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文具好きの宮崎あおい 息子役・神⽊隆之介の電車好きに「新幹線のデザインのペンを作りたい」

2023.06.23 Vol.web original

 

 映画『大名倒産』の初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、主演・神⽊隆之介はじめ、杉咲花、松⼭ケンイチらキャスト陣と前⽥哲監督が登壇。神⽊の母親役を演じる宮﨑あおいが、神木らと和気あいあいのトークを繰り広げた。

 浅⽥次郎による同名時代⼩説を実写映画化。徳川家康の⾎を引くプリンスと仲間たちが藩の借⾦100億円を返すために奮闘する姿を描く。

 神⽊が演じる主人公・小四郎を見守る母を演じた宮﨑は「20数年ぶりに前田組に参加させていただいたので、こうして一緒に登壇できることをうれしく思います」と『パコダテ人』(2002年)以来の前田組参加に笑顔。

 この日は、映画にちなみ「もし明日から別の職業になるなら?」という質問。幼いころから電車好きという神木が「車掌さん」と即答すると、松山ケンイチも「撮り鉄」、髙⽥延彦は「リニアモーターカーの運転手」と、電車つながりで回答する共演者が続出。

 そこに、宮﨑が「文房具が好きで、子どのものころから。今アナログなことがどんどん減っていってる気がするので、文房具をデザインして作る人になりたいです。はがきとかレターセットとかを作って。手書きの良さを普及したいなと思います」と回答。

 すると佐藤浩市から「それと鉄道とどう関係あるの?」とツッコまれ、宮﨑はタジタジとなりつつ「それを新幹線で売ります!」。すかさず神⽊が「それを作ったペンとかを…」と合いの手を入れ、宮﨑が「新幹線のデザインのペンとか作ります」と、電車つながりの回答に寄せ、そのやりとりに会場も大笑いしていた。

 この日の登壇者は神⽊隆之介、杉咲花、松⼭ケンイチ、⼩⼿伸也、桜⽥通、宮﨑あおい、髙⽥延彦、佐藤浩市、前⽥哲監督。

 映画『大名倒産』は公開中。

神⽊隆之介「20代と30代の僕のギャップを感じて」一方で「早食い」見られ杉咲花に悲鳴あげられる

2023.06.23 Vol.web original

 

 映画『大名倒産』の初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、主演・神⽊隆之介はじめ、杉咲花、松⼭ケンイチらキャスト陣と前⽥哲監督が登壇。神木が30代最初の主演作の初日公開に感激を語った。

 浅⽥次郎による同名時代⼩説を実写映画化。徳川家康の⾎を引くプリンスと仲間たちが藩の借⾦100億円を返すために奮闘する姿を描く。

 5月19日に30歳を迎えた神木。本作が30代最初の主演作となることに「僕30代かー。でも映画に映っているのはまだ20代の僕なので。20代の僕が小四郎をやっているんだと思いながら、ギャップを感じていただければ。全然違いますよ、20代とは」と会場を笑わせた。

 そんな神木の座長ぶりを聞かれた杉咲は「何かあったらいつでも僕に言ってくださいと言ってくださって、とてもカッコいい座長」とたたえつつ「その裏側では、撮影の合間に“お腹空いた”って言って、10秒くらいで納豆巻きを完食するような姿とか、わんぱくでキュートな愛すべきところもあって(笑)」とクスクス笑い。

 神木は「いつ呼ばれるか分からなかったので、パック入りで2個ずつ並んでいる納豆巻きを1回につき2個ずつ、10秒くらいで食べたんですけど、その間ずっと悲鳴なんです。“いや~、そんな、お腹こわす~”って。人生で初めてです、あんな騒がれながら納豆巻きを食べたのは」と振り返り、杉咲を苦笑させた。

 映画にちなみ「もし明日から別の職業になるなら」と質問されると幼いころから電車好きという神木は「車掌さん」と即答。すると松山ケンイチも「撮り鉄」、髙⽥延彦は「リニアモーターカーの運転手」と、共演陣も電車つながりで回答した一方、桜⽥通が「神木さんの運転手になります」。

