登壇。髙橋が本作を機に抱いた夢を明かした。

 若きウィリー・ウォンカはいかにしてあのチョコレート工場をつくったのか。大ヒット作『チャーリーとチョコレート工場』のはじまりを描く物語。

 映画の世界観をイメージし、衣装の一部に本物のチョコレートをあしらった“チョコレートドレス”で登場した髙橋。「お菓子のモチーフがあしらってあって、もぎったら食べられるんじゃないかって」と笑顔を浮かべていたが、身に着けているネックレスが実はチョコレートだと聞いてびっくり。半信半疑の様子でチャーム部分をかじると「おいしい! 映画の中でも“これが食べられるんだ”と思うシーンがありましたもんね。映画の中に入った気分」と大感激。

 そんな髙橋は本作で、主人公ウォンカの夢を邪魔するチョコレート組合の一員という役どころ。「吹き替えが初めてだったので緊張した」と振り返りつつ初めてという悪役を楽しんだ様子。

「夢のため困難に立ち向かっていくウォンカの姿に泣いた」という髙橋。自身の夢を聞かれると「海外に飛び出してみたい。プライベートでも、いつかお仕事でも。実はここ1~2週間、英会話を勉強中なんです。この映画を見てチャレンジしなきゃ、と。夢に向かって、22歳にして動き出しました」と照れながら明かしていた。

 さらにこの日はNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で主人公の子供時代を務め、その演技力と歌唱力で話題の子役・澤井梨丘がゲストとして登場。モミの木の巨大ツリー“ウォンカのチョコレートツリー”を点灯し、映画の世界さながらの幻想的な光景に興奮していた。

新垣結衣と磯村勇斗「偽装結婚」の役どころに「何ら違和感ない」

2023.11.11 Vol.web original

 

 公開中の映画『正欲』の舞台挨拶が11日、都内にて行われ、俳優の稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香と岸善幸監督が登壇。新垣と磯村が偽装結婚をする役どころについて語った。

 作家・朝井リョウによる第34回柴田錬三郎賞受賞作を原作に、さまざまに異なる背景を持つ人々を通して人が生きるための推進力とは何かを問う衝撃作。

 あることから偽装結婚をする元同級生同士を演じた新垣と磯村。2人の偽装結婚について聞かれると、新垣は「手を取り合って、この先の未来を一緒に乗り越えていくという意味では、何ら変わりないというか、偽装ということでもない気がしました。2人の形は不自然なことと思わなくて、この2人がこういう形で一緒にいるというのはすごく納得していました」。

 一方の磯村も「僕も何ら違和感なく。家族とか家庭はいろんな形があると思う。この2人のような関係性で過ごすのも今の時代、ありうる形だと思う。2人の時間がいとおしいと思いました」と振り返った。

 初共演ながら演じた難しい役どころに、新垣が「2人のシーンの初日から自然とそういう空気ができていました」と振り返ると、磯村も「シーンを重ねるごとに無理せずゆっくりよりそっていけたかなと思う」と、2人でうなずき合っていた。

稲垣吾郎と新垣結衣「見たことがない自分の表情」映画『正欲』完成作に感動

2023.11.11 Vol.web original

 

 公開中の映画『正欲』の舞台挨拶が11日、都内にて行われ、俳優の稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香と岸善幸監督が登壇。完成作を見た感動を熱く語り合った。

 作家・朝井リョウによる第34回柴田錬三郎賞受賞作を原作に、さまざまに異なる背景を持つ人々を通して人が生きるための推進力とは何かを問う衝撃作。

 お互いに本作が初共演。映画祭や取材などで初めてそろったといい、稲垣は「うれしかったですよ、撮影中なかなかお会いできない方もいましたし、現場でお会いしても皆さん役として生きていたので。皆さん、僕を見る目の光り方が今と違う」と言い、それぞれと対峙するシーンについて「皆さんすごい集中力で。僕は内心、びくびくしていました(笑)」と振り返った。

 完成作を見て全貌を知ったというキャストたち。稲垣と新垣は、佐藤と東野の緊迫のシーンを「本当に素晴らしかった」「見て心が震えました」とファンさながらの熱弁で絶賛し、佐藤と東野も恐縮しきり。

 稲垣は新垣についても「“ガッキー”ではない目の光り方をしていた」と感嘆。岸監督が奥行きのある俳優たちの芝居に「編集作業で見入ってしまうほどだった」と振り返り「見ていただく表情は僕の中でベストショット。特に稲垣さんと対峙する皆さんがどういう表情になるか」。

 稲垣が「自分でも見たことのない表情がありましたね」と言うと新垣も「ありましたね。今回、自分がどう映っているかを全く考えてなくて(完成作を見て)あ、こういう顔をしていたんだと思うこともありました」と感嘆。

 最後の締めの挨拶では、急きょ一番最後にコメントすることになり、あわてる新垣を稲垣がフォロー。新垣は「優しい!(笑)」と稲垣に感謝しつつ「映画の登場人物たちのような気持ちを抱えて生きている人は今もどこかにいる。それがどういうことかを考え続けていきたいと改めて思うきっかけをくれた作品」と出会いに感謝していた。

Copyrighted Image