「僕、車掌さんなのに運転手さん付きなの」とキョトンとする上期に桜田が「駅まで送ります」と答え、会場をほっこりさせていた。

 この日の登壇者は神⽊隆之介、杉咲花、松⼭ケンイチ、⼩⼿伸也、桜⽥通、宮﨑あおい、髙⽥延彦、佐藤浩市、前⽥哲監督。

 映画『大名倒産』は公開中。

 

青柳翔「オレに数々の女性をとりこにする役ができるのか」セフレ役・行平あい佳は「甘えに甘えた」

2023.06.22 Vol.web original

 

 映画『セフレの品格 初恋』編の披露イベントが22日、都内にて行われ、W主演を務めた行平あい佳と青柳翔らキャストと、城定秀夫監督が登壇。青柳らが大胆ラブシーンにも挑んだ行平の頼もしさを語った。

 女性読者を中心に絶大な人気を誇った湊よりこの同名レディースコミックシリーズを、連載12年を経て映画化した話題作。

 女手一つで娘を育てているバツ2のシングルマザー抄子を演じた行平は、オーディションで役が決まり「うれしいという気持ちとともに、湊先生の完成された作品をどう実写化するのかプレッシャーが沸いてきて。原作ファンの方を裏切らないようにということを自分の中で約束として演じました」。

 一方、抄子の初恋相手でセフレとなる一樹役の青柳は“数々の女性をとりこにする”という役どころに「まずその“数の女性をとりこにする”というのが一番難しくて。監督と、オレは数々の女性をとりこにできるのかという疑問点からお話して…」ととぼけ、城定監督から「しましたっけ?」とツッコミが入ると「してないです(笑)」。

 初共演で“セフレ”という難しい関係性を演じるにあたり、撮影しながら距離を縮めていったという行平と青柳。行平が「青柳さんがどんとこいという感じの方なので撮影中は甘えに甘えて」と言えば、青柳が「いや、僕が甘えてましたよ」と、すっかり息が合っている様子。

 抄子に夢中になる年下ボクサーを演じた石橋侑大も「濡れ場も抄子が引っ張ってくれて。姉貴肌というか兄貴肌というか(笑)」と行平の頼もしさに太鼓判。

 さらに「セフレとして、デートも記念日も無く、嫉妬もしないというルール」を設ける抄子と一樹にちなみ「恋愛をする際に譲れないルールは」と質問されたキャストたち。行平が「私は最初に、絶対にしたくないこととされたくないことのすり合わせをしたいです」と言い、されたくないこととして「突然大きい声を出されるのが苦手」と言うと、となりで青柳が小声で「ハイ」と返事。

 そんな青柳は「酔っぱらっているときはトイレを立ってしても怒らない人。酔ってないときはちゃんと座ってしますので…怒らないでね、という」と独特なルールをあげ、笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は行平あい佳、青柳翔、片山萌美、新納慎也、石橋侑大、城定秀夫監督。

『セフレの品格(プライド) 初恋』は7月21日より、『セフレの品格(プライド) 決意』は8月4日より2部作連続公開。

『セフレの品格』城定秀夫監督「こういう世の中なのでタイトルだけでもエッてなる人も」

2023.06.22 Vol.web original

 

 映画『セフレの品格 初恋』編の披露イベントが22日、都内にて行われ、W主演を務めた行平あい佳と青柳翔らキャストと、城定秀夫監督が登壇。城定監督が印象的なタイトルと作品テーマについて語った。

 女性読者を中心に絶大な人気を誇った湊よりこの同名レディースコミックシリーズを、連載12年を経て映画化した話題作。

 初共演でセフレを演じる行平と青柳にどんな演出をしたかと聞かれた城定監督は「やっぱりやってみないと分からなんじゃないかという話をして。あとはラブシーンなので、こちらの細かい指示をしてと言うより、ちょっと生っぽくやってほしい、みたいなそういう話をしました」。

 同窓会で再会したことをきっかけに、男女の関係となる抄子と一樹。抄子役の行平は「撮影に入る前に相談会をさせていただいて。抄子が一樹に対してどれくらいアグレッシブにしていいのか伺ったところ、監督から“抄子は困っていていいから”と聞いて、1個線路を引いていただいて作りやすくなりました」と笑顔を見せ、一樹役の青柳も行平との初共演に「撮影が進むにつれどんどん話しやすくなっていって。あそこはああすればよかったね、なんてことも多々ありましたね(笑)」。

 そんな刺激的なタイトルとテーマに城定監督は「今こういう世の中なので、タイトルだけでも“エッ”ってなっちゃう人もいそうだし、原作自体も少し前のものなので、今受けるセフレという言葉の響き自体も違ってたりすると思うんですけど、普遍的な関係だろうし、誰に肩入れするでもなくフラットに撮れればな、と。セフレがいいとか悪いとか、そういうことはあまり考えないように撮った感じです」と語っていた。

 この日の登壇者は行平あい佳、青柳翔、片山萌美、新納慎也、石橋侑大、城定秀夫監督。

『セフレの品格(プライド) 初恋』は7月21日より、『セフレの品格(プライド) 決意』は8月4日より2部作連続公開。

 

ディズニー歴代ヒロインたちが“野獣”山崎育三郎と“アラジン”中村倫也とのエピソードを振り返る

2023.06.22 Vol.web original

 

 公開中の映画『リトル・マーメイド』のイベントが22日、都内にて行われ、同作吹替版声優の豊原江理佳と、歴代作品で吹き替えを務めた昆夏美、木下晴香が登壇。昆と木下が当時のエピソードを振り返った。

『リトル・マーメイド』はディズニーの名作アニメを名匠ロブ・マーシャル監督が実写映画化した話題作。主人公の人魚姫アリエル役をクロイ&ハリー名義でグラミー賞に5回ノミネートされているアーティスト、ハリー・ベイリーが演じる。

 この日、アリエルの歌う劇中歌「パート・オブ・ユア・ワールド」を生披露した豊原の歌声に、実写版『美女と野獣』(2017)ベル役の吹替声優・昆夏美と、実写版『アラジン』(2019)ジャスミン役の吹替声優・木下晴香も感激しきり。

 豊原が「今回、映画館だったりショッピングモールだったり、いろいろな場所で歌を披露させていただいて。本当にいい経験になりました」と振り返ると、昆と木下も吹き替え当時のエピソードを披露。
昆が「(野獣役の)山崎育三郎さんと『美女と野獣/Beauty and the Beast』をたくさんの音楽番組で歌わせていただいたのですが、舞踏会で歌う曲なのでワルツを2人で習って臨んだことがありまして。その中で山崎さんが私をリフトしてくれるんですが、それが回を重ねるごとにリフトする回数が増えていきまして。最後のほうは着地した後、ヨロってなるくらい回していただきました(笑)」と苦笑しつつ「ドレスのすそがきれいに見えるように教えていただいたり、歌って踊るだけでも、いろいろこだわって1年歌わせていただきました」と明かした。

 木下も「私もいろいろな番組で歌わせていただいたんですけど、一番緊張したのがミュージックステーションで。普段、舞台で歌わせていただくことが多いので。カメラがあって、後ろには他のアーティストさんがいて…。そのときは、アラジン役の中村倫也さんが魔法で現れてくださって(笑)。そういう特別なこともあって人生で一番緊張しました」と、それぞれ共演者とのエピソードを振り返っていた。

 

 

日本のアリエル、ベル、ジャスミンが集結「ディズニーのヒロインは自分で前に進んでいくから魅力的」

2023.06.22 Vol.web original

 

 公開中の映画『リトル・マーメイド』のイベントが22日、都内にて行われ、吹替版声優の豊原江理佳、昆夏美、木下晴香が登壇。豊原が“先輩プリンセス”たちから絶賛され感激した。

『リトル・マーメイド』はディズニーの名作アニメを名匠ロブ・マーシャル監督が実写映画化した話題作。主人公の人魚姫アリエル役をクロイ&ハリー名義でグラミー賞に5回ノミネートされているアーティスト、ハリー・ベイリーが演じる。

 アリエル役のプレミアム吹替版声優を務めた豊原江理佳はアリエルの歌う劇中歌「パート・オブ・ユア・ワールド」を熱唱。「こうして皆様の前で実際に歌わせていただくことで、皆様と一緒に泳いでいるような気持ちになれて感動しながら歌うことができました」と笑顔。

 続いて登場した実写版『美女と野獣』(2017)ベル役の吹替声優・昆夏美と、実写版『アラジン』(2019)ジャスミン役の吹替声優・木下晴香もその歌声を大絶賛。

 昆が「江理佳ちゃんの歌声は耳にスッと入ってくるのに頭と心と耳に残り続ける。アリエルのまんまだなと思いました」と言えば、木下も「ハリー・ベイリーさんの力強さに繊細な表現がプラスされている感じで心揺さぶられて涙しました」とべたぼめ。先輩プリンセスたちの称賛に豊原も「ちょっと調子に乗ってしまいそう(笑)」と照れ笑い。

 さらにディズニープリンセスを経験した3人ならではのトークを展開。アリエルと自身が吹き替えたプリンセスとの共通点や違いについて聞かれると、昆は「アリエルもベルも度胸がすごい(笑)。ハートが強いなと思います。ディズニーのヒロインって自分で前に進んでいくから魅力的」。

 木下も「アリエルは本当に自分の思いにまっすぐ。ジャスミンは立場的になかなかできないところをアラジンに引っ張られて変わっていく。心に持っている強さは一緒だけど、アリエルは自分で進んでいく強さを持った女性だなと思います」と魅力を語り、豊原も「私もアリエルの勢いみたいなところはすごく見習いたいなと思います」と語っていた。

永山瑛太「言葉にしづらい」、安藤サクラ「ホラー映画かと聞かれた」映画『怪物』熱い反応に感激

2023.06.19 Vol.web original

 

 公開中の映画『怪物』の大ヒット御礼舞台挨拶が19日、都内にて行われ、俳優の安藤サクラ、永山瑛太と是枝裕和監督が登壇。一同が作品の反響の大きさを語った。

『怪物』は大きな湖のある郊外の町を舞台に、2人の少年が周囲の大人や社会に波紋を投げかけていく物語。坂元裕二が脚本を、今年3月に亡くなった坂本龍一が音楽を手掛けている。

 今週にも動員100万人を突破する勢いの本作。この日も会場には5回見たという人も。

 安藤が「聞いているラジオで次々と『怪物』の話をされるのですごいんだなと思いました。ラジオでも皆さん、あまり細かいことは言いませんとおっしゃっていて。私よりもご覧になった皆さんのほうが細かいことをご存じなのでは」と言えば、永山も「皆さん、それぞれ感じ方や受け取り方が違うと思うのですが、“言葉にならない、会って話したい”という連絡が来たり、僕の周りでも5回見たという感想があったり」と、2人の周辺でも、本作について言葉にならない思いを語り合いたいという声が伝わっていることを明かした。

 一方、是枝監督は「あまりSNS向きじゃないっていう。もっと長い言葉で感想を伝えたいという感じ。僕の周りにいる仲間の若い監督たちからは、いつもよりも演出に迷いがない、編集のキレがいい、自分で脚本を書かないほうが良いのではという温かい言葉をいただいています(笑)」と苦笑。

 国内での大ヒットに加え海外でも190以上の国と地域での展開が決定し感激する一同。ところが最後の挨拶で安藤がふいに「質問が1個あって…。この間、喫茶店で隣にいた奥様が『怪物』を見たいんだけど怖そうで行けてない、と。私のインスタにもホラーですか?という質問が来て。ホラーじゃないですよ、怖くないですと返しかけて、ある意味怖いかな、と。そういうときなんて言ったら…」と是枝監督に尋ね、監督から「ホラーじゃないですよ、で(笑)」との返事をもらい納得した様子。「皆でまた『怪物』について考えたら面白そうだなと思います」と、本作について語り合う機会に期待を寄せていた。

 

鈴木亮平、NYアジアン映画祭で「ライジングスター」受賞!『エゴイスト』での演技を高く評価

2023.06.19 Vol.web original

 

 俳優・鈴木亮平が、米ニューヨークにて開催される第22回ニューヨーク・アジアン映画祭2023にてライジングスター・アジア賞を受賞することが決定した。

 ニューヨーク・アジアン映画祭は今年で22回目を迎える、北米でもっとも由緒あるアジア系映画祭として知られる映画祭。今年は7月14日から30日までニューヨーク、リンカーン・センターで開催。『エゴイスト』は世界的に注目度の高いアジア映画を紹介するStandouts部門に出品される。

『エゴイスト』では恋人とその母へ愛情を注ぐゲイの主人公を演じた鈴木。その繊細な演技が高く評価され、この度の受賞となった。これまでに日本の俳優では池松壮亮、小松菜奈、綾野剛らが同賞を受賞している。

 今回の受賞に鈴木は「『エゴイスト』は“恋人との愛”“親子愛”“救い”などのテーマと共に、セクシュアリティやアイデンティティについて大きな気付きを与えてくれた、私にとっても特別な作品」と言い「“ライジング・スター”という名に恥じぬよう、今後とも俳優として、人間として研鑽を積んでいきたいと思います」と受賞の喜びをコメントしている。

 授賞式は現地時間7月15日にリンカーン・センターにて上映の際に行われる。また舞台挨拶には鈴木とともに松永大司監督も出席を予定しているとのこと。

【鈴木亮平コメント全文】
愛する街ニューヨークで、このような重要な賞をいただき非常に光栄です。
また、映画「エゴイスト」が国境や文化の違いを越えて評価されていることをとても嬉しく思います。
「エゴイスト」は「恋人との愛」「親子愛」「救い」などのテーマと共に、セクシュアリティやアイデンティティについて大きな気付きを与えてくれた、私にとっても特別な作品です。この作品がさらに世界中に広がり、たくさんの方々の心に届いてくれることを願っています。
改めて、原作者の高山真さん、共演の宮沢氷魚くん、阿川佐和子さん、松永大司監督をはじめ、協力してくださった全ての方に感謝いたします。
「ライジング・スター」という名に恥じぬよう、今後とも俳優として、人間として研鑽を積んでいきたいと思います。

齊藤工 上海で現地ファンが熱狂 舞台挨拶が1分でチケット完売

2023.06.19 Vol.web original

 俳優・映画監督の齊藤工が17日、上海国際映画祭で監督作『スイート・マイホーム』の舞台挨拶に登壇。現地ファンから熱狂的に迎えられた。

 この日の齊藤監督の舞台挨拶付き上映チケットは予約の開始からわずか1分足らずで1200の客席が完売したという人気ぶり。上映会場との往来でも、齊藤監督はあっという間にファンに囲まれて写真撮影とサインを求められていたとのこと。

 齊藤監督は中村陽介プロデューサーとともに満席の観客から万雷の拍手と大歓声で迎えられて登壇。

 ファンとの質疑応答では、藤監督は、原作に沿った描き方をしつつ、キャストからのアイデアをキャラクターに生かしていったことを明かし「主役の窪田正孝さんはもちろん、奈緒さんや蓮佛美沙子さん、そして窪塚洋介さんからも事前に演技アプローチのアイデアをいただきました。みなさんがこの作品と向き合ってくださってとても感動的でした」と振り返った。

 2018年に同映画祭のアジア新人賞部門で新人監督賞を受賞した監督作『blank13』につづいて、家族がテーマであることについて聞かれると「自分が描けるものというのは、どこか自分が体験したこと、強く色濃く想像できうるものは自分の実体験に基づくものなのだと思っています。だから、自然と“家族”というテーマが描かれているのかと思います」と言い「この作品を皆さんと一緒に観て、“家族”という共通言語が、皆さんと僕らの間で繋がれるひとつの糸みたいなものがあると思いました」と語った。

 齊藤監督は授賞式で最優秀アニメーション部門のプレゼンターとしても登壇し、流暢な中国語で挨拶し、会場を沸かせていた。

 映画『スイート・マイホーム』は9月1日より全国公開。

黒木瞳、旅行願望があふれる「パリ、南アフリカ、オーストラリア、南極…」

2023.06.17 Vol.web original

 

 公開中の映画『魔女の香水』の舞台挨拶が17日、都内にて行われ、俳優の黒木瞳、桜井日奈子、平岡祐太らキャスト陣と宮武由衣監督、製作統括の菅原智美プロデューサーが登壇。映画にちなみキャスト陣が使いたい「魔法」を明かした。

“魔女”と呼ばれる白髪の香水商と、彼女との出会いで成長していく女性の姿を描く。

 実在の人物をモチーフにした香水店の店主を演じた黒木。店内のセットでは「その方がお持ちの本物の香水を使わせていただきました」と宮武監督が言うと、黒木も「ディスプレイが全部そうですので本当に香水店主になった気持ちでした。(100万円の香水は)触れませんでした(笑)」と苦笑。

 この日はキャスト陣が6種類の映画オリジナル香水から好きな香りをまとって登壇。黒木は「いつもは〈恋愛は学び〉という甘い香りをつけているんですが、今週は舞台に立つことがありまして〈無限の力〉という香水をつけています。何事にも本気で挑戦しましょうというメッセージが込められているので今日もつけています」。

 さらにこの日は黒木の役どころが魔女と呼ばれていることにちなみ「もし魔法が使えたら」という質問。黒木が「ここ数年、海外に行けませんでしたので“どこでもドア”みたいな、開けたらパリ、開けたら南アフリカ、開けたらオーストラリア、南極、そしてアルゼンチンからメキシコ、カナダに行ってハワイに行って帰ってこようかなと思います(笑)」と旅行願望を明かし、桜井は「少し似ているんですけど、すべての国の言葉を話せるようになったら、言葉の壁を感じずにいろんなところに行けるな、と」。

 一方、平岡は「アラジンの魔法のじゅうたんに乗ってスポーツジムに行きたい」と、本作で映画デビューを果たしたシンガーソングライター川崎鷹也が手掛けた主題歌を絡めて回答すると、川崎も「僕も“ジーニーのように魔法のランプから飛び出して君を笑わせたい”のはやまやまなんですが」と言いつつ「僕は病気にならない体になりたいなと。口内炎とか虫歯があるときってテンション下がるので」とささやかな願いで笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は黒木瞳、桜井日奈子、平岡祐太、水沢エレナ、川崎鷹也、宮武由衣監督、菅原智美(製作統括)。

桜井日奈子と平岡祐太「長いラブシーン」で「大人になりました(笑)」

2023.06.17 Vol.web original

 

 公開中の映画『魔女の香水』の舞台挨拶が17日、都内にて行われ、俳優の黒木瞳、桜井日奈子、平岡祐太らキャスト陣と宮武由衣監督、製作統括の菅原智美プロデューサーが登壇。桜井と平岡が劇中のラブシーンを振り返った。

“魔女”と呼ばれる白髪の香水商と、彼女との出会いで成長していく女性の姿を描く。

 黒木演じる香水店の店主との出会いを機に、香水の魅力に触れながら大人の女性として成長していく女性を演じた桜井は「劇中では23歳から30歳までの7年間を演じさせていただいたのですが、私も大人になったんだなと(笑)。こういった上質な作品に出演できたこと。黒木さんとご一緒できたこと。そして、今まで同世代の男性に恋をする役が多かったのですが今回、平岡さんのような大人の男性に恋をする役で。私も大人になったんだな、と思っていました(笑)」と照れ笑い。

 相手役を演じた平岡も「あんなに長いラブシーンがあったのは初めてでした。ずっとキスし続けるんじゃないかと思いました。僕も大人になりました(笑)」と会場の笑いをさそった。

 この日は、キャストたちが6種類の映画オリジナル香水の中から気に入った香水をまとって登壇。

 桜井が「私は〈相手の心を想像する〉という香水を。うちのルームフレグランスがキンモクセイなんですが、この香水にもミドルにキンモクセイが入っていてお気に入りです」と笑顔を見せると、平岡も「僕も先ほど桜井さんのをお借りしてつけてみました(笑)」とキンモクセイの香りを楽しんでいる様子だった。

 この日の登壇者は黒木瞳、桜井日奈子、平岡祐太、水沢エレナ、川崎鷹也、宮武由衣監督、菅原智美(製作統括)。

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